[ 定通決勝 ] 八王子拓真 VS 大智学園

2019年11月2日、第63回東京都高校定時制通信制軟式野球秋季大会
第57回東京都定時制通信制総体 軟式野球の部
3位決定戦
駒沢オリンピック公園硬式球場

スタメン

※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

大智学園
2 西川
4 加藤
1 堀切
6 佐藤
8 吉田
5 住吉
79 西藤
3 和田
9 小野→7 新井

八王子拓真
8 市川
5 小野
6 内藤
2 輿水
1 緒方
9 鎌田
7 廣瀬
3 平山
4 伊勢崎

短評

東京の定時制通信制、軟式野球界の王者・都立八王子拓真と、大智学園の決勝戦は、大智学園の先攻で試合開始。

まず守る八王子拓真はエース右腕の緒方投手。
そして大智学園は、130中盤の速球が武器のエース右腕、堀切投手が先発。

初回、拓真の緒方投手が大智学園を三者凡退に抑えると、大智学園の堀切投手も初回から135キロを記録するストレートで拓真を無得点に抑えます。

堀切投手、圧巻は2回裏。

八王子拓真の強打者・輿水選手との対戦では、この日最速の136キロで投手フライに打ち取り、結果3人で抑え無得点にこの回も抑えます。

一方の八王子拓真、エース緒方投手も、夏の全国でも大活躍をした経験豊富な投球術と、堀切投手ほどではなくても125キロを超えてくるストレートのコンビネーションで序盤３回は、大智学園打線を無安打に抑えます。

その大智学園は4回表、1死から3番・堀切選手がラッキーな2塁打でチーム初安打を放ちますが、後続が続かず無得点に終わります。

試合が動いたのは5回裏。
この回も135キロに迫るストレートを武器に、堀切投手が八王子拓真打線を2死走者無しまで打ち取りますが、6番・鎌田選手、7番・廣瀬選手が連続四死球で歩くと、8番・平山選手がショート強襲ヒット。

打球が外野に転がる間に1点を先制します。

八王子拓真は6回裏にも、2番・市川選手の安打などで1死満塁とすると、5番・緒方選手がセンター前にタイムリーヒット。

貴重な1点を追加し2-0とすると、7回表、大智学園は吉田選手がヒットで出塁し、意地を見せますが反撃もそこまで。

決勝に相応しいハイレベルな好ゲームは、八王子拓真が勝負強さを見せて勝利。
見事優勝を果たしました。

敗れはしましたが、大智学園の堀切投手。
軟式でMAX136を投げる投手が、定時制通信制球界に居るという事実をまずは伝えたいと思います。

2回の輿水選手との対戦は、両者の意地がぶつかりあう軟式ではあまり見かけないパワー勝負で、スタンドも思わず色めき立ちました。

八王子拓真もこれで主力の何名かが卒業、引退と聞きますし来年のチーム編成が両チーム全く分かりませんが、東京の定時制通信制球界を力強く牽引し、新たに入ってくる仲間たちに夢と希望を与える存在であってくれることを期待したいと思います。

そして、次のステージに進む選手たちの活躍を心より願っています。
ナイスゲームでした。

イニング詳細

一回表 大智学園

一回裏 八王子拓真

二回表 大智学園

二回裏 八王子拓真

三回表 大智学園

三回裏 八王子拓真

四回表 大智学園

四回裏 八王子拓真

五回表 大智学園

五回裏 八王子拓真

六回表 大智学園

六回裏 八王子拓真

七回表 大智学園

スコア

大智学園
000 000 0=0
000 011 x=2
八王子拓真

八王子拓真が優勝

大 1堀切R － 5西川
八 1緒方R － 2 輿水

大 H3 E2
八 H5 E0

個人成績

打撃成績

※公式記録ではありません
大智学園

八王子拓真

投手成績

大智学園

八王子拓真