[ 一回戦 ] 日野 VS 大島海洋国際

2019年3月16日、春季東京大会一次戦 第24ブロックBグループ 一回戦
早稲田実 王貞治記念グラウンド

スタメン

※球場アナウンスをメモしていますので誤字などあるかもしれません

大島海洋国際（派遣：狛江）
8 タカヤスR
5 クロダ（狛江）L
6 ハラシマR
4 タジマR
9 モリR ※背番号1→1
3 メグミ（狛江）L
2 シズムラR
1 コバヤシL→9
7 ノナカ（狛江）R→7 フチヤマ？

日野
6 ワタナベR
8 ヨコヤマL
3 ヤマザキユウスケL
2 サカモトR
7 ヒロセR→R7 チバ
5 ヤマサキカズマR→5 スギタR
4 ヒロオカL
9 イリエR
1 ヤマシタR→H タナカR→R イワサキ→1 ベッチャク→H オオノR

短評

※早実グラウンドは学校関係者に許可を得た方でないと撮影禁止とあるので、試合中の写真は撮影していません。

西東京の都立の雄・日野は昨秋、一次戦初戦で関東一との強豪対決となり、1-3で敗れたためこの春は一次戦からスタート。
対戦相手は離島の大島海洋国際。一部狛江から選手が派遣されています。

先攻は大島海洋国際。
日野の先発はエース右腕・ヤマシタ投手。

初回、先頭打者が四球を選ぶと、犠打で送り3番・ハラシマ選手がライト前ヒットで13塁。
4番のタジマ選手のサードゴロが、イレギュラーバウンドしレフト前へ弾む間に1点を先制。
さらに2死満塁から8番・シズムラ選手のライト前タイムリーで1点を追加。
2-0とリードします。

その裏日野の攻撃。
大島海洋国際は背番号9、変則的なモーションの左腕・コバヤシ投手が先発。

先頭のワタナベ選手がレフト前ヒットで出塁、さらに死球で12塁とするとダブルスチールを成功させ23塁に。
3番ヤマザキユウスケの打球はしぶとくゴロでセカンド横を破り、ライト前へ2点タイムリーヒット。
同点に追いつくと、1死3塁から5番・ヒロセ選手のセンターへの犠牲フライで勝ち越しに成功。

さらに6番・ヤマサキカズマ選手が右中間を破る3塁打。
四球で13塁とすると、8番・イリエ選手の打球はセンター後方への飛球。
一瞬追いついたようにも見えましたが、ボールはグラブを掠めセンター後方への走者一掃の3塁打。
2点を追加し5-2とします。

さらにヤマシタ選手が四球でつなぐと、1番・ワタナベ選手。
何度かレフト方向へ鋭い打球のファールを放った後、一転ライトへ流した打球はグングン伸び、そのままフェンスオーバー。
スリーランホームランで8-2と大きくリードを広げます。

続く2回裏も日野は2死満塁と攻めるも、あと一本が出ずに無得点に終わります。
すると直後の3回表、大島海洋国際は2番・狛江から派遣されているクロダ選手がセンター前ヒットで出塁すると、3番・ハラシマ選手が右中間を破るタイムリー2塁打で1点を返します。

中盤、大島海洋国際もいい流れを作り始めていましたが、地力に勝る日野は4回裏。
先頭3番・ヤマザキユウスケ選手が上手くレフト前へ流すと、4番・サカモト選手が四球で繋ぐと、ヤマザキ選手が三盗を成功（サカモト選手は二盗死）を決め1死3塁とし、5番・ヒロセ選手がセンター前ヒットで1点を追加。

さらに6番・ヤマサキカズマ選手のセンターフライを打球を見失ったか、センター前に落としてしまい12塁とし、7番・ヒロオカ選手がセンター前に3連打でさらに1点。

続く8番・イリエ選手に暴投を出したところ（1死23塁）で、大島海洋国際はライトを守っていた背番号1・モリ選手をマウンドへ上げます。
先発のコバヤシ選手が代わってライトへ。

2死後、9番・ヤマシタ選手への代打・タナカ選手にモリ投手が暴投でさらに1点。
日野は3点を追加し11-2とします。

日野は5回表から、背番号11、右のベッチャク投手へ継投します。
5回は両チーム無得点で終わり、グラウンド整備が終わると6回裏。

日野は先頭8番・イリエ選手が四球で出塁。
9番・ベッチャク選手への代打・オオノ選手も死球で12塁とすると、この試合好調の1番・ワタナベ選手の打席でまずイリエ選手が三盗。
さらに続けてオオノ選手も二盗を決め無死23塁とします。

この場面でワタナベ選手はショートゴロ。
大島海洋国際ハラシマ選手はバックホーム。
タイミング的にはアウトかと思われましたが、シズムラ選手が落球。
フィルダーズチョイスで1点追加。

さらに13塁の場面で、2番・ヨコヤマ選手がセンターオーバーのタイムリーヒットでこの回2点目。
13-3と10点差がつき、大会規定により6回コールドげむが成立。
日野が一次戦初戦を突破しました。

日野は打線も活発でしたが、特に目立ったのは盗塁。
手元でのカウントは8回成功させました。

上位勢との対戦になると、当然ヒットも少なくなると思いますので、この機動力は今後大きな武器になるでしょう。
一方投手陣含め、ディフェンス面でやや細かなミスも目立ったので、これから試合を重ねながら修正をして欲しいところ。

対する大島海洋国際。
選手時代に雪谷で甲子園を経験されている増子監督の元、随所に鍛えられていることを感じさせてくれました。
狛江からの派遣メンバーも上手くチームに溶け込んでいるように見えました。
こちらもディフェンスをもう少し磨くと、夏面白くなると思いますので期待したいと思います。

イニング詳細

一回表 大島海洋国際

日野先発はエース右腕ヤマシタ
オーソドックスなタイプ

一回裏 日野

大島先発は左やや変則的なモーションのコバヤシ

二回表 大島海洋国際

二回裏 日野

三回表 大島海洋国際

三回裏 日野

四回裏 日野

五回表 大島海洋国際

日野11右のベッチャクへ継投

五回裏 日野

六回表 大島海洋国際

六回裏 日野

スコア

大島海洋国際
201 000=3
800 302x=13
日野

6回コールドゲーム

大 9コバヤシ、1モリ － 2シズムラ
日 1ヤマシタ、11ベッチャク － 2サカモト

大 H5 E0
日 H12 E2

本塁打
日 ワタナベ③

個人成績

打撃成績

※公式記録ではありません
大島海洋国際

日野

投手成績

大島海洋国際

日野