[ 一回戦 ] 大阪商業大 VS 京都学園大

2017年6月6日、第66回全日本大学野球選手権大会 一回戦

東京ドーム

スタメン

※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都学園大(京滋大学野球連盟)
D 河合 京都外大西
8 友澤 愛工大名電
5 足立 京都共栄
7 山上 日星
9 菱川 滋賀学園
3 齊藤 石見智翠館
6 萠拔 綾部
2 橋本 地球環境
4 板倉 西城陽

P 川瀬 米子松陰

大阪商業大(関西六大学野球連盟)
6 細川 鳥羽
4 日下部 福知山成美
9 滝野 大垣日大
D 坂田 広陵
7 植田 興国
2 太田 広陵
5 工 広陵
3 近藤 福知山成美
8 本田 東海大仰星

P 大西 大商大

観戦記

2年ぶり8回目出場の大商大と、2年ぶり7回目の出場となる京都学園大という関西勢同士の対戦となった一回戦。
地元京都ゆかりで高校時代に観戦した選手もちらほら出場し、懐かしい気分で観戦しました。

先攻は京都学園大。
大商大は背番号11の大西投手（大商大高）が先発。

1回表、京都学園大は2死から3番・足立選手（京都共栄）がレフト前ヒットで出塁するも、後続続かず無得点に終わります。

代わって守りにつく京都学園大は、背番号11の川瀬投手（米子松陰）が先発。

1回裏、大商大は先頭1番・細川選手（鳥羽）がショートへの内野安打で出塁すると、犠打や四球で2死12塁の先制のチャンスを作ります。
ここで5番・植田選手（興国）のライトへの飛球はフェンスにぶつかりながら、京都学園大ライト菱川選手（滋賀学園）が好捕。
大商大はチャンスを生かすことが出来ず無得点に終わります。

ここから両投手による素晴らしい投手戦が幕を開けます。

大西投手圧巻は3回表、京都学園大は9番・板倉選手（西城陽）から始まる打順ですが、三者連続三振。
最速140キロ中盤のストレートで京都学園大打線を寄せ付けません。

対する川瀬投手も右横手に近いフォームから140キロ近いストレートに変化球を交え、3回、4回とヒットのランナーを許しますが、後続をしっかりと抑え得点を許しません。

5回裏、大商大は1死から9番・本田選手（東海大仰星）が四球で出塁すると、すかさず二盗を試みますが失敗。
2死となってから、この試合当たっている1番・細川選手がレフト線への二塁打と、ややちぐはぐな攻撃となり得点を奪えず、両チーム無得点のまま前半5回を終了します。

終盤7回表、京都学園大は先頭3番・足立選手がショートへの内野安打で出塁し、4番・山上選手（日星）を迎えますが投手ゴロ併殺打に倒れ、チャンスを生かす事が出来ず無得点に終わります。

直後の7回裏、大商大は2死から9番・本田選手の打球は、一瞬センターが追いつくかに思えましたが、センターオーバーの二塁打となりチャンスを作ります。
ここで当たっている細川選手を迎えますがレフトフライに終わりまたも得点をあげることができません。

しかし続く8回裏でした。
大商大は先頭2番・日下部選手（福知山成美）がライト線二塁打で出塁すると、1死後、4番・DH坂田選手（広陵）のセンターオーバーの二塁打（これも一瞬センターが捕球するかと思った打球）で、ついに均衡を破り1-0と大商大がリードします。

その直後9回表、京都学園大は先頭・9番板倉選手の代打・新宮選手（日星）のセカンドへの内野安打でノーアウトのランナーが出塁。
犠打と内野ゴロの間に2死3塁となると、3番・足立選手のセカンドゴロが敵失を誘い土壇場で1-1の同点に追いつきます。

終盤一気に動き出した試合はさらにその裏。
大商大先頭の8番・湯口選手（大垣日大）がレフト前ヒットで出塁するし、犠打で進め2死2塁と一打サヨナラのチャンス。

ここでまず京都学園大が好投してきた川瀬投手に代え、背番号16の平岡投手（鴨沂）へ継投します。

140キロを超えるストレートを投げる平岡投手ですが制球が定まりません。
細川選手、日下部選手と連続で四球を与えてしまい2死満塁と大商大がチャンスを広げ、最後は3番・滝野選手（大垣日大）にも押し出し死球。
序盤から実力拮抗の好ゲームになりましたが、2-1で大商大が勝利しました。

スコア

京都学園大
000 000 001=1
000 000 011x=1
大阪商業大

京 川瀬、平岡 － 橋本
大 大西 － 太田

京 H4 E0
大 H9 E2

個人成績

【打撃成績】

京都学園大

大阪商業大

京都学園大

大阪商業大