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[ 決勝 ] 東山 VS 京都翔英

2016年10月9日、秋季京都大会決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

スターティングメンバー

京都翔英

9 新田広
7 田中
6 阿部
2 川本
7 新田大
3 岡田
5 大谷
4 瓜田
1 高田

東山

3 田中
8 宮口
9 増田
5 長谷川
7 高倉
6 村井
2 大杉
1 小山
4 木村

22年ぶりの優勝を目指す東山。

この秋、目だった東山試合前の「儀式」
この秋、目だった東山試合前の「儀式」

4年ぶりの優勝。
さらには2016年の春、夏、秋と3シーズン連続での京都チャンピオンを目指す京都翔英の決勝戦。

いつもと異なり、試合前に円陣組む翔英ナイン
いつもと異なり、試合前に円陣組む翔英ナイン

まず守る東山は1年生右腕・背番号10の小山投手が先発します。

東山先発の小山投手
東山先発の小山投手

1回表の京都翔英。

2死走者無しから、 阿部選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く川本選手もライト前ヒットを放ちますが、阿部選手が三塁を狙いタッチアウト。
チャンスを広げることができません。

替わって守りにつく京都翔英は、背番号11。
右横手投げの高田投手が先発。

京都翔英先発の高田投手
京都翔英先発の高田投手

1回裏の東山の攻撃は三者凡退と、高田投手、上々の立ち上がりを見せます。

2回表も京都翔英は先頭、5番・新田大選手のセンター前ヒットなど、2本のヒットが出ますが、攻撃がちぐはぐで無得点に終わります。

すると直後の2回裏の東山。

先頭・4番の長谷川選手が四球で出塁すると、連続内野ゴロで3塁まで進み、2死13塁と先制のチャンスを広げますが、8番・小山選手がライトフライに倒れ無得点に終わります。

3塁へ進塁した長谷川選手
3塁へ進塁した長谷川選手 

東山は4回、5回もチャンスを作りますが、あと一本が出ずに無得点。
対する京都翔英は、3回、4回、5回は無安打と、東山の小山投手に上手くかわされたまま、両チーム無得点で前半の5回を終了します。

6回裏の東山の攻撃から、京都翔英は2番手に背番号10、左腕の坂田投手を送ります。

翔英2番手の坂田投手
翔英2番手の坂田投手 

代わり端、先頭3番・増田選手がセンター前ヒットを放つと、犠打と内野ゴロで2死3塁としますが、村井選手がサードゴロに倒れ、東山またもチャンスを生かすことができません。

3塁まで進んだ増田選手
3塁まで進んだ増田選手

好投を続ける、東山の小山投手でしたが、7回表・ 京都翔英、1死走者無しから、5番・新田大選手に投手強襲ゴロで、一時ベンチに下がり治療を受けますが、7回を投げきり被安打5、与四死球1つ、無失点と素晴らしい投球内容を見せてくれます。

依然0-0のまま迎えた7回裏・東山。

2死走者無しから9番・木村選手が死球で出塁すると、1番・田中選手が劇的なレフトオーバーの本塁打を放ち2点を先します。

先制ホームランの田中選手
先制ホームランの田中選手

8回表の京都翔英の攻撃から、東山はエース金和投手へ継投。

代わり端、三者凡退に抑えます。

東山エースの金和投手
東山エースの金和投手

対する翔英も、8回裏からエース内橋投手が登板し、三者凡退と2-0のまま、最終回の京都翔英の攻撃を迎えます。

翔英エースの内橋投手
翔英エースの内橋投手

9回表の京都翔英。

先頭2番・田中選手がセンター前ヒットで出塁します。

ヒットで出塁の翔英、田中選手
ヒットで出塁の翔英、田中選手

この場面で、東山はマウンドで円陣を組み、気合を入れ直します。

東山マウンドで円陣
東山マウンドで円陣

2死から5番・新田大選手がライト前へヒットを放ち、12塁と同点のランナーを出しますが、翔英の攻撃はここまで。
最後は岡田選手がセンターフライに終わり無得点に終わり試合終了。

東山が22年部ぶり9回目の優勝を飾りました。

優勝が決まり、歓喜にわく東山ナイン
優勝が決まり、歓喜にわく東山ナイン

田中選手の一振りで投手戦になった決勝戦は幕を閉じました。
前チームの原投手、主砲・安田選手のような投打の絶対的な軸があったチームではなかったと思いますが、チーム力の高さが際立った東山が久しぶりに京都の頂点に立ちました。

1年生の小山投手も、序盤こそ翔英打線に捉えられていましたが、3回以降はほぼ完璧な投球内容。
奪三振0ですが、完全に翔英打線が打たされていました。

そして京都翔英。
夏の甲子園に出場したため、新チーム結成が遅れましたが、甲子園経験メンバーも残り相変わらず高いチーム力、打撃力を見せてくれました。

この後、両チームとも、それぞれ兵庫2位の報徳学園、奈良1位の智辯学園に近畿大会初戦で敗れたため、来春センバツはほぼ絶望となりましたが、まだまだ伸びしろのあるチームだと思いますので、厳しい冬を乗り切り、さらにパワーアップした姿を両チームとも来春に見れることを期待しています。

京都翔英
000 000 000=0
000 000 20x=2
東山

翔 高田、坂田、内橋 - 川本
東 小山、金和 - 大杉

翔 H7 E2
東 H7 E0

本塁打
東 田中②

【打撃成績】
京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
9 新田広 一直 右飛 中飛 右飛
7 田中 右飛 四球 中飛 中前安打
6 阿部 中前安打 一ゴロ 中飛 空振三振
2 川本 右前安打 二飛 二ゴロ 中飛
7 新田大 中前安打 二ゴロ 投ゴロ 右前安打
3 岡田 二ゴロ併殺打 二ゴロ 右前安打 中飛
5 大谷 左前安打 遊ゴロ 投飛
4 瓜田 遊直 遊飛 (金)三振
1 高田 右飛
H 野口 左飛
1 坂田
H 林ヶ谷 遊飛
1 内橋

東山

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
3 田中 三ゴロ 中前安打
二盗
左前安打 左越本塁打(2)
8 宮口 三邪飛 見逃三振 遊ゴロ 捕ゴロ
9 増田 中飛 左飛 中前安打 (内)二ゴロ
5 長谷川 四球 左前安打 投前犠打 二ゴロ失
7 高倉 二ゴロ 捕ゴロ併殺打 遊ゴロ 遊ゴロ併殺打
6 村井 二ゴロ 左前安打 三ゴロ
2 大杉 死球 牽制悪送球
空振三振
左飛
1 小山 右飛 (坂)一ゴロ
H 大西 空振三振
1 金和
4 木村 三飛 右前安打 死球


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
高田 4 3 2 2 0 0
坂田 4 4 1 1 2 2
内橋 1 0 0 0 0 0

東山

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
小山 7 5 1 0 0 0
金和 2 2 0 2 0 0

[ 準決勝 ] 東山VS 龍谷大平安

2016年10月8日、秋季京都大会準決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

東山

3 田中
8 宮口
9 増田
5 長谷川
7 高倉
6 村井
2 大杉
1 金和
4 木村

龍谷大平安

8 松本
6 大本
3 前田
7 岡田
5 松田
9 金本
4 木村
2 田島
1 小寺

龍谷大平安が勝てば4年連続で秋季大会決勝進出。
対する東山は勝てば20年ぶりの決勝進出をかけた大一番。
勝ったチームは近畿大会への出場が決まります。

まず守る龍谷大平安はエース小寺投手。

平安エースの小寺投手
平安エースの小寺投手

1回表の東山。

先頭の田中選手がまずライト前ヒットで出塁すると、続く宮口選手が左中間を破る三塁打を放ち、いきなり1点を先制します。

田中選手が先制のホームイン
田中選手が先制のホームイン

さらに増田選手が四球で繋ぐと、4番・長谷川の投手ゴロで、宮口選手を三本間に挟まれますが、平安守備陣が乱れホームイン。
この後、さらに無死満塁とさらなるチャンスを作りますが、ここは平安小寺投手が踏ん張り無得点に終わりますが、初回、いきなり2-0とリードします。

宮口選手がホームイン
宮口選手がホームイン

2点を追う龍谷大平安は直後の1回裏。

東山はエース右腕の金和投手が先発。

東山エースの金和投手
東山エースの金和投手

1死から2番・大本選手がライト前ヒットで出塁。
2死後、4番・岡田選手がファーストへの強襲ヒットで12塁とすると、5番・松田選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち1点を返します。

松田選手がセンター前にタイムリーヒット
松田選手がセンター前にタイムリーヒット
大本選手がホームイン
大本選手がホームイン

2-1で迎えた3回表の東山。

先頭3番・増田選手がセンター前ヒットで出塁すると、犠打で繋ぎ、4番・高倉選手がレフト前ヒットで1死13塁と追加点のチャンスを作りますが、盗塁失敗に、村井選手はキャッチャーへのファールフライに終わり無得点に終わります。

2死3塁の場面で村井選手は捕邪飛に倒れる
2死3塁の場面で村井選手は捕邪飛に倒れる

すると直後の3回裏の龍谷大平安。

1死から1番・松本選手がライトオーバーの三塁打で出塁します。

松本選手が3塁打
松本選手が3塁打

この後2死から連続四死球で2死満塁としますが、5番・松田選手が空振り三振に倒れ、同点のチャンスを生かすことができません。

この試合、東山の元気の良さが目立ちましたが、それを象徴するシーンが、5回表の攻撃時にありました。

2死から4番・長谷川選手が頭部への死球で、一旦ベンチに下がり臨時代走で増田選手が出塁。

5番・高倉選手の打席で、他の都道府県では聴く機会がありますが、京都では平安以外が演奏したことを聴いたことがなかったのですが、平安のチャンステーマ「怪しいボレロ」を東山応援団が演奏(ブラスバンドは不参加なので、口ラッパ)。

無得点には終わりますが、東山の勢いが現れたシーンでした。

試合は2-1で東山がリードしたまま、終盤の7回表。
平安の小寺投手も100球近い球数になってきています。

先頭9番の木村選手がセンター前ヒットで出塁、1死後、2番の宮口選手が送り、2死2塁となります。

続く増田選手の打席、3ボール2ストライクから、小寺投手の牽制悪送球があり3塁へ進塁すると、セカンドへの内野安打で木村選手がホームイン。
3-1とリードを広げます。

タイムリー内野安打の増田選手
タイムリー内野安打の増田選手

さらに4番・長谷川選手のレフトへの飛球を、平安・岡田選手が完全に見失いタイムリーヒットになって、増田選手が4点目のホームイン。
4-1と3点差にリードを広げます。

盛り上がる東山ベンチ
盛り上がる東山ベンチ

3点のビハインドとなった平安は、直後の7回裏の攻撃が始まる前にベンチ前で円陣を組みますが、無得点に終わります。

攻撃前に円陣を組む平安ナイン
攻撃前に円陣を組む平安ナイン

試合はこのまま、8回、9回の龍谷大平安の攻撃は三者凡退に終わり4-1で東山が勝って20年ぶりの決勝進出と、近畿大会への出場を決めました。

まず勝った東山。
とにかく試合開始前から、元気の良さが目立ちました。
平安よりも大きな声で、存在感を見せ付けました。

福知山成美戦同様の大胆な守備シフト、そして金和投手の変化球主体のピッチングに強打の龍谷大平安打線はわずか5安打と完勝といえる内容でした。

そして敗れた龍谷大平安。
昨年の今頃に比べてチームの完成度がまだまだだと感じました。

打線はセンバツでも活躍した岡田選手や、西武ライオンズで活躍するOBの炭谷選手のいとこにあたる1年生の松田選手、前田選手など体格もいい選手が並びますので、これからのチームとしての完成度に期待していきたいです。

東山
200 000 200=4
100 000 000=1
龍谷大平安

東 金和 - 大杉
平 小寺 - 田島

東 H10 E0
平 H5 E3

【打撃成績】
東山

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
3 田中 右前安打 空振三振 遊ゴロ 捕邪飛 空振三振
8 宮口 左中間三塁打(1) 投飛 空振三振 一前犠打 中前安打
牽制死
9 増田 四球 中前安打 左飛 牽制悪送球
二安打(1)
遊飛
5 長谷川 投ゴロ野選(1) 投前犠打 頭部死球 左線安打(1)
7 高倉 打撃妨害 左前安打
二盗死
 遊ゴロ 左飛
6 村井 投ゴロ併殺打 捕邪飛 右飛 見逃三振
2 大杉 四球 空振三振 見逃三振 中前安打
1 金和 空振三振 左前安打 二ゴロ 投前犠打
4 木村 投ゴロ 投ゴロ 中前安打 遊飛

龍谷大平安

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
8 松本 投ゴロ 右越三塁打 遊ゴロ 中飛
6 大本 右前安打 左飛 一飛 空振三振
3 前田 左飛 死球 一ゴロ 中飛
7 岡田 一強襲安打
三盗死
四球 二ゴロ 中飛
5 松田 中前安打(1) 空振三振 中前安打 三ゴロ
9 金本 投飛 四球 左飛 捕邪飛
4 木村 三ゴロ 捕前犠打 三ゴロ 左飛
2 田島 投飛 左飛 四球 中飛
1 小寺 投ゴロ 二飛 投前犠打


【投手成績】

東山

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
金和 9 5 3 2 1 1

龍谷大平安

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
小寺 9 10 2 7 4 4

[ 準々決勝 ] 東山 VS 福知山成美

2016年10月1日、秋季京都大会準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

5 岡本
2 楠田
6 藤田
3 坂野
7 谷
4 廣瀬
9 藤井
1 中島
8 森

東山

3 田中
8 宮口
7 高倉
5 長谷川
6 村井
9 増田
2 大杉
1 金和
4 木村

昨秋の準々決勝でも顔を合わせた両チームの対決(その際は福知山成美が7-6で勝利)。
両チームとも昨秋の準々決勝のスタメンに名を連ねた選手はゼロと、大きく様変わりをしてきました。

まず守る東山はエース右腕、金和投手。

東山エースの金和投手
東山エースの金和投手

1回表の福知山成美。

先頭・岡本選手は3球目をレフトスタンドへ先制のソロホームラン。
先頭打者ホームランで成美が1点を先制します。

成美、岡本選手が先頭打者ホームラン
成美、岡本選手が先頭打者ホームラン

続く2番・楠田選手もセンターの好プレーの前にセンターフライに倒れますが、初回から成美打線の振りの鋭さを見せ、1-0とリードします。

福知山成美は昨秋の東山戦でも登板した速球派の藤山投手がチームに残りましたが、故障もあり中島投手がエースとして先発マウンドへ上がります。

福知山成美エースの中島投手
福知山成美エースの中島投手

1回裏、東山打線は三者凡退に終わり、中島投手、まずまずの立ち上がりの内容を見せます。

2回は両チームランナーは出しますが無得点に終わり、迎えた3回裏の東山。

先頭9番・木村選手がセンター前ヒットで出塁すると、すかさず続く1番・田中選手がレフトスタンドへ逆転のツーランホームランを放ち、2-1と東山が試合をひっくり返します。

逆転ホームランの田中選手
逆転ホームランの田中選手

1点をリードした東山は、5回裏も先頭・9番木村選手のライト前ヒット、1番・田中選手のレフト前ヒットで出塁すると、犠打で1死23塁とします。

ここで3番・高倉選手のファーストゴロで、木村選手がホームを狙いますがタッチアウトになります。

木村選手ホーム狙うもアウト
木村選手ホーム狙うもアウト

東山は2死13塁と代わり(すかさず高倉選手二盗で2死23塁)チャンスが潰えたと思いましたが、4番・長谷川選手のサードゴロで、成美坂野選手が送球を捕球しきれず、東山・田口選手がホームインし3-1とリードを広げて前半5回を終了します。

3点目のホームを踏んだ田中選手(背番号3)を迎える東山ベンチ
3点目のホームを踏んだ田中選手(背番号3)を迎える東山ベンチ

2点を追う福知山成美は7回表、1死から5番・谷選手がセンター前ヒットで出塁すると、2死後7番・藤井選手がセンター前ヒットで2死13塁とチャンスを広げますが、中島投手に代わる、代打・藤岡選手がファーストライナーに倒れ無得点に終わります。

直後の7回裏の東山。

成美は代打が出ましたので、背番号11の今城投手へ継投します。

成美、2番手の今城投手
成美、2番手の今城投手

7回裏の東山、1死後2番・宮口選手が右中間を破る二塁打で出塁、続く3番・高倉選手のカウントが1ボール2ストライクとなったところで、成美は背番号19の左腕・相馬投手をマウンドへ送ります(今城選手はライトへ)。

成美3番手の相馬投手
成美3番手の相馬投手

代わり端、牽制悪送球でランナーを3塁へ進めさらに、打者高倉選手が四球を選び1死13塁となったところで、福知山成美は再度・今城投手へ継投します。

東山は4番・長谷川選手の打席、初球パスボールで宮口選手が4点目のホームを踏みます。

宮口選手が4点目のホームイン
宮口選手が4点目のホームイン

このあとさらに2死満塁となり、7番・大杉選手が押し出し四球を選び、5-1と東山が4点のリードにその差を広げます。

勢いに乗る東山は、8回裏も先頭9番・木村選手がセカンドへの内野安打で出塁すると、1死後2番・宮口選手へのファーストへの犠打が、悪送球を生み一気に、木村選手がホームに戻り6点目が入ります。

さらに3番・高倉選手がセンターオーバーのタイムリー三塁打を放ち7-1と東山がリードを広げます。

タイムリー3塁打の高倉選手
タイムリー3塁打の高倉選手

あと1点でコールドゲーム成立という場面になり、福知山成美バッテリーは満塁策を選択。
1死満塁となりますが、ここは福知山成美が粘り、7-1のまま9回表の攻撃を迎えます。

なんとか一矢を報いたい成美打線ですが、2死走者なしとなりますが、5番・谷選手がレフト前ヒットを放ち最後の意地を見せますが、反撃もここまで。
7-1で東山が勝ち、ベスト4へ駒を進めました。

9回にヒットを放った成美・谷選手
9回にヒットを放った成美・谷選手

この試合、1回表の福知山成美の攻撃を見たときは、この結果は予想しませんでした。
むしろ強打の成美がコールドに近い点差で勝利するのではと失礼ながら思いました。

実際、成美打線も「いつでも得点は取れる」と言った気分になり、それが東山・金和投手の術中にはまったように思えました。

一方の東山。
このチーム、本当に「元気」です。
監督も20代の足立監督に代わられて、フレッシュになりました。

先発完投した金和投手は、上背はそこそこありますが、ストレートの速さは恐らく目視ですが、130キロも出ていないのではないでしょうか?
しかし、変化球を主体に上手く強打の成美打線をかわし、初回の先頭打者ホームランによる1点に抑えこみました。

両チームの新チームはこれが初観戦。
敗れた成美は、冬を越すと恐らく藤山投手も帰ってくると思います。
まだまだ成長途上を感じる両チームだけに、今後に期待をして見ていきたいと思います。

福知山成美
100 000 000=1
002 010 22x=7
東山

福 中島、今城、相馬、今城 - 楠田
東 金和 - 大杉

福 H7 E3
東 H10 E0

本塁打
福 岡本①
東 田中②

【打撃成績】
福知山成美

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
5 岡本 左本塁打(1) 左飛 右前安打 空振三振
2 楠田 中飛 二ゴロ 中飛 中飛
6 藤田 中飛 一ゴロ 空振三振 左邪飛
3 坂野 右邪飛 遊ゴロ 投ゴロ 三ゴロ
79 谷 二安打 遊ゴロ 中前安打 左前安打
4 廣瀬 投前犠打 遊ゴロ 三直 三ゴロ
9 藤井 空振三振 二ゴロ 中前安打
1 相馬
9 平田
9 藤井 空振三振 二ゴロ 中前安打
1 中島 遊直 右飛
H 藤岡 一直
191 今城
8 森 右前安打
二盗死
三ゴロ 遊ゴロ

東山

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
3 田中 二ゴロ 左越本塁打(2) 左前安打 (今)空振三振 中飛
8 宮口 左飛 遊邪飛 投前犠打 右中間二塁打 一ゴロ失(1)
7 高倉 左飛 左前安打
二盗
一ゴロ
二盗
(相)四球 中越三塁打(1)
5 長谷川 中飛 三ゴロ 三ゴロ失(1) (今)パスボール(1)
四球
二盗
四球
6 村井 二邪飛 投ゴロ 左飛 三ゴロ
二盗
四球
9 増田 四球
二盗
二飛 遊飛 四球 二ゴロ
2 大杉 四球 見逃三振 右前安打 四球(1) 左飛
1 金和 一邪飛 一邪飛 投前犠打 空振三振
4 木村 中前安打 右前安打 遊ゴロ 二安打


【投手成績】

福知山成美

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
中島 6 6 2 1 3 2
今城 1/3 1 0 1 0 1
相馬 0/3 0 1 0 0 1
今城 1 2/3 2 5 1 4 2

東山

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
金和 9 7 0 4 1 1

[ 準々決勝 ]福知山成美 VS 東山

2015年9月27日、秋季京都大会2次戦準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

東山

8 小林
4 川辺
7 光村
3 安田
5 大塚
9 菊井
1 原
2 上島
6 黒川

福知山成美

9 森下リ
6 笹原
7 田井中
3 西浦
8 矢野
4 北尾
5 立川
2 藤田
1 川上

今大会、前評判の高い名門東山と、2年前ベスト8に勝ち進んだセンバツ以来の甲子園を目指す福知山成美の一戦。

まず守る福知山成美の先発はエース川上投手。

福知山成美の先発エース川上投手
福知山成美の先発エース川上投手

1回表の東山、1死後2番川辺選手がライト前ヒットで出塁。
二盗後、2死12塁となり5番大塚選手が左中間へ2塁打を放ち、1点を先制します。

川辺選手が先制のホームイン
川辺選手が先制のホームイン
先制タイムリーの大塚選手
先制タイムリーの大塚選手

一方、東山の先発はエース左腕の原投手。

東山エースの原投手
東山エースの原投手

1回裏、2者連続三振と上々のスタートを切った後、3番田井中選手に右中間へ2塁打を浴びますが、ここは成美の主砲西浦選手をレフトフライに打ち取りピンチを脱します。

すると直後の、2回表も東山が川上投手に襲い掛かります。

先頭の7番、原選手がレフト前ヒットで出塁すると続く上島選手もセンター前にヒット。
無死13塁と絶好のチャンスを作ります。

ここで9番黒川選手のセカンドゴロ併殺打の間に、原選手がホームに還り2-0と東山がリードを広げます。

原選手が還り東山が追加点
原選手が還り東山が追加点

さらに続く1番小林選手がヒットと、盗塁で2死2塁とし、2番川辺選手がレフト前にヒットを放ち3-0と東山が優位に試合を進めていきます。

3点目のタイムリーヒットを放った川辺選手
3点目のタイムリーヒットを放った川辺選手

福知山成美は4回表からエース川上投手に代わり、背番号10の北野投手へ継投します。

成美2番手の北野投手
成美2番手の北野投手

序盤の4回を終わり、東山が9安打、一方の成美も無得点といえ、すでに5安打を放ち合い、まだまだこのまま終わるような雰囲気を感じさせない展開の試合となりました。

次の1点をあげたのはまたも東山。
5回表、先頭の3番光村選手がセンター前にヒットで出塁すると、盗塁と続く主砲安田選手のヒットで無死13塁とします。
ここで5番大塚選手がセンター前ヒットで4-0と東山のリードが広がります。

大塚選手のあたりはセンター前に落ち、東山が追加点をあげます
大塚選手のあたりはセンター前に落ち、東山が追加点をあげます

この回、さらに無死満塁と東山が一気に大量リードかという場面を迎えますが、7番原選手のレフトへのフライ。
犠牲フライには十分な距離かと思いました。

3塁走者の安田選手はタッチアップしますが、ホームのクロスプレーでタッチアウト。
さらなる追加点をあげることはできません。

グラウンド整備空けた6回表も東山。
2死走者無しから2番川辺選手が四球で出塁すると、続く光村選手のレフト前ヒットで2死13塁と追加点のチャンス。

ここで東山主砲、安田選手が左中間を破る2塁打で走者一掃となり、6-0と東山のリードがさらに広がります。

光村選手が還り6点目のホームイン
光村選手が還り6点目のホームイン
タイムリー2塁打の安田選手
タイムリー2塁打の安田選手

正直、東山のベスト4進出は決まったかと思った瞬間でした。
まさかこの後、劇的な展開になるとは予想もしませんでした。

直後の6回裏、成美は先頭の3番田井中選手が死球で出塁。
続く主砲、西浦選手もライト前ヒットでつなぐと、矢野選手、北尾選手にも連続四球を選び、1点を返しなお無死満塁と反撃ムードが広がります。

田井中選手がホームに還り成美まず1点
田井中選手がホームに還り成美まず1点

さらに続く立川選手が右中間を破る走者一掃のタイムリー2塁打で、一気に4-6と2点差にまで詰め寄ります。

満塁走者一掃の2塁打を放った立川選手
満塁走者一掃の2塁打を放った立川選手

わかさスタジアムはブラスバンド付きの「OH!成美」で球場全体も異様な雰囲気に包まれだします。

追撃ムードに盛り上がる成美応援スタンド
追撃ムードに盛り上がる成美応援スタンド

さらに藤田選手がレフト前ヒットで無死13塁とし、1死後1番の森下リズム選手がレフト前にタイムリーを放ち、5-6とついに1点差にまで詰め寄ります。

タイムリーヒットの森下リズム選手
タイムリーヒットの森下リズム選手

流れは完全に福知山成美。
続く笹原選手は1死12塁の場面からセカンドゴロ。
誰もが併殺打で反撃もここまでと思いましたが、なんとセカンドからファーストへの送球が暴投となり6-6の同点となります。

同点のホームを踏みベンチに戻る藤田選手(背番号2)
同点のホームを踏みベンチに戻る藤田選手(背番号2)

さらに田井中選手がレフト前にややつまりながらもタイムリーを放ち、ついに7-6と最大6点差を跳ね返し成美が逆転に成功します。

逆転タイムリーの田井中選手
逆転タイムリーの田井中選手

逆転に成功した成美は7回表から、背番号20の梅川投手を3番手のマウンドへ送ります。

成美、3番手の梅川投手
成美、3番手の梅川投手

2つの四死球を与えるも7回表を無得点に抑えます。

直後の7回裏の成美。
先頭の6番北尾選手がセンター前ヒットで出塁すると、2死満塁と東山を突き放す場面を迎えます。
しかし、ここは続投の東山エース原投手が踏ん張り、成美、追加点は奪えません。

8回表から成美は4人目の投手、背番号11の右腕・藤山投手をマウンドへ送ります。

成美4番手の藤山投手
成美4番手の藤山投手

まだ1年生の投手のようですが、代わった直後、8回裏、1番の小林選手に左中間を破られそうな当たりを打たれますが、センター矢野選手のファインプレーで打ち取ると、勢いに乗ります。

こまま9回表も1死から5番大塚選手、菊井選手を連続で三振にとり熱戦に幕を下ろし、見事福知山成美がベスト4へ勝ち進みました。

劇的な勝利に喜ぶ成美ナイン
劇的な勝利に喜ぶ成美ナイン

かつてプロ野球の野村克也元監督の「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という名言がありましたが、まさにこの試合はその言葉がピッタリの試合でした。

試合は6回裏の成美の怒涛の攻撃以外、終始東山が内容も押していた展開でした。

それが相手の一瞬のスキをついたワンパンチ。
ボクシングならここまで判定で東山が快勝していたと思いますが、そのワンパンチで全ての流れを変えてしまいました。

思えばこれが福知山成美の野球ですね。
どれだけ点を取られても、その分取り返せばよいという。
多くの京都の高校野球ファンが魅せられた、不思議な成美ワールドが帰ってきた感じがしました。

もちろん2年ぶりのセンバツを狙うにあたり課題は明確だと思います。
本日露呈してしまったディフェンスですね。
1週間で修正できるような甘いものではないと思いますが、1点でも失点を防ぎ、自慢の攻撃力で京都翔英戦に挑んで欲しいと思います。

対する東山。
4回表の無死満塁の好機を逃してしまったことが、最後まで響いた形になりました。
原投手もなんとか成美の攻撃をかわしてきましたが、6回は相手の勢いに完全に飲み込まれてしまいました。

結果論として、ずっとブルペンで右の投手が肩を作っていたのでリリーフに出してもよかったかもしれません。

しかし、今年の東山、破れて尚強しを印象つけたと思います。
完全に成美を終始圧倒したゲーム内容は、今年のチームの地力の表れだと思います。

悔しい冬を越すことになると思いますが、東山も最近はベスト8あたりにはよく顔を出しますが、それ以上のところで「壁」があるように感じます。
さらに逞しく鍛え上げて、来春もっともっと強くなった「ガシ高野球」を観たいと思います。

東山
120 012 000=6
000 007 00x=7
福知山成美

東 H15 E1
成 H14 E0

東 原ー上島
成 川上、北野、梅川、藤山ー藤田

塔南 VS 東山

2015年5月4日、春季京都大会2次戦一回戦

太陽が丘球場

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

東山

4 立原
6 松下
2 村井
7 川間
1 吉川
3 安田
5 徳田
9 田中
8 秋森

塔南

8 藤原
7 松本
2 松山
3 島野
5 築山
4 木野村
9 尾崎
6 深田
1 竹田

塔南は秋の2次戦、京都国際戦以来の観戦でした。
当然、その時の印象が強かったチームですが、一冬越してそのチームは別のチームのように大きくメンバーも変わっていました。

東山エースの吉川投手
東山エースの吉川投手

その塔南の初回、先頭の藤原選手が内野ゴロのあと、松本選手のセカンドゴロを東山がエラーで出塁します。
その後、松山選手がセンター前にヒットで1死12塁のチャンスで主砲・島野選手に回りますが三振、秋はホームランを打っていた印象が残っている築山選手が投ゴロで無得点に終わります。

ところで秋は築山選手キャッチャーで松山選手がサードでしたが、今日の試合は二人のポジションが入れ替わっていました。

塔南エースの竹田投手
塔南エースの竹田投手

秋は西原投手がエースでしたが、今日は竹田投手がエースナンバー。
ストレートは昨夏のエース大江投手のように目測ですが、130前半程度はコンスタントに出す投手です。

1死後、松下選手がヒットで出塁。
続く3番村井選手はライト線へのタイムリー2塁打を放ち東山が先制します。

先制タイムリーの東山・村井選手
先制タイムリーの東山・村井選手

2回表、3回表と塔南はチャンスを作りますが、東山・吉川投手が粘って無得点。
すると3回裏の東山にビッグチャンスが訪れます。

1死後、松下選手が内野安打で出塁すると、続く村井選手はライト前にヒット!
ここで松下選手が3塁を狙いますがサードタッチアウトで2死1塁となります。
しかし、東山はここから川間選手がセンター前にヒットで2死12塁、さらに吉川投手が四球で満塁のチャンスを迎えます。
しかし、このチャンスは安田選手が投ゴロでチャンス生かせず無得点に終わります。

この回2度のピンチを防いだ後、塔南にチャンスが生まれます。

先頭の尾崎選手のショートゴローがエラーとなり出塁、深田選手が犠打で1死2塁となります。2死後、1番打者の藤原選手がライト前にヒットで13塁とチャンスを広げ、松本選手が同点タイムリーを放ちます。
しかし藤原選手がサードでタッチアウトとなりこの回は同点とまり。

タイムリーヒット直後の松本選手
タイムリーヒット直後の松本選手

さらに塔南は5回表にもチャンスを作ります。
1死後、島野選手がレフト前にヒットで出塁、続く築山選手がライトオーバーの2塁打で23塁とします。

2塁打の築山選手
2塁打の築山選手

ここで木野村選手は投ゴロでサードランナーがタッチアウトとなりますが、ランナー残って2死23塁の場面。ここで7番の尾崎選手が左中間破るタイムリー3塁打で2点を勝ち越します。

塔南勝ち越しのシーン
塔南勝ち越しのシーン

さらに7回表でした。
先頭の島野選手がショートのエラーで出塁します。築山選手の内野ゴロは併殺打崩れとなり、ランナー代わって1死1塁で木野村選手は犠打で2死2塁とします。
ここで、さきほど勝ち越しタイムリーの尾崎選手がまたもセンターオーバーのタイムリー3塁打で1点を追加します。

2打席連続3塁打の尾崎選手
2打席連続3塁打の尾崎選手

さらに深田選手がのレフト前タイムリーでこの回2点を追加し、5-1とリードを広げます。

対する東山は7回裏、先頭の田中選手がライト前ヒットで出塁しますが、続く秋森選手がショートへの併殺打で2死となります。
しかしここから、1番打者の立原くんがセンターオーバーの3塁打で出塁、さらに松下選手がレフト前にタイムリーを放ちで1点を返します。

生還する立原選手
生還する立原選手

この回の最後、当たっていた塔南尾崎選手が右中間に落ちそうな当たりを好捕し、足を痛めてしまいそのまま交代になってしまいました・・・
その後の情報がないので心配です。

8回裏から塔南は2番手の宮崎投手をマウンドへ。

塔南2番手の宮崎投手
塔南2番手の宮崎投手

先頭の川間選手を三振にとった後、吉川投手に四球を与え、安田選手は敵失で出塁、東山は1死12塁のチャンスを迎えます。
ここで徳田選手がセンター前ヒットで1死満塁も、田中選手が三振、秋森選手はショートゴロでまたも満塁機を生かすことができません。

東山は万事休すかと思いましたが、続く9回裏も東山はチャンスを作ります。
まず先頭の立原選手がショートエラーで出塁、松下選手もセカンドがトンネル。連続エラーで無死13塁となりクリーンアップを迎えます。
ここで村井選手はいい当たりのセンターフライで1死13塁。
続く川間選手のゴロはまたもショートのエラーを招き1点を返し、3-5と2点差となり、1死12塁で代打・田渕選手を迎えます。

東山3点目!
東山3点目!

しかしその田渕選手は三振で2死12塁。
安田選手はファーストゴロでゲームセットとなり、塔南が昨春に続きベスト8進出。
夏の京都大会でシード権を獲得しました。

塔南は冒頭で触れたとおり、昨秋とは全く別のチーム。
奥本監督、一冬越していいチームを作ってこられました。
前日、京都すばる VS 鳥羽乙訓の福知山成美戦と京都を代表する強豪公立チームを観ましたが、それらと比べても全くヒケを取らないチームだと思います。

正直秋に観たときは、今シーズンの塔南はやや厳しいかなと感じましたが、夏に向けても非常に楽しみなチームの一つだと思います。

対する東山。
昨夏の経験者も残っているチームで、今年は久々に甲子園も意識できるチームでは?
と思っていましたが、あまりにもチャンスを逃しすぎましたね・・・
あと吉川投手。
ストレートも力強く好投手なのですが、塔南に完全に捕まっていました。
甲子園を意識するなら、この後は平安や成美などを相手にすることになると思いますので、夏に向けて課題をクリアして、久々に強い「ガシ高」を見せて欲しいと思います。

塔南 000 120 200=5
東山 100 000 101=3