[ 五回戦 ] 東海大菅生 VS 明星

2019年7月20日、第101回全国高校野球西東京大会 五回戦
ダイワハウススタジアム八王子

スタメン

※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

明星
1 鈴木L
4 寺尾R
9 北見R
8 岡野R
7 清水R
3 志田R
6 大橋R→H 三井L
2 工藤R
5 藤田L→H 岩渕R→R 大高L→3 関口R

東海大菅生
9 外岡L
2 小山L
6 成瀬R
3 杉崎R
7 西垣R
8 今江R
5 中村洸L
4 石田L→1 中村晃L
1 新倉L→H4 玉置R

短評

明星が先攻で始まった、ベスト8をかけた試合。
まず守る春の王者・東海大菅生の先発は、背番号11番、2年生の新倉投手。

1回表、明星は先頭・鈴木選手がライト前ヒットで出塁、犠打と内野ゴロで2死3塁とすると、4番・岡野選手がセンターの横を抜くタイムリー3塁打で1点を先制します。

1点を幸先よくリードした明星。
先発のマウンドに上がるのは、背番号6の鈴木投手。

1点を追う東海大菅生は1回裏、先頭の外岡選手がレフト前ヒットで出塁すると、続く小山選手がライト前ヒット。
これを明星・北見選手が後逸してしまい、その間に外岡選手が一気にホームへ。
1-1の同点に追いつき、尚無死3塁とします。

2死3塁と場面変り、5番・西垣選手がライト前に勝ち越しタイムリーヒットで2-1と逆転に成功。

さらに続く6番・今江選手がレフト線に2塁打で2死23塁とすると、7番中村洸星選手がレフト線に2点タイムリー2塁打。
2点を追加、4-1と東海大菅生、すぐさま逆転に成功します。

2回裏も東海大菅生は1死から、1番・外岡選手が2塁打を放ち、3塁まで進塁しますが無得点に終わると、中盤は両投手が落ちつき、4-1のまま試合は後半戦に。

7回裏、東海大菅生は先頭9番・新倉投手に代打・玉置選手。
レフト前ヒットから暴投、内野ゴロで1死3塁とすると、2番・小山選手が初球をライトに犠牲フライ。
貴重な1点を追加し5-1とリードを広げます。

東海大菅生は8回から、エース中村晃太朗投手へ継投。

9回表、明星は1死から5番・清水選手が意地のヒットで出塁をしますが、反撃もここまで。
東海大菅生が5-1でベスト8に進出しました。

まず勝った東海大菅生。
実力校・明星が相手で中盤はなかなか突き放すことが出来ませんでしたが、2年生左腕の新倉投手の好投もあって、危なげないゲーム展開。
点差以上の強さを感じさせた試合でした。

今年は東東京を含め、やや波乱含みの展開が続きますが、さすが秋準優勝、春優勝、関東大会準優勝と断トツの実績を誇る東海大菅生。
前評判でもやや抜けた扱いかと思いますが、それに違わぬゲーム運びでまずはベスト8に名乗りを上げました。

そして敗れた明星。
優勝候補筆頭格の東海大菅生を相手に、大善戦と呼べる試合だったのではないでしょうか。
初回に一気に畳みかけられた以外は、本当に互角の展開。

先発完投した鈴木投手も力強いボールで中盤以降は、東海大菅生打線を完全に抑えていただけに、初回の乱調が悔やまれます。
しかし、ここまでの勝ち上がりは色あせません。

「あと一歩」は秋からの新チームに期待しところ。
この試合、登板機会はありませんでしたが、エースナンバーの西方投手。
他、この試合出場した、工藤捕手、志田選手、大橋選手、大高選手らが中心になり、さらなる躍進を期待します。
3年生選手は胸を張って今年の大会を振り返って欲しいと思います。

次のステージでの活躍を期待しています。

イニング詳細

一回表 明星

一回裏 東海大菅生

二回表 明星

二回裏 東海大菅生

三回表 明星

三回裏 東海大菅生

四回表 明星

四回裏 東海大菅生

五回表 明星

五回裏 東海大菅生

六回表 明星

六回裏 東海大菅生

七回表 明星

七回裏 東海大菅生

八回表 明星

八回裏 東海大菅生

九回表 明星

スコア

明星
100 000 000=1
400 000 10x=5
東海大菅生

明 6鈴木R － 2工藤
東 11新倉L、1中村晃L－2小山

明 H6 E3
東 H9 E1

個人成績

打撃成績

※公式記録ではありません
明星

東海大菅生

投手成績

明星

東海大菅生