Category Archives: 洛星

21世紀枠近畿候補に洛星選出

12月16日(金)、第89回選抜高校野球大会の21世紀枠近畿候補に、京都の洛星が選出されました。

洛星エースの水江投手

洛星エースの水江投手

近畿候補に京都勢が選出されたのは、第85回大会の堀川以来、4年ぶり2回目。
悲願の洛星の甲子園初出場は1月27日の最終選考まで夢が繋がりました。

今年は特に部員わずかに10名での挑戦。
一次戦は京都成章にコールド負けを喫し、敗者復活を勝ち上がってきましたが、最後は見事ベスト8。

全国屈指の進学校という、今までの21世紀枠にて出場した他の学校とは、コントラストのはっきりした特徴があります。

もちろん野球の実力でも、好投手・エース水江投手をはじめ、この1年生世代は洛星中学校時代に、京都チャンピオンになった実績もある実力派。

京都の高校野球ファンとしてセンバツ出場に期待をしたいです。

とにかく洛星は試合で元気。
決して試合前ノックを見ていると、強豪チームに立ち向かえそうにないように見えてしまうのですが、試合が始まると集中力のモードが切り替わり、決してひるまずに戦うのがチームカラーかと思っています。

全国の強豪相手に、どこまで洛星の野球が通用するのか。
まだまだ正式決定ではありませんし、これまで前例のない政令指定都市の私学という「選ばれにくい」要素もありますので、ファンとしてもドキドキしながら一冬越したいと思います。

[ 準々決勝 ] 龍谷大平安 VS 洛星

2016年10月1日、秋季京都大会準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

この秋、最大の快進撃を続ける超進学校の洛星と、秋は京都大会4連覇のかかる王者・龍谷大平安のベスト4をかけた一戦。

まず守る洛星は、この秋・大活躍のエース水江投手。

洛星エースの水江投手

洛星エースの水江投手

1回表の龍谷大平安、三振2つを含む三者凡退と、水江投手、上々の立ち上がりを見せます。

対する龍谷大平安は、水江投手と同じく1年生ながら、名門チームのエースを務める小寺投手が先発。

平安エース小寺投手

平安エース小寺投手

1回裏、洛星も三者凡退と小寺投手が上々の立ち上がり。
両投手による投手戦を予測させる内容を見せてくれます。

しかし、その直後平安が水江投手に襲い掛かります。
2回表、先頭4番・松田選手がファースト強襲安打で出塁すると、盗塁に四球などが絡み無死満塁となります。

三塁へ進む松田選手

三塁へ進む松田選手

ここで7番金本選手が左中間を破る、走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、3-0と平安がリードを奪います。

金本選手の先制タイムリー2塁打

金本選手の先制タイムリー2塁打

平安松田選手が先制のホームイン

平安松田選手が先制のホームイン

3点のリードを貰った平安先発の小寺投手。
直後の2回裏は、三者連続三振と圧巻の内容を見せてくれます。

3回裏も洛星は、先頭の7番渡辺選手が三振に倒れ、5者連続三振となりますが、続く並川選手が死球で出塁すると、9番・安田選手がチーム初安打を放ち1死12塁とチャンスを作ります。

チーム初安打を放った安田選手

チーム初安打を放った安田選手

この後、2死満塁と洛星がチャンスを拡大しますが、3番松田選手が見逃三振に倒れ、無得点に終わります。

満塁のチャンスに見逃し三振に終わった洛星・松田選手

満塁のチャンスに見逃し三振に終わった洛星・松田選手

直後の4回表、平安は1死から、8番・田島選手から9番・小寺選手が連打で出塁、1死12塁となると、1番・松本選手がライト前へ3連打を放ち、田島選手がホームを狙いますが、ここは洛星守備陣が守り抜き、ホームでタッチアウト。
この回は無得点に終わります。

平安田島選手がホームでタッチアウト

平安田島選手がホームでタッチアウト

4回、5回と洛星は三者凡退に終わり、3-0のまま前半を終了します。

試合が次に動いたのは7回表の平安。

先頭・1番の松本選手がライト前ヒットで出塁すると、盗塁と犠打で1死3塁とすると、3番前田選手の初球がパスボールになり、松本選手がホームイン。
4-0とリードを広げます。

松本選手が4点目のホームイン

松本選手が4点目のホームイン

さらに前田選手、松田選手と連打で1死12塁とすると、5番・岡田選手がライト前へタイムリーヒットを放ち5-0とさらにリードを広げます。

5点目のタイムリーヒットを放った岡田選手

5点目のタイムリーヒットを放った岡田選手

試合はこのまま、8回裏、9回裏の洛星の攻撃は合せて4つの三振を奪われ無得点に終わり5-0のまま試合終了。
龍谷大平安がベスト4へ進出しました。

最後の打者を三振で〆め、小さくガッツポーズの平安・小寺投手

最後の打者を三振で〆め、小さくガッツポーズの平安・小寺投手

まずは飼った平安、前戦の花園戦に続き、1年生エースの小寺投手が13奪三振と2戦連続で2桁奪三振と安定感を見せつけました。

攻撃陣も2桁安打で洛星の好投手・水江投手から5点を奪い快勝となりましたが、内容的にはもう少し得点が入っていてもおかしくない内容。
ここからの戦いを勝ち抜いていくためにも、精度を上げていきたいところだと思います。

一方の洛星。
この秋の快進撃は京都の高校野球ファンの記憶にしっかりと刻まれるものと思います。

10名での活動、そして全国屈指の進学校といった側面から、21世紀枠での甲子園初出場といった声もあがりますが、まずは野球だけを行う学校でないため、この冬の過ごし方は他の強豪校とは異なると思いますが、21世紀枠の如何に関わらず、来春、水江投手を含めどれだけ成長していくのか、楽しみにしたいと思います。

龍谷大平安
030 000 200=5
000 000 000=0
洛星

平 小寺 - 田島
洛 水江 - 内藤

平 H12 E1
洛 H2 E1

【打撃成績】
龍谷大平安

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 松本 空振三振 四球 右前安打 右前安打
二盗
遊ゴロ
4 木村 空振三振 投ゴロ併殺打 二ゴロ 一前犠打 遊飛
3 前田 遊ゴロ 遊ゴロ 投飛 パスボール(1)
左前安打
三ゴロ失
5 松田 一強襲安打
二盗
中越二塁打 一飛 左前安打 中飛
7 岡田 四球 一ゴロ 中前二塁打 右前安打(1)
二盗
右飛
6 大本 投ゴロ野選 投ゴロ 遊ゴロ 遊ゴロ
9 金本 左中間二塁打(3) 一邪飛 三ゴロ 空振三振
2 田島 中飛 中前安打
本墳死
三ゴロ 遊ゴロ
1 小寺 右前安打  左前安打 一ゴロ  中飛

洛星

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
9 藤山 右飛 四球 二ゴロ 三ゴロ
5 荻野 投ゴロ 四球 遊安打
捕牽制死
空振三振
6 松田 空振三振 見逃三振 空振三振 空振三振
8 酒井 見逃三振 空振三振 三ゴロ
2 内藤 見逃三振 失策 遊ゴロ
1 水江 見逃三振 遊ゴロ併殺打 投ゴロ
7 渡辺 空振三振 左飛 捕邪飛
4 並川 死球 二ゴロ 空振三振
3 安田 中前安打
牽制死
空振三振 三振


【投手成績】

龍谷大平安

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
小寺 9 2 3 13 0 0

洛星

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
水江 9 12 2 3 5 5

[ 二次戦・二回戦 ] 洛星 VS 大谷

2016年9月24日、秋季京都大会二次戦二回戦

太陽ヶ丘球場

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

大谷

7 杉浦
6 小笠原
4 本城
3 門脇
8 田中
2 小塚
5 久我
9 西川
1 若駒

洛星

9 藤山
2 内藤
6 松田
8 酒井
5 荻野
1 水江
7 渡辺
4 並川
3 安田

昨秋ベスト8のメンバーも何名か残り、前評判も高い大谷と、わずか10名ながら、すでに二次戦もを倒し勢いに乗る洛星の一戦。

まず守る洛星はエース水江投手が先発。

洛星エース水江投手

洛星エース水江投手

1回表の大谷。

先頭・杉谷選手がセカンドへの内野安打で出塁すると、内野ゴロ続きで2死3塁と先制のチャンスを作りますが後続続かず無得点に終わります。

1死2塁で注目の本城選手はショートゴロ

1死2塁で注目の本城選手はショートゴロ

代わって守りにつく大谷の先発はエースナンバーの若駒投手。

大谷エースの若駒投手

大谷エースの若駒投手

1回裏の洛星の攻撃。

先頭の藤山選手がレフト前ヒットで出塁すると、犠打と内野ゴロで2死3塁とし、4番・酒井選手がセンター前へ弾き返し、まずは洛星が1点を先制します。

藤山選手が先制のホームイン

藤山選手が先制のホームイン

先制タイムリーヒットの酒井選手

先制タイムリーヒットの酒井選手

1点を追う大谷は3回表。

1死から1番・杉浦選手がセンター前ヒット、続く小笠原選手もレフト前ヒットで12塁とチャンスを広げると、続く本城選手もレフト前へ3連打。

杉浦選手がホームを狙うもタッチアウト。
大谷は絶好の得点機をいかすことができません。

本城選手のヒットで杉浦選手ホームを狙うも、内藤選手がタッチアウト

本城選手のヒットで杉浦選手ホームを狙うも、内藤選手がタッチアウト

その後、互いにランナーは出すものの、両投手が要所を抑え、1-0で洛星がリードしたまま前半の5回を終了します。

洛星・水江投手はここまで被安打5、奪三振2、与四死球1。
大谷の若駒投手は被安打4、奪三振4、与四死球2とほぼ互角といった内容のまま後半戦を迎えます。

1点を追う7回表の大谷は、先頭・若駒選手に、代打・背番号7の今井選手を送ったため、7回裏から背番号10の黒岩投手がマウンドへ上がります。
(今井選手は空振り三振、結局7回表は小笠原選手にヒットが出ましたが大谷無得点。)

大谷・黒岩投手

大谷・黒岩投手

1点を争う好ゲーム。
鍵となる次の1点は洛星でした。

8回裏、洛星は先頭1番・藤山選手が四球で出塁すると、犠打で2塁へ進み、3番・松田選手のセンターオーバーの三塁打でホームイン。
2-0とリードを広げます。

藤山選手が2点目のホームイン

藤山選手が2点目のホームイン

タイムリー3塁打の松田選手

タイムリー3塁打の松田選手

大谷はさらに四球を出し、1死13塁となったところで、昨秋の準々決勝・龍谷大平安戦などにも登板していた森岡投手が背番号14を付けて登板します。

大谷3番手の森岡投手

大谷3番手の森岡投手

代わり端、洛星はファーストランナー酒井選手が二盗を決め、1死23塁としますが、荻野選手は空振り三振・・・と思った瞬間、ボールはキャッチャーの後方へ。三振振り逃げの間に貴重な3点目が入ります。

松田選手が3点目のホームイン

松田選手が3点目のホームイン

3点を追う大谷は9回表。

代打攻勢に出るも簡単に2死走者無しと追い詰められますが、9番・森岡選手の代打、背番号15の内田選手がライト前ヒットを放ち、上位につなげます。

ヒットで出塁の内田選手

ヒットで出塁の内田選手

続く杉浦選手の当たりはショートゴロ。
万事休すと思ったところ、敵失で出塁すると、2番・小笠原選手がライト前タイムリーヒットを放ち、大谷が土壇場で1点を返し、尚2死13塁で期待の本城選手へつなぎます。

内田選手ホームインしガッツポーズ

内田選手ホームインしガッツポーズ

しかし粘る大谷もここまで。
本城選手は空振り三振に終わり試合終了。

洛星がベスト8へ進出を決めました。

水江投手、最後は三振締め

水江投手、最後は三振締め

この秋季大会、前評判も高く優勝候補にも挙がっていた大谷でしたが、この試合は洛星のエース水江投手を中心に10名でもチーム一丸となって立ち向かってくる野球の前に苦しめられた印象。

結果論として前半、特に3回のチャンスなどを生かしていれば、また試合の展開は変わったかもしれませんが、それだけ洛星が要所要所で集中力を切らさないでよく踏ん張ったといえるゲームでした。

観戦前は失礼ながら、一次戦での京都成章戦は防戦となり、コールド敗退していたことからも上位陣相手にやや分が悪いかと思っていた洛星ですが、今大会のチームはいつもにも増して集中力の高いチーム。

見事に上位陣撃破となり、これで秋季ベスト8。
他校や、また他都道府県の事情も絡むと思いますが、部員わずか10名。超のつく進学校であり文武両道を地でいくチーム。
21世紀枠の有力候補に躍り出たことは間違いないのではないでしょうか。

大谷は早すぎる敗戦になりましたが、今チームのポテンシャルが高いことは誰もが疑わないと思いますので、来春、来夏、強い「タニ高」を見せてくれることを期待したいと思います。

大谷
000 000 001=1
100 000 02x=3
洛星

大 若駒、黒岩、森岡 - 小塚
洛 水江 - 内藤

大 H8 E0
洛 H6 E1

【打撃成績】
大谷

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
7 杉浦 二安打 中前安打 中飛 見逃三振 遊ゴロ失
6 小笠原 三ゴロ 左前安打 見逃三振 右前安打 右前安打(1)
R 吉岡
4 本城 遊ゴロ 左前安打 左飛 一ゴロ 空振三振
3 門脇 四球 一ゴロ 投ゴロ 遊ゴロ
8 田中 三ゴロ 死球 空振三振 二ゴロ
2 小塚 右飛 投ゴロ 二安打 三邪飛
5 久我 空振三振 一ゴロ 四球
H 河村 二ゴロ
9 西川 二ゴロ 中前安打 空振三振
H 富岡 一ゴロ
1 若駒 三ゴロ 投ゴロ
H 今井 空振三振
1 黒部
1 森岡
H 内田 右前安打

洛星

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
9 藤山 左前安打 四球
二盗死
二飛 四球
2 内藤 投前犠打 左中間二塁打 右飛 投前犠打
6 松田 二ゴロ 中飛 空振三振 中越三塁打(1)
8 酒井 中前安打(1) 中二塁打 空振三振 四球
二盗
5 荻野 見逃三振 四球 中二塁打 (森)三振振り逃げ(1)
二盗
1 水江 見逃三振 捕ゴロ (黒)三振 見逃三振
7 渡辺 四球 三前犠打 四球 二ゴロ
4 並川 遊ゴロ 二ゴロ 四球
3 安田 空振三振 空振三振 二ゴロ併殺打


【投手成績】

大谷

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
若駒 6 5 3 6 1 1
黒岩 1 1/3 1 4 1 1 2
森岡 2/3 0 0 2 1 0

洛星

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
水江 9 8 3 7 1 1

[ 二次戦・一回戦 ] 洛星 VS 桂

2016年9月22日、秋季京都大会二次戦一回戦

太陽ヶ丘球場

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

4 上嶋
3 岡崎
2 北村
6 牧野
8 志賀
9 松田
5 野村
7 藤関
1 岡

洛星

9 藤山
2 内藤
6 松田
8 酒井
5 荻野
1 水江
3 渡辺
7 安田
4 並川

部員わずか10名ながら、一次戦を勝ち上がってきた洛星。
試合前のノックは人数の問題で、桂から選手を借りるなど、少し珍しい風景。

洛星ノックを手伝う桂控え選手達

洛星ノックを手伝う桂控え選手達

まず守りにつく洛星は、今大会注目の投手の一人、1年生右腕の水江投手が先発します。

洛星エースの水江投手

洛星エースの水江投手

1回表の桂は、2死から3番・北村選手が左前安打を放ちますが、後続が続けず無得点に終わります。

代わって守りにつく桂は、エース左腕、岡投手が先発します。

桂エースの岡投手

桂エースの岡投手

1回裏の洛星の攻撃は、三振一つを含む三者凡退に終わり、両チーム、上々の立ち上がりを見せてくれます。

2回も両チーム三人づつで攻撃を終了しますが、最初に大きなチャンスを作ったのは洛星。

3回裏、洛星は先頭7番・ 渡辺選手が四球で出塁すると、犠打やパスボールで2死13塁とチャンスを作りますが、2番・ 内藤選手がライトフライに終わり無得点に終わります。

チャンスで凡退した内藤選手

チャンスで凡退した内藤選手

洛星は続く4回裏も1死から、4番・酒井選手がセンター前へ、続く 荻野選手がライト前へそれぞれヒットを放ち、水江選手の投手ゴロの間に2死23塁と、再び先制のチャンスを作るも無得点に終わります。

結局前半5回は、洛星・水江投手が被安打1、奪三振3、与四死球0。
桂・岡投手は被安打3、奪三振5、与四死球2と持ち味を発揮し、無失点と投手戦となりました。

グラウンド整備明けた、6回、7回それぞれ桂は無得点に終わると、再びチャンスを作ったのは洛星。

7回裏、洛星は2死から9番・ 並川選手が四球で出塁。
ここから
、藤山選手がライト前、 内藤選手がセンター前へヒットを放ち満塁としますが、またもあと一本が出ずに無得点に終わります。

内藤選手のヒットで満塁

内藤選手のヒットで満塁

一方、桂は初回の北村選手のヒット一本に抑えられてきましたが、9回表、2死走者無しから、再び3番・北村選手が右中間を破る二塁打を放ち、チャンスを作りますが、後続続けず、無得点に終わります。

2死2塁のチャンスも無得点(打者牧野選手)

2死2塁のチャンスも無得点(打者牧野選手)

その直後の9回裏、洛星。

先頭9番の並川選手がショートへの内野安打で出塁しましたが、攻撃のリズム悪く2死走者なしとなり、2試合続けての延長かと思われましたが、2番・内藤選手がライト前ヒットで出塁すると、ここから松田選手、酒井選手と3連打となり2死満塁とサヨナラのチャンスを迎えます。

2死満塁の場面で打者・荻野

2死満塁の場面で打者・荻野

この場面で5番・荻野選手の打球はレフト前へ。
サヨナラ勝ちとなり、洛星がベスト16入りを果たしました。

内藤選手がサヨナラのホームイン

内藤選手がサヨナラのホームイン

洛星、桂ともそれぞれ、この秋は2試合目の観戦。
洛星・水江投手は京都成章戦以来。
桂・岡投手も同日に同じ桂高校グラウンドで行われた立命館戦以来の観戦でした。

その試合で感じた印象そのままに、桂・岡投手もこの試合は、特徴あるフォーム。
少しトルネード気味といいますか、身体をヒネリながら伸びのあるストレートを投げ込み、最終回に一気に5安打を浴びてしまいましたが、それまでの8回で被安打6、奪三振6と洛星打線を抑え込んできました。

対する洛星・水江投手。
ストレートの速さは恐らく常時120キロ台でしょうか?
あまり急速はあるタイプだと思いませんが、コントロールの良さと、実際バッターボックスに入るとキレがあるのでしょう。

立命館戦のストレートに威力のある多田投手には、それなりに対応していた印象のある桂打線を9回、被安打2で完封勝ちと完全に抑え込んでいました。

洛星の課題は11安打でわずか1得点という「得点力不足」でしょう。
気合の入ったいいチームですし、戦術面でさらなる上位チームを「あっ」といわせるようなチームに成長して欲しいと期待しています。

また桂。
この秋は一次戦の敗者復活代表決定戦では、強豪の京都外大西に勝った実績もあります。
久しぶりに桂も京都球界を熱くさせる実力を持ったチームですので、一冬越えた来春を楽しみにしたいと思います。


000 000 000=0
000 000 001x=1
洛星

洛星9回サヨナラ勝ち!

桂 岡 - 北村
洛 水江 - 内藤

桂 H2 E0
洛 H11 E3

 

【打撃成績】

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
4 上嶋 遊ゴロ 二ゴロ 一ゴロ 三ゴロ
3 岡崎 投ゴロ 二ゴロ 三ゴロ失 二ゴロ
2 北村 左前安打 空振三振 空振三振 右中間二塁打
6 牧野 空振三振 投ゴロ 二ゴロ 遊直
8 志賀 三ゴロ 投ゴロ 空振三振
9 松田 二ゴロ 空振三振 投ゴロ
5 野村 遊直 遊ゴロ 一ゴロ
7 藤関 三ゴロ失
二塁死
二飛 三ゴロ
1 岡 投ゴロ 凡退 三ゴロ

洛星

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
9 藤山 左飛 パスボール
四球
遊ゴロ 右前安打 捕ゴロ
2 内藤 二ゴロ 右飛 二飛 中前安打 右前安打
6 松田 空振三振 左飛 投ゴロ 右飛 中前安打
8 酒井 見逃三振 中前安打 捕邪飛 空振三振 左前安打
5 荻野 空振三振 右前安打 死球 左中間二塁打 左前安打(1)
1 水江 一ゴロ 投ゴロ 遊ゴロ 四球
3 渡辺 四球 投ゴロ 遊飛 中飛
7 安田 投前犠打 見逃三振 遊ゴロ 投ゴロ
4 並川 見逃三振 左前安打 四球 遊安打
二盗死


【投手成績】

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
8 2/3 11 4 6 1 1

洛星

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
水江 9 2 0 5 0 0

[ 一次戦 ] 京都成章 VS 洛星

2016年9月3日、秋季京都大会一次戦Aゾーン決勝戦

桂グラウンド

【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。

到着した時は、1回表の洛星の攻撃終了直後。
1回裏の京都成章の攻撃から観戦しています。

まず洛星の先発はエース右腕の水江投手。

洛星エースの水江投手

洛星エースの水江投手

1回裏の京都成章。

1死から、2番・ 背番号14の選手がレフトオーバーの二塁打で出塁すると、2死後、夏も4番を打っていた川岸選手が、牽制悪送球で2死3塁となったところで、レフト前に弾き返し1点を先制します。

先制タイムリーの川岸選手

先制タイムリーの川岸選手

さらに続く背番号5の選手のセンター前ヒットが、センターの後逸を誘い、自身もホームに戻り3点目。
1回を終えて3-0と成章がリードする展開になります。

京都成章3点目のホームイン

京都成章3点目のホームイン

京都成章は2回表も、先頭8番の北村選手が四球で出塁し、犠打で進むと、2死後、またも2番・背番号14の選手がセンターオーバーの3塁打を放ち4-0とリードを広げます。

一方、京都成章は背番号11の北村投手が先発。
2回までは洛星打線を無得点に抑えますが、3回、洛星打線につかまります。

京都成章、先発の北村投手

京都成章、先発の北村投手

3回表の洛星

先頭7番の背番号3の選手がセンター前ヒットで出塁すると、犠打の後、9番・ 背番号4の選手もセンター前ヒットで繋ぎ、13塁とチャンスを広げます。
ここで1番・背番号9の選手は内野ゴロに倒れますが、その間に1点を返します。

この後さらに2番・内藤選手のセンター前ヒットで13塁としますが、後続が続かずこの回、1点に終わります。

洛星、1点返し尚13塁も後続続かず

洛星、1点返し尚13塁も後続続かず 

洛星は4回表も4番、水江選手からの攻撃で、四球で出塁すると、6番荻野選手のレフト前ヒットなどで無死満塁とします。

ここで7番・背番号3の選手が押し出し四球を選び、2-4と2点差に追い上げます。
しかし、このピンチを北村投手は凌ぎ、なんとか洛星の攻撃を最小失点に止めることに成功します。

すると直後の4回裏、京都成章。

先頭7番・背番号8の選手がライト前ヒットで出塁すると、犠打の後、9番・背番号4の選手もライト前ヒットでつなぎ、自身も2塁へ進み1死23塁とチャンスを広げます。

ここで管理人のメモが正しければ、最初1番は背番号17の選手が打っていたと思うので、途中出場(元々先発出場の可能性もあります・・・)の背番号7の選手が、ライト方向に二塁打を放ち2点を追加。
6-2とリードを広げます。

京都成章2点を追加

京都成章2点を追加 

6回裏の京都成章の攻撃から、洛星はスタメンマスクを被っていた、内藤選手が2番手のマウンドへ上がります。

洛星2番手の内藤投手

洛星2番手の内藤投手

6回裏、成章は2つの四球で2死23塁とチャンスを広げるものの、一本がでず無得点に終わりますが、流れは京都成章。

7回表の洛星の攻撃が三者凡退に終わると、直後の7回裏。
2死走者無しから、6番・北田選手から3連続四球で2死満塁とすると、9番の背番号4の選手がレフト前へ2点タイムリーヒットを放ち8-2とします。

ここで一気に、続く背番号7の選手もヒットを放ち1点を追加すると、9-2と7点差がつき、規定によりコールドゲームが成立。
京都成章が一位でAゾーンを勝ち抜き、2次戦へと進出を決めました。

京都成章サヨナラ勝ち

京都成章サヨナラ勝ち

夏の主力メンバーも残り、チーム力も高くこの秋、密かに優勝候補の一角でないかと見ている成章が、その完成度の高さを十分に発揮し快勝となった試合でした。

夏もエースだった北山投手でなく1年生の北村投手が先発。
毎年安定して上位勢を脅かす存在の洛星を相手に、中盤こそやや捕まってしまったイニングもありましたが、キレのいいボールを武器に最小失点に防ぎ、北山投手以外でも十分に戦っていけることを示したのは大きいと思います。

一方の洛星。
今チームは中学時代に京都でNO1になった水江投手など、いつもにも増してポテンシャルの高いチーム。
この試合も中旬に一気に詰め寄るなど、ここ一番での集中力も健在。

まだ敗者復活戦から二次戦への可能性がありますので、ぜひ勝ち上がり、また京都の高校野球界を盛り上げて欲しいと思います。

洛星
001 100 0=2
310 200 3x=9
京都成章

成章7回コールド勝ち

洛 1水江(右)、2内藤(右)
成 11(右)北村

洛 H6 E2
成 H10 E0

※洛星は2回からの記録

【打撃成績】

洛星(洛星は2回からの記録)

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
背番号9 内野ゴロ(1)
二盗
右飛 三ゴロ
2 内藤 中前安打 投ゴロ
背番号6 内野ゴロ 内野ゴロ
1 水江 三ゴロ 四球 中飛
背番号8 遊ゴロ 左前安打 空振三振
5 荻野 左飛 左前安打 右前安打
二盗死
背番号3 中前安打 四球(1) 遊ゴロ
背番号7 一犠打 空振三振 右飛
背番号4 中前安打 三ゴロ 空振三振

京都成章

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
背番号17 空振三振 空振三振
背番号7 ? 右二塁打(2) 四球 安打(1)
背番号14 左越二塁打 中越三塁打(1) 空振三振 犠打
背番号3 右飛 中飛 内野ゴロ 凡退
9 川岸 牽制悪送球
左前安打(1)
中飛 内野ゴロ 遊ゴロ
背番号5 中前安打
中失(2)
内野ゴロ 内野ゴロ 中飛
2 北田 三ゴロ失 遊ゴロ 左前安打 四球
背番号8 三ゴロ 右前安打 一邪飛 四球
11 北村 四球 投犠打 (内)左飛 四球
背番号4 一犠打 右前安打 四球 左前安打(2)


【投手成績】

洛星

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
水江 5 8 1 3 6 4
内藤 1 2/3 2 5 0 3 3

京都成章(北村は2回からの記録)

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
北村 6 6 2 3 2 2

[ 三回戦 ] 京都翔英 VS 洛星

2016年7月17日、第98回全国高等学校野球選手権京都大会三回戦

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都翔英

6 阿部
9 新田
5 森元
2 石原
8 山本
3 川本
7 浜野
1 高向
4 栄本

洛星

7 奥村
5 岸野
6 松田
1 佐藤
8 河野
9 岩本
3 安土
2 小倉
4 大橋

春季大会を初優勝し、優勝候補の呼び名も高い京都翔英と、秋季・春季連続して二次戦に出場してきた京都屈指の進学校でもある洛星の一戦。

まず守る洛星はこれまでの戦い通り、エース岩本投手でなく、右横手の佐藤投手を先発させます。

洛星先発の背番号8、佐藤投手

洛星先発の背番号8、佐藤投手

1回表の京都翔英の攻撃を3人できっちりと抑え、佐藤投手上々の立ち上がりとなります。

続いて守る京都翔英は背番号10の左腕、高向投手が先発。

京都翔英、先発の高向投手

京都翔英、先発の高向投手

1回裏の洛星の攻撃を三振2つを含む三者凡退と、上々の立ち上がりとなります。

試合が動いたのは2回表の京都翔英。
先頭4番の石原選手がセンター前ヒットで出塁します。

センター前ヒットの石原選手

センター前ヒットの石原選手

続く山本選手が四球でつなぐと、6番川本選手がレフト前ヒットで1点を先制します。

先制タイムリーヒットの川本選手

先制タイムリーヒットの川本選手

止まらない翔英打線は、7番浜野選手もレフト前ヒットでつなぎ無死満塁とすると、8番高向選手もライト前ヒットで2点を追加し、3-0とリードを広げます。

高向選手の2点タイムリーヒット

高向選手の2点タイムリーヒット

さらに無死13塁から、9番栄本選手がセンターへの犠飛で1点を追加。
打順1番に戻り阿部選手がライトオーバーの二塁打で5-0と洛星を突き放します。

タイムリー2塁打の阿部選手

タイムリー2塁打の阿部選手

洛星はこの場面で、エース岩本投手へ継投。
佐藤選手はセンターのポジションへ移ります。

洛星エースの岩本投手

洛星エースの岩本投手

しかし代わり端、新田選手の放ったファーストゴロを、洛星安土選手がトンネルしてしまい、阿部選手が6点目のホームを踏みます。

まだ止まらない翔英打線は、3番森元選手がセンター前ヒットで1死13塁とすると、このイニング打順一巡し、再度主砲の石原選手へ。
その打席でダブルスチールに成功し、新田選手がホームインし7-0とリードを広げます。

新田選手が7点目のホームイン

新田選手が7点目のホームイン

まだ止まらない翔英打線は、山本選手がショート後方へのポテンヒットで1点を追加し、8-0と翔英が大量リードする展開となります。

8点目のタイムリーヒットを放った山本選手

8点目のタイムリーヒットを放った山本選手

大量リードとなった翔英の高向投手。
2回裏の
洛星の攻撃も圧巻の投球内容を見せ、4番佐藤選手からの打順でしたが、三者、空振三振で洛星を完全に封じ込みます。

翔英は3回表も、先頭7番浜野選手がレフト前ヒットで出塁すると(打球処理の間に2塁へ、記録失策)、高向選手がレフト前ヒットを放ち、9-0とします。

タイムリーヒットの高向選手

タイムリーヒットの高向選手

さらに犠打や死球などで2死12塁となり、3番森元選手がレフト前ヒットでさらに1点を追加。
10-0と二桁得点差となります。

森元選手がレフト前へタイムリーヒット

森元選手がレフト前へタイムリーヒット

翔英・高向投手は3回裏の洛星の攻撃も3人で打ち取ります。
内容も1回からこの回の安土選手まで6者連続三振と、春季大会、立命館宇治龍谷大平安といった強豪チーム相手に善戦してきた洛星打線に反撃の糸口を与えません。

しかし、これまでも強豪相手に粘りの野球を見せてきた洛星打線。
4回裏1死走者なしから、2番岸野選手がライト前にチーム初ヒットを放ちます。

円陣を組む洛星ナイン

円陣を組む洛星ナイン

ライト前ヒットの洛星・岸野選手

ライト前ヒットの洛星・岸野選手

さらに松田選手もセンター前ヒットでつなぎ、洛星この試合初めて得点圏にランナーを進めます。

このチャンスで迎えるのは洛星主砲の佐藤選手ですが。空振り三振。
後続続けず、チャンスを生かすことができません。

チャンスで打席に立つ洛星4番の佐藤選手

チャンスで打席に立つ洛星4番の佐藤選手

5回表の京都翔英は、先頭9番の栄本選手がセンターオーバーの三塁打で出塁。
1死後、2番新田選手のライトへの犠牲フライで11-0とさらにリードを広げます。

栄本選手が11点目のホームイン

栄本選手が11点目のホームイン

2点以上得点をとらないと、5回でのコールドゲームが成立する洛星の裏の攻撃。

翔英は背番号11の右腕・内橋投手へ継投します。

足を高く上げる内橋投手

足を高く上げる内橋投手

1死走者なしから、7番安土選手に代えて、代打伊藤選手がライト前ヒットで出塁。

ライト前ヒットの伊藤選手

ライト前ヒットの伊藤選手

さらに小倉選手もライト前ヒットで1死12塁と、洛星が意地を見せますが、続く大橋選手がショートゴロ併殺打に倒れ、5回を終了して10点差がついてしまったため、コールドゲームが成立。
京都翔英が勝利しました。

まずこの試合、内容も翔英の完勝に終わりました。
今チームの洛星は文中に紹介した2試合と、秋の日星戦と格上と思われた相手との試合を観戦しましたが、どれも存在感のある試合でした。

この試合も翔英優位は揺るがないと思っていましたが、洛星がどれだけ食い下がるのかを楽しみに観ていましたが、翔英が春季大会よりさらに完成度を高めていました。

2番手投手のポジションですが、左腕の高向投手も球威のあるストレートを主体に4回で7奪三振、被安打2と完璧な内容で洛星打線を抑え込み、打線は5回で14安打を集中させました。

しかし洛星も4回、5回とともに2安打づつを放ち、最後まで意地を見せ、龍谷大平安をも慌てさせたチーム力を見せました。

今チームの洛星、確かに京都球界に存在感のあるチームだったことを記したいと思います。

健闘光った洛星ナイン

健闘光った洛星ナイン

京都翔英
082 01=11
000 00=0
洛星

翔 10高向、11内橋 - 石原
洛 8佐藤、1岩本 - 小倉

翔 H14 E0
洛 H4 E2

【打撃成績】

京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6 阿部 一ゴロ 右越二塁打(1) 死球 遊ゴロ
9 新田 二ゴロ (岩)一ゴロ失(1)
本盗(1)
中飛 右犠飛(1)
5 森元 二直 中前安打
二盗
左前安打(1) 中前安打
2 石原 中前安打 右飛 投ゴロ 一邪飛
4 山本 四球 遊安打(1) 左前安打
3 川本 左前安打(1) 二ゴロ 一ゴロ
7 浜野 左前安打 左前安打、失策 二飛
1 高向 右前安打(2) 左前安打(1) 二ゴロ
1 内橋
4 栄本 中犠飛(1) 投犠打 中越三塁打

洛星

選手名 第一打席 第二打席
7 奥村 三直 一ゴロ
5 岸野 空振三振 右前安打
6 松田 見逃三振 中前安打
18 佐藤 空振三振 空振三振
89 河野 空振三振 投飛
91 岩本 空振三振 (内)右飛
3 安土 空振三振
H 伊藤 右前安打
2 小倉 中飛 右前安打
4 大橋 遊ゴロ 遊ゴロ併殺打


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
高向 4 2 0 7 0 0
内橋 1 2 0 0 0 0

洛星

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
佐藤 1 1/3 5 1 0 5 6
岩本 3 2/3 9 1 0 6 4

[ 二次戦 ] 龍谷大平安 VS 洛星

2016年5月3日、春季京都大会2次戦一回戦

太陽が丘球場

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

洛星

8 酒井
5 岸野
9 河野
7 奥村
4 佐藤
3 渡辺
2 小倉
6 大橋
1 松田

龍谷大平安

4 久保田
7 竹内
9 市岡
3 橋本
6 西川
5 冨田
2 竹葉
8 小川
1 高井

センバツはベスト4まで進出した龍谷大平安。
しかし2年ぶりの優勝にはあと一歩及ばず、夏に巻き返しを図るためにもこの大会、エース市岡投手に続く2番手投手の育成が命題。

この試合は中学時代、U15の日本代表を務め、鳴り物入りで平安に入学してきた高井投手が公式戦初登板です。

エース市岡選手は野手として出場(手前)

エース市岡選手は野手として出場(手前)

平安恒例の試合前の「儀式」

平安恒例の試合前の「儀式」

平安先発の背番号18高井投手

平安先発の背番号18高井投手

一次戦では甲子園経験校の立命館宇治に逆転勝ちして、勢いに乗る洛星は、1回表、先頭の酒井選手、岸野選手がレフト前へ連打で無死12塁と先制のチャンスを作ります。

レフト前ヒットで出塁した洛星の酒井選手

レフト前ヒットで出塁した洛星の酒井選手

続けて3番河野(かわの)選手もセンター前にタイムリーヒットを放ち1点を先制したところで、先発高井投手は降板。
2番手に昨年の春季大会も経験している大野投手がマウンドへ上がります。

洛星酒井選手が先制のホームイン

先制タイムリーを放った河野選手

平安2番手の背番号10大野投手

しかし代わった大野投手も勢いに乗る洛星打線を止めることができません。
4番奥村選手にライト前に運ばれ、なんと洛星4連打。
ここでセカンドの岸野選手がホームを狙いますが、ここは平安の中継プレーに阻まれてホームでタッチアウトになります。

洛星岸野選手は生還ならず

洛星岸野選手は生還ならず

しかし、続く佐藤選手もライト前に運び1死満塁とすると、6番渡辺選手がなんと6連打となるタイムリーヒットをレフト前へ。
洛星が2-0とリードを広げます。

渡辺選手の打球はレフト前へ!サードから河野選手ホームイン

渡辺選手の打球はレフト前へ!サードから河野選手ホームイン

タイムリーヒットの渡辺選手

タイムリーヒットの渡辺選手

大野投手に代わってからも3連打を浴びますが、続く7番小倉選手をファーストゴロ。
ここを3-4-3と送って併殺打で何とか初回、平安は洛星の攻撃を2点で「凌いだ」形になりました。

2点を先制した洛星。
初回のマウンドはエース岩本ではなく、背番号6の松田投手。

洛星先発の松田投手

洛星先発の松田投手

1回裏の平安は、先頭の久保田選手が死球で出塁すると、竹内選手の3ボール1ストライクからの5球目で二盗に成功します。

久保田選手が二盗成功

久保田選手が二盗成功

1死後、3番ライトで先発出場の市岡選手が、ライト線へのタイムリー3塁打でまず1点を返します。

久保田選手還り平安まず1点

久保田選手還り平安まず1点

タイムリー3塁打の市岡選手

タイムリー3塁打の市岡選手

続く甲子園の明徳義塾戦でもホームランを放った主砲橋本選手が、レフトへ犠牲フライを放ち、市岡選手が還り2-2の同点に追いつきます。

同点犠牲フライを放つ橋本選手

同点犠牲フライを放つ橋本選手

この後、なお西川選手のヒットなどで2死23塁のチャンスを作りますが、1回裏の平安は同点止まりに終わります。

2回表の洛星は三人で攻撃を終えますが、直後の2回裏、平安は先頭の8番小川選手がライトフライかと思われましたが、洛星河野選手が落球し、無死2塁と勝ち越しのチャンスを得ます。

続く大野選手がきっちり送って1死3塁とすると、1番久保田選手がセンター前に弾き返し3-2と平安が1点を勝ち越します。

久保田選手が勝ち越しタイムリーヒットを放つ

久保田選手が勝ち越しタイムリーヒットを放つ

ここで洛星はエース岩本投手をマウンドへ送ります。

洛星2番手のエース岩本投手

洛星2番手のエース岩本投手

岩本投手は代わり端、竹内選手のセンター前ヒットを打たれ1死13塁とピンチを拡大させます。
続く市岡選手はサードへのファールフライに打ち取りますが、続く橋本選手の初球で痛恨のボークが宣告され、4-2と平安2点のリードに変わります。

久保田選手が還り平安4-2とリード

久保田選手が還り平安4-2とリード

平安は3回裏も先頭5番の西川選手が四球で出塁すると、続く冨田選手の打席で二盗を成功させます。
さらに、冨田選手の投手ゴロで、西川選手飛び出すも、洛星岩本投手のセカンドへの送球が悪送球となり無死13塁となります。

冨田選手が二盗を失敗し、1死3塁となりますが、7番竹葉選手がライト前に運び5-2と平安がリードをさらに広げます。

西川選手が還り平安5点目

西川選手が還り平安5点目

竹葉選手は2塁へ進み、続く8番小川選手の打席で、牽制悪送球を誘い1死3塁とチャンスを広げます。

竹葉選手が5点目のタイムリーヒット

竹葉選手が5点目のタイムリーヒット

2死後、大野選手のライト前タイムリーヒットで6-2とリードを広げ、さらに久保田選手が四球でつなぐと、2死12塁から2番竹内選手がセンター前に弾き返し7-2と平安が一気に5点のリードに変わります。

センター前タイムリーヒットの竹内選手

センター前タイムリーヒットの竹内選手

一方の洛星。
4回表も1死から岩本選手がセンター前ヒットで出塁しますが、続く小倉選手がセカンドゴロ併殺打に倒れ、反撃の機会を潰えしてしまいます。

しかし諦めない洛星は5回表。
1死後、9番松田選手がライト線へ2塁打を放つと、続く1番酒井選手もセンター前ヒットで続き1死13塁とチャンスを作ります。

ここで2番岸野選手がレフト前にヒットを放ち3-7と洛星が1点を返します。

洛星松田選手が還り3点目

洛星松田選手が還り3点目

タイムリーヒットの岸野選手

タイムリーヒットの岸野選手

さらに河野選手が死球で1死満塁とし、2死後、5番佐藤選手のショートへの内野安打で洛星が4-7と3点差にまで差を縮めます。

4点目のタイムリーヒットを放った佐藤選手

4点目のタイムリーヒットを放った佐藤選手

洛星の粘りに苦しむ平安ですが、6回裏、先頭1番の久保田選手がセンター前に抜けそうな当たりを、洛星松田選手がよく止めますが、ショートへの内野安打となり出塁。

続く竹内選手もセンター前に弾き返し、俊足を活かし無死23塁とチャンスを広げます。

続く市岡選手のセカンドゴロの間に久保田選手が還り8-4と平安が追加点をあげると、続く主砲橋本選手がライトオーバーの2塁打で竹内選手も還り9-4と再び平安のリードが5点に変わります。

平安竹内選手が9点目のホームイン

平安竹内選手が9点目のホームイン

タイムリー2塁打を放った平安橋本選手

タイムリー2塁打を放った平安橋本選手

さらに西川選手がセンター前にヒットで1死13塁と繋ぐと、続く6番冨田選手もセンター前へタイムリーを放ち、10-4と平安が二桁得点に乗せます。

橋本選手が10点目のホームイン

橋本選手が10点目のホームイン

スコア以上に平安が苦しんだイメージのあるこの試合。
決めたのは8回裏。

この回先頭の3番市岡選手がセカンド後方への飛球。
グラブに当てて落球しますが、球場のスコアを確認すると、これはヒットと記録されたのでしょうか?(詳細分かりません)

いずれにしても市岡選手が無死2塁で出塁。
生還すれば8回コールドゲームが成立という場面になります。

続く橋本選手は敬遠気味に四球で出塁し、今日ここまで3打数3安打と当たっている西川選手は犠打を決め1死23塁とします。

ここで6番冨田選手が初球を迷わずセンター前に弾き返し、市岡選手がホームイン。
7点差がついて8回コールドゲームが成立し、龍谷大平安がベスト8進出。夏の大会のシード権を獲得しました。

冨田選手がセンター前にサヨナラタイムリーヒット!

冨田選手がセンター前にサヨナラタイムリーヒット!

市岡選手がサヨナラのホームイン

市岡選手がサヨナラのホームイン

センバツ後、これが初めての公式戦となった龍谷大平安。
いろいろと試そうとしていることは伝わる試合でした。

平安にはどうしても求める内容が高くなるため、厳しい表現になるかと思いますが、結果はコールドゲームですが、もろ手を挙げて勝利を祝福するという内容ではなかったと思います。

なにより最大の課題の2番手投手争いですが、高井投手、大野投手共、洛星戦の内容だけで判断すると厳しいものがあると感じました。

洛星も立命館宇治戦で、途中まで完全に抑えられていた田中投手を一気呵成で打崩し逆転したように、勢いに乗ると手がつけられなくなる打線だと思いますが、層が厚いチームだけに、公式戦で「追試」が行われるのか、観客の立場としても興味が尽きません。

打線は立命館宇治も苦しんだ、洛星岩本投手をしっかりと捉え、松田投手と2人に対し16安打を浴びせ、大量11得点。
センバツではやや攻撃面が湿り気味でしたが、この試合を観る限りでは攻撃面に関しては相変わらず高い得点能力を見せてくれたと思います。

対する洛星。
結果はコールド負けでしたが、十分に「洛星ここにあり」といった印象を多くの高校野球ファンに見せ付けた内容であったと思います。

ややこの試合に限るとミスも多く、それが失点にもつながりましたが、平安という名前の「見えない圧力」も相当あったかと思いますので、この範囲であれば「想定の範囲」と言えるかもしれません。

立命館宇治に勝ったことは決してフロックではなく、この夏十分に上位常連チームにとって脅威になるチームであることが証明できたと思います。
自信を持って夏本番を迎えて欲しいと思います。

勝利の報告を応援席に行う平安ナイン

勝利の報告を応援席に行う平安ナイン

洛星
200 020 00=4
223 003 01x=11
龍谷大平安

洛 松田、岩本ー小倉
平 高井、大野ー竹葉

洛H12 E3
平H16 E1

【打撃成績】

洛星

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
酒井  左前安打  三ゴロ  中前安打
(二盗)
 見逃三振
岸野  左前安打  中前安打  左前安打(1)  遊ゴロ失
河野  中前安打(1)  左飛  死球  空振三振
奥村  右前安打  (岸野牽制死)
中飛
中飛 四球
佐藤 右前安打 中飛  遊安打(1) 三ゴロ
渡辺  左前安打(1)
岩本  中前安打  遊ゴロ  空振三振
小倉  一ゴロ併殺打  二ゴロ併殺打  空振三振  二ゴロ
大橋 空振三振 左飛 二ゴロ
増村 死球
松田  遊飛  右線二塁打 二ゴロ 投ゴロ

龍谷大平安

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
久保田 死球
二盗
中前安打(1) 四球 遊安打 右前安打
竹内 遊直 中前安打 中前安打(1) 中前安打
(23塁)
左飛
市岡 右線3塁打(1) 三邪飛 中飛 二ゴロ(1)  二安打
橋本 左犠飛(1) ボーク(1)
死球(盗塁死)
一邪飛 右越二塁打(1)  四球
西川 右前安打 四球
二盗
右線安打
(二塁でアウト)
中前安打  投前犠打
冨田 四球 投ゴロ失
(二盗死)
二直 中前安打(1)  中前安打(1)
竹葉 二ゴロ 右前安打(1) 中飛 遊ゴロ併殺打
小川 右飛失 (牽制悪送球)
右飛
 投ゴロ  二ゴロ
高井
大野 三前犠打 右前安打(1)  右邪飛  右飛

【投手成績】

洛星

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
松田 1 1/3 3 2 0 3 3
岩本  7  13  4  0  8  7

龍谷大平安

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
高井 0/3 3 0 0 1 2
大野  8  9  3  5  3  2

洛星 VS 立命館宇治

2016年4月24日、春季京都大会 Jゾーン決勝

立命館宇治グラウンド

【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。
※先発投手、捕手名が分かってきましたので訂正しています(4月30日)

洛星

1 背番号8
2 佐藤(9)
3 背番号4
4 背番号7
5 背番号3
6 背番号5
7 小倉(2)
8 岩本(1)
9 背番号6

立命館宇治

1 長谷川
2 森田
3 藤原
4 百田
5 樋浦
6 寺田
7 太田
8 中原
9 田中

先行は洛星。守るマウンドは立命館宇治のエース田中投手。
(不注意で田中投手の写真を削除してしまいました・・・)

1回表は田中投手、1奪三振を含む三者凡退に洛星を抑え、上々の立ち上がりを見せます。

対する洛星は背番号9の佐藤投手が先発。
(同じく不注意で写真を紛失してしまいました・・・)

1回裏の立命館宇治は、1死後、2番森田選手がライト前にヒットを放ち、2死後、ランナー入れ替わった藤原選手が二盗を決めると、4番百田選手がレフト前に先制タイムリーを放ち1点を先制します。

立命館宇治先制の場面

立命館宇治先制の場面

立命館宇治は2回裏も、2四球で1死12塁となったところで、洛星は早くもエース岩本投手をマウンドへ。
(写真、恐らく岩本投手のはずです・・・)

洛星エース右腕岩本投手

洛星エース右腕岩本投手

ここで立命館宇治は8番中原選手のレフト線への2塁打で2点目。
さらに田中投手のセカンドゴロの間に3点目を入れ3-0と優位に試合を進めます。
(2点目、3点目の写真を紛失してしまいました・・・)

3回以降は立宇治・田中投手、洛星・岩本投手の踏ん張りで、両チームほぼチャンスを作れず、膠着状態。

5回を終えて、田中投手は被安打1、奪三振5、与四死球0の無失点とほぼ完璧な内容。

対する岩本投手は途中からの内容で3回と2/3を投げて、被安打1、奪三振0、与四死球1、自責点は0と一気に流れに乗るかと思われた立命館宇治打線の流れを完全に止めました。

6回表の洛星は、1死から9番背番号6の選手が四球で出塁。
二盗後、1番背番号8の選手がセンター前に弾き返し、1-3と反撃体勢に入ります。

洛星は続く7回表に大きな山を作ります。
ここまで、立宇治の田中投手は被安打2、奪三振7、与四死球1の1失点と、ほぼ洛星を「ねじ伏せて」いましたが、4番背番号7の選手が、ショートへの内野安打で出塁すると、犠打で1死塁とし、6番の代打背番号14の選手が左中間を破る2塁打で2-3と1点差に詰め寄ります。

さらにヒットや盗塁などで2死23塁となったところで、9番背番号6の選手がセンター前にタイムリーヒットを放ち3-3の同点に追いつきます。

洛星同点の場面

洛星同点の場面

さらに背番号8の選手がライト線を破る2塁打で5-3と試合をひっくり返したところで、田中投手はKO。立命館宇治は背番号10の玉田投手へ継投します。

洛星逆転の場面

洛星逆転の場面

立命館宇治・玉田投手

立命館宇治・玉田投手

先発田中投手は7回表に5安打を浴び、4失点。
8回表、9回表と洛星はチャンスらしきチャンスもなかったため、ワンチャンスを見事にモノにしました。

一方の立命館宇治は8回裏、1死から2番森田選手が四球で出塁。
2死後、百田選手のショートへの内野安打とセカンドへの悪送球で2死13塁とチャンスを作りますが、樋浦選手がライトフライに倒れ無得点に終わります。

9回裏の立命館宇治は、3人で攻撃が終わり5-3で洛星が逃げ切り、二次戦へ進出。
強豪の立命館宇治を破って、応援席も大盛り上がりでした。

9回裏、立命館宇治・中原選手がセカンドゴロに倒れゲームセット

9回裏、立命館宇治・中原選手がセカンドゴロに倒れゲームセット

立命館宇治は洛東戦同様、右横手の投手に翻弄されてしまった格好になりました。
前チームはセンバツに出場し、夏も準優勝と常に京都のトップグループに位置しましたが、今チームは秋に続いて一次戦敗退。
新監督体制となり、産みの苦しさを味わっていますが、なんとか夏までに立て直し、元気な立命館宇治の姿を見たいと思います。

対する洛星。
秋の日星戦以来の観戦となりました。
またも「格上」といっていい相手と互角に戦い、言葉は失礼ですが、決して「見栄えのする」チームではないのですが、立命館宇治を倒したのはお見事。

2次戦の相手は王者龍谷大平安ですが、どのような策を用いて、立ち向かっていくのか、今から楽しみで仕方がありません。

昨年は同志社が京都大会で旋風を拭き起こしましたが、今年はこの洛星が京都を熱くさせてくれる。
そんな期待を抱かせてくれる素晴らしい試合でした。

試合終了直後の洛星ナイン

試合終了直後の洛星ナイン

洛星
000 001 400=5
120 000 000=3
立命館宇治

佐藤、岩本ー小倉
立 田中、玉田ー百田

洛H8 E1
立H6 E1

日星 VS 洛星

★上野青選手を上野清選手としていましたので、お詫びと訂正をします。

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

2015年9月19日、秋季京都大会2次戦一回戦

福知山市民球場

日星

3 稲葉
9 浅野
5 松田
7 上野青
2 上野宙
6 島田
4 澤田
1 小川
8 田多

洛星

4 佐藤
5 岸野
8 酒井
3 安土
9 河野
7 伊藤
1 岩本
6 松田
2 小倉

全国屈指の進学校で、本当に野球で入ってきた生徒が皆無の洛星。
毎年野球でも安定した実力をみせてくれるのは見事の一言。

洛星先発の岩本投手

洛星先発の岩本投手

1回表の日星ですが、2死から四球と内野安打で2死12塁のチャンスを作りますが5番の上野宙選手がショートゴロに倒れ無得点に終わります。

日星先発の小川投手

日星先発の小川投手

日星は背番号10の小川投手がマウンドへ。

1回裏の洛星は全員がバットを短く持ったスタイルで挑みます。
1死後、2番岸野選手が四球で出塁すると、酒井、安土両選手がヒットでつなぎ1死満塁と絶好のチャンスを迎えます。

ここで5番の河野選手がレフト前にタイムリーヒットを放ち2-0と洛星が先制します。

洛星先制の場面

洛星先制の場面

先制タイムリーの洛星河野選手

先制タイムリーの洛星河野選手

2回裏にもチャンスを作りながらも無得点に終わった洛星ですが、3回裏にも1死後から、先制タイムリーを放った河野選手がセンター前にヒットを放つと二盗、三盗と続けて成功させ1死3塁と絶好の追加点のチャンスを作ります。

ここで岩本選手のライトフライで河野選手が三本間に挟まれてしまいタッチアウト。
貴重な追加点のチャンスを物にすることができません。

すると4回表の日星は3番の松田選手から。
センター前ヒットで出塁すると、1死2塁となり5番の上野宙選手がライト線へ2塁打を放ち、1-2と日星が反撃に転じます。

タイムリー2塁打の上野宙選手

タイムリー2塁打の上野宙選手

4回裏から早くも日星は背番号11の南投手がマウンドへ上がります。

日星2番手の南投手

日星2番手の南投手

この後、前半5回まで両チームチャンスらしきチャンスもなく、2-1で洛星がリードしたまま、終了します。

ナイター設備のない福知山球場は日没の恐れがあるため、グラウンド整備を行わずにゲーム続行となります。

その6回表でした。
1死後、上野宙選手のヒットなどで2死13塁のチャンスを作ると、南投手が死球を受け2死満塁のビッグチャンスを迎えます。
ここで田多選手がレフト前タイムリーを放ち2-2の同点に追いつきます。

同点タイムリーの田多選手

同点タイムリーの田多選手

同点に追いつかれた6回裏の洛星は、この回先頭の河野選手がセンターオーバーの3塁打で無死3塁の勝ち越しのチャンスを作ります。

ここで続く伊藤選手のスクイズが決まり、3-2とまたも洛星がリードを奪う展開になります。

さらに四死球で2死満塁となったところで、日星は3番手に噂のエース波多野投手をマウンドへ送ります。

日星3番手の波多野投手

日星3番手の波多野投手

ここをなんとか凌いだ波多野投手は、直後の7回表の日星の攻撃につなげます。

先頭の2番浅野選手がレフト線へ2塁打で出塁すると、犠打などで2死3塁とすると、上野宙選手がセンター前に同点タイムリーを放ち3-3とします。

同点タイムリーの上野宙選手

同点タイムリーの上野宙選手

8回裏の洛星は先頭の伊藤選手がセカンドのエラーで出塁すると、続く岩本選手の犠打が野選を呼び無死12塁と勝ち越しのチャンスを得ますが、続く松田選手が三振、さらに併殺打で無得点に終わります。

残念ながらこの試合は、京都市内へ帰る電車の時間の問題で、ここで球場を後にすることになりました。

試合は延長11回に2点をあげた日星が5-3で勝利しましたが、この試合は観戦していた間、ほぼ洛星がゲームを支配していたように感じました。

選手の個々の力では日星が上回っていましたが、それぞれが考える野球で「野球は腕力だけではない」を見事に体現してみせたナイスゲームでした。

対する日星。
苦しみましたが、それでも最後「うっちゃった」のは地力の違いでした。
この苦戦はこれから続く強豪との対戦で必ず生きてくるものだと思います。

最近すっかり京都北部の強豪校として定着してきた日星。
上位進出の期待が出来るチーム力を持っていると思います。

また敗れた洛星。
野球だけではない学生生活だと思いますが、また春に面白いゲームを見せて欲しいと思います。

日星 000 101 100 02=5
洛星 200 001 000 00=3