国士舘のセンバツ実績

国士舘のセンバツ実績

国士舘センバツの過去成績

10年ぶり9回目のセンバツ出場を決めた東京代表・国士舘。
ここでは国士舘の過去の成績を振り返ってみたいと思います。

これまで8度の出場で、通算9勝8敗。

国士舘が初めてセンバツに出場したのは第63回(1991年)。
第65回大会と2大会続けてベスト4進出と華々しい活躍を見せます。

続いて出場した第68回大会でもベスト8と、3大会連続でベスト8以上の成績を収めていましたが、最後の出場となった10年前含め、以降5大会では初戦敗退が4度。
今大会は久しぶりの国士舘旋風を巻き起こせるか注目が集まります。

OBには元福岡ダイエーホークスの浜名選手(出身は京都)や、ヤクルトの中継ぎとして長く活躍した久古投手など、プロ野球にも多くの人材を輩出しています。

第81回大会 2009年 [ 1回戦 ]
2 ― 5 福知山成美(京都)
第75回大会 2003年 [ 1回戦 ]
0 ― 1 愛工大名電(愛知)
第72回大会 2000年 [ 1回戦 ]
2 ― 0 高岡第一(富山)
[ 2回戦 ]
6 ― 9 智辯和歌山(和歌山)
第70回大会 1998年 [ 2回戦 ]
2 ― 9 広島商業(広島)
第69回大会 1997年 [ 1回戦 ]
3 ― 5 明徳義塾(高知)
第68回大会 1996年 [ 1回戦 ]
4 ― 2 高松商業(香川)
[ 2回戦 ]
5 ― 3 小倉東(福岡)
[ 準々決勝 ]
0 ― 3 智辯和歌山(和歌山)
第65回大会 1993年 [ 2回戦 ]
6 ― 2 東山(京都)
[ 3回戦 ]
8 ― 7 市立船橋(千葉)
[ 準々決勝 ]
6 ― 1 鹿児島商工(鹿児島:現樟南)
[ 準決勝 ]
3 ― 4 大宮東(埼玉)
第63回大会 1991年 [ 1回戦 ]
13 ― 0 瓊浦(長崎)
[ 2回戦 ]
1 ― 0 瀬戸内(広島)
[ 準々決勝 ]
8 ― 1 坂出商業(香川)
[ 準決勝 ]
0 ― 1 松商学園(長野)
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今チームの国士舘の印象

秋に明治神宮大会含め、5試合を見た印象では永田監督は守りのチームと仰っていましたが、攻撃型のチーム。
秋の時点では大型野手は見当たりませんが、鎌田選手(写真は秋季決勝)あたり、この一冬を越しどれだけ成長を遂げているのか注目。

投手は白須投手が先発し、左の石橋投手を挟み、140キロ近いストレートを持つ山崎投手(写真は秋季決勝)が締めるという形が出来ています。
秋の時点では、投手陣はまだまだ未完成といった印象を持ちましたが、才能溢れる選手は揃っているので、伸びしろには翁期待を持てます。

また秋は驚異の粘りを発揮。
センバツ選考の際には、東京準優勝の東海大菅生が、11安打を放ちながら3点に終わったということで「決め手に欠くチーム」と評価されてしまったようですが、これは私は全く違う印象を持っています。

3回戦の関東一戦はすさまじいまでの粘りで、再三のピンチを耐えて耐え抜き勝利。
今チームの国士舘の強さの秘訣には、この粘り腰も見逃すわけにはいきません。

秋の時点では、明治神宮大会で札幌大谷戦
その粘りが崩れ、初めて完敗と言える内容でしたが、チームの完成度もまだまだの状態。

今チームは伸びしろが本当に大きいと思いますので、この冬どれだけ成長を遂げているか。
秋の時点では正直、全国で上位を狙うだけの力強さに欠けていましたが、見違えるほど大きく化けている可能性も大いに秘めたチーム。
かつて甲子園で躍動した国士舘旋風を再び巻き起こしてくれても、全く不思議のないチームだと思いますので、大いに期待してみたいと思います。

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