2016年4月29日、春季大阪大会二回戦
槻の木グラウンド
【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。
※外野からで見づらいため、誤りなどもあると思います。
先攻・大冠、後攻・富田林で始まったこの試合。
まず守る富田林はエースナンバーの左腕が先発。
1回表の大冠。
先頭打者がサードゴロ失策で出塁すると、続く打者が四球で無死12塁とチャンスを拡大。
3番打者がセカンドゴロに終わるも、併殺狙った富田林守備陣が乱れ、2塁悪送球の間に大冠が1点を先制します。
なお無死12塁から、4番打者が右中間を破る走者一掃のタイムリー2塁打で3-0と大冠がリードを広げます。
さらに四球と犠打で1死23塁とすると、7番打者のセンター前ヒットで5-0とリードを広げます。
さらに富田林のエラーに四球で2死満塁と、大冠がさらなる追加点のチャンスを掴むと、2番打者がセンターオーバーの走者一掃のタイムリー3塁打で8-0と大きくリードを広げます。
さらに3番がセンター前にタイムリーヒットで9-0とリードを広げ、続く4番打者の打席で、パスボールとショートゴロがエラーを誘い10点目。
1回表を終えて、10-0と大冠がビッグイニングを作りました。
対する大冠はエース右腕が先発。
1回裏の富田林の攻撃を三者凡退と上々の立ち上がりです。
2回表の大冠は、簡単に2死まで取られますが、8番打者が四球で出塁し、9番ピッチャーがレフトオーバーのツーランホームランで12-0とリードを広げます。
ここで富田林は背番号4の選手に継投します。
大冠は3回表も先頭の3番打者が左中間を破る2塁打で出塁すると、4番打者がレフトオーバーのツーランホームランで14-0とリードを広げます。
序盤から大冠の大量リードペースの試合。
4回表から、富田林は背番号10の右横手投手へ継投。
4回表の大冠、2死ランナー無しから四球と、適失で12塁とすると、またも今日当たっている主砲の4番打者が左中間を破る走者一掃の2塁打で16-0とさらにリードを広げます。
大冠はさらにこの回1点を追加し、17-0とリードを広げます。
一方的な展開になったこの試合ですが、4日裏、富田林も絶好のチャンスを作ります。
先頭・2番打者のショートゴロエラーから、パスボール、ヒットなどで、1死13塁と反撃のチャンスを拡大します。
しかし5番打者がショートゴロ併殺打に倒れ無得点に終わります。
攻撃の手を緩めない大冠は、5回表も、この回先頭の打者がライト前ヒットで出塁すると、1死後恐らく1番打者がライトオーバーの3塁打で1点を追加。18-0と差を広げます。
この回、さらに3番のレフトオーバーの2塁打に、4番の今日7打点目のタイムリーヒットがセンター前に転がり、5回表を終えて20-0と大冠が大量リード、
5回裏、11点以上挙げんないとコールドゲームが成立してしまう富田林ですが、この回から替わった大冠2番手投手を攻めます。
背番号11のサウスポーが2番手に上がりますが、1死後、7番打者を四球で歩かせ、8番打者の左中間を破るタイムリー2塁打で1-20と、富田林、一矢を報います。
しかし、結局試合はそのまま20-1で大冠が5回コールド勝ち納めました。
大冠の試合は、先週の大阪青凌戦に次いで2試合目の観戦になりました。
打線はその時よりも更に力強く感じ、富田林を圧倒していました。
前回同様、9番を打つエース右腕ですが、青凌戦では打撃でも活躍していましたが、この試合では本塁打も記録。
球場でも飛距離十分なパワーを見せていました。
打線は切れ目がありませんので、ここから上位陣相手にどのような戦いを見せてくれるのか楽しみです。
この試合ではエース右腕は4回を投げて被安打3、奪三振4、与四死球は0と、何度か得点圏にランナーは許しましたが粘り強く投げぬいた印象。
対する富田林。
この試合では、公式記録出ていませんが手元で計算している限りでは、5つのエラー。
またパスボールも4つ、与四死球も6つと、大冠の打線が上回ったことも事実ですが、「与えなくてもいい得点」があまりに多かった印象。
その中でもライトの選手(センターの選手にアンドーと呼ばれていたような・・・)など、ファインプレーとは行きませんでしたが、何度か打球に飛び込んでいくシーンなど、決して動きが鈍かったわけではありません。
この試合は4月末に行われたにも関わらず、観戦していても寒さを感じる日でした。
少し両選手ともですが、やや動きもいつものように行かなかったとは思いますが(大冠も1エラーにパスボールは2つとやや精細を欠きました)、勝負の行方をはや決めてしまった、1回表も打たれた4安打は仕方がありませんが、ここに3四球、3エラー、2パスボールが絡み大量の10失点に繋がってしまいました。
過去の公式戦の結果を見ても、この試合の結果が富田林の実力ではないと思いますので、守備の課題など、夏までにしっかりと克服して、本来の姿を「本番」で見せて欲しいと思います。
大冠
1022 33=20
000 01=1
富田林
大 背番号1、11
富 背番号1、4、10、4
大H15 E1
富H4 E5
本塁打
大 背番号1(2)、背番号3(2)