カテゴリー別アーカイブ: 京都学園

[ 二次戦・二回戦 ] 京都翔英 VS 京都学園

2016年9月25日、秋季京都大会二次戦二回戦

太陽ヶ丘球場

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都翔英

5 大谷
7 新田広
6 阿部
2 川本
8 新田大
9 田中
3 岡田
4 松本
1 高田

京都学園

8 瀬戸
5 江本
3 井上
7 諸木
9 山根
6 村井
4 吉岡渉
1 竹中
2 松尾

今夏の甲子園に出場した「王者」京都翔英に、名門復活を賭ける京都学園。
京都学園は今チーム、木津戦以来の観戦になりますが、夏に負けず劣らず投手陣も厚い好チームです。

まず守るは京都学園、エース左腕の竹中投手。

京都学園先発のエース竹中投手
京都学園先発のエース竹中投手

1回表の京都翔英。

1死から2番・新田広選手がセンター前ヒットを放ち、2死後、新チームから前チームの石原捕手に代わり、4番、捕手を務める川本選手がライト前ヒットを放ち2死12塁と先制のチャンスを迎えますが、続く新田大選手がセンターフライに倒れ無得点に終わります。

チャンスの場面で新田大選手はセンターフライ
チャンスの場面で新田大選手はセンターフライ

代わって守る京都翔英は、背番号11・アンダースローの高田投手が先発します。

京都翔英、先発の高田投手
京都翔英、先発の高田投手

1回裏の京都学園。

1死から2番・江本選手がセンター前ヒットで出塁するも、続く井上選手がセカンドゴロ併殺打に倒れ、チャンス広がらず無得点に終わります。

京都学園は3回裏も、先頭の7番・吉岡渉選手がセンター前ヒットで出塁し、犠打や四球で1死12塁とチャンスを作りますが、1番・瀬戸選手がセカンドゴロ併殺打に倒れ、無得点に終わります。

すると直後の4回表の京都翔英。

先頭3番・阿部選手がセカンドへの内野安打で出塁すると、続く 川本選手のセンター前ヒットで無死13塁と絶好のチャンスをつくります。

この場面で、5番・新田大選手はレフトへの犠牲フライを放ち、まずは1点を先制します。

京都翔英、阿部選手が先制のホームイン
京都翔英、阿部選手が先制のホームイン

さらに6番・田中選手が四球でつなぐと、2死後、8番・松本選手がレフトへの走者一掃のタイムリー二塁打を放ち2点を追加。
4回表を終えて3-0と翔英がリードする展開となります。

タイムリー二塁打の松本選手
タイムリー二塁打の松本選手

一方の京都学園。
4回終わって2安打と、京都翔英先発の高田投手に上手くかわされてきましたが、5回裏、反撃に転じます。

五回裏 京都学園

先頭5番・山根選手がレフト前ヒットで出塁すると、犠打と内野ゴロで2死3塁とします。
このチャンスで8番・竹中選手がレフト前にタイムリーヒットを放ち1点を返すと、 松尾選手が四球で繋ぎ2死12塁とさらにチャンスを広げます。

山根選手がホームイン
山根選手がホームイン
タイムリーヒットの竹中選手
タイムリーヒットの竹中選手

京都学園はこのチャンスに、1番・瀬戸選手がセンターオーバーの走者一掃の二塁打を放ち一挙3点を返し、3-3の同点に追いつきます。

瀬戸選手の同点タイムリー2塁打
瀬戸選手の同点タイムリー2塁打
ファーストランナーの松尾選手が同点のホームイン
ファーストランナーの松尾選手が同点のホームイン

京都翔英はっこで、背番号10の左腕・坂田投手へ継投。
後続は抑え、3-3のまま前半の5回を終了します。

京都翔英、2番手の坂田投手
京都翔英、2番手の坂田投手

グラウンド整備空け直後の6回表、京都翔英の攻撃。

1死から6番・田中選手が敵失で出塁。
1死2塁となり、続く岡田選手のレフト前ヒットで13塁と勝ち越しのチャンスを作りますが、続く松本選手がサードゴロ併殺打に倒れ無得点に終わります。

勝ち越しのチャンスも松本選手が内野ゴロ併殺打に終わり無得点
勝ち越しのチャンスも松本選手が内野ゴロ併殺打に終わり無得点

1点を争う展開になったこの試合。
ゲームが動いたのは7回裏の京都学園。

先頭7番・吉岡渉選手がファーストへの内野安打で出塁すると、続く竹中選手の投手前への犠打が、敵失を誘い無死12塁とします。

1死後、1番・瀬戸選手はレフト前ヒットを放ち満塁とすると、続く江本選手のセンターへの犠牲フライで1点勝ち越しに成功します。

江本選手の犠牲フライ
江本選手の犠牲フライ
吉岡渉選手が勝ち越しのホームイン
吉岡渉選手が勝ち越しのホームイン

このホームインの際、ランナーのスタートが早かったか、適切だったかで、一時騒然。
スタンドからも怒声に近い声が上がります。

翔英の必死の抗議も実らず、京都学園のホームインが認められ4-3と、この試合初めて京都学園がリードします。

明らかにヒートアップしてきた、直後の8回表の京都翔英。

円陣を組み攻撃に向う京都翔英
円陣を組み攻撃に向う京都翔英

1死後、5番・新田大選手がセンターオーバーの三塁打で出塁します。

三塁打の新田大選手
三塁打の新田大選手

続く田中選手が四球で繋ぐと、続く7番・岡田選手の打球はセンターオーバーの走者一掃のタイムリー二塁打となり、5-4とすぐさま京都翔英が逆転に成功。

岡田選手の走者一掃のタイムリー2塁打
岡田選手の走者一掃のタイムリー2塁打
田中選手が逆転のホームイン
田中選手が逆転のホームイン

京都学園は背番号20の藤本投手へ継投します。

京都学園、藤本投手
京都学園、藤本投手

藤本投手が翔英のさらなる追加点を許さず、すると直後の8回裏の京都学園。

京都翔英は背番号6、ショートを守っていた阿部選手へ継投します。

京都翔英、阿部投手
京都翔英、阿部投手

8回裏、京都学園は先頭4番・諸木選手がセンターオーバーの二塁打で出塁しますが、後続が続かず無得点。

結局5-4で翔英リードのまま迎えた9回裏の京都学園の攻撃も、最後は2者連続三振で、翔英・阿部投手が抑えそのままゲームセット。

1点を争う好勝負になりましたが、夏春連続の甲子園を目指す京都翔英がベスト8入りしました。

勝利の瞬間、雄叫びを上げる阿部投手
勝利の瞬間、雄叫びを上げる阿部投手

京都翔英は夏甲子園出場のため、今秋は一次戦は免除。
この試合が2試合目(初戦は日星に5-3で勝利)。
私はこの試合が新チームの初観戦となりました。

前チームから石原捕手という絶対的な「軸」になる選手、さらに瀧野投手、高向投手が抜け新チームの戦い方に関心がありましたが、まず攻撃力に関して、前チームに劣らない力があると思いました。

特に7回に京都学園が勝ち越しに成功した後、明らかにチームの雰囲気が一変。
力ずくで試合を再度ひっくり返した「荒々しさ」は見応えがありました。

投手陣にはやや不安定さが残る印象があるので、今チームは打ち勝っていくスタイルになるのではないでしょうか。

一方の京都学園。
「金星」寸前でしたが、あと一歩及びませんでした。

しかし、最近の京都学園は龍谷大平安、福知山成美、京都翔英といった上位陣相手になると、やや力の差を感じる点差で「敗戦」となるケースがありましたが、今チームは投手力だけでなく、攻撃陣にも力があるので、復活が期待できるチームではないかと思います。

「善戦」ではなく、強豪に勝ちきれる強さを来春、観れることを期待したいです。

京都翔英
000 300 020=5
000 030 100=4
京都学園

翔 高田、坂田、阿部 - 川本
学 竹中 - 松尾

翔 H9 E0
学 H9 E1

【打撃成績】
京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
5 大谷 三ゴロ 左飛 遊安打 投ゴロ 遊ゴロ
7 新田広 中前安打 中飛 三前犠打 四球 左飛
61 阿部 捕邪飛 二安打 見逃三振 二ゴロ 捕邪飛
2 川本 中前安打 中前安打 左飛 二ゴロ
8 新田大 中飛 左犠飛(1) 右飛 中越三塁打
9 田中 二ゴロ 四球 一ゴロ失 四球
3 岡田 遊飛 右飛 左前安打 中越二塁打(2)
4 松本 空振三振 左二塁打(2) 三ゴロ併殺打 見逃三振
1 高田 投ゴロ 三ゴロ
1 坂田 一ゴロ
H 宮川 (藤)二ゴロ
6 山本

京都学園

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
8 瀬戸 中飛 二ゴロ併殺打 中越二塁打(2) 左前安打
5 江本 中前安打 中飛 (坂)二飛 中犠飛(1)
3 井上 二ゴロ併殺打 中飛 遊ゴロ 二ゴロ
7 諸木 二ゴロ 遊ゴロ 一ゴロ (阿)中越二塁打
R 藤田
9 山根 一ゴロ 左前安打 中前安打
H 久保 遊ゴロ
6 村井 二飛 三前犠打 空振三振 右飛併殺打
4 吉岡渉 中前安打 二ゴロ 一安打 左飛
1 竹中 投前犠打 左前安打(1) 投ゴロ失
1 藤本
H 平井 空振三振
2 松尾 四球 四球 投飛 見逃三振


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
高田 4 2/3 5 2 0 3 3
坂田 2 1/3 3 0 1 1 1
阿部 2 1 0 2 0 0

京都学園

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
竹中 8 2/3 9 3 3 5 5
藤本 1 1/3 0 0 0 0 0

[ 一次戦 ] 京都学園 VS 木津

2016年8月28日、秋季京都大会一次戦Eゾーン二回戦

洛南グラウンド

【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。

朝から雨が降るあいにくの天候の中、予定時間の10時より早めにプレーボールしていたため、到着した頃には京都学園がすでに1点を先制していましたので、この試合の観戦記録は、1回裏の木津からカウントしています。 京都学園はエースナンバーサウスポーの竹中投手が先発します。

京都学園、エースの竹中投手
京都学園、エースの竹中投手

1回裏の木津。 先頭の藤原選手がセンター前ヒットで出塁しますが後続が続かず、無得点に終わります。

木津のエース・犬塚投手
木津のエース・犬塚投手

木津は続く2回裏。
先頭4番打者の背番号9の選手が死球で出塁。
これをきっかけに、先発犬塚投手のレフト前ヒット等で1死満塁の絶好のチャンスを作ります。

しかし、後続が京都学園・竹中投手の前に2者三振に倒れまたも無得点に終わります。 京都学園も2回、3回と共に二塁打が飛び出し3塁までランナーを進めますが追加点をあげることができませせん。

すると3回裏の木津。

1死から2番の背番号8・割石選手がレフトオーバーのソロホームランを放ち1-1の同点に追いつきます。
近くにいらっしゃった、木津の関係者によると、直前の西城陽戦でもホームランを放っていたそうです。
続く打者が四球ででると、ここまで4つの三振と球も走っているように見えましたが、京都学園は早くも背番号10、右の山本投手をマウンドに送り、しっかりとセカンドゴロ併殺打に打ち取り、役目を果たします。

京都学園2番手の山本投手
京都学園2番手の山本投手

直後の4回表の京都学園。
先頭、背番号6の選手が右中間二塁打で出塁すると、犠打の後、背番号2・松尾選手のレフトへの犠牲フライで1点を勝ち越し2-1と再びリードします。

木津はこのタイミングでセカンドを守っていた背番号4、右の細浪投手へ継投します。

木津2番手の細浪投手
木津2番手の細浪投手

代わり端、背番号8の選手にレフトオーバーの二塁打を打たれますが、後続を抑えて、追加点を許しません。

しかし、流れは徐々に京都学園。
5回表も2死から
背番号4の選手が右中間二塁打で出塁すると、続く背番号6の選手がセンター前にタイムリーヒットを放ち3-1とリードを広げます。 小刻みな継投作戦に入る木津は、6回表からショートを守っていた藤原選手が3番手のマウンドにあがります。

木津3番手の藤原投手
木津3番手の藤原投手

しかし1死から背番号5の選手のセンター前ヒットと、四球で12塁とすると、2死後、代打背番号15の選手が左中間を破る二塁打を放ち1点を追加4-1とジリジリと京都学園がリードを広げていきます。

しかし直後の6回裏の木津。
1死後、3番 背番号2・多田選手がやや狭い洛南グラウンドですが、広い球場でも飛距離十分といったレフトオーバーの特大ソロホームランで1点を返し、2-4と詰め寄ります。

ソロホームランの多田選手
ソロホームランの多田選手

ただこの試合、京都学園。 攻撃陣が絶え間なく襲い掛かります。
8回表の京都学園。
1死後、背番号7の選手がライトへの二塁打で出塁すると、続く背番号15の選手の右中間を破る二塁打、さらに続く背番号4・吉岡?選手のセンター前タイムリーヒットでこの回2点を追加し6-2とリードを広げます。

さらに2死12塁となった場面で、木津は4人目の背番号10、右下手投げの福沢投手をマウンドに送ります。

木津4番手の福沢投手
木津4番手の福沢投手

しかし、2者連続で四死球を与え、さらに1点を京都学園が追加し7-2としたところで、木津は先発の犬塚投手をマウンドに戻します。

ですが9回裏、木津は無死23塁のチャンスを作りますが、反撃もここまで。
7-2で京都学園が勝しました。

前チームも投手陣は厚い京都学園でしたが、このチームも竹中投手、山本投手を擁し、投手力は相変わらずレベルが高いチームだと感じました。

一方、京都学園の課題はこの数年、打撃陣と感じていましたがこの試合、効果的に木津を攻めその課題がクリアできるかもしれないという印象を得ました。

これからさらに勝ち進むにつれ、この日のような快勝と呼べる展開も少なくなってくると思いますが、そこでどのような試合を見せてくれるか、名門復活へチャンレンジをして欲しいと思います。

対する木津。
2013年、第95回の夏の大会、毛籠投手を擁しベスト16へ勝ち進み、京都廣学館に1-2で惜敗した以来の観戦でした。
あの時のような絶対的な支柱が現時点では見当たりませんが、この世代も当時のような上位を狙ってくる力のあるチームだという力を随所に見せてくれました。

この試合は京都学園の総合力の高さの前に屈しましたが、木津、侮れない好チームだという印象を強く感じたゲームでした。

京都学園
100 111 030=7
001 001 000=2
木津

京 H11 E0
木 H6 E0

京学は2回以降

京 1竹中、10山本
木 1犬塚、4細浪、6藤原、10福沢、1犬塚

本塁打
木 割石①、多田①

【打撃成績】
京都学園 ※京都学園は打順不明(2回からのカウント)

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
背番号6 空振三振 右中間二塁打 中前安打(1) 遊飛 遊ゴロ
1 竹中 左越二塁打
10 山本 投前犠打 四球 四球 四球
2 松尾 遊ゴロ 左犠飛(1) 二ゴロ 三前犠打 (福)四球
背番号8 二ゴロ  (細)左越二塁打 (藤)左飛 空振三振 死球(1)
背番号5 内野ゴロ 死球 中前安打 遊ゴロ (犬)二飛
背番号3 中越二塁打 左飛 四球? 右飛 左飛
背番号7 三ゴロ 右飛 空振三振 右二塁打 中飛
背番号9 パスボール 四球 中飛
背番号15 左中間二塁打(1) 右中間二塁打(1) 空振三振
4 吉岡? 一ゴロ 右中間二塁打  四球 中前安打(1)

木津

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6 藤原 中前安打 Gルールアウト 二ゴロ 二ゴロ
8 割石 走者牽制死 遊飛 左越本塁打(1) 三振 二ゴロ
2 多田 空振三振 四球 左越本塁打(1) Gルールアウト
背番号9 死球 (山)二ゴロ併殺打 死球 二飛
背番号5 四球 三振? 三振
背番号19 死球
背番号7 空振三振 空振三振 左飛 左中間二塁打
1 犬塚 左前安打 遊直 右飛 右飛
背番号15 空振三振 投ゴロ 遊ゴロ
背番号11 左飛
4 細浪 空振三振 空振三振 左前安打 左飛

【投手成績】 京都学園

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
竹中 2 1/3 3 3 4 1 1
山本 6 2/3 3 2 5 1 1

木津(※犬塚投手の記録は2回以降)

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
犬塚 2 2/3 3 1 1 1 1
細浪 1 1/3 3 2 0 1 1
藤原 2 2/3 5 4 2 3 4
福沢 0/3 0 2 0 1 0
犬塚 1 1/3 0 0 1 0 0

京都学園 VS 南陽

2016年4月10日、春季京都大会1次戦Dゾーン一回戦

京都学園高校北グラウンド

【スタメン】※一般に発表されていないため不明、また外野からの観戦でほとんど写真はありません。
※一部選手名が分かってきましたので訂正しています(4月13日)

今シーズンの京都学園の試合は、昨秋の伏見工業戦鳥羽戦に続きこれが3試合目の観戦。
冬にどれだけチーム力が上がってきたか楽しみです。

その鳥羽戦では左の藤本投手がエースナンバーでしたが、南陽戦では右のピッチャーがエースナンバーを付けています(岡田投手)。

京都学園
京都学園

1回表の南陽、先頭打者がライト前にヒットで出塁。
次の打者が犠打で送り1死2塁としますが、3番、4番打者が内野ゴロに倒れ無得点に終わります。

南陽の先発はエースナンバーの右腕(農本投手)。

南陽
南陽

ストレートに力のある好投手です。
1回裏、京都学園の攻撃を三振1つを含む三者凡退と上々の立ち上がりを見せます。

2回表の南陽、簡単に2死を取られた後、7番打者のライトフライは平凡な当たりに見えましたが、これをライトが落球。
走者は一気に2塁へ進みますが、続く打者の打球はバックネット屋根に当たりグラウンドルール適用でアウト。
この回も先制のチャンスを逃します。

3回表から5回表までは、京都学園エース右腕の前に三振3つを奪われ、南陽打線はノーヒットに抑えられます。

しかし、南陽エースも4回まで三振4つ、許したランナーは四球の一人のみと完璧な投球内容で京都学園に付け入る隙を与えず投手戦の様相を見せます。

先に試合が動いたのは5回裏の京都学園。
この回先頭の5番打者が死球で出塁するとすかさず二盗。
この試合始めて京都学園が得点圏にランナーを進めます。
続く6番打者がセカンドゴロの間にセカンドランナーが3塁へ進塁。
さらに7番打者が死球で1死13塁となり、8番打者がスクイズを決め1点を先制します。

この後、1死満塁としたと思いましたが、アウトカウントを数え忘れていたようです・・・
恐らく1番打者がライトフライに倒れ追加点を奪うことが出来ません。

6回表、南陽は先頭の9番打者がライト前ヒットで出塁。
続く1番打者が犠打で送りますが、これは1-4-3と渡りダブルプレー。
チャンスを生かすことができません。

背番号がよく見えないのですが、6回裏から恐らく南陽は背番号10の右腕に継投(坂本投手)。

2死から4番を打つ背番号9の選手、鳥羽戦と同じであれば内田選手でしょうか・・・
ここまで恐らくノーヒットが続いていましたが、京都学園初安打で出塁。
この後、続く打者が死球で2死12塁と追加点のチャンスを迎えますが、ここは後続続かず無得点に終わります。

続く7回裏も京都学園は先頭の恐らく7番打者がセンター前ヒットで出塁しますが、無得点に終わります。

8回表から京都学園は左の背番号10の投手へ。
これは藤本投手でしょうか??

先発右腕は恐らく7回を投げて、被安打2、奪三振5、与四死球は0で無失点と完璧な内容でした。

代わった左腕が8回表の南陽打線を三者三振と素晴らしい内容で抑えると、その裏、京都学園打線が爆発します。

背番号8の1番打者(瀬戸選手?)がセンター前ヒットで出塁すると、すかさず二盗を決めます。
続く2番打者が四球を選び無死12塁とすると、3番の背番号7の選手がセンターオーバーの2塁打で京都学園が貴重な追加点。
2-0とリードを広げさらに無死23塁とします。

この背番号7の選手、大内選手でしょうか・・・
それとも背番号1の選手が大内選手だとすると・・・

さらにチーム初安打を挙げた背番号9の選手がこの試合2本目のヒットをレフト前へ運び、3-0とリードを広げます。

勢いに乗った京都学園打線は続く恐らく5番打者もセンター前に運び4-0とリードを広げさらに無死13塁。
ここでパスボールで無死23塁(バックネット裏スペースが狭いため3塁ランナーは自重)とし、恐らく6番打者がセンターへ犠牲フライを放ち5-0とここまで苦しんだ打線が火を吹き、京都学園が大量リードとなり9回表の南陽の攻撃を迎えます。

しかし、最後の南陽の攻撃も三振2つを含む三者凡退で、あっさり試合終了。
京都学園が勝ち、次戦は秋ベスト16の京都外大西との対戦が決まりました。

まず勝った京都学園。
この試合は南陽の投手陣の前に苦戦しましたが、投手陣は素晴らしい内容。
2人の継投で被安打2、奪三振は10(5つづつ)、与四死球は0で完封しました。
2番手で登板した恐らく藤本投手でしょうが、秋に見たときより自信に満ち溢れ逞しくなったように思えました。

ナイスピッチングの京都学園2番手の左腕投手
ナイスピッチングの京都学園2番手の左腕投手(右)

ここに右アンダースローの出利葉投手なども控えるはずですし、投手陣の層はかなり厚みを増してきたと思います。

打線も苦しみながらも、最後に地力の違いを見せ、突き放した内容は秋からの成長の跡を十分に感じれました。
今シーズンの京都学園の真価を問うには次戦の京都外大西は願ってもない相手ではないでしょうか。
期待したいと思います。

一方敗れはしましたが南陽。
前半は、秋に鳥羽と互角に戦っている今シーズンの京都学園と五分に渡り合いました。

恐らく継投したと思いますが、先発右腕はやや先制点を取られた5回当たりは疲れか、ノーヒットを意識したか、勿体無い内容でした。

夏までまだ3ヶ月。
失礼ながら、この日の京都学園グラウンドでの試合は、第一試合の京都すばる、向陽戦と合わせ、京都の上位常連であるすばる、京都学園がそれぞれコールドもあると思っていました。

しかし、向陽、南陽ともディフェンスがしっかりとして、夏の本番に向けて侮れないといった印象を与えるには十分な内容。
勝った京都学園には名門復活を期待したいですし、敗れた南陽また向陽にも大きな期待を夏に抱きたいと思います。

南陽
000 000 000=0
000 010 04x=5
京都学園

南 農本、坂本 - 森下
京 岡田、藤本 - 洞井

南H2 E0
京H6 E1

鳥羽 VS 京都学園

2015年9月19日、秋季京都大会2次戦一回戦

福知山市民球場

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

鳥羽

8 伊那
5 上山
4 奥村
7 松下
6 上原
9 徳澤
3 吉岡
2 大友
1 島部

京都学園

6 綾部
5 宮崎
9 内田
3 大熊
7 大内
2 洞井
8 瀬戸
1 藤本
4 吉岡

夏の甲子園で2勝を挙げた鳥羽。
そのため新チームの結成は遅くなりますので、この秋の新チーム、公式戦の初戦はようやく本日迎えました。

鳥羽先発の島部投手
鳥羽先発の島部投手

鳥羽先発は背番号18の島部投手。
上背のある右腕です。

球場についた頃にはすでに鳥羽が1点を先制していました。

対する京都学園。
先発はエースナンバーの左腕、藤本投手です。

京都学園エースの藤本投手
京都学園エースの藤本投手

4回表の鳥羽は、3番からの好打順。
しかし連続三振で2死走者なしとなりますが、5番の上原選手がライト線へ2塁打を放つと、次の徳澤選手の打席で、連続パスボールで一気にホームイン。

2-0とリードを広げると、さらに自身も左中間を破る2塁打で出塁。
続く吉岡選手がセンターオーバーのタイムリー3塁打で3-0と鳥羽がリードを広げていきます。

タイムリー3塁打の吉岡選手
タイムリー3塁打の吉岡選手

鳥羽は5回表にも、この回先頭で、夏の甲子園もレギュラーで出場していた伊那選手が死球で出塁すると、犠打、さらに伊那選手の三盗で1死3塁のチャンス。

1死13塁となったところで、4番松下選手がスクイズを決め4-0と、鳥羽が新チームになっても「繋ぐ野球」でリードを広げていきます。

対する京都学園は直後の5回裏、1死後、2番宮崎選手がセンター前ヒットで出塁すると、エラーなどで2死13塁のチャンスを作ります。
ここで5番大内選手がライト前にタイムリーヒットを放ち、前半の間にまず1点を返します。

タイムリーヒットの大内選手
タイムリーヒットの大内選手

6回表の鳥羽の攻撃から、京都学園は2番手にアンダースローの出利葉投手がマウンドへ。
伏見工業戦

京都学園の出利葉投手
京都学園の出利葉投手

では背番号16でしたが、今日は11番をつけていました。

代わったばかりの出利葉投手は、三振一つを含む三者凡退で、グラウンド整備から試合再開となったイニングの初めをしっかりと抑えます。

ここからは京都学園は継投策。
7回表からはレフトを守っていた大内選手がマウンドへ。

京都学園3番手の大内投手
京都学園3番手の大内投手

伏見工業戦ではエースナンバーをつけた5番打者がいた記憶があるのですが、この大内選手でしょうか??
大内選手は9回まで3イニングを三振3つを含む無失点と、鳥羽の勢いを完全に封じ込めます。

一方京都学園の打線。
伏見工業戦の感想として、やや線が細いと書かせていただきましたが、振り返れば夏からの経験を持つ、好投手の堀投手を打ってきている打線。
地力がありました。

9回から鳥羽は2番手に久保投手をマウンドへ送ります。

鳥羽2番手の久保投手
鳥羽2番手の久保投手

するとこの回先頭の9番吉岡選手がレフト線へ2塁打を放つと、続く1番綾部選手がレフトスタンドへ2ランホームラン!
土壇場で一気に1点差まで詰めよります。

ホームランで生還する綾部選手
ホームランで生還する綾部選手

1死取ったところで、鳥羽はエースナンバーの杉沢投手をマウンドへ送ります。

鳥羽3番手の杉沢投手
鳥羽3番手の杉沢投手

最終回もつれたゲームは、杉沢投手が抑え4-3で鳥羽が勝利しました。

まず勝った鳥羽ですが、4回の集中打はお見事。
夏のチームのような一気に畳み掛ける打線の片鱗を見せてくれました。
しかし、正直まだ秋1戦目。
全体的にまだまだ完成するのは先なんだろうなという戦いに見えました。

鳥羽の伊那選手
鳥羽の伊那選手

それもそのはず、最近の鳥羽は下級生も多くレギュラーで戦い、比較的すんなりと新チームへ移行していましたが、今チームは夏の主力はこの伊那選手一人だけ。

これから試合を重ねるにあたって、どんどん力をつけていってくれると期待しています。

一方敗れた京都学園。
伏見工業戦で見た当時背番号10の右腕投手は恐らく投げていないはず・・・

伏見工業も侮れないチームですので、その試合に「手を抜いた」ことはありえないと思います。
ですので、鳥羽戦、伏見工業戦それぞれで完投能力のある投手が何枚かあることを見せてくれたことになると思います。

打線もスラッガーのような大型選手はいませんが、コツコツとこちらも繋ぐ打線ですね。

4回の失点は防ごうと思えば防げただけに、もし「たられば」を言えば、あの回をゼロに抑えていればこの試合、どちらに転んだか分かりません。
鳥羽と互角に戦ったことは、今年の京都学園、京都の高校野球界で無視の出来ないチームの一つであることを証明してくれたと思います。

あとは長い冬をしっかりと越して、さらにスケールアップして、名門京都商業を引き継ぐチームとして、久しぶりに甲子園も意識できるようなチームを作って欲しいと思います。

印象的だったのは、まだ秋のこの時期ですが、敗れた京都学園の選手数名が涙を流しながら、スタンドに帰ってきました。
悔しいという気持ちは大きく人を育てると信じています。
また春に京都学園の成長した姿を見にいきたいと思います。

鳥羽 010 210 000=4
京学 000 010 002=3

鳥 H6 E4
京 H9 E0

京都学園 VS 伏見工業

2015年9月13日、秋季京都大会1次戦Gゾーン敗者復活2位決定戦

洛星高校グラウンド

【スタメン】※一般に発表されていないため不明

選手名は発表されていませんが、恐らく伏見工業の先発は、夏の大会もエースナンバーを背負っていた堀投手だと思います。東舞鶴戦以来の観戦です。

伏見工業エースの堀投手?
伏見工業エースの堀投手?

1回表の京都学園の攻撃は2四球で、2死12塁とチャンスを掴みますが、背番号1の5番打者がセカンドゴロに倒れ先制点はなりません。

対する京都学園の先発はその背番号1の選手でなく、背番号10の右腕。

京都学園先発の背番号10の右腕
京都学園先発の背番号10の右腕

ストレートのスピードが魅力的な投手です。
こちらも1回裏は2四球を出し、2死12塁と伏見工業にチャンスを与えますが背番号13の5番打者を三振にとり初回は無失点。

どちらの投手もややコントロールが荒れましたが、ストレートにも力あり2奪三振づつの立ち上がりとなりました。

伏見工業の堀投手は夏に観戦した印象では、あまり投げていた記憶がないんですが、この試合はスローボールも多投しています。

2回裏の伏見工業の攻撃は7番打者の背番号7の選手がライト前ヒットを放ちますが、アウト3つを三振で京都学園先発投手、圧巻の内容を見せます。

3回表の京都学園は9番打者からの攻撃。連打で背番号5の2番打者がサード前に完璧なセーフティバントを決め無死満塁の絶好のチャンスを作ると、続く背番号9の3番打者がレフト前タイムリーでまず1点を先制。
さらに1死後、背番号1の5番打者がセンター前タイムリーで2点追加。
3回表を終了して3-0と京都学園がリードする展開となります。

京都学園は5回表にも2死走者無しから、先ほど先制タイムリーの3番打者がセンター前にヒット。
バッテリーミスで2塁へ進むと、さきほどチャンスで凡退した背番号7の4番打者がレフト前タイムリーで4点目を奪います。

直後の伏見工業は1死から背番号9の1番打者がショート強襲安打で出塁すると2死から3番打者が四球でつなぐと、背番号6の4番打者がセンターオーバーの走者一掃のタイムリー2塁打で2点を返します。

京都学園4-2伏見工業となったところで5回の攻防終了。
グラウンド整備に入ります。

次の追加点は京都学園でした。
7回表、9番打者からの攻撃、1死後、サードのエラー(公式記録は不明です)で出塁すると、ヒットでつなぎ1死12塁で、当たっている背番号9の選手へ。
ここでセンター前タイムリーで5点目を奪うと、2死後、背番号1の5番打者が今日3打点目のタイムリーをライト前に放ち6-2とリードを広げます。

京都学園6点目
京都学園6点目

勝負あったかと思ったゲームは終盤、伏見工業が粘りを見せます。
8回裏、4番打者からの攻撃は1死後、背番号13の選手がやや高めに抜けて入った変化球をライト戦へ運び1死2塁のチャンスを作ります。
さらに代打の背番号3の田中選手(コールされていました)がセンター前へヒット、さらに四球を出して1死満塁となったところで、好投してきた京都学園先発の右腕は降板。

背番号11の岡田投手(コールされていました)が登板します。

京都学園2番手の岡田投手
京都学園2番手の岡田投手

スライダーと思いますが変化球を多めにまず、打者の堀選手を空振三振に取り2死満塁。
しかし続く9番打者に押し出し四球を与え3-6と伏見工業が3点差に迫りますが、背番号9の1番打者が三振に倒れ、この回の反撃は1点で終わります。

続く9回裏も1死後、伏見工業は3番、4番の連続長打で1点を挙げ4-6と2点差。
さらに1死2塁と攻めたところで、京都学園は3番手に右アンダースローの背番号16の投手に交代します。

京都学園3番手の背番号16
京都学園3番手の背番号16

ここでライトフライ、セカンドフライに打ち取り、終盤粘りを見せた伏見工業を振り切って京都学園がGゾーンを2位で勝ち抜け2次戦へ進出を決めました。

京都学園、先発した背番号10の投手ですが、ストレートは力があり、決して非力ではない伏見工業打線から7回1/3を投げて10奪三振と非凡なところを見せてくれました。

しかし与四死球が5つとやや荒れた内容。
ストレートは速いので落ちる変化球など、勝負できる変化球を身に着けると京都でもトップクラスの投手になれる可能性がある選手だと思います。

打線はやや線が細い印象を受けました。
盗塁が2つに、セーフティーバントと機動力を用いていましたが、ここからは平安はじめ、強豪が揃いますので投手を中心にしっかり守り抜いて戦って欲しいと思います。

対する伏見工業。
夏の経験者も多いチームで今チームは面白い存在になりそうです。

まずエース堀投手は夏に見た印象通り、ストレートに力があります。
あと本日はスローボールを多投していましたが、緩急を意識していました。

京都学園の先発投手同様、三振が取れる変化球が欲しいですね。
両投手にやや厳しい評価としましたが、素質の高い選手で京都の有力選手になっていく可能性があると思いますので、この冬どう成長していくのか、気が早いですが来年の春を楽しみにしています。

またキャッチャーですが、自チームの攻撃時、ベンチから常にチームを盛り上げていました。
本日は12個の三振を奪われましたが、体格のいい選手も多いのでこちらも一冬を越してさらに逞しくなった姿を来春楽しみにしたいと思います。

京学 003 010 200=6
伏工 000 020 011=4

京 H10
伏 H9

2013秋季京都大会 | 龍谷大平安 VS 京都学園

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2013年9月22日、太陽が丘球場で行われた、秋季京都大会の二次戦に観戦にいきました。

 

今春のセンバツに出場した龍谷大平安と、古豪京都学園の一戦です。

 

平安の夏までの前チームには福岡くんという絶対的エースが存在しましたが、
この秋からの新チームはどんな戦力だろうと注目。

 

京都学園の先発山本くんは変則的なフォームのサウスポー。
一回から平安打線は活発で、終わってみれば8-1の7回コールド勝ち。

 

平安は左の犬塚くん、右の中田くんの継投。
両投手ともストレートもそこそこ速く、さすが選手層は厚いなと感じさせましたが、絶対的なエースという存在ではなかったように感じます。

 

打線もよかったのですが、見ている私の平安に求めるレベルが高いということもありますが、このゲームでの感想は、「平安大丈夫かな?次戦の京都翔英戦は乗り越えられるかな?」という印象。

 

名門強し!という印象は受けなかったのが事実でした。