[ 一次戦 ] 大谷 VS 洛南

2016年8月28日、秋季京都大会一次戦Dゾーン二回戦

洛南グラウンド

【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。

この日の第二試合はホスト校の洛南が登場。

洛南アップ風景

洛南アップ風景

昨秋ベスト8だった大谷はこの試合、背番号10右腕の黒岩投手が先発。

大谷先発の黒岩投手

大谷先発の黒岩投手

外野からの観戦ですが、威力のあるストレートを投げる投手。
初回は2つの三振を奪い三者凡退と上々の立ち上がりを見せます。

一方の洛南はエース左腕の宮川投手が先発します。

洛南エースの宮川投手

洛南エースの宮川投手

1回裏の大谷。

先頭の背番号17の選手がセンター前ヒットで出塁すると、犠打とレフトフライで2死2塁で4番バッターを迎えます。

ここで4番、5番が連続四球で満塁とすると、6番のキャッチャー小塚選手が走者一掃の左中間二塁打を放ち3点を先制します。

大谷は、2回裏も先頭8番の背番号10の選手が四球、続く背番号15の選手がレフトオーバーの二塁打で無死23塁となったところで、洛南は早くも背番号11の右腕・佐藤投手へ継投します。

洛南2番手の佐藤投手

洛南2番手の佐藤投手

代わり端、1番の背番号17の選手がライトへ二塁打を放ち、2点を追加します。

続く2番の背番号6の選手は、投手への犠打を失敗し、3塁でアウトになり1死1塁とチャンスが潰えたように思えましたが、すかさず二盗を決め、続く本城選手がセンター前ヒットで6-0とリードを広げます。

この後、盗塁や四球などで1死満塁となり、先制のタイムリーヒットを放った小塚選手が押し出しの四球を選び7点目が入ります。

止まらない大谷打線は3回裏も2四死球、パスボールなどでノーヒットで1点を追加し8-0とリードを広げます。

序盤3回を終わってランナーが一人も出せていない洛南は、先頭1番の背番号1の選手がセンターオーバーの二塁打でチャンスを作りますが後続が続かず無得点に終わります。

すると直後の4回裏、大谷は小塚選手の二塁打などで無死23塁とすると、1死後、8番の背番号10の選手がレフト線への二塁打で2点を追加し10-0となったところで、洛南は背番号10の林投手へ継投します。

洛南の林投手

洛南の林投手

1点を返さないと5回コールドゲームが成立する5回表の洛南。

先頭5番の背番号3の選手がライト前ヒットで出塁。
続く
 背番号9の選手の打席、パスボールで2塁へ進むと、自身は四球を選び無死12塁とし、さらに続く背番号7の選手の打席でもパスボールで13塁とチャンスを広げます。

ここで背番号9の選手が二盗を決め無死23塁とし、1死後、背番号5の選手のサードゴロの間に、サードランナーが還り1点を返します。

5回表でのコールドゲームは阻止した洛南ですが、直後の大谷。

1死後、3番の 本城選手がレフト線への二塁打で出塁。
続く
4番、背番号3の選手が敬遠四球で繋ぐと、バッターボックスには代打背番号8の選手が向います。

ここで本城選手が三盗を決めた直後、ライト前ヒットで11点目が入り、サヨナラコールド勝ちを決めました。

試合終了後の両チーム整列

試合終了後の両チーム整列

足立監督が就任されて、着実に実力をつけてきている大谷ですが、前チームからの主力・本城選手だけでなく力強い姿を見せてくれました。

洛南の守備もまだ未完成といった感じを受けましたが、長打もよく飛び出たゲームになりました。
先発の黒岩投手はストレートも重そうで、昨秋も投げていた森岡投手も万全であれば、かなりの層の厚さになりそうです。

一方の洛南。
5回表のコールドゲームを意地でも阻止するという気迫は見事でした。
まだまだチーム力は未完成だとも感じましたが、外野から見ていても、先発の宮川投手も力強いボールも行っていましたので、一冬越しての成長が楽しみだと感じました。

この試合では両チームの現時点での完成度の差が出た感じですが、洛南の力強い姿を春に見れるように期待しています。

洛南
000 01=1
341 21x=11
大谷

大谷5回コールド勝ち

洛 1宮川、11佐藤、10林 - 藤原健
大 10黒岩 - 小塚

洛 H2 E0
大 H9 E0

【打撃成績】

洛南

選手名 第一打席 第二打席
1 宮川 空振三振 中越二塁打
背番号6 空振三振 見逃三振
背番号4 Gルールアウト 中飛
2 藤原健 三ゴロ 三ゴロ
背番号3 中飛 右前安打
背番号9 内野ゴロ パスボール
四球
パスボール
二盗
背番号7 二ゴロ 空振三振
背番号5 投ゴロ 三ゴロ(1)
11 佐藤 二ゴロ
10 林 二飛

大谷

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
背番号17 中前安打 (佐)右二塁打(2) 死球 内野ゴロ併殺打
背番号6 犠打 投犠打失敗
二盗
パスボール
三ゴロ
遊ゴロ
4 本城 左飛 中前安打(1)
二盗
二ゴロ(1) 左線二塁打
三盗
背番号3 四球 四球 遊飛 敬遠四球
背番号18 四球 右前安打 四球
背番号8 右前安打(1)
2 小塚 左中間二塁打(3) 四球(1) 中越二塁打
背番号9 遊飛 見逃三振 空振三振
10 黒岩 四球 中飛 左線二塁打(2)
背番号15 左越二塁打 四球 (林)死球


【投手成績】

洛南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
宮川 1 0/3 3 3 0 3 5
佐藤 2 1/3 5 5 2 7 5
1 2 1 0 1 1

大谷

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
黒岩 5 2 0 4 1 1

[ 一次戦 ] 京都学園 VS 木津

2016年8月28日、秋季京都大会一次戦Eゾーン二回戦

洛南グラウンド

【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。

朝から雨が降るあいにくの天候の中、予定時間の10時より早めにプレーボールしていたため、到着した頃には京都学園がすでに1点を先制していましたので、この試合の観戦記録は、1回裏の木津からカウントしています。 京都学園はエースナンバーサウスポーの竹中投手が先発します。

京都学園、エースの竹中投手

京都学園、エースの竹中投手

1回裏の木津。 先頭の藤原選手がセンター前ヒットで出塁しますが後続が続かず、無得点に終わります。

木津のエース・犬塚投手

木津のエース・犬塚投手

木津は続く2回裏。
先頭4番打者の背番号9の選手が死球で出塁。
これをきっかけに、先発犬塚投手のレフト前ヒット等で1死満塁の絶好のチャンスを作ります。

しかし、後続が京都学園・竹中投手の前に2者三振に倒れまたも無得点に終わります。 京都学園も2回、3回と共に二塁打が飛び出し3塁までランナーを進めますが追加点をあげることができませせん。

すると3回裏の木津。

1死から2番の背番号8・割石選手がレフトオーバーのソロホームランを放ち1-1の同点に追いつきます。
近くにいらっしゃった、木津の関係者によると、直前の西城陽戦でもホームランを放っていたそうです。
続く打者が四球ででると、ここまで4つの三振と球も走っているように見えましたが、京都学園は早くも背番号10、右の山本投手をマウンドに送り、しっかりとセカンドゴロ併殺打に打ち取り、役目を果たします。

京都学園2番手の山本投手

京都学園2番手の山本投手

直後の4回表の京都学園。
先頭、背番号6の選手が右中間二塁打で出塁すると、犠打の後、背番号2・松尾選手のレフトへの犠牲フライで1点を勝ち越し2-1と再びリードします。

木津はこのタイミングでセカンドを守っていた背番号4、右の細浪投手へ継投します。

木津2番手の細浪投手

木津2番手の細浪投手

代わり端、背番号8の選手にレフトオーバーの二塁打を打たれますが、後続を抑えて、追加点を許しません。

しかし、流れは徐々に京都学園。
5回表も2死から
背番号4の選手が右中間二塁打で出塁すると、続く背番号6の選手がセンター前にタイムリーヒットを放ち3-1とリードを広げます。 小刻みな継投作戦に入る木津は、6回表からショートを守っていた藤原選手が3番手のマウンドにあがります。

木津3番手の藤原投手

木津3番手の藤原投手

しかし1死から背番号5の選手のセンター前ヒットと、四球で12塁とすると、2死後、代打背番号15の選手が左中間を破る二塁打を放ち1点を追加4-1とジリジリと京都学園がリードを広げていきます。

しかし直後の6回裏の木津。
1死後、3番 背番号2・多田選手がやや狭い洛南グラウンドですが、広い球場でも飛距離十分といったレフトオーバーの特大ソロホームランで1点を返し、2-4と詰め寄ります。

ソロホームランの多田選手

ソロホームランの多田選手

ただこの試合、京都学園。 攻撃陣が絶え間なく襲い掛かります。
8回表の京都学園。
1死後、背番号7の選手がライトへの二塁打で出塁すると、続く背番号15の選手の右中間を破る二塁打、さらに続く背番号4・吉岡?選手のセンター前タイムリーヒットでこの回2点を追加し6-2とリードを広げます。

さらに2死12塁となった場面で、木津は4人目の背番号10、右下手投げの福沢投手をマウンドに送ります。

木津4番手の福沢投手

木津4番手の福沢投手

しかし、2者連続で四死球を与え、さらに1点を京都学園が追加し7-2としたところで、木津は先発の犬塚投手をマウンドに戻します。

ですが9回裏、木津は無死23塁のチャンスを作りますが、反撃もここまで。
7-2で京都学園が勝しました。

前チームも投手陣は厚い京都学園でしたが、このチームも竹中投手、山本投手を擁し、投手力は相変わらずレベルが高いチームだと感じました。

一方、京都学園の課題はこの数年、打撃陣と感じていましたがこの試合、効果的に木津を攻めその課題がクリアできるかもしれないという印象を得ました。

これからさらに勝ち進むにつれ、この日のような快勝と呼べる展開も少なくなってくると思いますが、そこでどのような試合を見せてくれるか、名門復活へチャンレンジをして欲しいと思います。

対する木津。
2013年、第95回の夏の大会、毛籠投手を擁しベスト16へ勝ち進み、京都廣学館に1-2で惜敗した以来の観戦でした。
あの時のような絶対的な支柱が現時点では見当たりませんが、この世代も当時のような上位を狙ってくる力のあるチームだという力を随所に見せてくれました。

この試合は京都学園の総合力の高さの前に屈しましたが、木津、侮れない好チームだという印象を強く感じたゲームでした。

京都学園
100 111 030=7
001 001 000=2
木津

京 H11 E0
木 H6 E0

京学は2回以降

京 1竹中、10山本
木 1犬塚、4細浪、6藤原、10福沢、1犬塚

本塁打
木 割石①、多田①

【打撃成績】
京都学園 ※京都学園は打順不明(2回からのカウント)

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
背番号6 空振三振 右中間二塁打 中前安打(1) 遊飛 遊ゴロ
1 竹中 左越二塁打
10 山本 投前犠打 四球 四球 四球
2 松尾 遊ゴロ 左犠飛(1) 二ゴロ 三前犠打 (福)四球
背番号8 二ゴロ  (細)左越二塁打 (藤)左飛 空振三振 死球(1)
背番号5 内野ゴロ 死球 中前安打 遊ゴロ (犬)二飛
背番号3 中越二塁打 左飛 四球? 右飛 左飛
背番号7 三ゴロ 右飛 空振三振 右二塁打 中飛
背番号9 パスボール 四球 中飛
背番号15 左中間二塁打(1) 右中間二塁打(1) 空振三振
4 吉岡? 一ゴロ 右中間二塁打  四球 中前安打(1)

木津

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6 藤原 中前安打 Gルールアウト 二ゴロ 二ゴロ
8 割石 走者牽制死 遊飛 左越本塁打(1) 三振 二ゴロ
2 多田 空振三振 四球 左越本塁打(1) Gルールアウト
背番号9 死球 (山)二ゴロ併殺打 死球 二飛
背番号5 四球 三振? 三振
背番号19 死球
背番号7 空振三振 空振三振 左飛 左中間二塁打
1 犬塚 左前安打 遊直 右飛 右飛
背番号15 空振三振 投ゴロ 遊ゴロ
背番号11 左飛
4 細浪 空振三振 空振三振 左前安打 左飛

【投手成績】 京都学園

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
竹中 2 1/3 3 3 4 1 1
山本 6 2/3 3 2 5 1 1

木津(※犬塚投手の記録は2回以降)

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
犬塚 2 2/3 3 1 1 1 1
細浪 1 1/3 3 2 0 1 1
藤原 2 2/3 5 4 2 3 4
福沢 0/3 0 2 0 1 0
犬塚 1 1/3 0 0 1 0 0

[ 一次戦 ] 立命館宇治 VS 城陽

2016年8月27日、秋季京都大会一次戦Bゾーン一回戦

立命館宇治グラウンド

【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。 ※立命館宇治は公式サイトが登録メンバーを公表されているため、そちらを参考にさせていただいています。

2年ぶりのセンバツ出場を目指す立命館宇治と、公立の好チーム、城陽の一戦。

立命館宇治は、前チームは夏まで苦しい戦いが続きましたが、その夏。
ベスト4と巻き返したメンバーの何人かが残り、前評判も高いチーム。 まず守る立命館宇治は、夏も登板しているエース右腕の玉田投手

ブルペンで調整する玉田投手

ブルペンで調整する玉田投手

1回表の城陽は、先頭の背番号6の選手がサード強襲安打で出塁し、犠打で1死2塁としますが後続続かず無得点に終わります。

サード強襲安打で出塁の背番号6

サード強襲安打で出塁の背番号6

対する城陽は、新チームからエースナンバーを付ける椎木投手が先発します。

城陽のエース右腕

城陽のエース椎木投手

1回裏の立命館宇治は、長谷川選手が四球で出塁し、続く今堀選手も四球で無死12塁とすると、3番・寺田選手が送って23塁とすると、4番・藤原選手のショートゴロで長谷川選手がホームに戻り、ノーヒットで1点を先制します。

藤原選手のショートゴロの間に1点を先制

藤原選手のショートゴロの間に1点を先制

さらに太田選手のセカンドゴロが内野安打となり(公式記録不明)、快心の当たりはなかったものの、立命館宇治が2点を先制します。

内野安打の太田選手

内野安打の太田選手

立命館宇治は3回裏も1死から、3番寺田選手、4番藤原選手の連打で1死13塁とすると、5番太田選手もライト前タイムリーヒットで3-0とリードを広げます。

寺田選手が3点目のホームイン

寺田選手が3点目のホームイン

さらに13塁から、井上選手が三塁線へスクイズ。 これが内野安打となり4-0とさらにリードを広げます。

内野安打の井上選手

内野安打の井上選手

一方の城陽。
初回に先頭打者がヒットで出塁した以来、2回、3回と玉田投手の前に三者凡退でしたが、4回裏、2死から4番・背番号9の選手がセンター前ヒットを放ち出塁しますが、後続続かず無得点のイニングが続きます。

センター前ヒットの城陽、背番号9

センター前ヒットの城陽、背番号9

打線がうまく繋がるこの日の立命館宇治。
この直後の4回裏、1死から1番・長谷川選手がライトオーバーのソロホームランで5-0とさらにリードを広げます。

ソロホームランの長谷川選手

ソロホームランの長谷川選手

さらにこの後、今堀選手のセンター前ヒットや、四球で1死満塁とし、2死後7番・井上選手の走者一掃となる右中間を破る3塁打が出て8-0と大きくリードを広げます。

井上選手が走者一掃の3塁打を放つ

井上選手が走者一掃の3塁打を放つ

なんとか一点を返したい展開の城陽は5回表。
先頭の6番・中前選手がライトへ2塁打を放ちチャンスを作ります。

二塁打の城陽、背番号5

二塁打の城陽、中前選手

この後死球や犠打で2死23塁としますが、あと一本が出ずに無得点に終わります。 城陽はさきほどの回、先発の椎木投手に代打を送ったため、5回裏から背番号11の荒木投手がマウンドへ上がります。

城陽2番手の荒木投手

城陽2番手の荒木投手

その5回裏の立命館宇治の攻撃。
先頭9番の村井選手が四球で出塁、玉田選手が犠打で送ると、長谷川選手のセカンドゴロが敵失を誘い1死13塁となります。
さらにこの後1死23塁となり、2番今堀選手がセンター前へ弾き返すと、2者が還り10-0となり、規定により5回コールドで立命館宇治が勝利しました。

今堀選手サヨナラタイムリーヒット

今堀選手サヨナラタイムリーヒット

立命館宇治、サヨナラ勝ちの瞬間

立命館宇治、サヨナラ勝ちの瞬間

まず勝った立命館宇治。
この試合は4犠打と、ランナーが出ると確実に送ってくるというスタイルは前チーム以上に強く感じました。

また先発の玉田投手は5回で、被安打3、奪三振4で無失点とほぼ完璧な内容。 どこからでもチャンスが作れ、しっかりと投手を中心に守りぬける「立宇治らしい」強さが戻ってきた印象を強く持ったゲームでした。

対する城陽。
こちらも決して京都の中で弱いチームではありませんが、この試合は現時点での立命館宇治との完成度の違いを感じた試合になりました。

しかし自軍の守備中も常にベンチメンバーが立ちながら応援を送るなど、元気なチーム。
ここから城陽もスタイルをしっかりと作り上げて、戦っていって欲しいと思います。

城陽
000 00=0
202 42x=10
立命館宇治

立命館宇治5回コールド勝ち!

城 椎木、荒木 - 込山
立 玉田 - 藤原

城 H3 E0
立 H10 E0

本塁打
立 長谷川①

【打撃成績】
城陽

選手名 第一打席 第二打席 第三打席
背番号6 三強襲安打 空振三振 空振三振
背番号4 捕前犠打 二ゴロ
背番号7 中飛 三ゴロ
背番号9 空振三振 中前安打
背番号3 三ゴロ 左飛
5中前 二ゴロ 右二塁打
2込山 遊ゴロ 捕ゴロ
1椎木 右飛
背番号15 死球
11荒木 死球
背番号8 空振三振 投前犠打

立命館宇治(※数字は背番号)

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6長谷川 四球 一直併殺打 右本塁打(1) 二ゴロ失
5今堀 四球 遊ゴロ 中前安打 二盗 中前安打(2)
8寺田 投前犠打 右前安打 四球
2藤原 遊ゴロ(1) 中前安打 四球
7太田 二安打(1) 右前安打(1) Gルールアウト
3井上 四球 三安打(1) 左中間三塁打(3)
4荒木 二ゴロ 投前犠打 二ゴロ
9村井 右前安打 投ゴロ (11)四球
1玉田 捕前犠打 遊ゴロ 投前犠打

【投手成績】
城陽

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
椎木 4 9 5 0 8 8
荒木 1 1 1 0 2 1

立命館宇治

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
玉田 5 3 2 4 0 4

[ 一次戦 ] 京都廣学館 VS 京都教育大附

2016年8月27日、秋季京都大会一次戦Aゾーン一回戦

立命館宇治グラウンド

【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。

2016年度のチームは、秋は二次戦進出。
春夏はベスト8と京都高校球界の中心に常にいた京都廣学館と、わずが9名での新チーム発足となった京都教育大附のそれぞれ、新チームの公式戦初試合。

まず守る廣学館、夏の主力メンバーが多く抜け、本当に新しいチームになりました。
エースナンバーをつけるのは右の山脇投手。

京都廣学館エース右腕

京都廣学館エース山脇投手

1回表、京都教育大附の攻撃を打たせて取るぴピッチングで三者凡退に抑え上々の立ち上がりを見せます。

対する京都教育大附も夏の主力が抜けて、新しいチームに代わりました。
先発はエースナンバーの村上投手。

京都教育大附のエース右腕

京都教育大附のエース村上投手

1回裏の京都廣学館。
1死後、2番の背番号2の選手が四球で出塁。
2死後、4番、5番打者もそれぞれ四球で満塁となり、続く背番号9の選手も押し出しの四球で1点を先制します。

さらに背番号4の選手がライト前に2点タイムリーヒットを放ち、1回は1安打で3点をリードします。

2点タイムリーヒットの背番号4の選手(右側)

2点タイムリーヒットの背番号4の選手(右側)

京都廣学館は続く2回裏も1死から、2番の背番号2の選手のサードゴロエラーで出塁すると連続四球で満塁とし、5番を打つ背番号5の選手の、やや止めたバットに当たったような打球がレフト前へ抜けるタイムリーヒットとなり5-0とリードをさらに広げます。

2点タイムリーヒットの背番号5

2点タイムリーヒットの背番号5

このあと、続く背番号9の選手が四球で繋ぎ、またも1死満塁とすると、7番を打つ背番号4の選手がレフトオーバーの走者一掃のタイムリー三塁打で8-0とさらにリードを広げます。

廣学館8点目のホームイン

廣学館8点目のホームイン

走者一掃のタイムリー3塁打を放った背番号4

走者一掃のタイムリー3塁打を放った背番号4

この後、さらにパスボールや教育大附のエラーなどで3点を追加し、2回を終えて、廣学館は11-0と大きくリードを広げます。

ここまで見所を作れなかった教育大附は、3回表。
先頭の8番の背番号9の選手が右中間へ、チーム初安打となる3塁打を放ち、チャンスを作ります。

3塁打の背番号9

3塁打の背番号9

ここまで廣学館のエース右腕も、教育大附打線に「バットには当てられる」内容でしたが、ここでギアを上げたか、力のあるストレートを見せ始め続く背番号7、4の選手を連続三振。
背番号5の選手には死球を出しますが、背番号3の選手を空振り三振で、教育大附はチャンスを生かすことができません。

京都教育大附は3回裏から、背番号4の橋本選手が2番手のマウンドへ。
9人で戦う教育大附ですので、先発・村上選手もベンチには下がりませんが、どのポジションへ移ったかた確認できません。

教育大附、2番手の背番号4

教育大附、2番手の橋本投手

3回裏の廣学館は2死走者なしから、8番の背番号1の選手が四球で出塁、続く代打の背番号19の選手がレフト前ヒットで13塁とすると、1番の背番号8の選手もレフト前ヒットで12点差となります。

タイムリーヒットの背番号8の選手

タイムリーヒットの背番号8の選手

続く背番号2の選手が四球で繋ぎ、2死満塁とすると、3番の背番号6の選手がライト前ヒットで2点を追加し14-0とします。

2点タイムリーヒットの背番号6

2点タイムリーヒットの背番号6

京都廣学館は4回裏も、この回先頭の背番号17の選手が死球で出塁すると、代走の背番号16の選手が二盗を決めると、7番の背番号4の選手がこの試合6打点目となるタイムリーヒットを右中間へ運び、15-0とします。

廣学館、背番号4の選手が右中間へタイムリー二塁打

廣学館、背番号4の選手が右中間へタイムリー二塁打

6点以上をあげないとコールドゲームが成立する5回表の京都教育大附の攻撃は2死走者無しから1番、背番号4の選手が四球で出塁すると、続く背番号5の選手がセンター前ヒットで2死12塁とチャンスを作ります。

センター前ヒットの背番号5の選手

センター前ヒットの背番号5の選手

しかし、教育大附の反撃もここまで。
最後は背番号3の選手が見逃し三振に倒れ試合終了。

新チーム初の公式戦は、廣学館が5回コールド勝ちのスタートを切りました。

スコアだけを見れば、新チームの廣学館も前チームに劣らずの実力派を見せ付けた格好ですが、この試合は、京都教育大附の「自滅」と言った言葉が合っているかもしれません。

二人の投手で14の四死球。
手元で数えたエラーも2つを数えましたが、ヒットとなった当たりも「取れたのでは?」と思える当たりがいくつかありました。

まだまだこの時期はどこもチームの成熟度は「まだまだ」といったところ。
教育大附もこれからのチームだと思います。

一方勝った廣学館。
思えば昨年のこの時期も、まだまだチームは未完成だった記憶があります。

新チームの山脇投手も、恐らく夏は少なくとも投手登録はされていなかったと思いますが、鹽見、岩倉投手のように決めにくるストレートは力があり、この試合も初安打を放たれてからは、力で三振を量産し始めました。

まだまだ新チームの実力を見極めることは難しいですが、新チームも潜在能力は高いものを持っていることは随所に見えたゲームでした。

両チーム、今後の成長に期待をしたいと思います。

京都教育大附
000 00=0
383 1x=15
京都廣学館

廣学館が5回コールド勝ち

教 村上、橋本 - 西村
廣 山脇 - 松尾

教 H2 E1
廣 H9 E0

IMG_1188

【打撃成績】

京都教育大附

選手名 第一打席 第二打席 第三打席
4橋本 右飛 空振三振 四球
背番号5 遊直 死球 中前安打
背番号3 遊ゴロ 空振三振 見逃三振
1村上 左飛 遊ゴロ
背番号6 中飛 Gルールアウト
2西村 四球 空振三振
背番号8 一ゴロ 空振三振
背番号9 右中間三塁打 三ゴロ
背番号7 見逃三振 二ゴロ

京都廣学館

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
背番号8 左飛 中飛 四球 左前安打(1) 投ゴロ
背番号2 四球 三ゴロ失 三ゴロ失(2) 四球
背番号6 投ゴロ 四球 左前安打 右前安打(2)
背番号3 四球 パスボール
四球
死球 四球
背番号5 四球 左前安打(2) 二ゴロ Gルールアウト
背番号9 四球(1) 四球 (4)Gルールアウト
背番号17   死球
背番号16 代走:二盗
背番号4 右前安打(2)
二盗
左越三塁打(3) 中飛 右中間二塁打(1)
背番号1 四球 パスボール(1)
遊安打
四球 投ゴロ
背番号7 遊ゴロ Gルールアウト
背番号19 左前安打
背番号10 左飛


【投手成績】

京都教育大附

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
村上 2 5 10 0 11 8
橋本 2 4 4 0 4 4

京都廣学館

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
山脇 5 2 2 6 0 0

[ 全試合結果 ] 第98回全国高等学校野球選手権

【 決勝 】
8月21日(日)
作新学院 7 – 1 北海
(作新学院は54年ぶり2回目の優勝、北海は初めての決勝進出)

【 準決勝 】
8月20日(土)
作新学院 10 – 2 明徳義塾
北海 4 – 3 秀岳館

【 準々決勝 】
8月18日(木)
秀岳館 4 – 1 常総学院
明徳義塾 3 – 0 鳴門
北海 7 – 3 聖光学院
作新学院 3 – 1 木更津総合

【 3回戦 】
8月17日(水)
聖光学院 5 – 2 東邦
作新学院 6 – 2 花咲徳栄
木更津総合 2 – 0 広島新庄
北海 4 – 1 日南学園

8月16日(火)
明徳義塾 13 – 5 嘉手納
秀岳館 6 – 1 いなべ総合
鳴門 11 – 9 盛岡大附
常総学院 7 – 4 履正社

【 2回戦 】
8月15日(月)
日南学園 6 – 4 市和歌山
花咲徳栄 6 – 3 樟南
広島新庄 7 – 1 富山第一

8月14日(日)
いなべ総合 7 – 2 山梨学院
常総学院 8 – 3 中京
東邦 10 – 9 八戸学院光星
履正社 5 – 1 横浜

8月13日(土)
木更津総合(千葉) 2 – 0 唐津商(佐賀)
明徳義塾(高知) 7 – 2 境(鳥取)
盛岡大附 11 – 8 創志学園(岡山)
鳴門 5 – 2 智弁学園

8月12日(金)
聖光学院(福島) 5 – 3 クラーク国際(北北海道)
北海(南北海道) 2 – 1 松山聖陵(愛媛)
作新学院(栃木) 3 – 0 尽誠学園(香川)
秀岳館(熊本) 6 – 1 常葉菊川(静岡)

8月11日(木)
嘉手納(沖縄) 10 – 3 前橋育英(群馬) ※観戦記

【 1回戦 】
8月11日(木)
富山第一(富山) 1 – 0 中越(新潟) ※観戦記
日南学園(宮崎) 7 – 1 八王子(西東京) ※観戦記

8月10日(水)
広島新庄(広島) 2 – 1 関東一(東東京)
樟南(鹿児島) 9 – 1 京都翔英(京都)
市和歌山(和歌山) 8 – 2 星稜(石川)
花咲徳栄(埼玉) 6 – 1 大曲工(秋田)

8月9日(火)
八戸学院光星(青森) 5 – 4 市尼崎(兵庫)
山梨学院(山梨) 5 – 3 長崎商(長崎)
横浜(神奈川) 7 – 1 東北(宮城)
常総学院(茨城) 11 – 0 近江(滋賀)

8月8日(月)
いなべ総合(三重) 5 – 3 鶴岡東(山形)
中京(岐阜) 12 – 4 大分(大分)
履正社(大阪) 5 – 1 高川学園(山口)
東邦(愛知) 19 – 9 北陸(福井)

8月7日(日)
鳴門(徳島) 3 – 2 佐久長聖(長野)
智弁学園(奈良) 6 – 1 出雲(島根)
盛岡大附(岩手) 8 – 6 九州国際大附(福岡)

[ 一回戦 ] 嘉手納 VS 前橋育英

2016年8月11日、第98回全国高等学校野球選手権一回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

嘉手納(沖縄)

8 幸地
9 仲井間
3 大石
2 知花
5 比嘉
6 古謝
1 仲地
7 大城
4 新垣

前橋育英(群馬)

7 石川
9 浅見
5 飯島
6 小川
8 丸山
1 佐藤
2 森田
3 伊藤
4 長谷川

夏は初出場(春は1回)の沖縄・嘉手納と、3年前の第95回大会に高橋光成投手(現西武ライオンズ)を擁し、初出場初優勝して以来の夏の甲子園(春は1回)で、今春関東大会を優勝している群馬・前橋育英の対戦。

まず守る前橋育英はエース右腕、佐藤投手が先発。
1回表の嘉手納は2死から、3番大石選手がライト前ヒットで出塁しますがチャンス広がらず無得点に終わります。

対する嘉手納もエース右腕、仲地投手が先発。

1回裏の前橋育英の攻撃を四球一つだしますが、無安打無得点で上々の立ち上がりを見せます。

130台中盤のストレートを交え力強い投球の佐藤投手に、MAXは130キロ(この日の掲示板で)ほどでも打たせてとる仲地投手。
両者が持ち味を発揮しながら迎えた3回表の嘉手納の攻撃。

先頭8番、大城選手がレフト線への二塁打で出塁すると、犠打で1死3塁の先制のチャンスを作ると、1番、幸地選手がカウント1-1からレフト前への先制タイムリーヒットを放ちます。

この回、なお2死満塁と嘉手納チャンスを広げますが、ここは前橋育英、佐藤投手が踏ん張り1点止まりに終わります。

1点を先制された直後の3回裏の前橋育英。

先頭8番の伊藤選手がレフト前ヒット、さらにその打球を嘉手納・大城選手が後逸する間に3塁まで進みます。
このチャンスに続く長谷川選手もレフト前へ放ち1-1の同点に追いつきます。

この後2死走者無しとなりますが、2番の浅見選手が投手前のセーフティバントを成功させると、二盗、さらにキャッチャーからの送球が逸れ3塁まで進むと、続く飯島選手のショートへの内野安打の間にホームインし2-1と前橋育英がすかさず逆転に成功します。

飯島 浅見が二盗、ボールセンターに逸れて3塁!遊安打、ファースト暴投→勝ち越し!

4回裏も前橋育英は、先頭5番丸山選手がライト線二塁打で出塁、3塁まで進むも無得点に終わります。

すると直後の5回表、嘉手納は先頭の9番・新垣選手がレフト前ヒットで出塁すると、犠打と仲井間選手のライト前ヒットで1死13塁のチャンスを作りますが、3番大石選手のサードゴロで新垣選手がホームでタッチアウト、さらに続く12塁の場面でも4番・知花選手がファーストゴロに倒れ、こちらも無得点に終わります。

中盤、流れが行ったり来たりの展開の中、前橋育英は5回裏、先頭9番の長谷川選手がセンター前ヒットで出塁すると、犠打で進塁、2死後、3番飯島選手のレフト前タイムリーヒットで、長谷川選手がホームイン。3-1とリードを広げます。

さらに続く小川選手の左中間を破る二塁打で、飯島選手がホームインしたかと思いましたが、小川選手がサードでタッチアウト。
ホームインは認められず3-1で前橋育英がリードし前半5回を終了します。

流れは完全に前橋育英かと思いましたが、育英にとっては大きな落とし穴が7回表に待っていました。

嘉手納は9番新垣選手がショートへの内野安打で出塁すると、幸地選手、仲井間選手も内野安打で続き無死満塁とすると、3番大石選手はストレートの押出し四球を選び2-3とその差を1点差とします。

さらに4番・知花選手はカウント3ボール1ストライクからレフト前へ逆転タイムリーを放ち4-3としたところで、前橋育英は背番号10の吉沢投手へ継投します。

代わり端、無死12塁の場面。5番・比嘉選手のショートライナーでセカンドランナー大石選手がアウトで2死1塁。
ピンチを脱したと思いましたが、嘉手納はさらに6番・古謝選手がセンター前ヒット、仲地選手もレフト前ヒットでつなぎ2死満塁とすると、大城選手には3ボール1ストライクから、133キロのストレートをライト前に運ばれ5-3とされると、打者一巡し、続く9番・新垣選手もライト前にタイムリーを放ち6-3とリードを広げます。

前橋育英2番手の吉沢投手も、確認した中でMAX141キロとストレートに力のあるピッチャーですが、どうしてもカウントを悪くしてしまい、続く1番幸地選手には、フルカウントから137キロストレートをレフトフェンス直撃の走者一掃二塁打を打たれ、9-3と嘉手納が一気に8点の猛攻で逆転・大量リードの展開に移ります。

前橋育英はここで背番号11の皆川投手へ継投。
この投手もストレートに力のある投手で、2番、仲井間選手へはこの日、最速の144キロのストレートで投手ゴロに打ち取り、長い嘉手納の攻撃がようやく終了します。

流れは一気に嘉手納。
8回表も先頭3番の大石選手、続く知花選手が連続四球で出塁。
1死後、6番古謝選手がレフト前ヒットで1死満塁とします。

仲地選手がレフトフライに倒れますが、大城選手のショートゴロエラーで1点を追加し、10-3とさらにリードを広げます。

9回表の嘉手納の攻撃。
前橋育英はセンターを守っていた、背番号8の右腕、丸山投手を4番手のマウンドへ送ります。

この投手も確認した中ではMAX138キロと力のあるボールを投げ込み、さすが春の関東王者の片鱗を見せます。

嘉手納は2死から2番・仲井間選手がレフト前ヒットで出塁。
大石選手が四球で繋ぐと、知花選手が投手への強襲安打を放ち2死満塁としますが、ここは比嘉選手がファーストゴロに倒れ、追加点を挙げることができません。

思わぬ大差がついた前橋育英。
9回裏の攻撃で、嘉手納はライトを守っていた背番号9、右の仲井間投手がマウンドへあがります。

前橋育英は9番・長谷川選手に代えて、背番号15の島崎選手が、恐らくこの日最速の138キロのストレートをライト前にヒットを放ちますが、最後は浅見選手が132キロのストレートに空振り三振を喫し、試合終了。

思った以上の点差がついてしまった試合ですが、嘉手納の選手たちは決して身体は大きくありませんが、力のあるボールを投げ込む前橋育英投手陣に対し、決してムリに長打を狙うわけでなく、コツコツとヒットを絡めて、一気の8得点を奪った7回表の攻撃は見事の一言。

一塁側の大応援で、一気に球場を飲み込んでいき、前橋育英の強力投手陣を文字とおり飲み込んでいった印象でした。

対する前橋育英。
力は十分にあるところを見せましたが、7回の嘉手納の勢いを止めることが出来なかったことが全てとなりました。

出てくる投手が、次から次へと140キロ近いストレートを投げ込み、さすがは春の関東王者であるところを見せ、また3塁側の前橋の大応援団、力のあるブラスバンドも応援合戦で花を添えてくれましたが、あと一歩及ばす、第95回大会の再現とはならず、2度目の夏の甲子園は初戦敗退となりましたが、また新チームも、2番手以降に投げた力のある3投手が残るようですし、注目をしたいと思います。

嘉手納
001 000 810=10
002 010 000=3
前橋育英

嘉 仲地、仲井間 - 知花
前 佐藤、吉沢、皆川、丸山 - 森田

嘉 H19 E3
前 H10 E2

【打撃成績】

嘉手納

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席 第六打席
8 幸地 遊ゴロ 左前安打(1) 投犠打 一安打 左越二塁打(3) 三ゴロ
91 仲井間 空振三振 遊ゴロ 右前安打 遊安打 (皆)投ゴロ 左前安打
3 大石 右前安打 打撃妨害 三ゴロ 四球(1) 四球 四球
2 知花 空振三振 右前安打 一ゴロ 左前安打(2) 四球
本憤死
投強襲安打
5 比嘉 左飛 投ゴロ 二ゴロ (吉)遊直併殺打 遊飛 一ゴロ
6 古謝 遊ゴロ 中飛 二直 中前安打 左前安打
1 仲地 二ゴロ 四球 中前安打 左前安打 左飛
9 松田
7 大城 左線二塁打 三ゴロ併殺打 二飛 右前安打(1) 遊ゴロ失(1)
4 新垣 一犠打 左前安打 遊安打 右前安打(1) 三振

前橋育英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
7 石川 空振三振 空振三振 犠打
1 吉沢
1 皆川 四球
9 三ツ井 空振三振
989 浅見 遊ゴロ 投安打
二盗
左飛 死球 空振三振
5 飯島 四球 遊安打(1)
遊失
左前安打(1)
本憤死
左飛
6 小川 中飛 空振三振 左中間二塁打 空振三振
81 丸山 投飛 右線二塁打 中飛 二ゴロ
17 佐藤 空振三振 遊ゴロ
本盗死
死球 右前安打
2 森田 三ゴロ 遊邪飛 遊ゴロ併殺打 遊ゴロ
3 伊藤 左前安打
左失
四球 二ゴロ (仲)中飛
4 長谷川 左前安打(1)
二盗死
中前安打 左飛
H 島崎 右前安打
R 堀口


【投手成績】

嘉手納

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
仲地 8 9 5 5 3 2
仲井間 1 1 0 2 0 0

前橋育英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
佐藤 6 0/3 11 2 2 4 5
吉沢 0 2/3 5 0 0 5 4
皆川 1 1/3 1 2 0 1 0
丸山 1 2 1 1 0 0

[ 一回戦 ] 富山第一 VS 中越

2016年8月11日、第98回全国高等学校野球選手権一回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

中越(新潟)

6 斉藤隆
8 大越
9 坂井
3 西山
7 串田
5 坂上
1 今村
4 岡田
2 広川

富山第一(富山)

8 宝達
6 佐々木
4 岩城
2 狭間
5 河原
9 山下
3 松井
7 谷口
1 中津原

2年連続10回目の新潟代表・中越(春は未出場)と、3年前の第95回大会で県勢40年ぶりの夏甲子園でベスト8に進出し、今回が2度目(同じく春は未出場)の富山第一の、北信越勢同士による初戦となりました。

まず守る富山第一はエース右腕、中津原投手。
130キロ台後半のストレートを持つ本格派です。

1回表の中越、1死後、2番大越選手のレフト前への低い飛球を、富山第一、谷口選手が頭から飛び込むも、捕球しきれずに二塁打となります。
しかし、いきなり迎えた先制のチャンスでしたが、クリーンアップの坂井選手、西山選手が続けて見逃し三振に倒れ、無得点に終わります。

次に守る中越。先発はエース左腕の今村投手。
ストレートのMAXは130に届くかといったあたりですが、キレのいい変化球を主体に、打たせてとる技巧派の投手です。

1回浦の富山第一は、3人とも内野ゴロに倒れ、無得点。
中越今村投手は持ち味を発揮し、上々の立ち上がりを見せます。

2回表も中越は2死から7番・今村選手がショート内野安打で出塁しますが、盗塁失敗で結果三人で攻撃を終えます。

その裏、富山第一は先頭4番・狭間選手がセカンドゴロエラーで出塁すると、犠打でセカンドへ進みますが、後続が続かずに無得点に終わります。

この後、両投手がそれぞれ持ち味を発揮し、前半5回を富山第一・中津原投手は被安打2、中越・今村投手はノーヒットピッチングの快投で、0-0のままで後半へ移ります。

グラウンド整備明けた6回表の中越。
先頭8番の岡田選手がレフト前ヒットで出塁します。

このタイミングで富山第一内野陣は一度マウンドに集まった後、広川選手の犠打、さらに斉藤選手のセカンドゴロの間に走者3塁へ進みます。

先制の絶好のチャンスでしたが、大越選手は1ボール2ストライクから、131キロの内角のストレートに見逃し三振!
中越は無得点に終わります。

富山第一は直後の6回裏、2死から9番・中津原選手には、背番号13の本瀬選手が代打(結果セカンドゴロ)コールされ、7回表から背番号10の森圭名投手がマウンドへ上がります。

森投手も130キロ台後半(確認していた中ではMAX139 キロ)の力のあるストレートを武器に、7回表、1死から4番・西山選手に、その力ある138キロのストレートをレフト前に運ばれますが、2三振を奪う力投で、中越の攻撃を無失点に抑えます。

依然、無安打が続く富山第一は8回裏。
1死後、7番松井選手のセカンドゴロ失策で走者を出すと、続く谷口選手が四球で1死12塁と得点圏にランナーを出します。

2死となって1番の宝達選手も四球で2死満塁。
無安打の状況続くも、今村投手もややストライクとボールがはっきりしてくるようになり、緊迫の場面を迎えます。

ここで2番佐々木選手はカウント、1ボール1ストライクから、強烈なセンター返し!かと思いましたが、今村投手、バランスをやや崩しながらもこの打球を好捕。
富山第一は絶好の先制のチャンスを逃します。

しかし、ノーヒットノーラン続く状況ながらも、やや流れは富山第一か。
9回表の中越の攻撃を三人で仕留めると、直後の9回裏。

1死後、4番・狭間選手がセンターオーバーの二塁打を放ち、遂にチーム初安打を放つと、続く河原選手が3ボール1ストライクから、左中間を破るヒットを放ち、劇的なサヨナラ勝ち。

9回1死までノーヒットノーランの快投を見せていた今村投手は、熱投報われず敗戦投手となってしまいました。

この試合、タイプの全く異なる投手同士でしたが、本当に一球一球目を離せない見事な投手戦。
試合終了時には両チームに温かい拍手が鳴り止まない好ゲームでした。

結果論としていえば、中越は8回の攻撃。
無死から坂上選手のヒットで無死1塁と攻めながらも、三振ゲッツーと最悪の結果に終わってしまったことが悔やまれます。
ここで、送って1死2塁で勝負に出れなかったのかと・・・

しかしこの場面も、森投手がカウント3ボール2ストライク。
一球が持つ意味が非常に大きな場面で、最高の結果を残した精神力も素晴らしいものがありました。

そして最終回にノーヒットノーランに抑えられていながらも、1死から連続長打で試合を決めた野手陣の粘りも見事でした。

2016年夏、地方大会から何試合か観てきましたが、通しても印象に残る素晴らしい試合でした。

中越
000 000 000=0
000 000 001x=1
富山第一

中 今村 - 広川
富 中津原、森圭名 - 狭間

中 H5 E2
冨 H2 E0

【打撃成績】

中越

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6 斉藤隆 中飛 三邪飛 二ゴロ 一飛
8 大越 左二塁打 遊ゴロ 見逃三振 右飛
9 坂井 見逃三振 中飛 (森)見逃三振
3 西山 見逃三振 空振三振 左前安打
二盗死
7 串田 遊ゴロ 遊ゴロ 空振三振
7 斉藤海
5 坂上 二ゴロ 二ゴロ 左前安打
二盗死
1 今村 遊安打
二盗死
二ゴロ 空振三振
4 岡田 二ゴロ 左前安打 見逃三振
2 広川 一ゴロ 一犠打 左飛

富山第一

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
8 宝達 投ゴロ 一ゴロ 左飛 四球
6 佐々木 三ゴロ 一ゴロ 三ゴロ 投直
4 岩城 遊ゴロ 四球
牽制死
四球
二盗
中飛
2 狭間 二ゴロ失
三盗死
捕飛 四球 中越二塁打
5 河原 捕犠打 二ゴロ 左飛 左中間二塁打(1)
9 山下 空振三振 一ゴロ 見逃三振
3 松井 中飛 空振三振 二ゴロ失
7 谷口 二ゴロ 二ゴロ 四球
1 中津原 見逃三振
H 本瀬 二ゴロ
1 森圭名 一飛


【投手成績】

中越

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
今村 8 1/3 2 5 4 1 1

富山第一

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
中津原 6 3 0 4 0 0
森圭名 3 2 0 4 0 0

[ 一回戦 ] 日南学園 VS 八王子

2016年8月11日、第98回全国高等学校野球選手権一回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

日南学園(宮崎)

8 長原
5 芳賀
4 前田
7 益田
9 濱本
2 萩原
6 石嶋
3 石田
1 森山

八王子(西東京)

7 山口
6 竹中
8 椎原
9 保條
5 小野田
3 川越
4 石塚
2 細野
1 早乙女

大会第5日の第一試合、2年ぶり8回目(春は4回)の出場の宮崎・日南学園と、春夏通じて初出場の西東京・八王子の初戦。

日南学園、八王子ともエース左腕の森山(日南)投手、早乙女投手(八王子)が先発。

1回裏の八王子は無死から、先頭の山口選手が四球で出塁しますが、盗塁失敗で結果三者凡退。
両投手、立ち上がりは上々の内容を見せます。

2回表の日南学園は1死から、5番の濱本選手が両チーム通じて初安打となるレフト前ヒットで出塁。
2死後、7番の石嶋選手がライト前ヒットで2死13塁とチャンスを作りますが、石田選手がサードフライに倒れ無得点に終わります。

一方の八王子は4回裏、2死走者無しから3番・椎原選手がライト前ヒットで出塁すると、4番・保條選手もレフト前ヒットで12塁のチャンスを作りますが、小野田選手がショートゴロで先制のチャンスを生かせません。

すると直後の5回表、日南学園は先頭の6番・萩原選手がレフト前ヒットで出塁すると、続く石嶋選手もライト前ヒットで無死13塁とすると、続く石田選手がセカンドゴロ。
4-6-3と渡り併殺打が成立する間に、萩原選手が先制のホームを踏み、1-0と日南学園がリードする展開になります。

球速は130キロ前後の両エースですが、尻上がりにその打たせてとるピッチングが冴え、八王子・早乙女投手も5回を1失点と好投しましたが、6回表から、八王子は背番号11、右の米原投手へ継投します。

ストレートの速度は甲子園のバックスクリーンの表示で141キロが表示された米原投手ですが、無死から長原選手を四球で歩かせると、続く芳賀選手のレフト前ヒットで無死12塁と、日南学園がチャンスを作ります。

1死後、4番の益田選手がライト線を破る走者一掃のタイムリー2塁打を放ち3-0と日南学園がリードを広げると、続く濱本選手もレフト前ヒットで1死13塁とします。
勢いに乗る日南学園は続く萩原選手の当たりはセカンドのファールフライですが、判断よく益田選手がホームに戻り4-0とします。

さらに石嶋選手の内野安打などで2死23塁の場面で、8番石田選手がレフト前ヒットで2者を迎え入れて、この回、一気に5点。
日南学園が6-0とリードを広げます。

日南学園は7回表も2死から、3番・前田選手が四球で出塁すると、4番・益田選手がセンターオーバーのタイムリー2塁打で1点を追加7-0としたところで、八王子は背番号10、左の奥本投手へ継投、次の1点は防ぎます。

しかし、八王子は森山投手の前に8回を終えてヒット4本、3塁も踏むことができず、西東京大会で東海大菅生、創価、早稲田実業といった実力校を倒してきた打線が沈黙してしまいます。

試合はそのまま迎えた9回裏、日南学園は背番号10、右の速球派、上野投手へ継投します。
確認できたMaxでは137キロを計測しますが、八王子は1死から3番・椎原選手が四球で出塁すると、4番の保條選手がライト前ヒットで繋ぎ無死13塁とこの試合初めて3塁にランナーを出すと、途中出場の加藤選手のショートゴロの間に、椎原選手が還り1点を返しますが、反撃もここまで。

7-1で日南学園が勝利しました。

この試合、両先発投手の打たせてとるピッチングが冴え、中盤まで1-0と緊迫したゲーム展開になりましたが、結果的には八王子の継投策が裏目に出てまさかの大量得点差ゲームとなってしまいました。

八王子は初回の無死1塁のチャンスも、やや中途半端に見えたスタートで盗塁失敗があり、最後まで乗り切れず、実力を出し切れぬままに敗れたようにも見えました。

一方の日南学園。
今年のチームにはかつての寺原投手(現ソフトバンク)のような超規格外の選手は見当たりませんが、チーム一丸となって、相手の隙をつくのはさすが甲子園、百戦錬磨の名門チーム。

点差は最後やや開いてしまいましたが、両チーム見所もしっかりとあり、素晴らしい試合だったと思います。

日南学園
000 015 100=7
000 000 001=1
八王子

日 森山、上野 - 萩原
八 早乙女、米原、奥村 - 細野

日 H13 E0
八 H5 E0

【打撃成績】

日南学園

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 長原 中飛 右前安打
二盗死
(米)四球 中飛 左前安打
1 上野
5 芳賀 左飛 二ゴロ 左前安打 三直 三犠打
4 前田 一ゴロ 左飛 左飛 四球 二ゴロ
7 益田 二ゴロ 遊直 右線二塁打(2) 中越二塁打(1) 四球
9 濱本 左前安打 左飛 左前安打 (奥)空振三振 中飛
2 萩原 左飛 左前安打 二邪犠飛(1) 遊ゴロ
6 石嶋 右前安打 右前安打 パスボール
三安打
二盗
右飛
3 石田 三飛 二ゴロ併殺打(1) 左前安打(2) 左前安打
18 森山 二ゴロ 一ゴロ 二飛 一邪飛

八王子

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
7 山口 四球
二盗死
一ゴロ 遊ゴロ 遊ゴロ
6 竹中 一ゴロ 遊ゴロ 中飛 (上)一ゴロ
8 椎原 空振三振 右前安打 左飛 四球
9 保條 三ゴロ 左前安打 二ゴロ 右前安打
5 小野田 遊ゴロ 遊ゴロ 遊ゴロ
5 加藤 遊ゴロ(1)
3 川越 遊ゴロ 遊ゴロ 一ゴロ 二飛
4 石塚 見逃三振 三ゴロ
4 櫻井 遊ゴロ
2 細野 中前安打
捕牽制死
四球 三ゴロ
1 早乙女 投ゴロ 左前安打
1 米原
1 奥村 遊ゴロ


【投手成績】

日南学園

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
森山 8 4 2 2 0 0
上野 1 1 1 0 1 1

八王子

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
早乙女 5 5 0 0 1 1
米原 1 2/3 6 2 0 6 6
奥野 2 1/3 2 1 1 0 0

[ 準々決勝 ] 近江 VS 比良

2016年7月23日、第98回全国高等学校野球選手権滋賀大会準々決勝

皇子山球場

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

近江

5 倉本
8 伊東
4 向井
7 北村
9 香水
3 岡田
2 磯引
6 唐澤
1 京山

伊吹

8 森田
6 角田
9 前川
1 田濃
7 河村
2 早瀬
3 石井
4 森本
5 永森

2年ぶり12回目の夏の甲子園を目指す、名門近江と、公立伊吹の対戦。
まず守る伊吹はエース右腕の田濃投手が先発します。

伊吹先発のエース田濃投手

伊吹先発のエース田濃投手

1回表の近江。
先頭の倉本選手がライト前ヒットで出塁すると、続く伊東選手のレフト線への二塁打で無死23塁と先制のチャンスを作ります。

3塁へ進む倉本選手

3塁へ進む倉本選手

1死後、4番北村選手のサードゴロで、伊吹、永森選手がファーストへ暴投。この間に2塁ランナーも生還し、1回表、近江は2点を先制します。

近江、伊東選手も還り2点を先制

近江、伊東選手も還り2点を先制

対する近江は、今年のドラフト候補の呼び声もあるエース京山投手が先発。

近江先発のエース京山投手

近江先発のエース京山投手

1回裏の伊吹の攻撃は、1死から2番角田選手がライト前ヒットで出塁しますが、続く前川選手がピッチャーゴロ併殺打に倒れ、無得点に終わります。

ヒットで出塁の伊吹、角田選手

ヒットで出塁の伊吹、角田選手

2回裏も伊吹は、先頭4番の田濃選手がライト前ヒットで出塁しますが、後続続けず無得点に終わってしまいます。

ヒットで出塁の田濃選手

ヒットで出塁の田濃選手

初回こそ、味方のミスも出てしまい、近江に2点を先制されましたが、息吹の田濃投手はその後、完全に立ち直り、グラウンド整備始まる5回終了までに、3つの三振を奪い、三者凡退のイニングも3回作るなど好投を見せます。

しかし、打線が1回から5回まで毎回ランナーを出すものの、4併殺打でチャンスをなかなか生かすことができず、2-0で近江がリードしたまま前半5回を終了します。

5回裏2死1塁で永森選手がセカンドゴロ

5回裏2死1塁で永森選手がセカンドゴロ

なかなか初回以降、近江もチャンスが作れないまま6回表。
2死走者なしから、4番
北村選手がサード強襲ヒットで出塁。
しかし4番打者に代えて出た、代走木村選手が牽制死に倒れ、近江追加点はなりません。

ヒットを放ちベンチへ戻る北村選手(左端)

ヒットを放ちベンチへ戻る北村選手(左端)

するとその直後の6回裏、伊吹は1死から2番角田選手が三振振り逃げで出塁すると、すかさず二盗塁を決め、さらに前川選手のセカンドロの間に走者は3塁まで進みますが、4番、田濃選手がサードゴロに倒れ無得点に終わります。

この試合、伊吹初めて3塁まで進んだ角田選手

この試合、伊吹初めて3塁まで進んだ角田選手

伊吹は7回裏にも1死から、6番早瀬選手が死球で出塁すると、石井選手のファーストゴロの間に、早瀬選手は2塁へ。
ここで8番森本選手に代えて、背番号13の川村選手の当たりはセンターの頭上を越えそうな当たりでしたが、近江の伊東選手が好捕し、ここも伊吹は無得点に終わります。

伊吹の川村選手は大飛球放つも、近江、伊東選手が好捕

伊吹の川村選手は大飛球放つも、近江、伊東選手が好捕

近江は8回表、先頭9番の京山選手がセンター前ヒットで出塁するも、続く倉本選手がファーストゴロ併殺打に倒れ、結果三者凡退。
次の一点がなかなか遠い展開が続きます。

好投を続ける伊吹、田濃投手

好投を続ける伊吹、田濃投手

対する伊吹の8回裏ですが、1死から、1番森田選手がサードへの内野安打(セーフティバント)で出塁するも、近江・京山投手が2つの三振を奪うなど、またも要所をしめて、伊吹もチャンスを生かすことができません。

試合はそのまま、近江が2-0でリードしたまま、9回裏の伊吹の攻撃を迎えます。
4番の
田濃選手からの攻撃も、2死走者無しとなりますが、6番、早瀬選手が左中間を破る二塁打で出塁します。

二塁打を放った伊吹、早瀬選手

二塁打を放った伊吹、早瀬選手

しかし、伊吹の反撃もここまで。
最後は石井選手への代打・背番号10の沢尾選手が、空振りの三振に倒れ試合終了。

勝った瞬間、右手でガッツポーズの京山投手

勝った瞬間、右手でガッツポーズの京山投手

近江がベスト4にコマを進めました。

終わってみれば、初回のミス絡みでの2点が試合を決めました。
ドラフト候補とも呼ばれる、近江・京山投手はランナーを許す機会は少なくありませんでしたが、要所要所を抑え、伊吹にあと一歩の反撃は許さず、被安打6、奪三振7での完封勝ちでした。

一方の伊吹も初回のミスは悔やまれますが、田濃投手を中心に最後まで近江にそれ以上の得点は与えず、被安打5で、失点2という素晴らしい内容で、名門近江を相手に互角以上の試合を見せてくれました。

さすがベスト8の対戦といえる好ゲームに、スタンドからも温かい拍手が試合終了後、自然にわきあがってきた試合でした。

勝った近江の校歌斉唱

勝った近江の校歌斉唱

近江
200 000 000=2
000 000 000=0
伊吹

近 京山 - 磯引
伊 田濃 - 早瀬

近 H5 E0
伊 H6 E1

【打撃成績】

近江

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
5 倉本 右前安打 右邪飛 遊ゴロ 一ゴロ併殺打
8 伊東 左線二塁打 投ゴロ 二ゴロ 一ゴロ
4 向井 空振三振 右飛 三ゴロ 一飛
7 北村 三ゴロ失(2) 中飛 三強襲安打
R 木村 牽制死
7 瀧澤 遊ゴロ
9 香水 二ゴロ 中前安打 右飛 死球
3 岡田 投ゴロ 犠打 三ゴロ 中飛
2 磯引 一ゴロ 中飛 四球
6 唐澤 一ゴロ 遊ゴロ パスボール
右飛
1 京山 空振三振 空振三振 中前安打

伊吹

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
8 森田 見逃三振 二飛 中飛 三安打
6 角田 右前安打 見逃三振 三振振り逃げ
二盗
空振三振
9 前川 投ゴロ併殺打 四球
二盗
二ゴロ 遊ゴロ
1 田濃 右前安打 四球 三ゴロ 三邪飛
7 河村 捕邪飛 三ゴロ併殺打 三飛
H 千田 二ゴロ
2 早瀬 二ゴロ併殺打 空振三振 死球
3 石井 右前安打 二ゴロ 一ゴロ
H 沢尾 空振三振
4 森本 投飛併殺打 遊安打
H 川村 中飛
5 永森 四球 二ゴロ 空振三振


【投手成績】

近江

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
京山 9 6 4 7 0 0

伊吹

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
田濃 9 5 2 3 2 1

[ 準々決勝 ] 滋賀学園 VS 光泉

2016年7月23日、第98回全国高等学校野球選手権滋賀大会準々決勝

皇子山球場

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

滋賀学園

9 徳留
4 井川
2 後藤
3 馬越
5 松岡
8 山口
6 小浜
1 神村
7 西村

光泉

8 伴
4 寺村
5 篠田
7 平田
2 氏家
9 須貝
3 片岡
6 大谷
1 山田

今年のセンバツでベスト8へ進出。
夏は第91回大会以来、7年ぶり2回目の優勝を狙う滋賀学園と、春季大会を優勝し、第84回大会以来、14年ぶり2回目の優勝を狙う光泉の実力校同士の準々決勝。

まず守る光泉はエース左腕、山田投手が先発。

光泉エース、山田投手

光泉エース、山田投手

1回表の滋賀学園。

先頭の徳留選手が四球で出塁後、井川選手が犠打で送り、3番後藤選手も四球で1死12塁で主砲馬越選手を迎えます。

ここで馬越選手の豪快な一振りはレフトスタンドへ一直線。
先制のタイムリースリーランホームランとなり3-0と滋賀学園がリードする展開でこの試合が動きます。

馬越選手の先制スリーランホームラン

馬越選手の先制スリーランホームラン

馬越選手のホームランを見送ト光泉のレフト平田選手

馬越選手のホームランを見送る光泉のレフト平田選手

スリーランホームランを放ちホームに還る馬越選手(右から2人目)

スリーランホームランを放ちホームに還る馬越選手(右から2人目)

滋賀学園はさらに、敵失に死球などで2死12塁とし、8番の神村選手がショートへの内野安打で2死満塁としますが、西村選手がセカンドゴロに倒れ、3点に終わります。

そしてリードして守備につく滋賀学園の先発は、2年エース右腕の神村投手。

滋賀学園エースの神村投手

滋賀学園エースの神村投手

1回裏、3点を追う光泉は1死から、2番寺村選手が四球で出塁します。
さらに続く篠田選手もレフトオーバーの二塁打で、1死23塁とすると、4番平田選手のレフトへの犠牲フライで、寺村選手が還り1-3と光泉も直後に反撃に転じます。

光泉、平田選手の犠牲フライ

光泉、平田選手の犠牲フライ

反撃のホームを踏む寺村選手

反撃のホームを踏む寺村選手

直後の2回表、滋賀学園は1死から2番井川選手、3番後藤選手が連打で12塁のチャンス。
ここで初回、先制のスリーランホームランを放った、主砲の馬越選手を迎えます。

滋賀学園の主砲・馬越選手

滋賀学園の主砲・馬越選手

この打席、馬越選手は四球を選び、1死満塁とさらにチャンスが広がりますが、5番松岡選手はセカンドゴロ併殺打に倒れ、追加点をあげることができません。

するとその裏の光泉。
先頭6番の須貝選手がレフとスタンドへソロホームランを放ち、2-3と1点差に詰め寄ります。

ソロホームランの須貝選手

ソロホームランの須貝選手

さらに7番片岡選手が四球から二盗を成功させると、大谷選手のサード前への犠打(セーフティ気味)が決まり1死3塁と同点のチャンスを作ります。
2死後、1番の伴選手の打球は、センター前に落ちるポテンヒットとなり、3-3の同点に追いつきます。

同点のタイムリーヒットを放った伴選手

同点のタイムリーヒットを放った伴選手

振り出しに戻った直後の3回表、滋賀学園の打線も止まりません。

まず6番の山口選手がセンター前ヒットで出塁すると、二盗を決めさらに7番小浜選手のファースト内野安打で無死13塁と勝ち越しのチャンスを作ります。

この場面で8番の神村選手がセカンドゴロを放ち、その間に1点を勝ち越し4-3とし、尚1死2塁から9番西村選手のセンター前タイムリーヒットで、さらに1点を追加します。

勝ち越しのホームを踏む山口選手

勝ち越しのホームを踏む山口選手

5点目のタイムリーヒットを放った西村選手

5点目のタイムリーヒットを放った西村選手

この後、さらに1番徳留選手がレフト前ヒットで1死12塁とすると、続く井川選手のキャッチャー前への犠打を、光泉・氏家捕手がサードへ暴投してしまい、西村選手が還りこの回3点目。
再び滋賀学園が6-3と3点のリードとなります。

光泉は5回裏、先頭の9番山田選手がセンター前ヒットで出塁し、続く伴選手の四球。さらに寺村選手のサード前への犠打で1死23塁とします。

3塁へ進む山田選手

3塁へ進む山田選手

しかしこのチャンスで、後続が続けず光泉は無得点に終わります。

すると直後の6回表の滋賀学園。

先頭2番の井川選手が左中間を破る三塁打で出塁します。

3塁打の井川選手

3塁打の井川選手

このチャンスで3番の後藤選手はライトオーバーの二塁打を放ち1点を追加。7-3とさらにリードを広げます。

後藤選手のタイムリー2塁打

後藤選手のタイムリー2塁打

続く馬越選手は四球で出塁すると、松岡選手のセンターフライで後藤選手がタッチアップ。1死13塁とチャンスを広げます。
ここで6番の山口選手がピッチャーゴロ。
後藤選手が三本間で挟まれアウト、2死23塁と代わると、7番小浜選手がセンター前へ2点タイムリーヒットを放ち、9-3と滋賀学園が大きくリードを広げます。

セカンドランナーの山口選手が9点目のホームイン(右、8点目のホームを踏んだ馬越選手)

セカンドランナーの山口選手が9点目のホームイン(右、8点目のホームを踏んだ馬越選手)

2点タイムリーヒットの小浜選手

2点タイムリーヒットの小浜選手

7回表から光泉は背番号11の右腕、西条投手がマウンドへ上がり、滋賀学園の攻撃を三人で抑えます。

光泉2番手の西条投手

光泉2番手の西条投手

すると、その直後の7回裏の光泉。
先頭8番の大谷選手がライト前ヒットで出塁。9番西条選手のサードゴロでランナー入れ替わり1死1塁となりますが、1番伴選手、2番寺村選手がライト前へ連打を放ち、1死満塁とチャンスを作ります。

ライト前ヒットを放った寺村選手

ライト前ヒットを放った寺村選手

このチャンスで3番篠田選手がセンターオーバーの、走者一掃となるタイムリー三塁打を放ち、6-9とその差を3点差に詰め寄ります。

篠田選手のタイムリー3塁打

篠田選手のタイムリー3塁打

3者還り光泉6点目のホームイン

3者還り光泉6点目のホームイン

さらに4番平田選手が死球で出塁し、1死13塁とチャンスが続きますが、ここは氏家選手への代打大西選手、今日本塁打を放った須貝選手が凡退し、この回の反撃は3点に終わります。

めまぐるしく動くこのゲーム、迫る光泉に対し、滋賀学園は直後の8回表、1死から4番、馬越選手がライトオーバーの二塁打で出塁、続く松岡選手のショート強襲安打がタイムリーヒットとなり、10-6と突き放しにかかります。

馬越選手が10点目のホームイン

馬越選手が10点目のホームイン

タイムリーヒットを放ち2塁まで進んだ松岡選手

タイムリーヒットを放ち2塁まで進んだ松岡選手

光泉もその裏、片岡選手の内野安打、西条選手のレフト前ヒットなどで1死13塁のチャンスを作りますが、要所要所で、滋賀学園の神村投手の威力あるストレートにも圧されあと一本がでない展開が続きます。

チャンスも寺村選手は惜しくもセカンドゴロに倒れ無得点

チャンスも寺村選手は惜しくもセカンドゴロに倒れ無得点

その直後9回表の滋賀学園。
1死後、9番西村選手がセンター前ヒットで出塁すると、1番徳留選手がライト前ヒットでつなぐと、井川選手の犠打で2死23塁とチャンスを広げると、3番後藤選手のセンターオーバーの二塁打で2点を追加。
12-6と再度6点差にリードを広げます。

2点タイムリー2塁打の後藤選手

2点タイムリー2塁打の後藤選手

勝負あったかと思ったこの試合。
春の王者光泉が意地を見せます。

9回裏、先頭の3番篠田選手がレフト前ヒットで出塁、続く平田選手がショートへの内野安打で無死12塁とチャンスを作ります。

途中出場の菊山選手への代打、安里選手がショートゴロに倒れ1死13塁となると、本塁打を放っていた須貝選手にも代打が送られます。
ここで松本選手がライトへの犠牲フライを放ち、7-12としますが、2死1塁と万事休すと思われましたが・・・

篠田選手が7点目のホームイン

篠田選手が7点目のホームイン

7番片岡選手が振り抜いた打球はライトスタンドへ!
土壇場で春の王者の意地を示すツーランホームランで9-12と3点差まで詰め寄ります。

ツーランホームランを放った片岡選手

ツーランホームランを放った片岡選手

しかし、光泉の反撃もここまで。
最後は大谷選手がショートゴロに倒れ、滋賀学園がベスト4に進みました。

滋賀学園の試合を観るのは、昨秋の近畿大会以来。
大商大堺龍谷大平安大阪桐蔭と失礼ながら当時は格上と思われた相手に勝利、互角に渡って、その後センバツでベスト8と全国レベルの実力を証明してみました。

この試合、神村投手の球威は当時よりも凄みを増し、奪った三振も2桁10個を数えましたが、光泉の打線の前に2本塁打を含む13安打を浴び9失点と「打ち込まれて」しまった格好になりました。

しかしそれを上回る滋賀学園の打線。
序盤から主砲馬越選手を中心にその破壊力をみせつけ、光泉の山田投手を「KO」してみせました。

中盤、点差が開き始めたときには、コールドゲームもありえるかと思いましたが、そこから見せた光泉の意地も見事でした。

最終回も2死から本塁打など、最後の最後まで諦めないプレーに、春の王者としての意地を見ました。

滋賀の実力派同士による、準々決勝はそれに相応しいナイスゲームでした。

敗れはしましたが健闘光った光泉ナイン

敗れはしましたが健闘光った光泉ナイン

滋賀学園
303 003 012=12
120 000 303=9
光泉

滋 神村 - 後藤
光 山田、西条 - 氏家、菊山

滋 H18 E0
光 H13 E2

本塁打
滋 馬越③
光 須貝①、片岡②

【打撃成績】

滋賀学園

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席 第六打席
9 徳留 四球 空振三振 左前安打 空振三振 中飛 右前安打
4 井川 三犠打 右前安打 捕ゴロ失(1) 左中間三塁打 遊飛 投前犠打
2 後藤 四球 中前安打 左直併殺打 右越二塁打(1) 遊ゴロ 中越二塁打(2)
3 馬越 左本塁打(3) 四球 左前安打 四球 右越二塁打 三ゴロ
5 松岡 見逃三振 二ゴロ併殺打 投前犠打 中飛 遊強襲安打(1)
8 山口 三ゴロ失 中前安打
二盗
遊強襲安打 投ゴロ 一ゴロ
6 小浜 死球 一安打 二ゴロ併殺打 中前安打(2) 二ゴロ
1 神村 遊安打 二ゴロ(1) 中飛 二飛 遊飛
7 西村 二ゴロ 中前安打(1) 三ゴロ (西条)右飛 中前安打

光泉

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 伴 一ゴロ 中前安打(1) 四球 右前安打 空振三振
4 寺村 四球 見逃三振 三前犠打 右前安打 二ゴロ
5 篠田 左越二塁打 投ゴロ 空振三振 中越三塁打(3) 左前安打
7 平田 左犠飛(1) 二ゴロ 二ゴロ 死球 遊安打
2 氏家 右飛 右飛 右飛
H 大西 空振三振
2 菊山 空振三振
H 安里 遊ゴロ
9 須貝 左本塁打(1) 空振三振 空振三振 三邪飛
H 松本 右犠飛(1)
3 片岡 四球
二盗
右飛 投ゴロ 二安打 右本塁打(2)
6 大谷 三前犠打 空振三振 右前安打 パスボール
空振三振
遊ゴロ
1 山田 空振三振 中前安打 三ゴロ
1 西条 左前安打


【投手成績】

滋賀学園

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
神村 9 13 4 10 9 9

光泉

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
山田 6 13 5 3 9 8
西条 3 5 0 0 3 3

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