2016年11月13日、第96回全国高等学校ラグビーフットボール大会京都府予選決勝
宝ヶ池球技場
2年前、京都成章と同志社の決勝戦以来に高校ラグビーの観戦しにいきました。 どちらが花園に出場しても、全国ベスト8が期待できる強豪チーム同士の戦いとあって、開門前から熱気も十分。
まずは京都成章が伏見陣内に攻め込み、前半5分、伏見22メートルライン近くで伏見ボールのスクラム。
前半10分にも、京都成章が再度22ラインに入るもノックオンなどでチャンスを生かせず、成章がやや押し気味ながらも両チーム無得点で前半が過ぎていきましたが、前半18分すぎ、伏見工業・京都工学院、木村選手が抜け出し先制トライ。
奥村選手がゴールも決め7-0とリードします。
しかし前半終了付近は再び伏見陣内での攻防が続きます。
前半27分には、伏見ゴールライン付近で京都成章がノットリリースザボールでチャンスを逃したと思いましたが、直後、終了間際に末廣選手がトライ!
さらに押川選手がゴールを決めて7-7に追いついき前半を終えます。
後半に入っても京都成章が伏見陣内で試合を進めます。
後半6分頃、再び末廣選手がトライを決め(ゴール失敗)、12-7と成章がこの試合初めてリードします。
しかし直後の後半9分、伏見工業・京都工学院が成章22メートルライン付近に攻め込みます。
後半11分には木村選手が同点トライを決め12-12に追いつきます。
(ゴールは失敗)
しかし後半15分に京都成章、笹岡選手がトライを決め、再び17-12とリードします。
さらにノーサイドも迫った後半25分。
伏見ゴール前まで京都成章が攻め込みます。
後半27分に、耐え切れず伏見ハンドでPGを京都成章が得ます。
これを確実に決めて20-12と試合を決定づける点差に広がります。
しかし伏見工業・京都工学院も諦めず、ロスタイム2分に高山選手がトライを決め17-20と迫ったところでノーサイド。
2年ぶり8回目の優勝と、昨年は特別枠で出場(ベスト8)していますので、3年連続9回目の花園出場を決めました。
全国大会でもBシードに選ばれた京都成章。
悲願のファイナル進出と、全国制覇を期待しています!
そして伏見工業の名前はこれがラストになりますが、伏見工業・京都工学院も、伝統の赤のユニフォームをまた花園で見せて欲しいと思います。
最後まで素晴らしいナイスゲームでした。