2019年、第91回選抜高校野球出場チーム予想

2019年、第91回選抜高校野球出場チーム予想

第91回選抜高等学校野球大会概要

第91回選抜高等学校野球大会(以後センバツ)は2019年3月23日(土)に開幕。
休養日1日を含む12日間のスケジュールが組まれています。

出場校数は32校。

出場校が決まる選考委員会は、1月25日(金)に行われ、組み合わせ抽選会は、3月15日(金)です。

21世紀枠については12月14日(金)に、全国9地区(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州)で各1校づつの候補校が発表される予定になっています。

ここでは21世紀枠を除く、一般プラス神宮枠の29校を個人的に予想します。
尚独断と偏見なので、ご了承ください。

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北海道(出場枠:1プラス神宮枠)

明治神宮大会で初出場初優勝。
「実りの秋」を送った札幌大谷は確定でしょう。

併せて神宮枠で、北海道大会準優勝の札幌第一も確定だと思います。

[ 予想 ]
札幌大谷
札幌第一

東北(出場枠:2)

東北大会優勝の八戸学院光星(青森)と、準優勝の盛岡大附(岩手)

準決勝もこの両チームが、それぞれ対戦校に完勝しているので特に議論になることもなく、甲子園常連校のこの2チームで確定だと思います。

[ 予想 ]
八戸学院光星(青森)
盛岡大附(岩手)

関東・東京(出場枠:6)

関東・東京は東京大会優勝チームは事実上確定なので、まず国士舘(東京) は確定。

次に関東大会出場校から4チームなので、優勝の桐蔭学園(神奈川)、準優勝の春日部共栄(埼玉)
さらに4強組の習志野(千葉)山梨学院(山梨)も確定だと思われます。

問題はあと1つを東京大会準優勝の東海大菅生と、関東大会8強止まりの4チーム。
計5チームから選出されるはずですが、ここは少し揉めそうです。

まず消去法で、前橋育英(群馬)横浜(神奈川)は共に準々決勝でコールド負け。
コールド負けは近年、評価がかなり落ちる傾向があるので、厳しいと予想します。

残る2チームでは、北関東勢がいないため、地域性から佐野日大(栃木)の可能性もありますが、コールドは免れたものの、桐蔭学園に8-1と、スコア的にはコールド負けに等しい点差がついたことは大きなマイナス要因。

東海大甲府(山梨)は、8-4で習志野に敗退。
スコア的には「格好がついた」形ですが、山梨勢は、他に山梨学院がほぼセンバツを決めているだけに、地域性の問題が出てきそう。

そうなると、地域性の問題はありますが、東京大会決勝で国士舘に4-3と好勝負を演じた、東海大菅生が急浮上してきます。

佐野日大、東海大甲府、東海大菅生での比較になると予想。
センバツは好投手のいるチームが、やや選出に当たって有利になる印象もあり、「負け方」が最も良かった東海大菅生をラスト1枠に予想します。

[ 予想 ]
国士舘(東京)
東海大菅生(東京)
桐蔭学園(神奈川)
春日部共栄(埼玉)
習志野(千葉)
山梨学院(山梨)

東海(出場枠:2)

東海大会優勝の東邦(愛知)は確定でしょう。
残り1枠は東海大会準優勝の、津田学園(三重)が本来であれば有力と思いますが、決勝のスコアは10-2と大差のゲームになりました。

4強組の残り2チームでは、中京大中京(愛知)は津田学園に5回コールド負け。
消去法から、まず選考外になりそう。

残る1チーム、中京学院大中京(岐阜)は東邦と10-9の激戦を演じました。

「負け方」では中京学院大中京が最も良く、ここは少し揉めそう。

津田学園、中京学院大中京とも負けた相手は共に東邦。

津田学園は三重大会3位、中京学院大中京は岐阜大会優勝。
こういった背景を見比べてみて、準優勝の津田学園ではなく、中京学院大中京が選出されるのではないかと予想します。

[ 予想 ]
東邦(愛知)
中京学院大中京(岐阜)

北信越(出場枠:2)

明治神宮大会準優勝。
早くも来春センバツの優勝候補の一角と見られ、エース奥川投手も来秋ドラフト候補などと噂される星稜(石川)は確定でしょう。

残る1枠ですが、その星稜と北信越大会決勝で、延長15回引き分け再ゲームの激闘を演じた、啓新(愛知)で確定だと思います。

[ 予想 ]
星稜(石川)
啓新(福井)

近畿(出場枠:6)

毎年なにか揉める要素が生まれやすい近畿。
今年も一筋縄では決まりそうにありません。

まず近畿大会優勝の龍谷大平安(京都)、準優勝の明石商業(兵庫)は確定でしょう。

問題は残る4強の2チーム。
履正社(大阪)智辯和歌山(和歌山)
共に準決勝でコールド負けを喫しました。

とは言え、この2チームも確定だと思いますが、この結果を受けて混沌とするのが8強止まりの4チームの比較。

まず1番「良い負け方」をしたのは、市和歌山
龍谷大平安相手に5-4と大接戦を演じました。

次にスコア的にも良い勝負だったのは、大阪桐蔭ですが、智辯和歌山に直接対決で敗れ、その智辯和歌山がコールド負けしたことは、大きく影響しそう。

加えて今年の大阪桐蔭は、大阪大会2位。
優勝の履正社が、龍谷大平安にコールド負け。
つまり大阪桐蔭が負けた相手は、どちらも近畿大会でコールド負けをしています。
センバツ3連覇の大偉業がかかり、主催者も選出したくなると思いますが、かなりマイナス要因になることは間違いありません。

残り2チーム。
まず報徳学園(兵庫)は兵庫大会3位。
福知山成美(京都)は京都大会優勝という背景があり、さらに報徳が兵庫準決勝で敗れた神戸国際大附(兵庫)に、成美は近畿大会初戦で勝っていることからも、両チームの比較では福知山成美が上位評価されそう。

市和歌山、大阪桐蔭、福知山成美の3チーム比較になると思います。

その中で、やはり市和歌山は、智辯和歌山がコールド負けしていますが、自身は平安と互角に戦ったことは高く評価されるはずなので、当確ではないかと。

すると残りは福知山成美か大阪桐蔭か。
近畿王者の平安を軸に考えると、成美がやや優位だと思うのですが、そこはセンバツ。

集客面や、正直テレビの視聴率なども主催者サイドとしては意識するはず。
そう考えると大阪桐蔭が有利になるのではないかと予想します。

[ 予想 ]
龍谷大平安(京都)
明石商業(兵庫)
履正社(大阪)
智辯和歌山(和歌山)
市和歌山(和歌山)
大阪桐蔭(大阪)

中国・四国(出場枠:5)

まず中国地区から2チーム、四国地区から2チーム出場になるので中国大会優勝の広陵(広島)、準優勝の米子東(鳥取)も確定だと思います。

次に四国大会優勝。
明治神宮大会も4強入りした高松商業(香川)は確定でしょう。
四国大会準優勝の松山聖陵(愛媛)も確定だと思います。

残る1チームは市立呉(広島)創志学園(岡山)富岡西(徳島)高知商業の4チームで比較になるはずです。

その中でまず消去法で、創志学園は中国大会準決勝で広陵にコールド負けしているため、選考外になりそう。

高知商業も高松商業に四国大会準決勝で、10-4と点差が開き敗退しているので、同じく選考外になるのではと思います。

残るは市立呉か、富岡西か。
市立呉は広島2位、富岡西は徳島3位とここでは大きな差はつきそうにありません。

試合内容もほぼ互角で、甲乙つけがたいのですが、富岡西は21枠候補になるほどの伝統校。ここは地域性から見ても、広島勢はすでに広陵が決めているだけに、一般枠で富岡西と予想します。

[ 予想 ]
広陵(広島)
米子東(鳥取)
高松商業(香川)
松山聖陵(愛媛)
富岡西(徳島)

九州(出場枠:4)

まず九州大会優勝。
明治神宮大会でも4強入りした筑陽学園(福岡)は確定。

準優勝の明豊(大分)も確定だと思います。

準々決勝で筑陽学園と1-0の接戦を演じた、興南(沖縄)が1つ議論の対象になりそうですが、それでも積極的に4強を外す材料も乏しいことから、日章学園(宮崎)大分で確定でないでしょうか。

日章学園は明豊に10-4で敗れ、大分は筑陽学園に5-3で敗れています。
もしこのスコアが逆であれば、地域性で興南の可能性もあると思いますが、今回は興南が補欠校に回るのではないかと予想します。

[ 予想 ]
筑陽学園(福岡)
明豊(大分)
大分(大分)
日章学園(宮崎)
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