2016年1月29日(金)、第88回のセンバツ出場校が発表されました。
まず21世紀枠は岩手の釜石、香川の小豆島、兵庫の長田の3チーム。
釜石は20年ぶり2回目ですが、前回は釜石南高校としての出場(米子東に9-7で初戦敗退)、統廃合後は初出場。
他の小豆島、長田は春夏通じて初出場となります。
次に、北海道からは北海第一が初出場。
夏は3度出場し第91回大会では鳥取城北を6-3で倒し甲子園で1勝をしています。
今チームは昨秋の明治神宮大会で東京覇者の関東第一から勝利しています。
東北からは青森勢2チームが。
青森山田が11年ぶり2回目、今や甲子園常連の八戸学院光星が3年連続9回目の出場です。
青森山田は昨秋の明治神宮大会では前評判も高かった愛知東邦を4-3で破りベスト4進出をしています。
関東は関東大会覇者の木更津総合(千葉)が2年連続3回目。
ドラフト候補と呼び声の高い左腕、早川投手を擁しています。
さらに関東大会準優勝の常総学院(茨城)にも左腕、鈴木投手がドラフト候補として名前が挙がっています。
こちらは2年連続9回目の出場です。
他に桐生第一(群馬)が2年ぶり5回目。
春は25年ぶりというのが意外でしたが、5回目の東海大甲府(山梨)、さらにこちらもドラフト候補の高橋投手がいる花咲徳栄(埼玉)が3年ぶり4回目とハイレベルなラインアップになった印象。
昨秋は何試合か観戦することができた東京からは関東第一が2年ぶり6回目。なんといっても前チームにはオコエ選手(現:楽天)というスーパースターらを擁し、夏の全国大会ではベスト4入り。
メンバー代わりも乗り越え、見事な夏春連続出場となりました。
次に北信越からは福井勢が2チーム出場。
昨年のセンバツでは平沼投手らを擁し、見事初優勝を遂げた敦賀気比が2年連続7回目の出場。
今チームにも山崎投手が「北陸のダルビッシュ」と呼ばれ前評判高く、早くも優勝候補に名前を連ねています。
そしてもう一チームは12年ぶり4回目の福井工大福井。
東海からは投手としても打者としても注目度の高い藤嶋投手を擁する東邦(愛知)が11年ぶり28回目の出場。
第61回大会であの上宮(大阪)との激闘以来5回目のセンバツ優勝なるか注目です。
そしていなべ総合(三重)は初出場(夏は第92回大会に出場し、福井商業に6-0で初戦敗退)となりました。
そして近畿からは大阪桐蔭が2年連続8回目。
第84回大会以来2度目のセンバツ優勝が期待されます。
エース高山投手は明治神宮大会で相当名前を全国へ轟かせましたね。
滋賀学園は夏は第91回大会に出場(智弁和歌山に2-0で初戦敗退)していますが、春は初出場。
昨秋近畿の勢いをどれだけ見せることができるか期待です。
2年ぶりのセンバツ王者を目指す龍谷大平安(京都)は4年連続40回目。
明石商業(兵庫)は春夏通じて初出場。
智辯学園(奈良)は2年ぶり10回目の出場、そして近畿ラスト1枠は様々な憶測も飛びましたが名門市和歌山が11年ぶり5回目の出場を決めました。
中国からは岡山の創志学園が5年ぶり2回目の出場。
150キロ右腕としてドラフト候補に挙がっている高田投手を擁し注目も高いチームです。
南陽工業(山口)は7年ぶり5回目。
開星(島根)は6年ぶり3回目の出場となります。
四国からは春夏4度の全国制覇の実績がある古豪高松商業(香川)が復活。
20年ぶり26回目の出場。昨秋の明治神宮大会は大阪桐蔭、敦賀気比らを倒して見事初優勝を遂げました。
第32回大会以来のセンバツ優勝なるか注目です。
また高知からは2チーム出場。
甲子園常連の明徳義塾は2年ぶり16回目、全力疾走が有名な土佐は3年ぶり8回目の出場です。
最後九州からはオール枚方の監督しても高校野球ファンには名高い鍛治舍 監督率いる秀岳館(熊本)が13年ぶり2回目の出場。
九鬼捕手はドラフト候補にも名前が挙がっています。
他に海星(長崎)が15年ぶり5回目、鹿児島実業は5年ぶり9回目、日南学園(宮崎)は12年ぶり5回目と九州勢は懐かしい顔ぶれが揃いました。
この後は3月11日に組み合わせが決定。
3月20日に開幕。
まだまだ寒い日が続きますが、いよいよ球春到来といった季節が、もうすぐそこまで来ていますね!
楽しみです!!