2016年9月3日、秋季京都大会一次戦Aゾーン決勝戦
桂グラウンド
スタメン
※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。
観戦記
到着した時は、1回表の洛星の攻撃終了直後。
1回裏の京都成章の攻撃から観戦しています。
まず洛星の先発はエース右腕の水江投手。

1回裏の京都成章。
1死から、2番・ 背番号14の選手がレフトオーバーの二塁打で出塁すると、2死後、夏も4番を打っていた川岸選手が、牽制悪送球で2死3塁となったところで、レフト前に弾き返し1点を先制します。

さらに続く背番号5の選手のセンター前ヒットが、センターの後逸を誘い、自身もホームに戻り3点目。
1回を終えて3-0と成章がリードする展開になります。

京都成章は2回表も、先頭8番の北村選手が四球で出塁し、犠打で進むと、2死後、またも2番・背番号14の選手がセンターオーバーの3塁打を放ち4-0とリードを広げます。
一方、京都成章は背番号11の北村投手が先発。
2回までは洛星打線を無得点に抑えますが、3回、洛星打線につかまります。

3回表の洛星
先頭7番の背番号3の選手がセンター前ヒットで出塁すると、犠打の後、9番・ 背番号4の選手もセンター前ヒットで繋ぎ、13塁とチャンスを広げます。
ここで1番・背番号9の選手は内野ゴロに倒れますが、その間に1点を返します。
この後さらに2番・内藤選手のセンター前ヒットで13塁としますが、後続が続かずこの回、1点に終わります。

洛星は4回表も4番、水江選手からの攻撃で、四球で出塁すると、6番荻野選手のレフト前ヒットなどで無死満塁とします。
ここで7番・背番号3の選手が押し出し四球を選び、2-4と2点差に追い上げます。
しかし、このピンチを北村投手は凌ぎ、なんとか洛星の攻撃を最小失点に止めることに成功します。
すると直後の4回裏、京都成章。
先頭7番・背番号8の選手がライト前ヒットで出塁すると、犠打の後、9番・背番号4の選手もライト前ヒットでつなぎ、自身も2塁へ進み1死23塁とチャンスを広げます。
ここで管理人のメモが正しければ、最初1番は背番号17の選手が打っていたと思うので、途中出場(元々先発出場の可能性もあります・・・)の背番号7の選手が、ライト方向に二塁打を放ち2点を追加。
6-2とリードを広げます。

6回裏の京都成章の攻撃から、洛星はスタメンマスクを被っていた、内藤選手が2番手のマウンドへ上がります。

6回裏、成章は2つの四球で2死23塁とチャンスを広げるものの、一本がでず無得点に終わりますが、流れは京都成章。
7回表の洛星の攻撃が三者凡退に終わると、直後の7回裏。
2死走者無しから、6番・北田選手から3連続四球で2死満塁とすると、9番の背番号4の選手がレフト前へ2点タイムリーヒットを放ち8-2とします。
ここで一気に、続く背番号7の選手もヒットを放ち1点を追加すると、9-2と7点差がつき、規定によりコールドゲームが成立。
京都成章が一位でAゾーンを勝ち抜き、2次戦へと進出を決めました。

夏の主力メンバーも残り、チーム力も高くこの秋、密かに優勝候補の一角でないかと見ている成章が、その完成度の高さを十分に発揮し快勝となった試合でした。
夏もエースだった北山投手でなく1年生の北村投手が先発。
毎年安定して上位勢を脅かす存在の洛星を相手に、中盤こそやや捕まってしまったイニングもありましたが、キレのいいボールを武器に最小失点に防ぎ、北山投手以外でも十分に戦っていけることを示したのは大きいと思います。
一方の洛星。
今チームは中学時代に京都でNO1になった水江投手など、いつもにも増してポテンシャルの高いチーム。
この試合も中旬に一気に詰め寄るなど、ここ一番での集中力も健在。
まだ敗者復活戦から二次戦への可能性がありますので、ぜひ勝ち上がり、また京都の高校野球界を盛り上げて欲しいと思います。
スコア
洛星
001 100 0=2
310 200 3x=9
京都成章
成章7回コールド勝ち
洛 1水江(右)、2内藤(右)
成 11(右)北村
洛 H6 E2
成 H10 E0
※洛星は2回からの記録
打撃成績
洛星(洛星は2回からの記録)
選手名 | 第一打席 | 第二打席 | 第三打席 | 第四打席 | 第五打席 |
背番号9 | 内野ゴロ(1) 二盗 |
右飛 | 三ゴロ | ||
2 内藤 | 中前安打 | 投ゴロ | |||
背番号6 | 内野ゴロ | 内野ゴロ | |||
1 水江 | 三ゴロ | 四球 | 中飛 | ||
背番号8 | 遊ゴロ | 左前安打 | 空振三振 | ||
5 荻野 | 左飛 | 左前安打 | 右前安打 二盗死 |
||
背番号3 | 中前安打 | 四球(1) | 遊ゴロ | ||
背番号7 | 一犠打 | 空振三振 | 右飛 | ||
背番号4 | 中前安打 | 三ゴロ | 空振三振 |
京都成章
選手名 | 第一打席 | 第二打席 | 第三打席 | 第四打席 | 第五打席 |
背番号17 | 空振三振 | 空振三振 | |||
背番号7 ? | 右二塁打(2) | 四球 | 安打(1) | ||
背番号14 | 左越二塁打 | 中越三塁打(1) | 空振三振 | 犠打 | |
背番号3 | 右飛 | 中飛 | 内野ゴロ | 凡退 | |
9 川岸 | 牽制悪送球 左前安打(1) |
中飛 | 内野ゴロ | 遊ゴロ | |
背番号5 | 中前安打 中失(2) |
内野ゴロ | 内野ゴロ | 中飛 | |
2 北田 | 三ゴロ失 | 遊ゴロ | 左前安打 | 四球 | |
背番号8 | 三ゴロ | 右前安打 | 一邪飛 | 四球 | |
11 北村 | 四球 | 投犠打 | (内)左飛 | 四球 | |
背番号4 | 一犠打 | 右前安打 | 四球 | 左前安打(2) |
投手成績
洛星
選手名 | イニング | 被安打 | 与四死球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 |
水江 | 5 | 8 | 1 | 3 | 6 | 4 |
内藤 | 1 2/3 | 2 | 5 | 0 | 3 | 3 |
京都成章(北村は2回からの記録)
選手名 | イニング | 被安打 | 与四死球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 |
北村 | 6 | 6 | 2 | 3 | 2 | 2 |