[ 一回戦 ] 京都翔英 VS 京都外大西

[ 一回戦 ] 京都翔英 VS 京都外大西

2013年5月5日、春季京都大会
太陽が丘球場

※過去に観戦した試合の写真が見つかりましたので、結果と写真を記録します。
記事投稿は2019年です。

観戦記

この年の選抜(第85回大会:優勝 浦和学院)で、春夏通じて初の甲子園出場を果たしていた京都翔英(初戦で敦賀気比に5-6で敗退)の「京都凱旋」となった試合を観戦しにいきました。
京都翔英は、大阪商業大を経て、現在JX-ENEOSで野手として活躍する榎本和輝選手が、140キロを超す速球派の投手として先発。
野手としてもクリーンアップを任される「二刀流」として、プロにも注目されていました。

投手としての榎本選手
野手としての榎本選手

この試合、京都翔英はその榎本選手のツーランホームランで先制すると、3回には平垣内選手の満塁ホームランが飛び出すなど大量リード。
一方の京都外大西は、榎本投手に手も足も出ず一方的な展開でしたが、10-0とリードが広がった6回裏から、当時1年生。
こちらも鳴り物入りで京都翔英に入った三田村投手へ継投も、三田村投手が制球を乱し、京都外大西は3点を返し、一旦コールドゲーム成立の危機を免れますが、7回表に京都翔英が3点を追加すると、反撃もそこまで。
7回コールドゲームで京都翔英が快勝しました。

京都外大西もこの試合、2番手で登板した藤川昂蓮投手が、高校卒業後、進学した東北福祉大で大活躍。
2018年春の「第67回全日本大学野球選手権」では決勝戦で先発するなど、150キロを越すストレートを投げる投手と大進化を果たしていました。
プロ注目とも一時、新聞を賑わしましたが、プロ志望届は出さずに、地元京都の強豪チーム日本新薬に2019年シーズンから入ることが決まっています。

※動画は第67回全日本大学野球選手権決勝戦での藤川投手

榎本選手、藤川選手とも今後の活躍に注目です。

ちなみにこの大会、京都翔英は準々決勝で北嵯峨に敗退。
北嵯峨は躍進し、この大会で準優勝を果たしました(優勝 鳥羽)。

スコア

京都翔英
204 112 3=13
000 003 0=3
京都外大西

7回コールドゲーム

翔 榎本、三田村、榎本 - 山口
外 宮尾、藤川、樵田、宮岸 - 河野

翔 H12 E1
外 H2 E1

本塁打
翔 榎本、平垣内

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