[ 地区予選 ] 東海大相模 VS 座間総合

2019年3月24日、春季神奈川大会北相地区 Gブロック
東海大相模グラウンド

スタメン

※選手名が公式に発表されていないため、東海大相模の選手名はこちらのサイトを参考にさせて頂きました
参考サイトはこちら

東海大相模
9 本間L→22 西川R→10 冨重
8 金城R
6 遠藤L
5 谷川R→3 河邉
4 加藤R
2 井上R
13 山村L→23 吉沢R
7 高嶋L→18 鵜沼R
11 紫藤R→16 茂谷L

座間総合
背番号9 L
背番号3 L
背番号15 L
背番号11 R
背番号12 R
背番号5 R
背番号10 R
背番号6 R
背番号14 R→H 背番号4 R

短評

昨秋の神奈川大会は8強止まりだった、昨春センバツ4強の東海大相模。
すでにこの試合の前日に秦野に24-0と大勝し1勝。
対する座間総合は、相模向陽館・横浜旭陵連合に3-4で敗れ後がない状態。

先攻は東海大相模。
まず守る座間総合の先発は、背番号9のサウスポー。

座間総合の先発左腕

1回表、東海大相模は座間総合の左腕投手の変化球に、タイミングが合わずノーヒットで無得点に終わります。

代わって守りにつく東海大相模。
先発は秋の地区予選ではエースナンバーを背負っていた背番号11番、右サイドハンドの紫藤投手。

東海大相模の紫藤投手

一回裏、座間総合は紫藤投手の、伸びのあるストレートと、変化球に翻弄され三人で攻撃を終えます。

試合が動いたのは2回表、東海大相模は5番・加藤選手がレフト前ヒットで出塁すると、1死後、秋の地区予選はクリーンアップも打っていた7番・山村選手がライトフェンスオーバーのツーランホームラン。
2点を先制します。

ホームに戻る山村選手

東海大相模は続く3回表も、ヒットで出塁の金城がきっかけで2死3塁とチャンスを作ると、5番・加藤選手がセンター前に痛烈なタイムリーヒット。
1点を追加し3-0とします。

タイムリーヒットを放った加藤選手

さらに4回表、再び東海大相模は先頭7番・山村選手が四球で出塁すると、1死後、紫藤選手の右中間への2塁打で23塁とし、さらに本間選手が四球で1死満塁とすると、2番・金城選手がレフトフェンスオーバーのグランドスラム!
4点を追加し7-0とリードを広げます。

金城選手の満塁ホームラン
ホームに戻る金城選手

一方の座間総合。
7点を取られはしていますが、ミスも少なく強豪相手にディフェンスは健闘を見せますが、攻撃は5回を終了し、紫藤投手の前に一人のランナーも出せず6奪三振といいところが出せません。

グラウンド整備が明けた6回表、東海大相模は代打攻勢に。
先頭9番・紫藤投手に代わる茂谷選手がセンターへ2塁打で出塁すると、故障でしょうか。
この大会は背番号22番でベンチを温めていますが、今世代注目のスラッガーとして名前も挙がっている西川選手が登場。

しかし変化球が高く抜けてしまい、頭部死球で快音はお預け。

死球直後の西川選手

金城選手が凡退し1死12塁から、3番・遠藤選手が左中間を破る走者一掃のタイムリー2塁打で2点を追加します。

遠藤選手のタイムリー2塁塁打

この後、さらに4番・谷川選手のタイムリーヒット、5番・加藤選手のタイムリー2塁打で2点を追加すると、2死後、この試合ホームランを放っていた山村選手に代わる7番・吉沢選手がレフトへツーランホームラン。
この回大量6点を奪い13-0と大きくリードを広げます。

吉沢選手のホームラン
ホームに戻る吉沢選手

6回裏から、東海大相模は背番号10番、左の冨重投手へ継投します。

東海大相模の冨重投手

ここまで一人のランナーも出せなかった座間総合でしたが、6回裏1死から8番、背番号9の選手が四球を選び出塁すると、続く代打、背番号4の選手がレフト前に運びチーム初安打。

チーム初安打を放った背番号4

さらに1番に戻り、背番号9の選手がレフト前に連打。
1死満塁と絶好のチャンスを作ります。

しかし冨重投手が踏ん張り、上位打線の2番、3番を連続で空振り三振に取り座間総合が無得点に終わったところで、10点差がつき6回でコールドゲームが成立しました。

最後は空振り三振で試合終了

勝った東海大相模。
注目の西川選手が控えスタート等、秋から随分とスタメンが変わった印象がありますが、変わらないのはその重量打線。
むしろこの試合で、打線の層の厚さをさらに見せつけた格好になりました。

先発の紫藤投手も秋から逞しさを増しており、本戦での上位勢との対戦が楽しみです。

一方これで2連敗となり、地区予選で敗退が決まった座間総合ですが、守備も鍛えられいるチームという印象を受けました。
攻撃については一工夫が欲しい印象を受けましたが、全国レベルの東海大相模相手に健闘したというイメージがしっかりと残りました。

ハイレベルなチームが揃う神奈川で、勝ち上がっていくことは容易でないと思いますが、このまましっかりと強化していき、面白い存在になってくれるのではと期待が持てるチームです。

イニング詳細

一回表 東海大相模

座間総合の先発は背番号9の左腕

9 本間 一ゴロ
8 金城 二ゴロ
6 遠藤 二ゴロ失(1塁悪送球)
5 谷川 左飛

一回裏 座間総合

東海大相模の先発は背番号11、右の紫藤

9 投ゴロ
3 二ゴロ
15 左飛

二回表 東海大相模

4 加藤 左前安打
2 井上 中飛
13 山村 右本塁打→2点
7 高嶋 四球
11 紫藤 右飛
9 本間 二盗→左飛

二回裏 座間総合

11 見逃三振
12 捕邪飛
5 右飛

三回表 東海大相模

8 金城 左前安打
6 遠藤 中飛
5 谷川 二盗→三ゴロ
4 加藤 中前安打→1点
2 井上 左飛

三回裏 座間総合

10 遊飛
6 左飛
14 空振三振

四回表 東海大相模

13 山村 四球
7 高嶋 左飛
11 紫藤 右中間2塁打→23塁
9 本間 四球→満塁
8 金城 左本塁打→4点
6 遠藤 一ゴロ
5 谷川 二ゴロ

四回裏 座間総合

9 右飛
3 一ゴロ
15 空振三振

五回表 東海大相模

4 加藤 四球
2 井上 中飛
13 山村 一ゴロ→2死1塁
18 鵜沼 左飛

五回裏 座間総合

11 見逃三振
12 空振三振
5 空振三振

六回表 東海大相模

11 紫藤→16 茂谷 中2塁打
9 本間→22 西川 死球
8 金城 中飛
6 遠藤 左中間2塁打→2点
5 谷川 左前安打→1点
4 加藤 中越2塁打→1点
2 井上 一邪飛
13 山村→23 吉沢 左本塁打→2点
18 鵜沼 遊飛

六回裏 座間総合

東海大相模10左の冨重へ継投

10 見逃三振
6 四球
14 → 代打4 左前安打
9 左前安打→満塁
3 空振三振
15 空振三振

スコア

東海大相模
021 406=13
000 000=0
座間総合

東海大相模6回コールド勝ち

東 11紫藤R、10冨重L - 井上
座 背番号9L - 背番号12

東 H11 E0
座 H2 E1

本塁打
東 山村②、金城④、吉沢②

個人成績

打撃成績

※公式記録ではありません
東海大相模

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
9 本間 一ゴロ 左飛 四球
22 西川 死球
10 冨重
8 金城 二ゴロ 左前安打
中飛
左本塁打(4) 中飛
6 遠藤 二ゴロ失 中飛 一ゴロ 左中間2塁打(2)
5 谷川 左飛 三ゴロ 二ゴロ 左前安打(1)
3 河邉
4 加藤 左前安打 中前安打(1) 四球 中越2塁打(1)
2 井上 中飛 左飛 中飛 一邪飛
13 山村 右本塁打(2) 四球 一ゴロ
23 吉沢 左本塁打(2)
7 高嶋 四球
二盗
左飛
18 鵜沼 左飛 遊飛
11 紫藤 右飛 右中間2塁打
16 茂谷 中2塁打

座間総合

選手名 第一打席 第二打席 第三打席
背番号9 L 投ゴロ 右飛 左前安打
背番号3 二ゴロ 一ゴロ 空振三振
背番号15 左飛 空振三振 空振三振
背番号11 見逃三振 見逃三振
背番号12 捕邪飛 空振三振
背番号5 右飛 空振三振
背番号10 遊飛 (冨)見逃三振
背番号6 左飛 四球
背番号14 空振三振
H 背番号4 左前安打

投手成績

東海大相模

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
11紫藤 5 0 0 6 0 0
10冨重 1 2 1 3 0 0

座間総合

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
背番号9 6 11 5 0 13 13

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