【春季東京大会】準々決勝展望

【春季東京大会】準々決勝展望

国士舘 VS 東海大菅生

これまでの戦い

国士舘

2回戦 10-3 明大明治(7回コールド)
3回戦 7-0 雪谷(7回コールド)
4回戦 7-4 二松學舍大附

東海大菅生

1次戦1回戦 10-0 穎明館(6回コールド)
1次戦代表決定戦 8-0 電機大高(7回コールド)
1回戦 10-6 日大二
2回戦 14-2 東海大高輪台(5回コールド)
3回戦 5-3 世田谷学園
4回戦 10-3 錦城学園(8回コールド)

予想

秋ベスト4の国士舘と、その秋こそまさかの1次戦初戦敗退(対戦相手は二松學舍大附)ながらも昨夏甲子園でベスト4入りしている東海大菅生。

東海大菅生は1次戦からの登場で、2次戦に入ってからは主砲・片山選手含め3本塁打。
選手名鑑には昨夏の都大会、昨秋の二松學舍大附戦とエースナンバーで活躍した戸田投手がベンチに入っておらず、やや心配な投手陣ですが、打線が好調。
春季大会のシード校、東海大高輪台、錦城学園を共にコールドで。
昨夏同じ西東京の準決勝で対決した日大二や、甲子園経験のある世田谷学園といった強豪を破ってのベスト8。

さすが全国クラスのチームといった勝ち上がり方。

対する国士館はエース左腕石井投手に、草薙投手もここにきてドラフト候補と一部マスメディアをにぎわすなど投手陣が豪華。
こちらは2次戦からの登場で都立の強豪・雪谷にコールド勝ち。
昨夏の東東京代表・二松學舍大附などを破って秋に続きベスト8進出。

夏も同じ西東京に所属するチーム同士。
手の内を隠して戦うのか、それとも前哨戦としてガチンコ勝負を挑むのか予想できませんが、実力は互角。
ポイントは国士館の投手陣を菅生打線が捕まえることが出来るか。

国士館には井田投手という力のある左腕投手も居ますので、投手陣の差でやや国士館が有利ではないかと予想しています。

関東一 VS 早稲田実

これまでの戦い

関東一

1回戦 12-7 大森学園
2回戦 12-7 日野
3回戦 7-1 駒大高
4回戦 6-1 上野学園

早稲田実

2回戦 17-1 駿台学園(5回コールド)
3回戦 10-2 工学院大附(7回コールド)
4回戦 10-0 國學院久我山(6回コールド)

予想

昨秋の2回戦で対戦。
早稲田実が5-1で勝利した試合の再戦になった名門チーム同士の対戦。

関東一には石橋選手、早稲田実には野村選手と共に東京を代表するスラッガーを擁するチーム同士。
この春も関東一が5本塁打、早稲田実が4本塁打と自慢の攻撃力が光ります。

早稲田実はスコアみる限り、ここまで他を圧倒して勝ち上がってきたのに対し、ややディフェンスに不安なありそうなのが関東一か。

夏は東西に分かれるだけに、意地をかけて両エース当板の可能性もあると思いますが、関東一の平川投手早稲田実の雪山投手共に観戦していますが、調子が良ければ共に大量点は望めない相手。

やや早稲田実が優勢とみていますが、共に得点能力が高いだけに四球やエラーでムダな走者を溜めないことだけは注意したいところです。

Advertisement

日大三 VS 小山台

これまでの戦い

日大三

2回戦 6-4 文京
3回戦 10-4 日体大荏原
4回戦 8-0 東大和(7回コールド)

小山台

1次戦1回戦 12-0 小松川(5回コールド)
1次戦代表決定戦 7-0 府中東(7回コールド)
1回戦 9-1 練馬
2回戦 6-0 東大和南
3回戦 2-1 明星
4回戦 9-2 桜美林(8回コールド)

予想

選抜出場の日大三は、選抜後の初公式戦となった文京戦こそ苦戦しましたが、先日の東大和戦を観戦していますが、課題だった投手陣もスケールアップしています。

攻撃陣も変わらず、ここぞで畳み掛ける集中力は健在。
長打力も秋より付いてきていると感じています。

日大三が優勢であると見ていますが、必ずしも得点差通りに終始圧倒出来ている試合は案外少ないのも事実。

小山台がいかに最少失点に抑え、2〜3点勝負に持ち込めると面白い展開になると思います。

帝京 VS 創価

これまでの戦い

帝京

2回戦 12-2 町田(7回コールド)
3回戦 5-3 八王子(延長11回)
4回戦 7-6 明大中野八王子

創価

1回戦 12-1 小平(8回コールド)
2回戦 5-3 日大鶴ヶ丘
3回戦 4-3 佼成学園
1回戦 8-0 城東(8回コールド)

予想

昨秋2回戦で帝京が9-3で勝利したカードの再戦。
この試合も点差は付きましたが、試合内容は互角。

この春はここまで、チームとしての完成度では創価がやや高いかと感じています。

2次戦ではドラフト候補としても名前があがっている勝又投手擁する日大鶴ヶ丘を5-3で倒すと、昨秋の都大会準優勝の佼成学園にも接戦の末、勝利してきました。
一方の帝京、松澤投手の背番号が17番に変更になるなど、調整が順調と思えないのは不安材料。

個々のポテンシャルでは帝京有利かと思いますが、現時点でのチームの完成度と勢いを考慮するとやや創価が優勢でないかと見ています。
ある程度得点を奪い合う4~5点の勝負ではないでしょうか。

2018年春季東京大会カテゴリの最新記事