国士舘19年ぶりのセンバツ勝利ならず

国士舘19年ぶりのセンバツ勝利ならず

2019年3月27日、第91回選抜高等学校野球大会 一回戦
甲子園球場

スタメン

※観戦記ではありません

国士舘(東京)
1 黒川
8 松室
9 渡辺伸
3 黒沢
7 森中
6 鎌田
2 沢野
1 白須
5 伊藤

明石商業(兵庫)
8 来田
2 水上
5 重宮
9 安藤
7 溝尾
3 岡田
6 河野
4 清水
1 中森

10年ぶりの甲子園、無念の初戦敗退

昨夏の甲子園を経験しているメンバーも残り、秋は近畿大会準優勝と前評判も高い兵庫の明石商業と対戦する、10年ぶりに甲子園に戻ってきた国士舘。

試合は明石商業が、2回裏2死走者無しから、国士舘先発の白須投手を攻め、6番・岡田選手のショート内野安打、続く河野選手のライト前ヒットで13塁とすると、清水選手が四球で繋ぎ満塁とします。

このチャンスに9番・中森選手が押出し四球を選び1点を先制すると、1番に戻り注目の来田選手がライトへ2点タイムリーヒット。

3点を先制します。

国士舘は4回表、先頭4番・黒沢選手が四球で出塁。
続く森中選手のセンター前ヒットで無死13塁とチャンスを作り、2死後、8番・白須選手がセンター前に弾き返し1点を返します。

6回裏、明石商業は1死から6番・岡田選手がレフトへ2塁打で出塁。
暴投で3塁に進塁すると、7番・河野選手はスクイズを試みますが、これが投手フライ。
岡田選手は3塁に戻れず併殺打。
大きなピンチを脱します。

流れを掴みたい国士舘でしたが、7回裏、再び明石商業は、先頭8番・清水選手が四球で出塁。
バッテリーミスと犠打で1死3塁となり、国士舘はここで背番号13番、右の山田投手をマウンドへ送ります。

しかし代わり端、来田選手に暴投。
明石商業が貴重な1点を挙げ4-1とします。

さらに8回裏、明石商業は先頭5番・溝尾選手がセンター前ヒットで出塁し犠打で進塁、すると7番・河野選手、8番・清水選手が連続四死球で満塁となり、ここで国士舘は背番号17番・左の石橋投手へ継投。

しかし続く中森選手へ押出し四球。
3連続四死球で明石商業が1点を追加、さらに1死満塁から来田選手がライトへ犠牲フライ。

続く水上選手もセンター前に弾き返し、この回3点を追加し7-1。
9回表の国士舘の攻撃は3人で終わり試合終了。

国士舘は、好投手の中森投手から、明石商業を上回る9安打を放ちましたが、四球やミスが失点に繋がり、久しぶりの甲子園勝利はお預けとなりました。

大会前から、主力選手が怪我するなど、決して万全ではなかったものの、終盤まで強豪相手に互角に戦いましたが、最後は現時点での完成度の違いで引き離されましたが、また甲子園で一回りも二回りも大きくなった姿を、春季都大会で観戦したいと思います。

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スコア

国士舘
000 100 200=1
030 000 13x=7
明石商業

国 白須、山田、石橋 - 沢野、吉田
明 中森 - 水上

国 H9 E1
明 H7 E0

個人成績

打撃成績

※公式記録ではありません
国士舘

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
1 黒川 一ゴロ 二ゴロ 右飛 一飛
H 斎藤 二ゴロ
8 松室 空振三振 左前安打 三ゴロ 遊ゴロ
H 冨田 一直
9 渡辺伸 右飛 空売三振 右前安打 中2塁打
3 黒沢 四球 三振振り逃げ 右飛 二ゴロ
1 山田
1 石橋
7 森中 投ゴロ 中前安打 右前安打 三ゴロ
6 鎌田 左前安打 二ゴロ 一ゴロ 見逃三振
2 沢野 空振三振 空振三振
H 渡辺彪 空振三振
2 吉田 空振三振
13 白須 一飛 中前安打(1) 二ゴロ 遊ゴロ
5 伊藤 空振三振 三安打 二安打 空振三振

明石商業

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 来田 三邪飛 右前安打(2) 四球 (山)暴投(1)
四球
右犠飛(1)
2 水上 四球 空振三振 右飛 見逃三振 中前安打(1)
5 重宮 二ゴロ併殺打 右飛 遊ゴロ
二盗
左前安打 中飛
9 安藤 見逃三振 左飛 右飛 右飛
7 溝尾 三ゴロ 中飛 空振三振 中前安打
3 岡田 遊安打 二飛 左2塁打 犠打
6 河野 右前安打 四球
牽制死
暴投
投飛併殺打
四球
4 清水 四球 四球 四球 死球
1 中森 四球(1) 三邪飛 捕逸
犠打
(石)四球(1)

投手成績

国士舘

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
白須 6 1/3 4 7 3 4 4
山田 1 2 3 1 3 3
石橋 0 2/3 1 1 0 0 0

明石商業

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
中森 9 9 1 10 1 1

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