2015年印象に残った試合ベスト10

2015年印象に残った試合ベスト10

まもなく2015年も終わるということで、今年観戦した京都大会の試合からベスト10を選んでみました。

あくまで私の個人的主観ですので悪しからず・・・

対象は2014年秋季大会、2015年春季大会、2015年夏季大会とします。

では早速第10位から。

【第10位】
夏季大会一回戦 桃山 VS 鴨沂

爽やかに戦った鴨沂ナイン達
爽やかに戦った鴨沂ナイン達

選出のポイントは桃山が母校ということ(笑)、そしてなにより鴨沂の背番号15をつけたのはユニフォームを着た選手ではなく、制服姿の女子マネージャー。
高校野球はプロ注目選手を擁する強豪校ばかりが目立ちますが、鴨沂のような部員数も限られたチームも力一杯戦っているということを多くの高校野球ファンに知って欲しいなぁという想いからこの試合を挙げさせていただきます。

【第9位】
秋季大会準決勝 龍谷大平安 VS 京都成章

平安高橋君
平安高橋君

選出のポイントはヤクルトにドラフト3位で入団した平安高橋圭二投手。
この試合は京都成章の日下投手も右の「ライアン投法」で盛り上がりました。
高橋投手、日下投手とも次のステージで活躍して欲しいという想いでこの試合を挙げさせていただきます。

【第8位】
春季大会二次戦一回戦 京都共栄 VS 洛東

ライトオーバーのツーランホームランを打った菅田選手
ライトオーバーのツーランホームランを打った菅田選手

選出のポイントは京都共栄の菅田選手。
この試合では本塁打、三塁打、二塁打で迎えた最終打席で、シングルヒットに止めればサイクル安打でしたが、俊足を活かし二塁打となり記録はなりませんでしたが、身体能力の高い選手が現れたなぁという記憶はしっかりと残った試合でした。

【第七位】
夏季大会二回戦 京都翔英 VS 加悦谷

京都翔英先発の三田村投手
京都翔英先発の三田村投手

選出ポイントは翔英の三田村投手。
この試合では二桁奪三振の活躍も甲子園に出ることはかないませんでした。
高校時代は持てるポテンシャルを使い余した感もあった三田村投手ですが、次のステージでの活躍を期待してこの試合を挙げさせていただきました。

【第六位】
夏季大会準々決勝 京都共栄 VS 城南菱創

タイムリーの大林選手
タイムリーの大林選手

選出ポイントは城南菱創。
この試合は敗れましたが、2015年夏の快進撃は見事でした。
この試合も勢いに乗っているチームならではの不思議な流れを呼び寄せるシーンがありました。

【第五位】
夏季大会三回戦 京都外大西 VS 立命館

ソロホームランの森選手
ソロホームランの森選手

直前の春季大会を準優勝していた立命館に、甲子園から遠ざかっている名門京都外大西の対戦。
この試合では外大西の打線がシード校立命館を飲み込み見事な勝利を挙げたのが選出ポイント。
外大西はこの後の城南菱創戦で敗れましたが、近い将来の再びの栄光を期待したいですね。

【第四位】
夏季大会準々決勝 立命館宇治 VS 同志社

準々決勝で惜しくも敗退した同志社ナイン
準々決勝で惜しくも敗退した同志社ナイン

選出ポイントは敗れはしましたが同志社。
2015年を語るには同志社の快進撃を忘れることはできません。
好投手井上投手はじめ、多くの高校野球ファンを楽しませてくれました。

【第三位】
春季大会二次戦一回戦 京都すばる VS 鳥羽

鳥羽エースの松尾投手
鳥羽エースの松尾投手

選出ポイントは敗れた鳥羽。
思えばこの試合に大敗した後、公式戦を勝ち続け甲子園でも2勝を挙げる大活躍につながりました。
まさにこの試合の悔しさをバネに強くなったチーム、そのきっかけになった試合となったのではないでしょうか。

【第二位】
夏季大会一回戦 東舞鶴 VS 伏見工

逆転に沸く東舞鶴ベンチ
逆転に沸く東舞鶴ベンチ

8回を終わり5-4と伏見工業がリードしながら、9回表、東舞鶴が怒涛の攻撃を見せ一気に7点を奪い大逆転をした試合でした。
何が起こるかわからない。
高校野球の怖さや面白さを見せてくれた好ゲームでした。

【第一位】
夏季大会準決勝 立命館宇治 VS 京都共栄

劇的なサヨナラ勝ちに沸く立命館宇治ナイン
劇的なサヨナラ勝ちに沸く立命館宇治ナイン

延長15回裏、2死ランナー無しから山下投手が放ったセンターオーバーの打球は、京都共栄の守備ミスも重なり一気にホームイン。
灼熱のスタジアム、熱い熱い試合のあまりに突然に訪れた終わりの瞬間でした。
立命館宇治、京都共栄両者譲らない素晴らしいゲームでした。

 

他にも素晴らしいゲームがいくつもありましたが、この10試合を2015年に現地で観戦した京都大会のベスト10として記録したいと思います。
また2016年も素晴らしい試合を一試合でも多く見たいなぁと思います。

2015年総評カテゴリの最新記事