[ 一次戦第16ブロックCゾーン ] 府中工業 VS 狛江

2017年9月24日、秋季東京大会一次戦第16ブロックCゾーン代表決定戦
府中工業グラウンド

※球場の音声をメモしていますので聞き間違いなどあるかもしれません

狛江
9 黒田
8 サトウ？
3 小川
5 コウノ
6 6
2 クマモト？
4 タテヤ？
7 ヒラノ
1 オオタ

府中工業
8 小岩井
6 原
4 高安
2 松岡
3 ハタ
9 島崎
7 タマル
1 ワタナベ
5 ホンダ14

本戦進出をかけた都立勢同士の一戦。
まず守るはホームチームの府中工業、先発はエース左腕、ワタナベ投手。

1回表、狛江は2死走者無しから3番・小川選手のセンター前ヒットでランナーを出しますが後続続かず無得点に終わります。

代わって守りにつく狛江の先発は、同じく左腕エースのオオタ投手。

1回裏、府中工は先頭・小岩井選手がレフト前ヒットで出塁しますがこちらも後続続かず無得点に終わります。

府中工は続く2回裏も2死走者無しから、6番・島崎選手のレフト線二塁打、7番タマル選手のショート内野安打と連打で13塁と先制のチャンスを作りますか後続続かず無得点に終わります。

狛江も3回表に先頭8番、ヒラノ？選手のライト前ヒットなどで走者を三塁まで進めますが、こちらも後続続かず無得点と両チーム同じような展開でゲームが進みます。

先制したのはホームグラウンドの府中工。
4回裏、先頭4番の松岡選手が四球で出塁すると、犠打で進塁後、6番・島崎選手の犠打を、狛江オオタ投手がファーストへ悪送球。
その間に松岡選手がホームに還り1点を先制します。

5回裏も府中工は2番・原選手のレフト前ヒットなどで2死13塁の追加点のチャンスがありましたが、無得点に終わり1-0で府中工がリードして前半5回を終了します。

互角の展開のゲーム。
次の1点は先攻の狛江。

7回表、先頭5番・背番号6の選手がセンター前ヒットで出塁すると続くクマモト？選手も投手強襲ヒットで無死13塁と絶好のチャンスを作り、7番・タテヤ？選手がサード前へスクイズを成功させ同点に追いつきます。

1-1のまま9回を迎え、まずは狛江。
先頭4番コウノ選手が四球で出塁すると、内野ゴロの間に2塁へ進んだところで、府中工はここまで好投してきたワタナベ投手をベンチに下げてセンターを守っていた小岩井投手に継投します。

狛江はさらにクマモト？選手の内野ゴロで2死3塁と勝ち越しのチャンスを作りますが後続続かず無得点に終わります。

すると直後の9回裏、府中工は1死から4番・松岡選手の右中間を破る3塁打で絶好のサヨナラの好機を作ります。

ここで5番のハタ選手に代え、常にベンチから大きな声でチームを鼓舞してきた背番号10番のトミタ？選手がバッターボックスへ。

狛江はここで満塁策を選び、次の6番・島崎選手にも続けて敬遠四球で1死満塁と府中工、絶好のチャンス。

しかしこの場面で、狛江オオタ投手が踏ん張り府中工は無得点に終わり延長戦にもつれ込みます。

9回に大きなチャンスを逃した府中工でしたが、流れを狛江に渡さず10回表を凌ぐと、その裏、先頭9番・ホンダ選手のサード内野安打で出塁すると、犠打と2番・原選手の投手前の犠打狙いが内野安打になり犠打狙いになり、1死13塁と再びサヨナラのチャンス。

ここで3番・高安選手が距離十分のレフトへの犠牲フライでホンダ選手が還り2-1と府中工がサヨナラ勝ちで本戦への出場を決めました。

狛江にエラーは幾つか見られたものの、本当にテンポ良く両チーム、投手を中心にしっかり守る同じようなチームカラーで1点を争う好ゲームになりました。

どちらに転んでもおかしくない実力伯仲の戦いでしたが、ややチャンスを生かしきれなかった府中工が、最後まで狛江に流れを渡しきらずに接戦を制しました。

府中工のベンチ裏で観戦していましたが、その府中工。
試合中本当に元気よく、明るく盛り上がる公立らしい好チームです。
私情入りますが、これからも応援したくなるチームですね。

対する狛江は、夏の國學院久我山戦以来の観戦。
こちらも代は代わりましたが、夏に感じた通りの好チーム。
9回のピンチを凌いだときは流れを引き寄せるかと思いましたが、こちらはあと一歩及びませんでした。

一足早い冬を迎える狛江ですが、しっかりと練習して逞しくなったチームを春にグラウンドで観戦できることを楽しみにしています。

狛江
000 000 100 0=1
000 100 000 1x=2
府中工業

狛オオタ－クマモト？
府ワタナベ、小岩井－松岡

狛 H5 E2
府 H9 E0

延長10回

【打撃成績】

狛江

府中工業