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[ 二回戦 ] 盛岡大附 VS 智辯学園

2017年3月25日、第89回選抜高等学校野球大会二回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

智辯学園(奈良)
9 福元
8 加堂
7 西岡
6 太田
3 畠山開
2 石田
5 岡野
4 田渕
1 松本

盛岡大附(岩手)
8 植田
7 林
4 大里
6 比嘉
5 須藤
2 松田
9 臼井
1 三浦瑞
3 菜花

昨年の第88回大会の覇者・智辯学園と甲子園常連で、意外にもこれが初のベスト8をかけた盛岡大附の一戦。

1回表、まず守りにつく盛岡大附は背番号10の左腕・三浦瑞投手が先発。
2死から四球のランナーを許し、盗塁から2死2塁と智辯が先制のチャンスを作りますが、昨年のセンバツも経験している強打者の太田選手が空振り三振と無得点に終わります。

代わって守りにつく智辯はエース右腕の松本投手が先発。

1回裏、盛岡大附は先頭打者の植田選手がフルカウントから139キロのストレートを右中間に運び、無死2塁とチャンスメイク。
犠打で1死3塁とチャンスを拡げますが後続が抑えられ、無得点に終わります。

3回表、智辯は先頭の8番・田渕選手がレフト線へ二塁打で出塁。
犠打で1死3塁とこちらも大きなチャンス。
ここで昨年のセンバツを経験している福元選手に回りますが、盛岡大附・三浦投手が続く加堂選手と連続で空振り三振に取りピンチを脱し、智辯無得点に終わります。

智辯の松本投手も5回裏には盛岡大附打線を三者連続三振に取るなど両投手の力投が光り、前半5回は両チームとも1安打づつ、0-0と緊迫した試合展開になります。

試合が動いたのは6回裏、盛岡大附は2死ランナー無しから、2番・林選手が好走塁も光り右中間への二塁打で出塁すると、続く3番・大里選手がライトオーバーの二塁打を放ち1点を先制します。

直後の7回表の智辯の攻撃を2奪三振、三者凡退と三浦投手が盛岡ペースを作ると、その裏、盛岡大附がディフェンデングチャンピオンに襲い掛かります。

先頭5番・須藤選手がライトオーバーの二塁打で出塁すると、犠打で1死3塁と攻め、臼井選手の四球で1死13塁とすると、三浦瑞選手のセカンドゴロでホームへの送球が野選となり1点を追加。
2-0と盛岡大附がリードを拡げます。

さらに小林選手の投手前への犠打が内野安打となり、無死満塁。
1死後、2番・林選手がセンター前へ2点タイムリーヒットを放ちこの回3点を追加し、4-0と盛岡大附がリードを拡げます。

4点を追う智辯は8回表、先頭バッター、7番の途中出場、畠山航選手がレフト前へチーム2安打目を放ちますが、後続続かず無得点に終わると、直後の8回裏。

盛岡大附は1死から5番、途中出場の伊藤選手がライト前へ弾き返すと、松田選手もセンター前ヒットで繋ぎ、7番臼井選手がライト前ヒット。

3連打で貴重な1点を追加し5-0とリードして9回表の智辯の攻撃を迎えます。

智辯一塁側アルプススタンドは、逆転を信じ伝統の「ジョックロック」を演奏し球場を盛り上げます。

先頭1番、福元選手がセンター前ヒットで出塁。
四球の後、3番・西岡選手がセカンド強襲安打で無死満塁。
ここで智辯は最も頼りになる太田選手へ打席が回りますが、138キロストレートの後、117キロのチェンジアップに空振り三振。

続く代打・高塚選手のショートゴロが併殺崩れになる間に、1点を返しますが智辯の反撃はここまで。
5-1で盛岡大附が勝利し、春夏通じて初のベスト8に進出しました。

中盤まで両投手の力投も光り、実力派同士のチームの一戦は一点を争う好ゲームになりましたが、終盤、盛岡大附がワンチャンスをものにして結果5-1と思った以上に点差のついたゲームとなりました。

智辯も最後まで王者としての意地を見せましたが、あと一本が出なかったことがこの点差に結び付いてしまいました。
しかし松本投手も140キロ近いストレートも交え中盤までは、どちらに転んでもおかしくない好勝負でした。

夏の巻き返しに期待の持てる好チームでした。

智辯学園
000 000 001=1
000 001 31x=5
盛岡大附

智 松本 ― 石田
盛 三浦瑞 ― 松田

智 H4 E0
盛 H9 E0

【打撃成績】

智辯学園

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
9 福元 一邪飛 空振三振 四球 中前安打
8 加堂 中飛 空振三振 三ゴロ併殺打 四球
7 西岡 四球
二盗
二ゴロ 空振三振 二強襲安打
6 太田 空振三振 遊ゴロ 見逃三振 空振三振
3 畠山開 遊飛 投ゴロ
H 安川 空振三振
7 左向
H 高塚 遊ゴロ(1)
2 石田 右飛 中飛 投ゴロ 捕邪飛
5 岡野 中飛 空振三振
5 畠山航 左前安打
4 田渕 左線二塁打 四球 一ゴロ併殺打
1 松本 投前犠打 右飛 二飛

盛岡大附

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 植田 右中間二塁打 空振三振 遊ゴロ 空振三振 三ゴロ
7 林 三前犠打 左飛 右中間二塁打 中前安打(2)
45 大里 見逃三振 右飛 右越二塁打(1) 左飛
6 比嘉 捕ゴロ 三邪飛 空振三振 捕邪飛
53 須藤 四球 二ゴロ 右越二塁打
3 伊藤 右前安打
2 松田 二前犠打 見逃三振 三前犠打 中前安打
9 臼井 遊ゴロ 空振三振 四球 右前安打(1)
1 三浦瑞 見逃三振 見逃三振 二ゴロ野選(1) 一ゴロ
3 菜花 二ゴロ 三ゴロ
4 小林 投前安打 死球

智辯学園

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
松本 8 9 4 8 5 5

盛岡大附

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
三浦瑞 9 4 3 8 1 1

[ 二回戦 ] 履正社 VS 市立呉

2017年3月25日、第89回選抜高等学校野球大会二回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

市立呉(広島)
7 普家
4 奥田
3 近藤
6 新田
2 柏尾
9 青木
8 西岡
5 上垣内
1 池田

履正社(大阪)
9 石田
4 溝辺
5 安田
7 若林
8 筒井
1 竹田
3 浜内
2 片山
6 西山

昨秋の明治神宮大会を優勝し、悲願の甲子園初優勝を狙う優勝候補の履正社と春夏通じて初の甲子園出場となった市立呉の一戦。
両チーム既に1勝づつを挙げ、勝てばベスト8進出一番乗りになります。

1回表、まず守る履正社はエース右腕竹田投手が先発。
スピードはやや抑え気味か、130キロ中盤程のMAXで市立呉打線を三人で抑え上々の立ち上がり。

直後の1回裏、呉はエース左腕の池田投手が先発。
履正社は1死から2番・溝辺選手が四球で出塁すると、今秋のドラフト候補とも言われる注目の安田選手。
しかしここはセカンドゴロに倒れますがランナー進塁で2死2塁とすると、4番・若林選手のライト前タイムリーヒットで1点を先制します。

1回、2回と三人づつで攻撃を終えていた市立呉は3回表。
先頭7番の西岡選手がライト前にチーム初安打を放ちますが、1死後、盗塁失敗などで結果三人で攻撃を終えます。

直後の3回裏の履正社は、1死から2番・溝辺選手がレフト前にヒットで出塁すると、続く注目の安田選手が四球でつなぎ1死12塁と追加点のチャンス。

ここで先制タイムリーを放った若林選手を迎えますが、ライトフライ。さらにセカンドランナーの溝辺選手が、アウトカウントを間違えたか飛び出してしまい外野フライ併殺打となり無得点に終わります。

続く4回裏も履正社は1死から、6番・竹田選手が四球を選ぶと、続く7番・浜内選手がライトオーバーの2塁打で1死23塁と絶好のチャンスを作ります。

しかしこのピンチを市立呉、池田投手がふんばり追加点を許さず、5回裏も履正社はランナーを3塁まで進めるものの、前半5回を終えて1-0と異なるタイプのピッチャー同士の見ごたえのある投手戦の様相を見せます。

グラウンド整備後の6回裏。
またも履正社は2死ランナー無しから7番・浜内選手がこの試合3本目のヒットで出塁すると、続く片山選手もレフト前ヒットで得点圏にランナーを進めますが無得点。

市立呉の池田投手はMAX130にもほぼ到達しないスピードですが、丁寧に投げ、バックも懸命な守備で強豪の履正社打線を最少失点に抑えて進みます。

池田投手の熱闘に応えたい市立呉打線ですが5回表に青木選手がヒットを放つも8回を終えて2安打とランナーを3塁まで進めることができません。

それでも池田投手もランナーは毎回のように背負いますが、7回裏も1死2塁から、注目の安田選手を迎えますがレフトフライに抑える等追加点を許しません。

1点差のまま迎えた9回表。
市立呉は1番打者からの攻撃でしたが代打攻勢。
しかし2死ランナー無しとなり、迎えるは3番・近藤選手。

ここで履正社・竹田投手はリミッターを外したか140キロを計測するストレートを中心に切替、最後は139キロのストレートに見逃し三振。

市立呉の健闘も目立ちましたが1-0で履正社が勝ち、準優勝した第86回大会以来のベスト8進出を果たしました。

勝った履正社は前半に迎えたチャンスを生かしていれば、もっと楽な展開に持ち込めましたが、それでもこの試合は竹田投手は安定感抜群。
最後まで危うげなく市立呉打線を2安打完封でチームを勝利に導きました。

破れた市立呉もエース池田選手を中心に、優勝候補の履正社を相手にがっぷり4つの好ゲーム。
素晴らしい好ゲームに、試合終了後、両チームに温かい拍手がスタンドから送られました。

市立呉
000 000 000=0
100 000 00x=1
履正社

呉 池田 ー 柏尾
履 竹田 ー 片山

呉 H2 E0
履 H6 E0

【打撃成績】

市立呉

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
7 普家 一ゴロ 中飛 投ゴロ
H 金谷 一ゴロ
4 奥田 遊ゴロ 二ゴロ 四球
H 上垣 二飛
3 近藤 三ゴロ 一ゴロ 投ゴロ 見逃三振
6 新田 三飛 一ゴロ 二ゴロ
2 柏尾 遊ゴロ 投ゴロ 空振三振
9 青木 二ゴロ 中前安打 二飛
8 西岡 右前安打
二盗死
死球 投ゴロ
5 上垣内 見逃三振 遊ゴロ 投ゴロ
1 池田 投ゴロ 見逃三振 空振三振

履正社

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
9 石田 空振三振 空振三振 四球 四球
4 溝辺 四球 左前安打 一ゴロ 投前犠打
5 安田 二ゴロ 四球 二ゴロ 左飛
7 若林 左中間二塁打(1) 右飛併殺打 二ゴロ 遊ゴロ
8 筒井 左飛 二ゴロ 一ゴロ
H 松原 一ゴロ
8 桑山
1 竹田 三ゴロ 四球 中飛 右飛
3 浜内 中前安打 右越二塁打 右前安打 三ゴロ
2 片山 左飛 空振三振 左前安打
6 西山 二ゴロ 二ゴロ 二ゴロ


【投手成績】

市立呉

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
池田 8 6 5 3 1 1

履正社

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
竹田 9 2 2 5 0 0

[ 一回戦 ] 大阪桐蔭 VS 宇部鴻城

2017年3月25日、第89回選抜高等学校野球大会一回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

宇部鴻城(山口)
7 古谷
8 立石
9 百留
6 嶋谷
3 荒武
5 打田
2 正木
1 早稲田
4 楢木

大阪桐蔭(大阪)
8 藤原
7 宮崎
3 中川
9 山本ダンテ
6 根尾
5 山田
2 福井
4 坂之下
1 徳山

昨秋の中国大会の覇者・宇部鴻城と、昨秋大阪3位で近畿4強の大阪桐蔭の一戦。
大阪桐蔭は噂の新2年生世代、根尾選手や藤原選手などが先発出場。

1回表、大阪桐蔭はエース右腕徳山投手が先発。
宇部鴻城は3人で攻撃が終わると直後の1回裏。

宇部鴻城はエース左腕早稲田投手から、注目の藤原選手が二球目を左中間に運び無死2塁とすると、四球と野選で無死満塁となると、4番の山本ダンテ武蔵選手がフルカウントから四球を選び1点を先制。

さらに5番の根尾選手がライト前に2点タイムリーヒットを放ち3-0とリードを広げます。

ここで宇部鴻城はファーストの荒武選手が2番手のマウンドへ。
早稲田投手は無念、1死取れずにベンチへ下がります。

しかし代わったばかりの荒武投手。
準備不足か山田選手に四球を与え無死満塁とすると、大阪桐蔭は、福井選手の内野ゴロ、坂之下選手のライト前タイムリーヒットで2点を追加。
いきなり1回裏に5点を先制します。

5点を追う宇部鴻城は、2回表主砲の嶋谷選手からの攻撃でしたが、徳山投手のMAX140キロのストレート等に翻弄。
荒武選手がヒットで出塁はしますが、無得点に終わります。

直後の2回裏、大阪桐蔭は1死から中川選手がライト前ヒット。
宇部鴻城の百留選手がボールを逸らしてしまう間に2塁へ到達すると、2死後、6番・山田選手がセンター前に弾き返し1点を追加。
6-0とリードを広げます。

大阪桐蔭は4回裏も1死から、4番・山本選手がライト前ヒットで出塁。
注目の根尾選手はセンターへ大飛球で2死1塁となりますが、続く山田選手がレフトスタンドへツーランホームラン。
2点を追加し、8-0と大量リードとなります。

しかしこの直後の5回表。宇部鴻城は反撃。

先頭5番・荒武選手が2打席連続のヒットをレフト前に運ぶと、続く打田選手が四球、犠打で1死23塁と絶好のチャンスを作ります。
さらに8番・山本選手が死球で満塁となりますが、宇部鴻城、あと一本が出ずに無得点に終わります。

すると直後の5回裏の大阪桐蔭。
1死から9番・徳山選手がレフト前ヒットで出塁すると、1番・藤原選手の打球はセカンドゴロ。
併殺か・・・と思われましたが楢木選手が失策で12塁。
甲子園の独特な空気に飲まれたか、続く宮崎選手のセカンドゴロも弾いてしまい、大阪桐蔭は1点を追加。
この回、さらに中川選手のセカンドゴロの間に1点を追加。

前半5回を終えて10-0とまさかの大量得点差がつく試合展開となりました。

6回裏から宇部鴻城は3番手にライトの百留選手がマウンドに上がります。

代わり端、強打者の根尾選手を迎えますが、この試合初めて大阪桐蔭の攻撃を三者凡退に抑えます。

7回裏も大阪桐蔭の攻撃を2三振を含む三者凡退に抑え、宇部鴻城反撃への期待が高まる8回表。

大阪桐蔭は、被安打2、4奪三振、無失点に抑えたエース徳山投手に代え、2番手に香川投手を送ります。

宇部鴻城は代打攻勢に出るも2死走者無しとなります。
しかし1番・古谷選手、2番・立石選手が四球を選び走者を得点圏に送りますが無得点に終わります。

その裏、8回裏大阪桐蔭はノーヒットで1点を追加。
11-0とさらにリードを広げたところで、宇部鴻城は4人目の左腕・木下投手をマウンドへ送ります。

9回表は背番号2の右腕、柿木投手がMAX143キロのストレートで簡単に2死までこぎつけます。

しかし宇部鴻城も諦めず、打田選手の代打・横山選手が四球で出塁。正木選手も死球で2死12塁と攻めますが、あと一本がでず。
11-0で大阪桐蔭が勝利しました。

スコアだけを見れば一方的な展開になりましたが、宇部鴻城は悔やまれるのが立ち上がり。
地に足がつかないまま、大阪桐蔭の雰囲気にのみ込まれてしまったようなゲームになったことでしょうか。

決してこのスコアがそのまま実力差ではないと思いますので、夏に向けチームを立て直して欲しいと思います。

宇部鴻城
000 000 000=0
510 220 01x=11
大阪桐蔭

宇 早稲田、荒武、百留、木下 ー 正木
大 徳山、香川、柿木 ー 福井

宇 H2 E4
大 H9 E0

本塁打
大 山田②

【打撃成績】

宇部鴻城

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
7 古谷 二ゴロ 二飛 空振三振 四球
8 立石 三ゴロ 三邪飛 一ゴロ 四球
919 百留 右飛 見逃三振 三ゴロ 二ゴロ
6 嶋谷 右飛 遊ゴロ 一飛 (柿)空振三振
313 荒武 遊安打 左前安打 遊ゴロ 右飛
5 打田 投ゴロ 四球 遊ゴロ
H 横山 四球
2 正木 空振三振 投前犠打 見逃三振 四球
1 早稲田
3 山本 遊ゴロ 死球
9 海田
H 小国 (香)中飛
9 井野
1 木下
H 板橋 二飛
4 楢木 一ゴロ 一ゴロ
4 浜岡 二飛

大阪桐蔭

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 藤原 左中間二塁打 遊飛 二ゴロ 二ゴロ失 右飛
6 泉口
7 宮崎 四球 右飛 見逃三振 二ゴロ失(1)
三盗
1 香川
H 西島 四球
R7 坂本 二盗
3 中川 投ゴロ野選 右前安打
失策
見逃三振 二ゴロ(1) 空振三振
1 柿木
9 山本ダンテ 四球(1) 四球 右前安打
二盗
二ゴロ 遊ゴロ失(1)
68 根尾 右前安打(2) 左飛 中飛 (百)左飛 一飛
5 山田 (荒)四球 中前安打(1) 左越本塁打(2) 左飛
2 福井 二ゴロ(1) 遊飛 中飛 遊飛
4 坂之下 右前安打(1) 中飛 三ゴロ 空振三振
1 徳山 見逃三振 左線二塁打 左前安打
H75 加藤 空振三振


【投手成績】

宇部鴻城

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
早稲田 0/3 2 1 0 5 3
荒武 5 7 2 3 3 7
百留 3 2/3 0 1 3 0 1
木下 1/3 0 1 0 0 0

大阪桐蔭

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
徳山 7 2 2 4 0 0
香川 1 0 2 0 0 0
柿木 1 0 2 1 0 0

2017年センバツ組み合わせ決定

2017年センバツの組み合わせが10日(金)に決まりました。

【Aブロック】
至学館(愛知)-呉(広島)
日大三(東京)-履正社(大阪)
熊本工(熊本)-智弁学園(奈良)
高岡商(富山)-盛岡大附(岩手)

【Bブロック】
報徳学園(兵庫)-多治見(岐阜)
中村(高知)-前橋育英(群馬)
創志学園(岡山)-福岡大大濠(福岡)
東海大市原望洋(千葉)-滋賀学園(滋賀)

【Cブロック】
健大高崎(群馬)-札幌第一(北海道)
福井工大福井(福井)-仙台育英(宮城)
高田商(奈良)-秀岳館(熊本)
作新学院(栃木)-帝京第五(愛媛)

【Dブロック】
東海大福岡(福岡)-神戸国際大附(兵庫)
早稲田実(東京)-明徳義塾(高知)
静岡(静岡)-不来方(岩手)
宇部鴻城(山口)-大阪桐蔭(大阪)

Cブロックの札幌第一は去年と同じ日に登場となりました。昨年は木更津総合(千葉)に5-2で初戦敗退になりましたが、今年も同じ関東勢の健大高崎(群馬)が相手。昨年の屈辱を晴らすことができるか注目です。
このブロックには2016年夏の甲子園を制した作新学院(栃木)も入りました。

Aブロックの履正社(大阪)日大三(東京)は一回戦屈指の好カード。
さらに2016年のセンバツを優勝した智弁学園(奈良)も入りました。

Bブロックは21世紀枠の多治見(岐阜)中村(高知)が入りました関東、近畿の強豪も入り激戦になりそうです。

Dブロックは最大の注目は早稲田実(東京)明徳義塾の対戦も見物。
明徳は昨年の大会も一回戦で龍谷大平安(京都)との対戦でした(1-7で敗退)。今年も注目の強豪校との対決で楽しみです。

いよいよ球春到来!
今年のセンバツを制するのは果たして・・・

春季京都大会一次戦の組み合わせ

2017年の春季京都大会の一次戦組み合わせが2月4日(土)に北部、5日(日)に京都市から南部の抽選があり発表されました。

開幕は4月15日(土)となります。
※太字は昨秋二次戦に進出しているチームです。

【Aゾーン】
京都廣学館 - 乙訓・西城陽
堀川 - 城南菱創

【Bゾーン】
京都学園 - 紫野・大谷
亀岡 - 京都産業大附

【Cゾーン】
日吉ヶ丘 - 京都翔英・京都文教
同志社国際 - 洛東

【Dゾーン】
京都明徳 - 西乙訓・花園
西京 - 東宇治

【Eゾーン】
須知 - 山城・嵯峨野
洛西 - 京都工学院、洛陽工、伏見工

【Fゾーン】
同志社 - 木津・桃山
立命館宇治 - 田辺

【Gゾーン】
京都すばる - 朱雀・立命館
北桑田 - 北嵯峨

【Hゾーン】
久御山 - 鴨沂
洛北 - 京都国際

【Iゾーン】
園部 - 龍谷大平安
洛南 - 京都外大西

【Jゾーン】
京都成章 - 洛星
城陽 - 京都教育大附

【Kゾーン】
 - 南陽
向陽 - 京都八幡

【Lゾーン】
塔南 - 京都両洋
鳥羽 - 北稜

【Mゾーン】
東稜 - 南丹
莵道 - 東山

【Nゾーン】
京都共栄 - 網野・福知山
府立工・宮津 - 久美浜

【Oゾーン】
大江 - 加悦谷・東舞鶴
綾部 - 海洋

【Pゾーン】
福知山成美 - 峰山西舞鶴
舞鶴工専 - 日星

冬を越えて秋とはチームもガラッと変わったチームもあると思いますので、予想はしづらいですが、センバツ21世紀枠に選ばれるか話題をさらった洛星が京都成章と初戦でJゾーンで対決するのは楽しみ。

この2チームは秋一次戦で当たり、その試合は成章が9 ‐ 2で7回コールド勝ちをしています。

Iゾーンの龍谷大平安と京都外大西が初戦を突破すると、二次戦をかけて早くも対決するのも楽しみです。

北部はPゾーンに秋季大会に進出した4チームすべてが揃いました。

その他、秋季大会ベスト4の東山、京都翔英、乙訓もそれぞれ違うグループに入り、有力チームの早い時点での対戦も先に触れたようにありますが全体の印象としては、比較的バラけた感じを受けます。

今年はセンバツに10年ぶりに京都勢は出場ゼロ。
全国クラスのチームが現時点では無いわけですから、前チームに注目期待したいです。

夏に向けて、京都勢全体の巻き返しを期待しています。

第89回センバツ出場校決定!

2017年1月27日(金)、第89回のセンバツ出場校が発表されました。

個人的に大注目をしていた21世紀枠は岩手の不来方(こずかた)、高知の中村、岐阜の多治見の3チーム。

中村は40年ぶり2回目。その当時は阪急などで活躍した山沖投手を擁し準優勝。12人のチームで「二十四の瞳」と話題になったチームでした。今回は21世紀枠といえ、土佐や明徳義塾といった実力校を倒し秋季高知大会を優勝している実力派のチームです。

そして不来方、多治見は春夏通じての初出場ですが、多治見も秋季岐阜大会を優勝。不来方もわずか10名の部員ながら岩手大会を準優勝。その後の東北大会も甲子園の常連、八戸学院光星に接戦を演じた実力チームです。残念ながら故郷京都から初出場が期待された洛星は補欠校となりました。

次に、北海道から北海第一が2年連続2回目の出場。
昨年は初戦で千葉の木更津総合に敗退。
今年はその悔しさを晴らして欲しいですね。

東北からは御馴染みの2チームが出場。
まずは東北チャンピオンの仙台育英(宮城)が2年ぶり12回目。今年も長谷川投手という評判の高いサウスポーを擁し、悲願の初優勝なるか注目が集まります。
そしてもう1チームは盛岡大付属(岩手)が4年ぶり4回目の出場。
昨今大型選手が目立つ岩手勢。今チームも平松投手など層の厚いチーム。
21世紀枠の不来方と合わせて岩手勢が2チーム出場するのは長いセンバツ史上初めてとなりました。

関東からは昨夏甲子園覇者の作新学院(栃木)が5年ぶり10回目の出場。
大黒柱だった今井投手が西武に入団。新しいチームに代わりましたが、夏春連覇に挑みます。
関東2位で出場は東海大市原望洋(千葉)。7年ぶり2回目の出場。前チームにはロッテに3位で入団した島投手がいましたが、今チームも速球派の金久保投手を擁しています。
次に前橋育英(群馬)が6年ぶり2回目。
昨夏の甲子園を経験したメンバーも多く残り楽しみな存在。
機動破壊で有名な健大高崎(群馬)も2年ぶり3回目の出場となりました。

昨秋の決勝戦を観戦した東京早稲田実が4年ぶり21回目。日大三が6年ぶり19回目のW出場となりました。
早稲田実は今大会注目の清宮選手に、都大会決勝でもサヨナラホームランを放った野村選手らスター選手がそろいますが、日大三にも金成選手といった注目選手が所属し活躍が期待されます。

次に北信越からは福井工大福井が2年連続5回目の出場。
昨秋の明治神宮大会は初戦敗退ながら、優勝した履正社と1点差の好ゲームを演じました。
高岡商(富山)も7年ぶり5回目の出場です。

東海からは静岡(静岡)が2年ぶり16回目の出場。
共に速球派の左の池谷投手、右の竹内投手を擁し上位進出を狙います。
至学館(愛知)は春初出場(夏は第93回大会に出場し、東大阪大柏原に8-1で初戦敗退)。当時話題になった「J-POP風校歌」が甲子園に流れるか、注目です。

近畿は昨秋明治神宮大会を優勝した履正社(大阪)が3年ぶり7回目。
前回は決勝で近畿対決、龍谷大平安に敗れましたが準優勝。
今大会は安田選手という注目のスラッガーを擁し、初の甲子園チャンピオンを目指します。
神戸国際大付(兵庫)は7年ぶり4回目。猪田捕手らを中心に総合力の高いチームです。
甲子園常連の大阪桐蔭(大阪)は3年連続9回目。
根尾選手、藤原選手などのスーパー1年生を擁し今年も優勝候補の一角を占めてくると思います。
滋賀学園(滋賀)は2年連続2回目の出場。
前回のベスト8進出に貢献した神村投手、後藤捕手も残り総合力の高いチームです。
昨年のセンバツを制した智辯学園(奈良)は2年連続11回目の出場。
太田選手らも残り連覇に挑みます。
昨年は悔し涙を飲んだ報徳学園(兵庫)が3年ぶり21回目。
名将永田監督がこの大会を最後に勇退されるとのこと。有終の美を飾れるか注目。
そして「神宮枠」として高田商(奈良)も23年ぶり3回目の出場となりました。

中国からは宇部鴻城(山口)が2年ぶり3回目の出場。
嶋谷選手らを擁し、春甲子園初勝利を目指します。(夏は第94回大会で2勝)
市呉(広島)は春夏通じて初出場。
創志学園(岡山)は2年連続3回目の出場となります。

四国からは甲子園常連の明徳義塾(高知)が2年連続17回目の出場。
昨年は無念の初戦敗退。四国王者として久しぶりの上位進出を目指します。
そして帝京五(愛媛)は48年ぶり2回目の出場となりました。

ラスト、九州福岡大大濠(福岡)が26年ぶり4回目の出場。
夏は第71回大会でベスト8まで進出していますが、春はまだ甲子園未勝利。
三浦投手、古賀捕手の注目バッテリーを擁して虎視眈々と上位を狙います。
東海大福岡(福岡)は32年ぶり2回目の出場。
東海大五から校名代わり初の甲子園出場となりました。
名門熊本工(熊本)は10年ぶり21回目の出場。
前回出場時はベスト4まで勝ち進んでいます。
そして最後は秀岳館(熊本)は2年連続3回目の出場。
昨年は横浜DeNAに3位で入団した松尾選手、ソフトバンクに3位入団の九鬼捕手などを擁し春夏ベスト4。
今大会も甲子園経験者を多く残し悲願の甲子園優勝なるか注目です。

この後は3月10日に組み合わせが決定。
3月19日に開幕します。

残念ながら我が京都勢は第79回大会以来、10年ぶりに出場ゼロと寂しい春になりました。
京都勢は夏への巻き返しを期待したいです。

いよいよ球春到来!
楽しみです。

2016年印象に残った試合ベスト10

昨年に続いて、その年度で観戦した試合。
印象に残ったベスト10を完全主観で発表します。

今年は昨年と少し趣旨を変えて京都だけでなく、全国大会を含めた試合の中で印象に残った試合とします。

対象は2015年秋季大会、2016年センバツ、2016年両丹総体、2016年春季大会、2016年夏季大会、2016年夏の甲子園とします。

まず10位から。

【第10位】
育英 VS 須磨翔風(春季兵庫大会)

須磨翔風の才木投手

ドラフト会議では阪神タイガースから3位指名を受けた、須磨翔風右の本格派・才木投手と、育英の左腕エース・山本投手による素晴らしい投手戦。

何度か須磨翔風もチャンスは作りながら、育英が耐える展開。
最後は延長12回、育英がサヨナラ勝ちを収め、夏なさがら須磨の選手たちが悔し涙を流していたのも印象的な試合でした。
(写真は須磨翔風の才木投手)

[ 試合結果 ]
育英1-0須磨翔風

【第9位】
洛星 VS 立命館宇治(春季京都大会)

洛星逆転の場面

前年のセンバツに出場した選手も何名か残る立命館宇治に対し、チャンレンジャーの立場の進学校・洛星。

序盤立命館宇治が優位に試合を進めるも、中盤、見事な集中力で逆転勝利。後輩世代達も躍進し、現時点で2017年センバツの21世紀枠の話題校に名前が挙がっています。
(写真は7回表、洛星逆転の場面)

[ 試合結果 ]
洛星5-3立命館宇治

【第8位】
京都国際 VS 日星(春季京都大会準々決勝)

2打席連続ホームランの清水選手

2016年の京都大会を語る上で欠かせない両チーム。
大躍進の一年になりました。

そしてこの試合、一躍名を上げたのは京都国際の清水選手。
2打席連続のホームラン、8打点の大活躍。
ドラフト会議ではソフトバンクホークスの育成5位指名を受けました。
(写真は2打席連続ホームランの清水選手)

[ 試合結果 ]
京都国際11-4日星

【第7位】
明石商業 VS 福知山成美(秋季近畿大会)

明石商業サヨナラ勝ちの瞬間

兵庫大会優勝の明石商業に対し、京都2位の福知山成美は序盤から互角以上の展開に持ち込みます。

何度も大きなチャンスを作る成美の攻撃に耐える明石商業は、遂に延長11回、満塁から押し出し四球で劇的なサヨナラ勝ち。
この後、センバツにも出場しベスト8進出と大きな飛躍を遂げました。
(写真は明石商業サヨナラ勝ちの場面)

[ 試合結果 ]
明石商業4-3福知山成美

【第6位】
滋賀学園 VS 光泉(夏の滋賀大会準々決勝)

スリーランホームランを放ちホームに還る馬越選手(右から2人目)

センバツベスト8の滋賀学園と、春季滋賀大会優勝の光泉による実力チーム同士の大一番。

序盤から滋賀学園の打線が爆発し、中盤ではコールドゲームかと思えた展開でしたが、終盤、光泉が春季王者の意地を見せ、準々決勝に相応しいナイスゲームになりました。
(写真は初回、スリーランホームランを放った滋賀学園の馬越選手)

[ 試合結果 ]
滋賀学園12-9光泉

【第5位】
塔南 VS 京都成章(夏の京都大会)

明河選手の逆転サヨナラ二塁打

春季大会準優勝で、優勝候補の一角として戦った公立の塔南は、京都成章に序盤から自慢の投手陣が捕まり劣勢に。

9回裏の塔南の攻撃は3点ビハインドで迎える展開。
しかし粘る塔南が奇跡の逆転サヨナラ勝利で、この大会ベスト4まで進出しました。
またその後、成章の選手たちが一緒にスタンドで塔南を応援し続けたことも印象的でした。
(写真は明河選手の逆転サヨナラタイムリーヒット)

[ 試合結果 ]
塔南9-8京都成章

【第4位】
福知山成美 VS 塔南(夏の京都大会準決勝)

盛り上がる福知山成美の3塁側ベンチ

秋季大会準優勝ながら、春季はまさかの一次戦敗退に終わった福知山成美と、春季大会準優勝、西原投手、築山投手と強力な投手陣擁し初の甲子園を目指す塔南の一戦。

序盤から成美打線が、塔南の西原投手を攻め4回裏の深尾捕手の右中間スタンドへ飛び込むツーランホームランで4-0とリード。
そのままリードを保ち成美が勝利。
この後、決勝では京都翔英に敗れ甲子園復活はなりませんでしたが、とてもいいムードのチームカラーが印象的でした。
(写真は4回裏ツーランホームランで盛り上がる成美ベンチ)

[ 試合結果 ]
福知山成美4-0塔南

【第3位】
京都翔英 VS 塔南(春季京都大会決勝)

チャンスで打席に迎う石原選手

秋季大会4位の後、前任の太田監督が退任され、東邦や早稲田大で現役時代活躍された浅井監督が就任され挑んだこの春の大会。

準決勝では龍谷大平安を破り、好投手・築山投手擁する塔南との春の頂点を賭けて対決。
最終回はエース瀧野投手が三者連続空振り三振と熱投をみせ初の優勝。
翔英は勢いそのまま夏も制し、初の夏の甲子園に出場しました。
(写真は楽天ゴールデンイーグルスからドラフト8位指名された石原捕手)

[ 試合結果 ]
京都翔英4-2塔南

【第2位】
富山第一 VS 中越(夏の甲子園一回戦)

隣県対決になったこの試合。
MAX130キロ前後の中越エース左腕・今村が快投。

9回1死までノーヒットピッチングも、最後は4番・狭間選手の初安打が長打となり、続く河原選手のサヨナラタイムリーヒットで富山第一が劇的な勝利を納めた一戦。
記録達成はなりませんでしたが、中越も記憶に残る素晴らしい試合でした。

[ 試合結果 ]
富山第一1-0中越

【第1位】
龍谷大平安 VS 明徳義塾(センバツ一回戦)

2回の打席では凡退した岡田選手

一回戦屈指の好カードとされた名門チーム同士の対決。
序盤、どちらに転んでもおかしくない展開でしたが、圧巻は3回表の平安。
(写真は甲子園の写真が規定により使えないため、夏の京都両洋戦での岡田選手)

1死後、主砲橋本選手がレフトスタンドへ勝ち越しホームランを放つと、新2年生になったばかりの岡田選手がセンターバックスクリーンへ弾丸ライナーのホームラン。
「清宮世代」の岡田選手に大きくスポットが当たった大会にもなりました。

平安はこの後も追加点を挙げ7-1で勝利すると、そのままベスト4へ。
2年ぶりの優勝はなりませんでしたが、京都の高校野球ファンを熱く盛り上げてくれたチームでした。

またこの試合、明徳の4番を張った古賀捕手はヤクルトスワローズからドラフト5位指名を受けてプロ入りを果たしました。
初回、2死1塁からライト線を破り、先制タイムリー長打かと思われた場面がありましたが、平安の好守備の前に金田選手がホームでアウトになったシーンがあったことも付け加えたいと思います。

[ 試合結果 ]
龍谷大平安7-1明徳義塾

秋季京都大会を振り返って(1)

2016年の秋季京都大会を振り返ってみたいと思います。

まず大会としては、古豪・東山が22年ぶり9回目の優勝で幕を閉じました。
一次戦から、京都国際、鳥羽、立命館宇治をそれぞれ撃破し、二次戦に入っても峰山、福知山成美龍谷大平安京都翔英と昨今の京都大会上位常連校との対戦が続きましたが全勝。
文句なしの戦績で文字通り「自力優勝」を決めました。

140キロを越す投手陣や、大型のスラッガーが秋時点では不在でしたが、チームワークの良さ、次の塁を狙う姿勢、そして熱さが今チームは目立っての復活でした。

優勝旗を受け取る長谷川選手
閉会式で優勝旗を受け取る東山ナイン

最近の東山のイメージと言えば、打線の元気なチームという印象を持っていますが、今チームも打線は活発なチーム。
すでに近畿大会の初戦で報徳学園に敗れ、久しぶりのセンバツ出場はほぼ絶望となりましたが、「かわす」投球が、東山に関わらず、今秋の京都には目立った印象があります。

近畿大会では、京都翔英、龍谷大平安とも投手陣が打たれ、それぞれ初戦敗退。
決して140キロ超のストレートが全てとは思いませんが、力勝負にも打っでれる力強さをこの冬に、各チームに加わることを期待したいと思います。

そして今秋、衝撃が走ったのは近畿大会後に、京都翔英の浅井監督が急にお亡くなりになられました。

昨秋は太田前監督でベスト4ながらも、突然の監督交代劇。
いろいろな事があったかもしれませんが、浅井監督就任後は、周知の通り、春季大会優勝、夏の甲子園初出場と素晴らしい躍進。

プロ野球楽天に入団した石原捕手、瀧野投手などの主力が抜けた今チームも、阿部主将を中心に素晴らしいチームワークで準優勝。
来春以降さらに「浅井カラー」を出していかれることを楽しみにしていましたが、一高校野球ファンとして寂しく、残念としか言えません・・・

謹んでお悔やみを申し上げます。

今秋も京都翔英を準優勝に導かれた浅井監督
今秋も京都翔英を準優勝に導かれた浅井監督

今秋の京都翔英は、先に触れた石原捕手が引退しましたが、夏の甲子園を経験した阿部選手、川本選手、新田選手らを中心に変わらず打線は強力。

この秋の時点では京都最強の打力ではなかったかと思います。
しかし攻撃力とすれば、走塁面での課題も感じました。
2塁にランナーを置きながら、1安打でホームに戻れないといったシーンも目立ちました。

加えて瀧野投手が抜けた後、中心になる投手が作れなかったようにも見えました。
クローザーとして阿部選手が大車輪の活躍を求められるチームだと思いますが、春にはエースナンバーを引き継いだ内橋投手らが、さらに力強く成長していることを期待したいと思います。

その2へ続く

秋季京都大会を振り返って(2)

優勝した東山、京都翔英と共に近畿大会へ進んだのは、3位の龍谷大平安でした。

一人閉会式に参加した平安・山本主将
3位の表彰を受ける平安・山本主将

秋季大会4連覇のかかったこの大会は、準決勝・東山戦に敗れその夢は達成できませんでした。
近畿大会でも大阪桐蔭に初戦でコールド負けを喫し、5年連続のセンバツ出場は絶望的となりました。

今大会は、今春センバツベスト4の立役者、市岡投手や、橋本選手など投打の主力が引退し、1年生を多く使った若いチームでした。

二次戦が始まった頃の小寺投手は、奪三振も多く安定感抜群でしたが、終盤は疲れもあったでしょうが、精細を欠く場面も目立ちました。
控えの島田投手含め、春にはパワーアップし夏の甲子園で通算100勝を目指して欲しいと思います。

打線もセンバツ明徳義塾戦で弾丸ライナーのホームランを放った岡田選手が残っています。
チーム全体がまだ大人しく、3年生になる世代がもっと元気にチームを引っ張って、強い平安を見せて欲しいと思います。

そしてベスト4にもう一チーム残ったのは効率の乙訓。

準々決勝・塔南戦での乙訓ベンチ
準々決勝・塔南戦での乙訓ベンチ

印象に残っているのは一次戦、同志社国際を破り二次戦進出を決めた後の立命館宇治と鳥羽の試合。
何名かの乙訓の保護者の方も観戦されていたのですが「(立宇治と鳥羽に)当たらなくて良かった」とこぼされていました。

関係者の方も一戦一戦成長していくチームに驚かれたのかもしれません。
しかし、準決勝3位決定戦は勝っていてもおかしく内容。
近畿大会へ出場した3チームと大きな力差はないほど、チーム力は大きく成長しました。

しかし、「あと一歩」が続くのも乙訓のイメージ。
来春はその壁を越え、悲願の甲子園を掴んで欲しいなぁと思いますし、それを期待できるチームだと思いますので期待したいと思います。

その3へ

秋季京都大会を振り返って(3)

ベスト8組で印象に残ったのは、まず北嵯峨。
かつて北嵯峨を夏の甲子園でベスト8に導き、以後鳥羽、立命館宇治の監督としても甲子園に出場された、京都を代表する名将・卯瀧監督の息子さんが監督に。

元気のいいチームで一次戦は敗者復活からの勝ちあがりでしたが、京都翔英戦も最後まで抵抗してみせるなど、春以降も京都を盛り上げてくれそうな雰囲気を感じるチームでした。

北嵯峨の卯瀧新監督
北嵯峨の卯瀧新監督

福知山成美も能力の高いチーム。
今チーム、恐らく夏も活躍した藤山投手がエースナンバーを背負う予定だったと思いますが、直前で故障のためこの秋はベンチ入りならず。

東山戦しか観戦していませんが、打線は京都翔英にも匹敵する実力があると思いますし、ここに藤山投手が戻り、この秋主戦を務めた中島投手らと強力な投手陣が作れれば、一躍、夏の甲子園の有力チームに躍り出ることも十分ありえる布陣だと思います。

そして、この秋話題性十分。
現時点において、21世紀枠での甲子園出場の可能性もある進学校の洛星。

好投手・水江投手を中心に、前評判の高かった大谷を倒すなど「洛星旋風」を起こしました。

ベスト8進出を決めた直後の洛星・水江投手ら
ベスト8進出を決めた直後の洛星・水江投手ら

築山投手、西原投手という強豪私立でも滅多にない程の豪華投手陣を誇った塔南も、その両投手が引退。
新たに大江投手がエースを引き継ぎ、ベスト8まで勝ちあがりました。

まだまだ攻撃力や、スケールは前チームと比べると物足りなさもありますが、逆に言えば伸びしろの大きいチームだと思いますので、来春を期待したいと思います。

その4へ