[ 軟式準決勝 ] 世田谷学園 VS 城北

2019年4月29日、春季東京軟式大会兼、第67回春季関東高校軟式野球大会 東京予選 準決勝
稲城中央公園球場

スタメン

※球場で音声をメモしていますので誤字などあるかもしれません

城北
6 6オガワR
4 4アダチR
8 8オガタ？R→1
2 2オオスギR
3 3オオニシR
5 5キドR
1 1タナカR→8
9 9オオタR
7 7サカキバラL

世田谷学園
5 5伊地知L
6 6マツフジR
8 7マスイケR
2 2マチダR
1 1グンジR→7
9 9ハヤシ
3 3フクダ(ソウ)L
4 4厚東R
7 8フクダ(マヒロ)R→1 10サカイ

短評

先攻は城北。
まず守る世田谷学園の先発はエース右腕のグンジ投手。

1回表、城北は先頭オガワ選手がセンターオーバーの2塁打で出塁、犠打で1死3塁とすると、3番オガタ？選手が初球をレフト前に弾き返し、1点を先制します。

代わって守りにつく城北の先発は、エース右腕のタナカ投手。

1回裏世田谷学園は1死から2番マツフジ選手が四球で出塁、マスイケ選手の内野ゴロの間に2塁へ進むと、4番マチダ選手のライト方向への浅めの飛球が外野に弾み、即座に1-1の同点に追いつきます。

世田谷学園は3回裏も1死から、1番伊地知選手が四球、二盗を決めると、2番マツフジ選手がライト前に勝ち越しタイムリーヒット。

さらに2死3塁と場面変り、4番マチダ選手が2打席連続のタイムリーヒットを、今度はレフト前に運びこの回2点目。

3-1とリードを奪います。

直後の4回表、城北も2死23塁と一打同点のチャンスを作りますが、あと一本が出ずに無得点に終わると、5回裏。
またも世田谷学園が1死から3番マスイケ選手がセンター前ヒットで出塁。
2死2塁となり、5番グンジ選手がライト前へタイムリーヒットを放ち1点追加。

城北はここでセンターで出場していたオガタ？投手へ継投。

4-1と世田谷学園が3点をリードし、前半の5回の攻防を終えます。

城北はグラウンド整備が明けた6回表。
先頭4番オオスギ選手、続くオオニシ選手が連続四球で出塁出塁。

6番キド選手の打席、三盗と内野ゴロの間にオオニシ選手が進塁し1死23塁と変ると、7番タナカ選手がライト前にタイムリーヒット。
1点を返し2-4とします。

しかしその直後、世田谷学園はファーボールト、2つの敵失。
ノーヒットで1点を加えると、7回裏も先頭3番マスイケ選手がレフトオーバーの2塁打で出塁。
内野ゴロで1死3塁と変ると、5番グンジ選手がサードゴロ。
その間にランナーがホームインし1点を追加、6-2と城北を突き放します。

結局、8回、9回の城北の攻撃を7回途中からマウンドに上がった、2番手の背番号10番サカイ投手が抑えて、世田谷学園が勝利。
決勝戦にコマを進めました。

今年は東京で春季関東大会（5月25日～28日）が開催されるため、敗れた城北含めてベスト4のチームすべてが関東大会へ出場します。
勝った世田谷学園は打線が強力。

芯でとらえた打球が多く、着実に追加点を奪い城北に快勝。
投手陣含めた守りも、ノーエラーと東京のファイナルに残るチームに相応しい試合を見せてくれました。
特にクリーンアップが当たっているだけに、決勝戦そしてその先の関東でも、打ち勝っていけるか注目です。

一方敗れた城北ですが、硬式以上に1点の重みがある軟式競技において、3失策、4与四死球が失点に結びついてしまったのは反省材料。
とはいえ、ここまで早稲田実、早稲田と実力ある早稲田勢を連破してのベスト4だけに、これが実力ではないはず。
第三代表決定戦、そしてこちらも関東大会があるので、持ち前の元気の良さも存分に出して、暴れまわってくれることを期待したいと思います。

イニング詳細

一回表 城北

世田谷学園エース、グンジ先発

一回裏 世田谷学園

城北エース、タナカ先発

二回表 城北

二回裏 世田谷学園

三回表 城北

三回裏 世田谷学園

四回表 城北

四回裏 世田谷学園

五回表 城北

五回裏 世田谷学園

六回表 城北

六回裏 世田谷学園

七回表 城北

七回裏 世田谷学園

八回表 城北

八回裏 世田谷学園

九回表 城北

スコア

城北
100 001 000=2
102 011 10x=6
世田谷学園

城 1タナカR、8オガタ？R － 2オオスギ
世 1グンジR、10サカイR － 2マツダ

城 H6 E3
世 H7 E0

地元開催のため、両チーム関東大会へ出場

個人成績

打撃成績

※公式記録ではありません
城北

世田谷学園

投手成績

城北

世田谷学園