龍谷大平安、日大三揃ってベスト16入り

龍谷大平安、日大三揃ってベスト16入り

「アベック」ベスト16入り

これは個人的なことですが(笑)、わたしは京都市伏見区出身、現在は東京の調布市に暮らしています。
東京もなんだかんだ10年以上暮らしており、西東京はいわば第二の故郷。

特に今チームから東京勢も秋からしっかり観戦してきたので、思い入れもひとしお。
東東京の二松學舍大附も勝ち残り、嬉しい大会となりました。

いよいよ龍谷大平安と日大三が、ベスト8をかけて3回戦で対決することになりましたので、色々と過去の記録を調べてみました。

記念尽くし

龍谷大平安はこの大会、史上2校目の春夏通算100勝を達成。
さらに京都勢夏通算120勝も達成しました。

次は京都勢の春夏通算200勝がかかっています。

そして日大三ですが、今大会、東東京の二松學舍大附の勝利も当然含まれますが、東京勢の春夏通算300勝に色を添えました。

龍谷大平安15年ぶり夏2勝

最近では2016年の第88回選抜でベスト4。
2014年の第86回選抜では念願の初優勝を飾るなど、甲子園で活躍しているイメージが強かったですが、実は夏は2003年の第85回大会。

あの東北高校、ダルビッシュ投手と服部投手の投手戦で3回戦で敗退した以来の2勝となりました。

意外ですがベスト8進出となれば、元オリックスの川口投手を擁して準優勝した1997年の第79回大会以来、実に21年ぶりとなります。

日大三7年ぶり夏2勝

日大三と言えば常に甲子園で上位争いをしているイメージがありますが、実は春夏通じて甲子園で久しぶりに勝利したのが今年。

前回は7年前、現阪神の高山選手らを擁し、強打の日大三として優勝して以来のことでした。
もちろんベスト8入りとなればそれ以来。

平安、日大三共に、夏の甲子園では久しぶりの上位進出となりました。

過去の直接対決

第85回(2003年)大会で一度だけ対決しており、その大会では平安が8-1で勝利しています。
選抜では第34回(1962年)大会で7-1でその時は日大三が勝利。
甲子園での通算は1勝1敗です。

ちなみに東京(東西含む)勢と京都勢の過去の甲子園での対決は、春が10勝4敗で東京が圧倒的。
夏は6勝5敗と、わずかですが京都が勝ち越ししています。

直近で出場した5大会分の成績

龍谷大平安

大会名 戦績 主な選手 備考
第96回大会(2014年) 1回戦 1-5 春日部共栄(埼玉) 高橋 奎二(現:ヤクルト) 同年の選抜優勝
第94回大会(2012年) 1回戦 9-8 旭川工(北北海道)
2回戦 2-4 東海大甲府(山梨)
高橋 大樹(現:広島)
久保田 昌也(現:日本新薬)
大阪桐蔭春夏連覇
第93回大会(2011年) 2回戦 1-4 新湊(富山) 高橋 大樹(現:広島) 日大三が強打で優勝
第91回大会(2010年) 1回戦 1-5 中京大中京(愛知) 酒居 知史(現:ロッテ) 中京は決勝で日本文理と伝説のゲーム
第85回大会(2003年) 1回戦 8-1 日大三(西東京)
2回戦 2-1 明徳義塾(高知)
3回戦 0-1 東北(宮城)
服部 大輔(元:日立製作所) 平安高校の名称で出場は最後の年
同年の選抜出場(8強)
ダルビッシュ(現:カブス)との投手戦

日大三

大会名 戦績 主な選手 備考
第95回大会(2013年) 2回戦 1-7 日大山形(山形) 佐々木 優(現:ミキハウス) 高橋光成(現:西武)投手擁した前橋育英が初優勝
第94回大会(2012年) 1回戦 1-2 聖光学院(福島) 金子 凌也(Honda鈴鹿) 大阪桐蔭春夏連覇
第93回大会(2011年) 1回戦 14-3 日本文理(新潟)
2回戦 11-8 開星(島根)
3回戦 6-4 智辯和歌山(和歌山)
準々決勝 5-0 習志野(千葉)
準決勝 14-4 関西(岡山)
決勝 11-0 光星学院(青森)
高山 俊(現:阪神)
横尾 俊建(現:日本ハム)
吉永 健太朗(現:JR東日本)
日大三が強打で優勝
同年春は4強入り
第91回大会(2010年) 1回戦 2-0 徳島北(徳島)
2回戦 2-3 東北(宮城)
山崎 福也(現:オリックス)
高山 俊(現:阪神)
横尾 俊建(現:日本ハム)
決勝は中京大中京と日本文理伝説のゲーム
同年春は準優勝
第87回大会(2005年) 2回戦 6-2 高知(高知)
3回戦 9-6 前橋商(群馬)
準々決勝 3-5 宇部商(山口)
多田 隼人(元:日本生命) 駒大苫小牧2連覇
京都外大西が準優勝

2018年夏の甲子園カテゴリの最新記事