[ 一次戦代表決定戦 ] 東亜学園 VS 大成

2019年9月15日、秋季東京都高校野球 一次戦
第20ブロック Bゾーン代表決定戦
府中工グラウンド

スタメン

※グラウンドアナウンスをメモしていますので聞き間違いなどあるかもしれません

大成
5 シンタニ
3 トダ
6 マエダ
8 ウスイ？
91 オオタ
2 ウエノ
4 タガシラ
19 タニアイ
7 フルタチ

東亜学園
4 ミズキ
6 タカハシ ゲンイチ
8 アベ
2 オゼキ？
7 ナガクボ
3 スズキ
9 タケダ？
5 タケマツ？
1 フカホリ？

短評

大成先攻で始まった試合、まず守る東亜学園の先発は恐らく1年生のエースナンバー・フカホリ（夏の名簿で確認すると深堀）？投手が先発。

1回表の大成の攻撃を三者凡退と、上々の立ち上がりを見せます。

代わってまもりにつく大成。
この日は、エースナンバーのオオタ（夏の名簿で確認すると大田）投手でなく、背番号9のタニアイ（夏の名簿で確認すると谷合）投手。

こちらも1回裏の東亜学園の攻撃を三人で抑え、両投手が素晴らしい立ち上がりを見せたこの試合。
先手を奪ったのは3回表の大成。

先頭7番タガシラ選手のレフト前ヒットから2死3塁のチャンスを作ると、1番シンタニ（夏の名簿で確認すると新谷）選手がレフト前に先制のタイムリーヒット。
1-0とまずは大成がリードします。

しかし東亜学園も直後の3回裏。

先頭9番フカホリ？選手が四球で出塁すると、1死12塁とチャンスが広がり、3番アベ（夏の名簿で確認すると阿部）選手のレフト前タイムリーヒットで同点に追いつきます。

振り出しに戻った試合ですが、すぐに大成が引き離しにかかります。

4回表、先頭3番マエダ（夏の名簿で確認すると前田）選手がライトへ2塁打で出塁すると、続くウスイ？選手もセンター前ヒットで無死13塁と絶好のチャンス。
しかしここは後続が続かず、無得点に終わります。

大成はその後も7回～10回まで毎回2塁までランナーを送る展開でしたが、あと一本が出ずにリードを奪うことが出来ません。
一方、東亜学園もピンチの後にチャンスは作り返しますが、こちらもあと一本が出ずに両チーム決めてを欠き、1-1のまま試合は延長10回の攻防へ。

10回裏、東亜学園は1死走者無から、4番に座るオゼキ（夏の名簿を参考にすると尾関）選手が、一発を狙いすまし一閃。
打球はあわやサヨナラホームランかという当たりのライトフェンス直撃の2塁打でチャンスを作ります。

続くナガクボ選手がレフト前ヒットで13塁とさらにチャンスを広げると、最後は6番スズキ選手が初球をセンターの頭上を越すサヨナラヒット。
昨秋ベスト4の東亜学園が2-1で激戦を制し、本大会へ進出を決めました。

両チームとも夏のメンバーにも登録されていた選手を中心に、この秋の早い時期ですがレベルの高い意地のぶつかり合いを見せてくれました。

敗れた大成。
この冬の間に、谷合投手、大田投手共にもう一皮めくれてパワーアップしてくると、春以降本当に上位勢にとって脅威的な存在になってくると思います。

強豪の東亜学園を相手に互角以上に戦ったこの経験を生かして、春は本大会出場でなく上位。
夏のシードを本気で狙って欲しいチームです。

そして勝った東亜学園。
初戦は大崎を相手に打線がつながりましたが、この日はその打線が沈黙。
尾関選手を中心に体格のいい選手が集まるので、もう少し攻撃陣に安定感が生まれてくると、今チームも東京のトップを十分に狙える存在だと思います。

投手陣はまだまだ新チームは若く、ポテンシャルは高いものの実践では未知数な面は否めません。
今チームは打線が、その若い投手陣を助けて昨秋の先輩たちが作った記録以上を目指して戦って欲しいと思います。
伸びしろのある、楽しみなチームだと思います。

イニング詳細

一回表 大成

一回裏 東亜学園

二回表 大成

二回裏 東亜学園

三回表 大成

三回裏 東亜学園

四回表 大成

四回裏 東亜学園

五回表 大成

五回裏 東亜学園

六回表 大成

六回裏 東亜学園

七回表 大成

七回裏 東亜学園

八回表 大成

八回裏 東亜学園

九回表 大成

九回裏 東亜学園

十回表 大成

十回裏 東亜学園

スコア

大成
001 000 000 0=1
001 000 000 1x=2
東亜学園

延長10回

大 9タニアイ、1オオタ － ウエノ
東 1フカホリ？ － オゼキ

大 H7 E0
東 H9 E1

個人成績

打撃成績

※公式記録ではありません
大成

東亜学園

投手成績

大成

東亜学園