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秋季京都大会を振り返って(1)

2016年の秋季京都大会を振り返ってみたいと思います。

まず大会としては、古豪・東山が22年ぶり9回目の優勝で幕を閉じました。
一次戦から、京都国際、鳥羽、立命館宇治をそれぞれ撃破し、二次戦に入っても峰山、福知山成美龍谷大平安京都翔英と昨今の京都大会上位常連校との対戦が続きましたが全勝。
文句なしの戦績で文字通り「自力優勝」を決めました。

140キロを越す投手陣や、大型のスラッガーが秋時点では不在でしたが、チームワークの良さ、次の塁を狙う姿勢、そして熱さが今チームは目立っての復活でした。

優勝旗を受け取る長谷川選手

閉会式で優勝旗を受け取る東山ナイン

最近の東山のイメージと言えば、打線の元気なチームという印象を持っていますが、今チームも打線は活発なチーム。
すでに近畿大会の初戦で報徳学園に敗れ、久しぶりのセンバツ出場はほぼ絶望となりましたが、「かわす」投球が、東山に関わらず、今秋の京都には目立った印象があります。

近畿大会では、京都翔英、龍谷大平安とも投手陣が打たれ、それぞれ初戦敗退。
決して140キロ超のストレートが全てとは思いませんが、力勝負にも打っでれる力強さをこの冬に、各チームに加わることを期待したいと思います。

そして今秋、衝撃が走ったのは近畿大会後に、京都翔英の浅井監督が急にお亡くなりになられました。

昨秋は太田前監督でベスト4ながらも、突然の監督交代劇。
いろいろな事があったかもしれませんが、浅井監督就任後は、周知の通り、春季大会優勝、夏の甲子園初出場と素晴らしい躍進。

プロ野球楽天に入団した石原捕手、瀧野投手などの主力が抜けた今チームも、阿部主将を中心に素晴らしいチームワークで準優勝。
来春以降さらに「浅井カラー」を出していかれることを楽しみにしていましたが、一高校野球ファンとして寂しく、残念としか言えません・・・

謹んでお悔やみを申し上げます。

今秋も京都翔英を準優勝に導かれた浅井監督

今秋も京都翔英を準優勝に導かれた浅井監督

今秋の京都翔英は、先に触れた石原捕手が引退しましたが、夏の甲子園を経験した阿部選手、川本選手、新田選手らを中心に変わらず打線は強力。

この秋の時点では京都最強の打力ではなかったかと思います。
しかし攻撃力とすれば、走塁面での課題も感じました。
2塁にランナーを置きながら、1安打でホームに戻れないといったシーンも目立ちました。

加えて瀧野投手が抜けた後、中心になる投手が作れなかったようにも見えました。
クローザーとして阿部選手が大車輪の活躍を求められるチームだと思いますが、春にはエースナンバーを引き継いだ内橋投手らが、さらに力強く成長していることを期待したいと思います。

その2へ続く

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