2019年11月3日、2019年秋季東京都大会本 大会
準々決勝
神宮第二球場
スタメン
※ 球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
創価
8 島本L
4 庄司L
5 宮原L
7 高沢R
9 石坂L
6 谷藤R
3 河合R
1 森畑R
2 小松L
日大二
5 新田L
6 樋口L
97 戸谷L
19 折笠L
3 杉山R
7 大原L→1 岸本R
2 岩田R→R 関本R
8 山口R→H 小磯L
4 安藤R→H 内田R
短評
夏の西東京大会準優勝メンバーの主力メンバーも何名か残る創価と、夏は同じ西東京地区のライバルである日大二が対戦。
先攻は創価、まず守る日大二の先発はエース左腕の折笠投手。

1回表、創価は2番・庄司選手がヒットで出塁するも後続続かず無得点に終わります。
代わって守りにつく創価の先発は、夏も140キロ前後のストレートで準優勝に貢献した、エース右腕の森畑投手。

力強いストレートを武器に2つの三振を奪い、日大二を無失点に抑えます。
剛の森畑に、緩急を巧みに使う折笠。
両タイプの違うエースが序盤、持ち味を発揮し両チーム決定機すら作ることが出来ません。

先にチャンスを作ったのは4回表の創価。
先頭の2番・庄司選手、続く宮原選手が連打で1死23塁とします。

しかし2塁の宮原選手が牽制死で2死3塁となると、最後5番・石坂選手も内野ゴロに倒れ、創価は絶好のチャンスを生かせません。

するとその裏、日大二は先頭2番・樋口選手がヒットで出塁。

さらに1死後、4番・折笠選手がライト前ヒットで1死13塁とチャンスを広げます。
場面が2死13塁と変り、6番大原選手はフルカウントと粘り7球目。
好投続ける森畑投手からレフトオーバーの走者一掃のタイムリー2塁打。
日大二が2-0とリードします。

試合はそのまま終盤に。
7回表、創価は四球のランナーを置いて2死2塁。
6番、谷藤選手の放った打球はレフトフライかと思いきや、グラブにあててまさかの落球。
2塁走者がホームに戻り1点差。
さらに谷藤選手自身も3塁へ進みます。

流れは一転して創価へ。
続く河合選手が初球をレフト前に運び2-2の同点に追いつきます。

創価は8回表。
2死走者無しから2番・庄司選手が2塁打で出塁、3番・宮原選手も四球でつなぐと、4番・高沢選手がレフト前にヒット。
満塁とチャンスを広げます。

このチャンスに5番・石坂選手は初球を右中間へ。
走者一掃のタイムリー2塁打となり5-2と逆転に成功します。

9回にも創価が長打で1点を加えると、好投続けた折笠投手に代えて、日大二は背番号11、右の岸本投手へ継投。
6-2で4点を創価がリードし9回裏を迎えます。

9回裏、日大二は先頭7番・岩田選手がセンター前ヒットで出塁すると、1死23塁とチャンスを広げまが、反撃もここまで。
後続を森畑投手が抑え6-2で創価が勝ちベスト4へ進出しました。

まず勝った創価。
森畑投手、ショートの名手・谷藤選手に加え、上位打線の島本選手、宮原選手が7月の西東京大会決勝戦に出場した選手たち。
森畑投手は順調に成長すれば、間違いなく来秋にドラフト候補として名前が挙がっておかしくない、現時点で東京ナンバー1右腕と呼んで間違いのない投手。
野手陣も充実し、この秋間違いなく優勝候補の一角だと思います。
この試合も終盤まで苦しましたが、日大二がわずかに見せた隙から一気に試合をひっくり返したのは、さすがの地力。
次戦は帝京と決定しましたが、最近よく顔を合わせる両者。
勝って甲子園に王手をかけるか大いに注目したいチーム。

一方敗れた日大二。
あと一歩というところまで創価を追い詰めましたが、終盤に見せたわずかな隙が致命傷になり、惜しくもベスト8で敗退となりました。
折笠選手が投打の柱となり、この秋は快進撃を見せてくれましたが、さらにこの冬。
スケールアップして春にさらなる前進を期待したいと思います。

イニング詳細
一回表 創価
8 島本 2-1から二ゴロ
4 庄司 初球左前安打
5 宮原 フルカウントから変化球に見逃三振
7 高沢 二盗→2-2から遊ゴロ
一回裏 日大二
5 新田 2-2から6球目ストレートに空振三振
6 樋口 2-2から7球目、二安打
9 戸谷 2-2からストレートに空振三振
1 折笠 1-0から一ゴロ
二回表 創価
6 谷藤 2-1から遊ゴロ
3 河合 2-2から遊飛
二回裏 日大二
7 大原 2-1から右飛(打った瞬間角度はいいも失速)
2 岩田 初球二ゴロ
三回表 創価
2 小松 1-0から三ゴロ(セーフティ狙い)
8 島本 1-2から変化球に空振三振
三回裏 日大二
4 安藤 フルカウントから8球目のストレートに見逃三振
5 新田 2-2から変化球に空振三振
四回表 創価
5 宮原 初球中前安打
日大二は内田が伝令
7 高沢 0-2から投犠打→1死23塁
9 石坂 0-1から2塁走者が投牽制死→フルカウントから一ゴロ
四回裏 日大二
9 戸谷 1-0から右飛(フェンス一杯)
1 折笠 1-1から右前安打→13塁
3 杉山 1-2からストレートに空振三振
7 大原 フルカウントから7球目を左越2塁打→2点
2 岩田 2-0から左前安打→13塁
8 山口 遊ゴロ
五回表 創価
3 河合 1-0から遊ゴロ
1 森畑 1-2から三ゴロ
五回裏 日大二
5 新田 ストレートの四球
6 樋口 フルカウントから遊ゴロ→2死1塁
9 戸谷 1-2から中飛
六回表 創価
8 島本 1-2から遊ゴロ
4 庄司 0-1から右飛
六回裏 日大二
3 杉山 1-1から三ゴロ
7 大原 0-2から空振三振
七回表 創価
7 高沢 初球遊ゴロ→1死2塁
9 石坂 2-2から空振三振
6 谷藤 フルカウントから左飛失(落球)→1点、尚2死3塁
日大二は内田伝令
3 河合 初球左前安打→同点!
1 森畑 0-1から左飛
七回裏 日大二
8 山口 初球三ゴロ失(セーフティ狙い)
4 安藤 1-0から投犠打→2死2塁
5 新田 2-2からストレートに見逃三振
八回表 創価
8 島本 2-2から変化球に見逃三振
4 庄司 初球右越2塁打
5 宮原 3-1から四球
7 高沢 左前安打→満塁
9 石坂 初球右中間に走者一掃のタイムリー2塁打→3点
6 谷藤 1-2から右飛
八回裏 日大二
9 戸谷 四球
1 折笠 右前安打→1死12塁
3 杉山 2-2からストレートに見逃三振
7 大原 2-2から二ゴロ
九回表 創価
1 森畑 0-2から投飛(犠打失敗)
2 小松 初球中飛
8 島本 中3塁打→1点
日大二は11右の岸本へ継投
4 庄司 右飛
九回裏 日大二
8 山口→代打 小磯 四球
4 安藤→代打 内田 1-2から遊ゴロ→1死23塁
5 新田 変化球に空振三振
6 樋口 フルカウントから二ゴロ
スコア
創価
000 000 231=6
000 200 000=2
日大二
創 1森畑R - 2小松
日 1折笠L、11岸本R - 2岩田
創 H9 E1
日 H7 E1
個人成績
打撃成績
※公式記録ではありません
創価
選手名 | 第一打席 | 第二打席 | 第三打席 | 第四打席 | 第五打席 |
8 島本 | 二ゴロ | 空振三振 | 遊ゴロ | 見逃三振 | 中3塁打(1) |
4 庄司 | 左前安打 二盗 |
左前安打 投牽制死 |
右飛 | 右2塁打 | (岸)右飛 |
5 宮原 | 見逃三振 | 中前安打 | 四球 | 四球 | |
7 高沢 | 遊ゴロ | 投犠打 | 遊ゴロ | 左前安打 | |
9 石坂 | 遊飛 | 一ゴロ | 空振三振 | 右中間2塁打(3) | |
6 谷藤 | 遊ゴロ | 空振三振 | 左飛失(1) | 右飛 | |
3 河合 | 遊飛 | 遊ゴロ | 左前安打(1) | 左2塁打 | |
1 森畑 | 空振三振 | 三ゴロ | 左飛 | 投飛 | |
2 小松 | 三ゴロ | 一ゴロ | 遊ゴロ | 中飛 |
日大二
選手名 | 第一打席 | 第二打席 | 第三打席 | 第四打席 | 第五打席 |
5 新田 | 空振三振 | 空振三振 | 四球 | 見逃三振 | 空振三振 |
6 樋口 | 二安打 | 左前安打 | 遊ゴロ | 投ゴロ | 二ゴロ |
97 戸谷 | 空振三振 | 右飛 | 中飛 | 四球 | |
19 折笠 | 一ゴロ | 右前安打 | 遊ゴロ | 右前安打 | |
3 杉山 | 中飛 | 空振三振 | 三ゴロ | 見逃三振 | |
7 大原 | 右飛 | 左2塁打(2) | 空振三振 | 二ゴロ | |
1 岸本 | |||||
2 岩田 | 二ゴロ | 左前安打 | 二ゴロ | 中前安打 | |
R 関本 | |||||
8 山口 | 捕邪飛 | 遊ゴロ | 三ゴロ失 | ||
H 小磯 | 四球 | ||||
4 安藤 | 見逃三振 | 二飛 | 投犠打 | ||
H 内田 | 遊ゴロ |
投手成績
創価
選手名 | イニング | 被安打 | 与四死球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 |
1森畑 | 9 | 7 | 3 | 9 | 2 | 2 |
日大二
選手名 | イニング | 被安打 | 与四死球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 |
1折笠L | 8 2/3 | 9 | 2 | 6 | 6 | 4 |
11岸本 | 1/3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |