2019年 春高バレー
正式名称は「第71回全日本バレーボール高等学校選手権大会」が調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開催。
当ブログは高校野球をメインで取り扱っていますが、丁度オフシーズン。
そして地元調布市での開催とあって、初めてバレーボール観戦をしてきましたので、備忘録として当ブログに記録します。
大会展望
男子
以下のように、昨年行われたインターハイでは市立尼崎(兵庫)が優勝。
また準優勝、選抜チームとして国体を制した洛南(京都)の評判が高いようです。
また鎮西(熊本)も安定した力を持っていそうです。
2018年インターハイの結果
優勝 | 市尼崎(兵庫) |
---|---|
準優勝 | 洛南(京都) |
ベスト4 | 鎮西(熊本) 駿台学園(東京) |
ベスト8 |
東福岡(福岡) 高川学園(山口) 清風(大阪) 愛工大名電(愛知) |
2018年国体の結果
優勝 | 京都選抜 |
---|---|
準優勝 | 広島選抜 |
ベスト4 | 松本国際(長野) 鎮西(熊本) |
ベスト8 |
岐阜選抜 雄物川(秋田) 高川学園(山口) 静岡選抜 |
女子
2018年インターハイの結果
インターハイ、国体とも下北沢成徳(東京)が優勝、金蘭会(大阪)が準優勝。
この2強が中心のようです。
東九州龍谷(大分)の力も安定しています。
また九州勢全体のレベルが高いようです。
優勝 | 下北沢成徳(東京) |
---|---|
準優勝 | 金蘭会(大阪) |
ベスト4 | 東九州龍谷(大分) 鹿児島南(鹿児島) |
ベスト8 |
佐賀清和(佐賀) 九州文化(長崎) 鎮西(熊本) 京都橘(京都) |
2018年国体の結果
優勝 | 下北沢成徳(東京) |
---|---|
準優勝 | 金蘭会(大阪) |
ベスト4 | 東九州龍谷(大分) 市船橋(千葉) |
ベスト8 |
北海道選抜 鹿児島選抜 福井工大福井(福井) 九州文化(長崎) |
大会第二日の観戦記
男子
洛南 VS 岡山東商
第1セット、序盤は均衡した展開も8-7から洛南(京都)が10-7とややリードを広げタイム。
その後、洛南が順調にリードを広げこのセットを25-15で洛南が奪います。
第2セット、序盤から洛南がリードを広げていき、16-12でテクニカルタイムアウト。
その後も洛南がポイントを広げ、25-16で奪い、セットカウント2-0で岡山東商に勝利しました。
市立尼崎 VS 東亜学園
同時刻に隣のコートで行われていた、女子の京都橘と九州文化の試合の合間観戦でしたのでスコアだけ。
第1セットを25-11、第2セットも25-14と優勝候補の呼び声通り、市尼崎(兵庫)が強豪の東亜学園(東京)に2-0のストレート勝ちでした。
女子
八王子実践 VS 奈良文化
第1セット、奈良文化が6-3とリードするも、八王子実践(東京)が追いつき逆転。
14-12と中盤まで互角の内容でしたが、インターハイでも決勝トーナメント進出を果たしている名門・八王子実践が終盤に突き放し25-19で先取。
第2セットも同様、奈良文化が6-3とリードし、八王子実践が逆転する展開。
17-14と終盤、八王子実践がリードしますが、奈良文化が驚異の粘りで2度追いつき、遂に22-21と逆転。
24-23と逆にセットポイントを奪いますが、八王子実践もくらいつきます。
それでも25-24、26-25と3度セットポイントを奈良文化も作り、八王子実践と互角の勝負を見せましたが、最後は八王子実践が28-26で奪い、セットカウント2-0で勝利しました。
京都橘 VS 九州文化
伝統校同士の一戦は第1セット、序盤から得点の取り合いも、徐々に九州文化(長崎)がリードを広げ、一時22-14と京都橘を突き放しますが、ここから京都橘が驚異の追い上げ。
22-19と3点差まで追い上げます。
それでも九州文化が24-21とセットポイントを迎えますが、京都橘、土俵際から24-24に追いつくと、逆に26-24と九州文化を寄り切りこのセットを奪います。
第2セットに入っても、九州文化が優勢。
10-5とダブルスコアをつけてリードを奪いますが、またも京都橘がここから反撃。
12-11と逆転に成功。
13-13と再び同点に追いつかれるも、4連続ポイントで17-13と九州文化を突き放し始めると、このセットそのまま25-18で寄り切り、インターハイ8強対決は京都橘が制しました。
東九州龍谷 VS 青森西
この試合は結果のみです。
第1セット25-18、第2セット25-17でインターハイ、国体ともベスト4の名門校、東九州龍谷(大分)がセットカウント2-0で勝利しました。
初観戦を終えて
野球とは異なり、同時進行で4試合を行います。
そのため、初めて観戦をされる方は、お目当ての試合があるなら、その試合が行われるコートを見渡せる座席をキープします。
第1試合のみ、4試合とも共通で試合開始になりますが、後は試合が終わったコート順にどんどん試合を進めていきます。
そのため、絶えず通路はトイレなどに立つ人も多いので、写真撮影などは少し難しいかもしれません。
写真もフラッシュ禁止以外は特に禁止事項はありませんでした。
並ぶ時間ですが、試合開始の2時間前に並びましたが、それであれば1回戦、2回戦レベルなら問題はありません。
座席にしっかりと座れました。
遅れた方は立ち見になっていましたが、立ち見もビッシリと埋まり、人気の高さを方を感じました。
例年12月の初旬には、チケットぴあで座席が発売されます。
当日券も早めに並べば問題ないようですが、それから入場用の行列に並びますので、必然的に座席取りは遅れを取ってしまいます。
また座席は満席になってしまうので、荷物置きで隣の座席をキープするようなことは辞めましょう。
大会結果
男子
ベスト8には松本国際(長野)、洛南(京都)、市尼崎(兵庫)、雄物川(秋田)、鎮西(熊本)、近江(滋賀)、清風(大阪)、高川学園(山口)が残り、洛南、市尼崎、鎮西、清風が準決勝へ。
準決勝では優勝候補同士の洛南、市尼崎戦が行われセットカウント3-0で洛南が勝つと、決勝では同じく関西対決。
清風にも3-0で勝利した洛南が14年ぶり2回目の春高バレー優勝となりました。
女子
ベスト8には東九州龍谷(大分)、京都橘(京都)、福井工大福井(福井)、八王子実践(東京)、金蘭会(大阪)、就実(岡山)、鎮西(熊本)、下北沢成徳(東京)が残り、東九州龍谷、八王子実践、金蘭会、下北沢成徳が準決勝へ。
準決勝では東九州龍谷が、インターハイ、国体と2冠を獲っていた下北沢成徳にセットカウント3-2で勝利。
2連覇を狙う金蘭会も八王子実践に3-0で決勝へ。
決勝ではフルセットの末、3-2で金蘭会が勝利。
2年連続3回目の優勝を果たしました。