2015年10月18日、秋季近畿大会1回戦
皇子山球場
スタメン
※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません
高野山（和歌山2位）
4 白川
7 徳
9 井上凌
5 森谷
2 山本
8 峰久保
3 中山
6 上野
1 南中道
龍谷大平安（京都1位）
8 小川
4 久保田
6 西川
5 橋本
3 冨田
1 市岡
7 岡田
2 竹葉
9 竹内
観戦記
まず守る龍谷大平安の先発は、京都大会2次戦を一人で投げきったエース市岡投手。
1回表の高野山、先頭の白川選手がストレートの四球を選ぶと、続く徳選手が犠打で送り、さらに続く井上凌選手の内野ゴロの間に2死3塁と先制のチャンスを作ります。
ここで4番の森谷選手がレフト前ヒットを放ち1点を先制します。
この回なおも、続く山本選手のヒット、峰久保選手の死球で2死満塁と攻めますが、中山選手がセカンドフライに倒れ、1点で終わります。
高野山の先発は背番号10の南中道投手。
勢いのあるストレートを持っている南中道投手。
1回裏の平安は、1死後、2番久保田選手が四球を選ぶと、続く西川選手がセンター前ヒットで13塁。
さらに4番橋本選手が四球で1死満塁とチャンスを作ります。
ここで5番の冨田選手が放った打球は、レフト頭上へ。
そのままスタンドに入り逆転満塁ホームランとなり、平安4-1高野山と一気にリードが広がります。
さらにこの後、市岡選手のヒットなどで2死12塁と、追加点のチャンスを作りますがここは無得点に終わります。
直後の2回表の高野山。
1死から、南中道、白川量選手がヒットでチャンスを作りますが、徳選手がサードゴロ併殺打に倒れ、無得点に終わります。
次の1点は平安。
3回裏、先頭の6番市岡選手がライト前ヒットで出塁すると、岡田選手が送り1死2塁。
ここで8番竹葉選手の放ったレフト線への飛球をレフトが追いつけず、平安が1点を追加します。
さらに9番竹内、1番小川両選手が四球でつなぎ1死満塁とすると、2番久保田選手がレフト前に2点タイムリーヒットを放ち、7-1と平安が大きくリードを広げます。
さらにこの回、2死満塁と追加点のチャンスを作りますが、ここは南中道投手が踏ん張ります。
5回表の高野山。
先頭の南中道選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く白川選手は犠打失敗（三振）で1死となりますが、徳選手が四球、3番井上凌選手が犠打で送ると先制タイムリーの森谷選手が四球で2死満塁のチャンスを作りますが、山本選手がセカンドゴロで無得点に終わります。
すると直後の5回裏の平安。
先頭の9番竹内選手の左中間を破る2塁打でチャンスを作ると、1番小川選手が送り、続く久保田選手がレフトへの犠牲フライで8点目をあげます。
さらに西川選手がレフト前にヒットを放ったところで、高野山は背番号1の谷口投手へ継投します。
ここで西川選手が二盗を成功させると、4番の橋本選手がセンターにフライを打ち上げますが、これをセンターが捕球しきれず、センター前の2塁打となってさらに1点を追加。
9-1と平安が大量リードする展開になります。
試合はこのまま7回表の高野山の攻撃を迎えますが、2三振を含む三者凡退に終わり、大会規定により7回コールドゲームで龍谷大平安が勝ち、ベスト8入りを果たしました。
平安は、京都大会とおりの攻撃力の高さを近畿大会でも見せました。
この試合でも西川選手が2盗塁と機動力の高さを示しました。
冨田選手は京都大会決勝戦でも、バックスクリーンまで運ぶホームランを放ってましたが、ハマった時の長打力は素晴らしいものがあります。
一方、市岡投手ですが、この試合は7回までで、三振は5つ。
与四死球は5つと、京都大会同様にやや荒れた内容でした。
平安については京都大会準決勝の京都国際戦後の感想を書かせていただきましたが、高野山戦の印象はあまり変わりません。
今年もレベルの高いチームだと思いますので、今後の活躍を期待したいです。
高野山は初めて試合を観戦しました。
先発した南中道投手は平安相手に6回で4つの三振を奪うも、9つの与四死球という制球が課題に残りました。
あれだけのストレートを持っているので、県大会の序盤などであれば、多少の荒れ球も武器になると思いますが、このクラスの相手になると逆につけこまれてしまいますね。
打線も市岡投手相手にしっかりと打ち返している印象でした。
持っている潜在能力は高いチームだと思います。
なかなか和歌山までは距離的に観戦しにいけないのですが、ぜひ来夏の甲子園を目指してこの冬を過ごして欲しいと思います。
スコア
高野山
100 000 0=1
403 020 x=9
龍谷大平安
高 南中道 ー 山本
平 市岡 ー 竹葉
高 H5 E0
平 H10 E0
本塁打
平 冨田（4）