[ 準々決勝 ] 立命館 VS 京都成章

2.262017年5月14日、春季京都大会 準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都成章
4 山本
6 椎原
3 茂木
7 川岸
9 井上
2 北田
5 江頭
1 北山
8 西畠

立命館
8 高山
9 義村
2 平戸
3 三浦
4 藤野
6 広田
7 近藤
1 多田
5 辻本

一次戦では洛星相手にノーヒットノーラン等この春、京都を代表する投手の一人として躍進が続く北山投手要する京都成章と、毎年春季大会は相性のいい立命館の実力校同士の一戦。

先攻は京都成章。
立命館の先発はエース右腕、多田投手。

立命館エースの多田投手

力のあるストレートと変化球のコンビネーションで1回表の成章打線を三者凡退で抑えます。

代わって守りにつく成章はエース北山投手が先発。

京都成章エースの北山投手

1回裏、立命館の攻撃、北山投手はストレートの制球がつきません。
先頭1番の高山選手が四球で出塁すると、次の義村選手の打席、1ボール2ストライクから、得意の牽制が決まったかと思われましたが、ボークが宣告され、無死2塁と立命館先制のチャンス。
義村選手がセンター前ヒットでつなぎ無死13塁とすると、3番・平戸選手の犠牲フライで1点を先制します。

平戸選手の犠牲フライで高山選手が先制のホームイン

さらに4番・三浦選手、5番・藤野選手が連続四死球で1死満塁とすると6番・広田選手がライト前に2点タイムリーヒットを放ち、1回を終えて3-0と立命館がリードします。

2点タイムリーヒットの広田選手

追う成章は3回、1死から9番・西畠選手がチーム初安打となる内野安打で出塁すると、1番・山本選手もレフト前ヒットで繋ぎますが、この回は後続続かず無得点。
しかし続く4回表、ようやく成章打線が繋がります。

先頭3番・茂木(しげき)選手が左中間を破る2塁打で出塁した後、期待の4番・川岸選手が投手ゴロで、茂木選手飛び出してしまい1死1塁とチャンスを潰えたように思えましたが、続く井上選手の打席、バッテリーミスの後、ライト前ヒットで1死13塁とチャンスを拡げます。

ここで6番・北田選手が左中間を破る二塁打でまず1点を返すと、続く江頭選手の内野ゴロの間にさらに1点を返し2-3とその差を1点差に縮めます。

京都成章・北田選手がタイムリー二塁打

成章の攻撃はまだ続き、8番・北山選手、9番・西畠選手が連続四球で2死満塁となったところで、立命館は背番号10の森山投手へ継投します。

立命館2番手の森山投手

代わり端、1番・山本選手に押し出しの死球を与え3-3と同点となると、続く椎原選手の打席、連続でバッテリーミスがあり2者が生還。
この回一気に5点を奪った成章が5-3と2点のリードと変わります。

北田選手が同点のホームイン

5回表から立命館は3番手に背番号11の山内投手がマウンドへ上がります。

立命館3番手の山内投手

その直後の5回裏、立命館は先頭1番・高山選手が四球で出塁すると、2番・義村選手がライト前ヒットで繋ぎ無死13塁とすると、盗塁等で1死23塁となり、4番・三浦選手のライトへの犠牲フライで1点を返し、成章が1点リードして前半5回を終えてます。

立命館・高山選手が4点目のホームイン

大きなヤマ場が訪れたのは7回の攻防。

まず7回表、京都成章は先頭・2番の椎原選手、3番・茂木選手が連続四球で出塁。
川岸選手のライトフライで1死13塁とチャンスを広げると、5番・井上選手も四球を選び1死満塁と絶好のチャンスを作ります。

川岸選手のライトフライで椎原選手が三塁へ進塁

しかしこの好機に勝負強い6番・北田選手以下、後続続かず無得点に終わります。

するとその裏、立命館は1死から、3番・平戸選手が敵失で出塁すると、続く4番・三浦選手の打席、1ボールからの牽制がまたもボークを宣告され1死2塁と一打同点のチャンスを作ります。
三浦選手は見逃三振に倒れますが、5番・藤野選手が四球で繋ぐと6番・広田選手がセンター前にタイムリーヒットを放ち、5-5の振り出しに戻ります。

広田選手のタイムリーヒットで平戸選手が同点のホームイン

試合は同点のまま9回の攻防へ。

9回表、成章は1死から、4番・川岸選手が敵失で出塁し、5番・井上選手のライト前ヒットで1死13塁と勝ち越しのチャンス。
ここで6番・北田選手がファースト前にスクイズか・・・と思わせるバントを決めますが、川岸選手はスタートを切らず2死23塁となります。
恐らくはサインミスでしょうが結果、この回も成章は決定機を逃し無得点に終わります。

北田選手がスクイズ成功か・・・と思われたシーン

その裏、立命館は1死から3番・平戸選手が四球で出塁すると、4番・三浦選手のレフト前ヒットで1死12塁とサヨナラのチャンスを作ります。
2死後、6番・広田選手が四球で繋ぎ2死満塁とすると、続く脇阪選手の打席、1ボール2ストライクから平戸選手がスタート。
成章バッテリーも全く無警戒で気が付かない間にといったホームスチールが決まり、劇的な幕切れ。
6-5で立命館が勝ち、ベスト4に駒を進めました。

サヨナラホームスチールを成功させた立命館・平戸選手(右から二人目)

まず敗れた京都成章。
敗れはしましたが、やはりこの世代、久しぶりの甲子園を意識できるだけの戦力を持っていると思います。
夏までの課題は大黒柱・北山投手。

140キロ前後のストレートを武器に三振が取れるのは大きな魅力。
洛星戦で16奪三振、京都翔英戦で10奪三振、この試合も9奪三振と間違いなくスペックは今世代の京都のトップクラス。

但し、この試合も、前の京都翔英戦に続き制球が乱れ、球数も相当数増えてしまいました。
急には良くならないと思いますが、長所を生かしつつ、何とか改善に成功して欲しいと思います。

またこの春は北山投手頼みなのか、それともエースとしての自覚をつけさせるという意味か、ほぼ北山投手一本で勝負をしていました。
下級生にも北村投手など有望な選手がいますが完全に隠した状態。
夏は北山投手一人では酷暑の連戦は厳しいですし、控え陣の奮起も期待したいところです。

そして勝った立命館。

ストレートの速さ、質で言えば多田投手も勝るとも劣らない好素材。
三振を奪うより、打たせて取るタイプだと思いますが、この試合に限れば4回に突如崩れてしまったことが悔やまれます。

それでも先発も出来る森山投手。
3番手に出てきた山内投手と控え投手陣の層も厚く、終盤の成章の猛攻をもあと一歩のところで凌いだことが最後の劇勝に繋がりました。

先日の桂戦に続き、立命館も決して調子が良い訳ではないと思いますが、それでも接戦をモノにするところ、改めて底力も備わったチームだなという印象を受けました。

京都成章
000 500 000=5
300 010 101x=6
立命館

京 北山 - 北田
立 多田、森山、山内 - 平戸

京 H8 E1
立 H7 E2

【打撃成績】

京都成章

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
4 山本 左飛 左前安打 (森)死球(1) 三邪飛 見逃三振
6 椎原 投ゴロ 遊ゴロ併殺打 暴投(1)
捕逸(1)
一邪飛
四球 空振三振
3 茂木 見逃三振 左中間二塁打 (山)四球 四球
二盗
三飛
7 川岸 見逃三振 投ゴロ 投前犠打 右飛 遊ゴロ失
9 井上 一ゴロ パスボール
右前安打
空振三振 四球 右前安打
2 北田 死球 左中間二塁打(1) 投ゴロ 中飛 一ゴロ
5 江頭 遊ゴロ 二ゴロ(1) 遊ゴロ 中飛 遊ゴロ
1 北山 二飛 四球 二飛 見逃三振
8 西畠 二安打 四球 三ゴロ失 左前安打

立命館

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 高山 四球 見逃三振 四球 二飛 空振三振
9 義村 ボーク
中前安打
二ゴロ 右前安打
二盗
中飛 一ゴロ
2 平戸 右犠飛(1) 二ゴロ 三邪飛 三ゴロ失 四球
本盗(1)
3 三浦 死球 右前安打 右犠飛(1) ボーク
見逃三振
左前安打
4 藤野 四球 右飛 四球 四球
三盗
6 広田 右前安打(2)
二盗
左飛 右飛 中前安打(1) 四球
7 近藤 見逃三振 三ゴロ 投ゴロ
H 脇阪 空振三振
1 多田 空振三振
H 山本 遊ゴロ
1 山内 二ゴロ 見逃三振
5 辻本 空振三振 空振三振
H 田中 右前安打
R 村上
5 坂井 一邪飛

京都成章

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
北山 8 2/3 7 8 9 6 6

立命館

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
多田 3 2/3 5 3 2 2 3
森山 1/3 0 1 0 3 0
山内 5 2 4 4 0 0