[ 東京 ] 秋季8強の岩倉、部内不祥事のため春季大会に参加出来ず

日本学生野球協会は3月5日の審査室会議で、高校11件と大学2件の処分を決めました。
その中に東京の岩倉高校が部内暴力発覚のため、1月30日から4月29日まで対外試合禁止処分を受け、それにより春季東京大会の出場が出来なくなりました。

すでに発表されていた2次戦の組み合わせですが、岩倉は不戦負に。

お互いに勝ち上がると、西東京の雄・日大三との対戦の可能性もありましたが、それも夢と消えてしまいました。

今年の岩倉は、好投手・宮里投手を擁し、第79回大会(1997年:1回戦で沖縄の浦添商に2-9で敗れ初戦敗退)以来の甲子園も夢でないチームだと思っていたため非常に残念。

反省するべきことはしっかりと反省し、償うべく罪はしっかりと償い、夏の巻き返しに期待をしたいと思います。

岩倉は過去春夏合わせて2回甲子園出場経験あり。
第56回(1984年)の選抜では初出場で初優勝。
この時は後、阪神タイガース等で野手としてプレーした山口重幸(岩倉時代はエース)。
もう一人、日本ハムで活躍した森範行と2人のプロ野球選手を輩出した大型チームで、決勝では桑田・清原の大阪・PL学園に1-0で勝利しました。

その他の処分校

対外試合禁止

東海大九州(熊本) 
未成年部員の飲酒と部内での暴力、パワーハラスメント
2月13日から1カ月
門真西高(大阪)
部員間での賭け行為、恐喝、暴力
2月13日から3カ月

謹慎

津名高(兵庫)
顧問の盗撮
1月29日から2年
日本ウェルネス沖縄高
監督の部内暴力
無期
島原農高(長崎)
監督の部内暴力とその報告遅れ
1月21日から2カ月
本巣松陽高(岐阜) 
監督の部内暴力、暴言とその報告遅れ
昨年10月20日から1年1カ月
聖カタリナ高(愛媛)
監督の部内暴力、暴言とその報告遅れ
1月10日から7カ月
聖カタリナ高(愛媛) 
部長、コーチの暴言とその報告遅
それぞれ1月10日から4カ月
猿投農林高(愛知)
監督の児童ポルノ法違反
昨年12月14日から2年
校名非公表の高校 
部長のセクシュアルハラスメント
2月7日から6カ月

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