秋季近畿大会での歴代京都勢
第71回秋季近畿大会は京都3位の龍谷大平安が優勝。
それを機に、過去京都勢はこの近畿大会でどのような成績を収めてきたかを調べてみました。
まず優勝回数は11回。
その内訳は以下の通りです。
1回:京都翔英、鳥羽、東山、京都西(現・京都外大西)、伏見(伏見工を経て京都工学院)
ちなみに秋季近畿大会の最多優勝チームは、奈良の天理で8回。
龍谷大平安はそれに次ぐ優勝回数です。
(3位は5回のPL学園)
府県別の優勝回数は以下の通りです。
兵庫:16回
京都:11回
奈良:11回
和歌山:7回
滋賀:1回
大阪勢が圧倒的であることが分かります。
ちなみに、今をときめく大阪桐蔭は3回(2018年時点)。
今後、どれだけ回数を増やしてくるのか注目です。
以外なところでは、智辯和歌山は秋季近畿大会の優勝はありません。
次に京都勢の準優勝回数ですが、こちらは以下の通りです。
1回:立命館宇治、鳥羽、京都西、立命館、東山、洛陽(洛陽工を経て京都工学院)
こちらも龍谷大平安が最多の4回。
京都勢合計だと10回準優勝をしています。
優勝、準優勝を合わせ各府県が決勝に進んだ回数は以下の通りです。
兵庫:37回(優勝16回)
京都:21回(優勝11回)
和歌山:18回(優勝7回)
奈良:16回(優勝11回)
滋賀:5回(優勝1回)
優勝はゼロの智辯和歌山ですが、準優勝は5回しています。
大阪は第40回(1987年)の上宮と近大附、第46回(1993年)のPL学園と北陽(現・関大北陽)と2度、決勝で大阪対決がありましたので、差し引くと71回中43回、大阪勢は決勝に進出。
※大阪対決はそれぞれ、上宮とPL学園が優勝しました。
さすが近畿をリードする存在であることが、数字にも証明されています。
さて、最後に秋季近畿大会を優勝した、昨年までの延べ70チームの選抜での戦績を軽くまとめてみました。
優勝6回、ベスト8以上では20回を数えますが、初戦敗退も23回あるのは少し以外。
全国大会の難しさが垣間見えます。
地元京都人として、来年春の龍谷大平安の活躍に期待したいですね。
準優勝:4回(京都0回)
4強:11回(京都2回)
8強:9回(京都2回)
3回戦:0回(京都0回)
2回戦:15回(京都1回)
初戦敗退:23回(京都5回)
不出場:2回(京都0回)
第27回選抜(1955年):浪華商業(大阪・現大体大浪商)
第53回選抜(1981年):PL学園(大阪)
第62回選抜(1990年):近大附(大阪)
第74回選抜(2002年):報徳学園(兵庫)
第86回選抜(2014年):龍谷大平安(京都)
第90回選抜(2018年):大阪桐蔭(大阪)
歴代京都勢の優勝チーム
大会開催年 | チーム名 | 準優勝チーム | 京都大会の成績 | 神宮大会の成績 | 翌年選抜の成績 |
第71回(2018年) | 龍谷大平安 | 明石商業 | 3位 | ||
第66回(2013年) | 龍谷大平安 | 智辯和歌山 | 優勝 | 2回戦 | 優勝 |
第65回(2012年) | 京都翔英 | 報徳学園 | 優勝 | 初戦敗退 | 初戦敗退 |
第55回(2002年) | 平安(現:龍谷大平安) | 智辯和歌山 | 3位 | 初戦敗退 | ベスト8 |
第53回(2000年) | 鳥羽 | 関西創価 | 優勝 | 2回戦 | 初戦敗退 |
第45回(1992年) | 東山 | 南部(和歌山) | 優勝 | 出場せず | 初戦敗退 |
第39回(1986年) | 京都西(現:京都外大西) | 明石 | 優勝 | 出場せず | 初戦敗退 |
第20回(1967年) | 平安 | 箕島 | 優勝 | 大会無し | ベスト8 |
第13回(1960年) | 平安 | 浪商(現:大体大浪商) | 優勝 | 大会無し | ベスト4 |
第5回(1952年) | 伏見(伏見工→現:京都工学院) | 御所実業(御所工→現:御所実) | 優勝 | 大会無し | ベスト4 |
第3回(1950年) | 平安 | 中央八幡(現:八幡商) | 優勝 | 大会無し | 初戦敗退 |
歴代京都勢の準優勝チーム
大会開催年 | チーム名 | 優勝チーム | 京都大会の成績 | 選抜の成績 |
第67回(2014年) | 立命館宇治 | 天理 | 準優勝 | 初戦敗退 |
第60回(2007年) | 平安(現:龍谷大平安) | 東洋大姫路 | 優勝 | ベスト8 |
第52回(1999年) | 鳥羽 | 育英 | 優勝 | ベスト4 |
第36回(1983年) | 京都西(現:京都外大西) | PL学園 | 優勝 | 2回戦 |
第35回(1982年) | 立命館 | 泉州 | 3位 | 初戦敗退 |
第33回(1980年) | 東山 | PL学園 | 優勝 | 2回戦 |
第21回(1968年) | 平安 | 三田学園 | 優勝 | 初戦敗退 |
第19回(1966年) | 平安 | 近大附 | 優勝 | 2回戦 |
第11回(1958年) | 平安 | 富田林(大阪) | 優勝 | 2回戦 |
第2回(1949年) | 洛陽(伏見工→現:京都工学院) | 彦根(現:彦根東) | 優勝 | 初戦敗退 |
その他
神宮大会出場規定が、各地区大会優勝校となる前に神宮へ出場した京都勢。
第31回(2000年)大会より、地区大会優勝校が出場する規定に変更。
大会開催年 | チーム名 | 成績 | 京都大会成績 | 近畿大会成績 | 翌年選抜成績 |
第24回(1993年) | 京都西(現:京都外大西) | 初戦敗退 | 3位 | 出場せず | 出場せず |
第17回(1986年) | 北嵯峨 | 初戦敗退 | 3位 | 出場せず | 出場せず |
第14回(1983年) | 京都商業(現:京都学園) | 準優勝 | 4位 | 出場せず | 出場せず |
第4回(1973年) | 平安(現:龍谷大平安) | 準優勝 | 優勝 | ベスト4 | ベスト4 |