2017年7月16日、第99回全国高等学校野球選手権西東京大会三回戦
ダイワハウススタジアム八王子
スタメン
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
八王子実践
8 鷲田
4 荒川
5 西庄
7 樋川
3 恩田
1 加藤
9 永井
6 森
2 井上
明大中野八王子
3 杉山
2 大池
1 後山
7 飯島
9 丸山
8 島村
5 天野
4 芦川
6 進藤
観戦記
先攻は八王子実践。
守る明大中野八王子はエース左腕・後山投手。
1回表、八王子実践は先頭・鷲田選手が四球で出塁ふると2番・荒川選手の犠打を後山投手がセカンドへフィルダースチョイス。
さらに鷲田選手が三盗を決め、無死13塁と絶好のチャンスを作りますが、期待のクリーンアップが抑えられ無得点に終わります。
代わって守りにつく八王子実践はエース加藤投手が先発。
1回裏の明大中野八王子。
1死から2番・大池選手がファーストへの内野安打で出塁すると2死後、飯島選手の打席で一塁へ牽制悪送球。
ボールがファールゾーンを転々とし、八王子実践の中継プレーも一瞬のスキを見せると一気に大池選手がホームイン!
明大中野八王子が1点を先制します。
直後の2回表、八王子実践はまたも1死から7番・永井選手が右中間を破る二塁打で出塁すると、続く森選手のライトフライで三塁まで進塁しますが、またも後続続かず無得点に終わります。
八王子実践は3回表も2死から3番・西庄選手がセンター前ヒットで出塁すると、4番・樋川選手もレフト前ヒットで繋ぎ得点圏にランナーを送るも牽制死でチャンスを生かすことができません。
するとその裏、明大中野八王子は1番・杉山選手が死球で出塁、犠打と四球で1死12塁から4番・飯島選手がセンター前ヒットで1点を追加。
尚23塁から5番丸山選手もライト前ヒットで2点を追加し4-0とリードを広げます。
しかし八王子実践は直後の4回表。
先頭5番の恩田選手がライト前ヒットで出塁すると、続く加藤選手のセカンドゴロの間にランナー進塁して1死2塁とすると、7番・永井選手がライト前ヒットを放ち1点返します。
さらに続く森選手がライトオーバーの二塁打で1死23塁とすると9番・井上選手のライトへの犠牲フライでさらに1点を返し2-4とその差を2点に縮めます。
明大中野八王子も流れを渡さじと5回裏、先頭3番の後山選手がセンター前ヒットさらに、八王子実践の守備の乱れをついて無死2塁とすると、4番・飯島選手のセンター前ヒットで無死13塁とします。
このチャンスでこの試合2安打と当たっている5番・丸山選手がライト線への二塁打で1点を追加。
1塁ランナーの飯島選手はホームでタッチアウトになるも、6番・島村選手の打席、まず捕逸で丸山選手が3塁へ進塁すると、センター前に弾き返しさらに1点追加。
この回2点を加えた明大中野八王子が6-2と再度リードを4点に広げます。
明大中野八王子優位に進むかと思った直後の6回表。
八王子実践は先頭6番・加藤選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く永井選手が死球で繋ぎ犠打で1死23塁とチャンスを広げます。
ここで、先ほどの打席犠牲フライを放っている井上選手がレフト前に2点タイムリーヒットを放ち再度4-6とその差を2点に縮め、八王子実践も一歩も引かない展開に持ち込みます。
7回表、八王子実践はさらに先頭2番・荒川選手がセンター前ヒットで出塁すると、西庄選手の犠打を、明大中野八王子・大池捕手がセカンドへフィルダースチョイス。
4番・樋川選手が犠打で進め1死23塁から5番・恩田選手のレフトへの犠牲フライで1点追加。
5-6とその差を1点にまで縮めます。
直後の7回裏、明大中野八王子の攻撃から八王子実践はライトを守っていた背番号10の永井投手へ継投します。
7回、8回の明大中野八王子の攻撃を三人づつで抑え、いよいよ9回表の八王子実践の攻撃を迎えます。
先頭1番の鷲田選手がチーム6つ目の三振を喫しますが、続く荒川選手がレフト前ヒットで出塁すると、3番・西庄選手もこの試合二安打目を左 レフト前へ弾き返し1死12塁と逆転のランナーを出します。
しかし4番・樋川選手のライトフライでファーストランナー西庄選手が飛び出し、戻り切れずにタイミングは微妙でしたが判定はアウト!
最後は劇的な幕切れで明大中野八王子が逃げ切りましたが、実力伯仲の両チームの熱戦にはスタンドからも温かい拍手が送られていました。
スコア
八王子実践
000 202 100=5
103 020 00x=6
明大中野八王子
八 加藤、永井 - 井上
明 後山 - 大池
八 H11 E6
明 H9 E1