カテゴリー別アーカイブ: 大阪桐蔭

[ 一回戦 ] 大阪桐蔭 VS 宇部鴻城

2017年3月25日、第89回選抜高等学校野球大会一回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

宇部鴻城(山口)
7 古谷
8 立石
9 百留
6 嶋谷
3 荒武
5 打田
2 正木
1 早稲田
4 楢木

大阪桐蔭(大阪)
8 藤原
7 宮崎
3 中川
9 山本ダンテ
6 根尾
5 山田
2 福井
4 坂之下
1 徳山

昨秋の中国大会の覇者・宇部鴻城と、昨秋大阪3位で近畿4強の大阪桐蔭の一戦。
大阪桐蔭は噂の新2年生世代、根尾選手や藤原選手などが先発出場。

1回表、大阪桐蔭はエース右腕徳山投手が先発。
宇部鴻城は3人で攻撃が終わると直後の1回裏。

宇部鴻城はエース左腕早稲田投手から、注目の藤原選手が二球目を左中間に運び無死2塁とすると、四球と野選で無死満塁となると、4番の山本ダンテ武蔵選手がフルカウントから四球を選び1点を先制。

さらに5番の根尾選手がライト前に2点タイムリーヒットを放ち3-0とリードを広げます。

ここで宇部鴻城はファーストの荒武選手が2番手のマウンドへ。
早稲田投手は無念、1死取れずにベンチへ下がります。

しかし代わったばかりの荒武投手。
準備不足か山田選手に四球を与え無死満塁とすると、大阪桐蔭は、福井選手の内野ゴロ、坂之下選手のライト前タイムリーヒットで2点を追加。
いきなり1回裏に5点を先制します。

5点を追う宇部鴻城は、2回表主砲の嶋谷選手からの攻撃でしたが、徳山投手のMAX140キロのストレート等に翻弄。
荒武選手がヒットで出塁はしますが、無得点に終わります。

直後の2回裏、大阪桐蔭は1死から中川選手がライト前ヒット。
宇部鴻城の百留選手がボールを逸らしてしまう間に2塁へ到達すると、2死後、6番・山田選手がセンター前に弾き返し1点を追加。
6-0とリードを広げます。

大阪桐蔭は4回裏も1死から、4番・山本選手がライト前ヒットで出塁。
注目の根尾選手はセンターへ大飛球で2死1塁となりますが、続く山田選手がレフトスタンドへツーランホームラン。
2点を追加し、8-0と大量リードとなります。

しかしこの直後の5回表。宇部鴻城は反撃。

先頭5番・荒武選手が2打席連続のヒットをレフト前に運ぶと、続く打田選手が四球、犠打で1死23塁と絶好のチャンスを作ります。
さらに8番・山本選手が死球で満塁となりますが、宇部鴻城、あと一本が出ずに無得点に終わります。

すると直後の5回裏の大阪桐蔭。
1死から9番・徳山選手がレフト前ヒットで出塁すると、1番・藤原選手の打球はセカンドゴロ。
併殺か・・・と思われましたが楢木選手が失策で12塁。
甲子園の独特な空気に飲まれたか、続く宮崎選手のセカンドゴロも弾いてしまい、大阪桐蔭は1点を追加。
この回、さらに中川選手のセカンドゴロの間に1点を追加。

前半5回を終えて10-0とまさかの大量得点差がつく試合展開となりました。

6回裏から宇部鴻城は3番手にライトの百留選手がマウンドに上がります。

代わり端、強打者の根尾選手を迎えますが、この試合初めて大阪桐蔭の攻撃を三者凡退に抑えます。

7回裏も大阪桐蔭の攻撃を2三振を含む三者凡退に抑え、宇部鴻城反撃への期待が高まる8回表。

大阪桐蔭は、被安打2、4奪三振、無失点に抑えたエース徳山投手に代え、2番手に香川投手を送ります。

宇部鴻城は代打攻勢に出るも2死走者無しとなります。
しかし1番・古谷選手、2番・立石選手が四球を選び走者を得点圏に送りますが無得点に終わります。

その裏、8回裏大阪桐蔭はノーヒットで1点を追加。
11-0とさらにリードを広げたところで、宇部鴻城は4人目の左腕・木下投手をマウンドへ送ります。

9回表は背番号2の右腕、柿木投手がMAX143キロのストレートで簡単に2死までこぎつけます。

しかし宇部鴻城も諦めず、打田選手の代打・横山選手が四球で出塁。正木選手も死球で2死12塁と攻めますが、あと一本がでず。
11-0で大阪桐蔭が勝利しました。

スコアだけを見れば一方的な展開になりましたが、宇部鴻城は悔やまれるのが立ち上がり。
地に足がつかないまま、大阪桐蔭の雰囲気にのみ込まれてしまったようなゲームになったことでしょうか。

決してこのスコアがそのまま実力差ではないと思いますので、夏に向けチームを立て直して欲しいと思います。

宇部鴻城
000 000 000=0
510 220 01x=11
大阪桐蔭

宇 早稲田、荒武、百留、木下 ー 正木
大 徳山、香川、柿木 ー 福井

宇 H2 E4
大 H9 E0

本塁打
大 山田②

【打撃成績】

宇部鴻城

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
7 古谷 二ゴロ 二飛 空振三振 四球
8 立石 三ゴロ 三邪飛 一ゴロ 四球
919 百留 右飛 見逃三振 三ゴロ 二ゴロ
6 嶋谷 右飛 遊ゴロ 一飛 (柿)空振三振
313 荒武 遊安打 左前安打 遊ゴロ 右飛
5 打田 投ゴロ 四球 遊ゴロ
H 横山 四球
2 正木 空振三振 投前犠打 見逃三振 四球
1 早稲田
3 山本 遊ゴロ 死球
9 海田
H 小国 (香)中飛
9 井野
1 木下
H 板橋 二飛
4 楢木 一ゴロ 一ゴロ
4 浜岡 二飛

大阪桐蔭

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 藤原 左中間二塁打 遊飛 二ゴロ 二ゴロ失 右飛
6 泉口
7 宮崎 四球 右飛 見逃三振 二ゴロ失(1)
三盗
1 香川
H 西島 四球
R7 坂本 二盗
3 中川 投ゴロ野選 右前安打
失策
見逃三振 二ゴロ(1) 空振三振
1 柿木
9 山本ダンテ 四球(1) 四球 右前安打
二盗
二ゴロ 遊ゴロ失(1)
68 根尾 右前安打(2) 左飛 中飛 (百)左飛 一飛
5 山田 (荒)四球 中前安打(1) 左越本塁打(2) 左飛
2 福井 二ゴロ(1) 遊飛 中飛 遊飛
4 坂之下 右前安打(1) 中飛 三ゴロ 空振三振
1 徳山 見逃三振 左線二塁打 左前安打
H75 加藤 空振三振


【投手成績】

宇部鴻城

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
早稲田 0/3 2 1 0 5 3
荒武 5 7 2 3 3 7
百留 3 2/3 0 1 3 0 1
木下 1/3 0 1 0 0 0

大阪桐蔭

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
徳山 7 2 2 4 0 0
香川 1 0 2 0 0 0
柿木 1 0 2 1 0 0

大阪桐蔭 VS 堺東

2016年4月16日、春季大阪大会二回戦

花園中央公園野球場

【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。

堺東

9 背番号9
5 背番号15
7 背番号7
2 背番号5
1 背番号1
3 背番号3
4 背番号4
6 背番号6
8 背番号8

大阪桐蔭

6 中山
4 永廣
5 吉澤
7 三井
3 福井
2 栗林
9 岩本久
8 森
1 徳山

優勝候補に挙がりながらも、先のセンバツはベスト16に終わった大阪桐蔭。センバツ後初公式戦の相手は昨夏、大阪大会ベスト8の実力校・公立堺東。

まず守る大阪桐蔭。
この大会はセンバツのエースで、今秋ドラフト候補の呼び声も高い、高山投手ではなく右投げの徳山投手。
(高山投手はベンチ入りしていません)

大阪桐蔭、今大会エースナンバーの徳山投手
大阪桐蔭、今大会エースナンバーの徳山投手

注目の立ち上がり、キレのあるボールで2奪三振、三者凡退と上々の立ち上がりを見せます。

対する堺東はエースナンバーの左腕が先発。

堺東エース左腕投手
堺東エース左腕投手

立ち上がり、制球が定まらず、中山選手、永廣選手に四球を与え無死12塁と、大阪桐蔭が先制のチャンス。
ここで3番吉澤選手がライトオーバーの3塁打を放ち、まずは2点を大阪桐蔭が先制します。

中山選手が先制のホームイン
中山選手が先制のホームイン
先制タイムリー3塁打の吉澤選手
先制タイムリー3塁打の吉澤選手

この後、2死13塁となり、7番ライトで起用された岩本久選手がレフト前にタイムリーヒットを放ち3-0と大阪桐蔭がリードを広げます。

3点目タイムリーヒットの岩本久選手
3点目タイムリーヒットの岩本久選手

続く2回裏の大阪桐蔭。
1死後、1番打者の中山選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く永廣選手がレフトスタンドへ運ぶツーランホームランで5-0とリードを広げます。

ツーランホームランの永廣選手
ツーランホームランの永廣選手

さらに続く3番吉澤選手も同じような軌道を描き、2者連続となるホームランで6-0と大阪桐蔭が大量リード体制に入ります。

ソロホームランの吉澤選手
ソロホームランの吉澤選手

堺東は直後の3回表。
この回先頭の7番・背番号4番の選手がセンター前ヒットを放ち出塁すると、続く打者の打席でパスボールの間に2塁へ進塁。
1死後、9番・背番号8の選手がレフト前ヒットを放ち1死13塁とし、さらにファーストランナーが盗塁。
1死23塁と反撃のチャンスを作ります。
ここで1番・背番号9の選手がレフトへ飛球。犠牲フライには十分かと思いましたが、サードランナーがホームでタッチアウトとなり、堺東、反撃のチャンスを生かすことができません。

ホームクロスプレーも堺東得点ならず!
ホームクロスプレーも堺東得点ならず!

3回裏から、堺東は背番号10の右腕投手へ継投します。

堺東2番手の背番号10の右腕投手
堺東2番手の背番号10の右腕投手

しかしこの回先頭の6番・捕手、栗林選手がレフト前ヒットを放ち、大阪桐蔭がまたもチャンスを作ると、盗塁と8番・森選手のセンター前ヒットで1死13塁とすると9番・ピッチャー徳山選手がセンター前へ弾き返し7-0とリードを広げます。

7点目タイムリーヒットの徳山選手
7点目タイムリーヒットの徳山選手

なお1死13塁から1番・中山選手がレフトへの犠牲フライで8-0とします。

大阪桐蔭8点目のホームイン
大阪桐蔭森選手が8点目のホームイン

さらに続く永廣選手のレフト前ヒットで2死23塁とすると、3番吉澤選手がレフト前ヒットを放ち9-0とさらに大阪桐蔭がリードを広げます。

9点目タイムリーヒットの吉澤選手
9点目タイムリーヒットの吉澤選手

4回裏から堺東は背番号11の左腕投手へ継投します。

堺東3番手の背番号11左腕投手
堺東3番手の背番号11左腕投手

6番栗林選手の打席で松山選手を代打に送ると、レフト前ヒット。
さらに続く7番岩本久選手の打席で盗塁を決めると、岩本選手の放ったファーストへの飛球はセカンドと交錯してしまい落球。
無死12塁と大阪桐蔭がさらにチャンスを広げます。

この後無死満塁から9番の徳山選手がセンターへ犠牲フライを放ち10-0とさらにリードを広げます。

大阪桐蔭松山選手が10点目のホームイン
大阪桐蔭松山選手が10点目のホームイン

さらに1死13塁から1番・中山選手がライト前タイムリーヒットで11-0とリードを広げます。

タイムリーヒットの中山選手
タイムリーヒットの中山選手

さらに2死後、3番吉澤選手が走者一掃のセンターオーバーのタイムリー2塁打で13-0とリードを広げ、5回表の堺東の攻撃を迎えます。

2点タイムリーヒットの吉澤選手
2点タイムリーヒットの吉澤選手

大阪桐蔭が13-0と大量リードした5回表、徳山投手から背番号18の辰巳投手へ継投。
徳山投手は4回を投げて被安打2、奪三振5、与四死球0、無失点という内容でした。

大阪桐蔭2番手の辰巳投手
大阪桐蔭2番手の辰巳投手

簡単に2死を取った後、8番背番号6の選手が四球で出塁すると、9番背番号8の選手にはセンター前ヒットを浴び、2死12塁と堺東意地を見せます。

しかし反撃もここまで。
最後は1番背番号9の選手が空振三振に倒れ13-0で5回コールドゲームが成立しました。

堺東背番号9の選手が空振り三振でゲームセット
堺東背番号9の選手が空振り三振でゲームセット

まずはセンバツから「復帰」初戦を快勝でスタートした大阪桐蔭。
「らしさ」が十分に発揮できた「大型チーム」らしい内容だったと思います。

吉澤選手はサイクル安打を達成。
6打点を稼ぐ大活躍でした。

夏にはここに、高山投手らセンバツの主力組みに、話題の1年生選手も何名かはきっと入ってくるのでしょう。
より厚みを増し、夏の頂点を目指した戦いが「静かに」始まったという印象でした。

大阪桐蔭には求めるレベルも高くなりますから、近畿で智弁や、平安など近畿他府県の強豪チームとの試合をぜひ観たいと思っています。

一方の堺東。

この試合は一方的な内容になってしまいました。

しかし総合力は高そうなチーム。
「大阪桐蔭でなければ」どんな試合をしたのか関心が高いチームです。

現時点での「全国レベル」のチームとの総合力の差が残念ながらはっきり出てしまいましたが、まだ夏まで残された時間があります。台風の目になれる力はあるチームだと思いますので、今後も注目してみていきたいと思います。

試合終了後の選手整列
試合終了後の選手整列

堺東
000 00=0
333 4x=13
大阪桐蔭

堺 背番号1、10、11ー背番号5
大 徳山、辰巳ー栗林、岩本久

堺H3 E1
大H14 E1

本塁打
大 永廣(2)、吉澤(1)

[ 決勝 ] 大阪桐蔭 VS 滋賀学園

2015年11月1日、秋季近畿大会決勝

皇子山球場

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

大阪桐蔭

6 中山
4 永廣
5 吉澤
7 三井
3 古寺
9 越智
8 川中
2 栗林
1 高山

滋賀学園

9 徳留
4 井川
2 後藤
3 馬越
5 松岡
8 西村
7 山口
6 小浜
1 神村

いよいよ近畿の頂点を争う一戦。
まず守る滋賀学園の先発は1年生エース右腕の神村投手。

滋賀学園エース右腕の神村投手
滋賀学園エース右腕の神村投手

1回表の大阪桐蔭は先頭の中山選手が死球で出塁。
2死後、盗塁を成功させ、さらに後藤選手の送球が外野に逸れている間に3塁へ進みますが、4番三井選手がサードへのファールフライに倒れ無得点に終わります。

対する大阪桐蔭の先発はエース左腕の高山投手。

大阪桐蔭の左腕エース高山投手
大阪桐蔭の左腕エース高山投手

1回裏の滋賀学園。
先頭の徳留選手が初球をライト前へ運び無死1塁のチャンスを作ります。
続く井川選手が犠打で送ったあと、3番の後藤選手がライト前ヒットで1死13塁とチャンスを広げ、主砲の馬越選手を迎えます。

頭上でバットを回す姿が印象的な馬越選手
頭上でバットを回す姿が印象的な馬越選手

しかしここはセカンドゴロ。
併殺打かと思われましたが、二塁への送球が逸れてしまい徳留選手が先制のホームを踏みます。

先制のホームを踏んだ徳留選手(背番号9)
先制のホームを踏んだ徳留選手(背番号9)

1点を先制した滋賀学園は2回裏も、1死から7番の山口選手、続く小浜選手が連打で1死12塁とチャンスを作りますが、神村選手が投手ゴロに倒れ無得点に終わります。

序盤、試合のペースを握った滋賀学園は、4回裏先頭の4番、馬越選手からの攻撃。

ライト線へ2塁打を放った瞬間
ライト線へ2塁打を放った瞬間

上手く外角のボールを逆らわずに右方向へ。
ライト線を破る2塁打となります。

2塁へスライディングする馬越選手
2塁へスライディングする馬越選手
2塁塁上の馬越選手
2塁塁上の馬越選手

続く松岡選手が三振に倒れますが、6番の西村選手の投手前への犠打が内野安打となり、さらに盗塁も決め1死23塁と絶好の追加点のチャンス。

しかしここは大阪桐蔭の高山投手が、山口選手、小浜選手をそれぞれゴロアウトに抑え、滋賀学園追加点を奪うことができません。

4回を終えてまだ無安打の大阪桐蔭は、5回表の攻撃。
5番の古寺選手からの攻撃ですが、センターオーバーの3塁打。
チーム初安打がいきなり同点のチャンスとなります。

3塁打の古寺選手(右端)
3塁打の古寺選手(右端)

この後、越智選手は三振に倒れますが、7番川中選手が四球で1死13塁となり、8番の栗林選手を迎えます。
栗林選手はショートゴロに終わりますが、アウトカウントを間違えていたのか、なぜか滋賀学園の小浜選手はファーストへ送球。

この間に古寺選手がホームインし1-1の同点に追いつきます。

ホームインしベンチに戻る古寺選手(背番号3)
ホームインしベンチに戻る古寺選手(背番号3)

同点に追いつかれた直後の滋賀学園。
5回裏は2死から2番の井川選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く後藤選手もショート強襲安打で2死12塁のチャンスを作りますが、4番馬越選手がセカンドゴロに倒れ無得点に終わります。

5回を終えて、滋賀学園が8安打を放ち、勝ち越しのチャンスをたびたび迎えるも、土俵際で大阪桐蔭の高山投手が踏ん張るといった展開になります。

グラウンド整備明けの6回表、大阪桐蔭は先頭の1番中山選手が四球で出塁。
1死後、3番の吉澤選手がレフト前ヒットで1死13塁と勝ち越しのチャンスを作りますが、三井選手がショートゴロ併殺打に倒れ無得点に終わります。

大阪桐蔭の主砲三井選手
大阪桐蔭の主砲三井選手

試合はこのまま9回表の大阪桐蔭の攻撃を迎えます。
ここまで滋賀学園の神村投手の前に2安打に抑えられていた桐蔭打線は、先頭の2番永廣選手がレフト前ヒットで出塁すると、続く吉澤選手の右中間への当たりで、一気に永廣選手がホームインし1点を勝ち越します。

勝ち越しタイムリーヒットの吉澤選手
勝ち越しタイムリーヒットの吉澤選手

さらに4番三井選手が犠打で1死3塁とすると、この試合チーム初安打を放っていた5番の古寺選手がセンターへ犠牲フライを放ち、3-1とリードを広げます。

吉澤選手が3点目のホームイン
吉澤選手が3点目のホームイン

2点差を追う展開になった9回裏の滋賀学園。
先頭の7番山口選手が四球で出塁すると、1死の後、9番神村選手の代打に背番号11の武井選手が打席に。
死球で1死12塁となります。
さらに、1番の徳留選手がレフト前にヒットで1死満塁となります。

続く2番井川選手のレフト線への飛球が犠牲フライになり、滋賀学園2-3と1点差に追い上げます。

ホームインした山口選手
ホームインした山口選手

最後まで強豪大阪桐蔭相手に食い下がる滋賀学園ですが、続く3番後藤選手がフルカウントまで粘りますが、最後は空振り三振。

大阪桐蔭が12年ぶり2度目の優勝を果たしました。

優勝直後の高山投手(帽子を脱いでいる中央の選手)
優勝直後の高山投手(帽子を脱いでいる中央の選手)
近畿大会4度目の校歌を歌う大阪桐蔭ナイン
近畿大会4度目の校歌を歌う大阪桐蔭ナイン
優勝インタビューを受ける西谷監督
優勝インタビューを受ける西谷監督

優勝した大阪桐蔭。
優勝した瞬間の高山投手のマウンドでの小さなガッツポーズがこの試合の厳しさを物語っていました。

この大会通じ、感じたのは近畿屈指の強打線を持ちながら、あと一本が出ないもどかしさ。
この試合も神村投手を捕まえられそうで、最後までその術中に抑えられてしまった印象を受けました。

しかし、最後には力ずくで勝利をもぎとった印象。
これが大阪桐蔭らしいといえばらしい勝利でした。

次は明治神宮大会で関東大会の覇者との対戦。
一帯、今年の近畿勢が、全国の強豪相手にどんな試合をしてくれるのか非常に楽しみです。

一方敗れた滋賀学園。
前半にあと一本が欲しい試合でした。

しかしここまでの健闘はお見事。
1回戦で、大阪桐蔭を直接対決で倒し、大阪1位で近畿大会に乗り込んできた大商大堺戦で投打に圧倒して勝利し、高校野球ファンを驚かせてくれた後、報徳学園、龍谷大平安といった近畿を代表する強豪チームを倒しての準優勝は見事の一言。

この活躍でセンバツはノーマークとはいかないと思いますし、厳しい戦いになるかもしれませんが、センバツでも神村投手を中心にしっかりと守り上位進出を目指して欲しいと思います。

滋賀県勢初の秋季近畿大会優勝はおあずけとなりましたが、この秋の滋賀学園の旋風はしっかりと記憶に残りました。

大阪桐蔭
000 010 002=3
100 000 001=2
滋賀学園

桐 高山 ー 栗林
滋 神村 ー 後藤

桐 H4 E1
滋 H11 E1

[ 準決勝 ] 大阪桐蔭 VS 明石商業

2015年10月31日、秋季近畿大会準決勝

皇子山球場

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

明石商業(兵庫1位)

6 大西
8 藤原
9 橋本
3 小西
2 藤井
4 松下
7 軽部
1 吉高
5 杤谷

大阪桐蔭(大阪2位)

6 中山
4 永廣
5 吉澤
7 三井
3 古寺
8 川中
9 越智
2 栗林
1 岩本悠

勝てば兵庫勢3年ぶりの決勝進出となる明石商業と、6年ぶりの決勝進出、さらに12年ぶりの秋季近畿大会の優勝を目指す大阪桐蔭の一戦。

まず守る大阪桐蔭はこの近畿大会初めて、エース高山投手でなく背番号10の左腕・岩本悠生投手が先発します。

大阪桐蔭先発の岩本悠生投手
大阪桐蔭先発の岩本悠生投手

目測ですがストレートの速さは高山投手ほどではありませんが、変化球の制球のいい岩本投手。

1回表の明石商業の攻撃を3人で抑え、上々の立ち上がりを見せます。

対する明石商業はエース右腕の吉高投手。

明石商業エースの吉高投手
明石商業エースの吉高投手

1回裏の大阪桐蔭。
先頭の中山選手がストレートの四球で出塁すると、続く永廣選手のサードゴロを三塁の杤谷選手が弾いてしまい、無死13塁と大きなチャンスを作ります。

吉澤選手がファーストへのファールフライで倒れたあと、4番三井選手の打席でパスボールがあり大阪桐蔭がまず1点を先制します。

中山選手が先制のホームイン
中山選手が先制のホームイン

さらに無死3塁から三井選手が右中間にタイムリー2塁打を放ち、2-0とリードを広げます。

タイムリー2塁打の三井選手
タイムリー2塁打の三井選手

さらに5番古寺選手が四球を選び、続く川中選手の犠打が捕手野選(サードへ送球)となり1死満塁とすると、7番越智選手のレフト前タイムリーヒットでセカンドの古寺選手もホームに戻り4-0と大阪桐蔭がリードを広げます。

2点タイムリーヒットの越智選手
2点タイムリーヒットの越智選手

さらに1死12塁から、8番栗林選手もレフト前にタイムリーヒット。
5-0といきなり大阪桐蔭が大量リードの体勢に入ります。

タイムリーヒットの栗林選手
タイムリーヒットの栗林選手

この回、さらに2死23塁とチャンスが続きますが、なんとか吉高選手が踏ん張り5点で大阪桐蔭の攻撃を凌ぎます。

2回裏の大阪桐蔭は先頭の2番永廣選手がライト前ヒットで出塁すると、2死後、5番の古寺選手がレフト前ヒットで2死12塁と追加点のチャンスを作りますが、ここは無得点に終わります。

直後の3回表の明石商業。
1死から8番吉高選手が死球でこの試合、初めて明石商業がランナーを出します。
さらに犠打で2死2塁としますが、1番の大西選手がセカンドフライに倒れ無得点に終わります。

4回表の2死までノーヒットの明石商業は、2死から4番の小西選手が四球で出塁すると5番藤井選手がライト前にチーム初安打を記録しますが、得点をあげることはできません。

チーム初安打の藤井選手(1塁塁上)
チーム初安打の藤井選手(1塁塁上)

直後の4回裏の大阪桐蔭。
先頭の2番永廣選手が四球で出塁すると、吉澤選手がレフト前ヒットで無死12塁とします。
すると4番三井選手がなんと送りバント。
これを成功させ1死23塁と追加点のチャンスを拡大させると5番古寺選手が四球で満塁と攻めます。

しかしここで、吉高投手が踏ん張り、川中選手を空振り三振、越智選手をセカンドゴロに打ち取り、大阪桐蔭は無得点に終わります。

5回表の明石商業。
先頭の7番軽部選手が四球で出塁すると、吉高選手が送り、9番杤谷選手がレフト前にヒットで1死13塁のチャンス。
ここで1番大西選手がスクイズを試みますが、軽部選手がホームでタッチアウトとなり、この回のチャンスで得点をあげることができません。

軽部選手はホームでタッチアウト
軽部選手はホームでタッチアウト

大阪桐蔭の岩本悠生投手は、この後代打を送られ、5回で降板しますが被安打2、4奪三振の3与四死球と兵庫チャンピオンの明石商業相手に上々の内容で近畿大会初登板を終えます。

グラウンド整備明け、6回表から大阪桐蔭は背番号11の1年生右腕、香川投手がマウンドへあがります。

大阪桐蔭2番手の香川投手
大阪桐蔭2番手の香川投手

まず先頭の橋本選手がレフト前にヒットで出塁するも、続く4番小西選手がショートゴロ併殺打で2死走者無しとなります。
しかし5番の藤井選手が四球で出塁すると、6番松下選手がレフト前ヒットで2死12塁とチャンスを広げます。

ここで7番軽部選手がレフト前へタイムリーヒットを放ち1-5と明石商業がまず1点を返します。

藤井選手がホームイン
藤井選手がホームイン
タイムリーヒットの軽部選手
タイムリーヒットの軽部選手

さらに続く8番吉高選手がセンターオーバーの走者一掃のタイムリー3塁打を放ち3-5と2点差まで追い上げます。

軽部選手が3点目のホームイン
軽部選手が3点目のホームイン
タイムリー3塁打の吉高選手
タイムリー3塁打の吉高選手

直後の6回裏の大阪桐蔭は、1死から3番吉澤選手がセンター前にヒットで出塁すると、三井選手、2死から6番の川中選手が四球を選び2死満塁と攻めますが7番の越智選手が空振りの三振に倒れ無得点に終わります。

大阪桐蔭は7回表からエース左腕の高山投手が3番手のマウンドにあがります。

大阪桐蔭エースの高山投手
大阪桐蔭エースの高山投手

7回表の明石商業は先頭の1番、大西選手がセンター前にヒットで出塁すると、犠打などで2死3塁と攻めますが4番小西選手が倒れ無得点に終わります。

その裏の大阪桐蔭は1死から、9番高山選手がレフト前ヒットで出塁すると、1番中山選手、2番永廣選手がライト前にそれぞれ連打で1死満塁としますが、ここで3番吉澤選手がショートゴロ併殺打に倒れ、初回以降で3回目の満塁のチャンスをまたも得点に結びつけることができません。

このまま9回表の明石商業の攻撃を迎えますが、先頭の8番吉高選手が四球で出塁するも、2死2塁となり、最後2番の藤原選手への代打背番号4の高島選手が空振り三振に倒れゲームセット。

終盤苦しみましたが大阪桐蔭が5-3で勝って準優勝に終わった2009年以来3度目の決勝進出を果たしました。

あと一勝で2003年以来12年ぶり2度目の秋季近畿大会優勝がかかる大阪桐蔭ですが、この試合、1回表以降はチャンスであと1本が出ない、逆に明石商業に詰め寄られる苦しい展開となりました。

先発の岩本悠生投手は初めて観ましたが、ストレートの速さはさほど速しわけではありませんが、変化球とのコンビネーションがよく前半、明石商業打線を完全に封じこめました。

一方の打線ですが、今大会、近江兄弟社戦智辯学園戦に続く観戦でしたが、確かに強力打線なのですが、ややつながりが悪いといいますか、もっと楽な展開になるのではないかと思う、どこかもどかしい印象を持っています。

もちろん、それはセンバツで恐らく優勝候補として扱われるであろうチームですから、求めるレベルが相当高いことによります。
ですから、さすが大阪桐蔭と先に言うべきであることは重々承知の上で、何か物足りなさを感じてしまうこの秋季大会。

しかし、それで決勝進出を果たしてくるのですから、やはりさすがは全国大会で常に優勝候補に上がる超強豪チーム。
なぜか秋季近畿大会はまだ1度しか優勝をしていませんが、2度目の優勝なるかどうか?

一方敗れた明石商業。
福知山成美戦以来の観戦でしたが、吉高投手、1回表が「勿体無い」試合展開となりました。

その後の大阪桐蔭の攻撃は、土俵際で踏ん張り、最後まで追加点を許さなかっただけに「スミ5」が悔やまれます。

しかし、そんな展開でも諦めず最後、大阪桐蔭のエース高山投手を「引きずり出した」ことは立派。
この終盤の粘りで、兵庫勢は報徳学園もセンバツの有力候補になっていると思いますが、初の甲子園出場を確実にしたと思います。

甲子園で優勝を争うチームとの「差」も経験できたことは大きな収穫だったと思います。
吉高投手は甲子園でも注目の投手に挙がると思いますが、チーム一丸となって、さらにスケールアップしてセンバツ上位進出を果たして欲しいと思います。

明石商業
000 003 000=3
500 000 00x=5
大阪桐蔭

明 吉高 ー 藤井
桐 岩本悠、香川、高山 ー 栗林

明 H7 E2
桐 H12 E1

大阪桐蔭 VS 智辯学園

2015年10月25日、秋季近畿大会準々決勝

皇子山球場

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

智辯学園(奈良1位)

6 太田
4 納
1 村上
5 大橋
7 福元
3 高橋
9 扇田
8 青木
2 石田

大阪桐蔭(大阪2位)

6 中山
4 永廣
5 吉澤
7 三井
3 古寺
8 川中
9 越智
2 栗林
1 高山

まず守る大阪桐蔭の先発はエース左腕の高山投手。

大阪桐蔭の先発高山投手
大阪桐蔭の先発高山投手

1回表の智辯、1死後から2番納選手が四球で出塁。
2死後、二盗でチャンスを広げますが4番大橋選手がライトフライに倒れ無得点に終わります。

対する智辯もエースの村上投手が先発。

智辯エースの村上投手
智辯エースの村上投手

1回裏の大阪桐蔭は1死から2番永廣がセンター前ヒットで出塁。
2死から二盗と4番三井選手の四球で12塁とチャンスを拡大させると、智辯の石田捕手からのセカンドへの牽制が悪送球になり13塁となります。

ここで5番古寺選手のショートへのライナーが強襲安打となりまず1点を先制します。

永廣選手が先制のホームイン
永廣選手が先制のホームイン
先制タイムリーヒットの古寺選手
先制タイムリーヒットの古寺選手

この後、川中選手が四球を選びさらに2死満塁としますが、ここは1点に終わります。

大阪桐蔭は3回裏。
2死ランナー無しから5番古寺選手のレフト前ヒットでランナーを出すと、続く川中選手も連打で続き、続く越智選手のライト前ヒットで1点を追加します。

タイムリーヒットの越智選手
タイムリーヒットの越智選手

さらに栗林選手の死球で2死満塁となると、9番高山選手が押し出しの四球を選び3-0とリードを広げます。

越智選手が3点目のホームイン
越智選手が3点目のホームイン

さらに1番中山選手がレフト前ヒットで2点を追加し5-0とリードを広げます。

2点タイムリーヒットの中山選手
2点タイムリーヒットの中山選手

この後さらに永廣選手のライトフライが敵失をうみ7-0と大量リードとなります。

一方の智辯学園は5回を終えて1安打、7奪三振を奪われ一方的な展開になってしまいます。

しかしグラウンド整備明けの6回表。
先頭の9番石田選手への代打岡澤選手が死球で出塁すると、1死後2番納選手が四球で1死12塁とチャンスを作ります。

2死となった後、4番大橋選手がさらに四球を選び満塁とすると、5番福元選手のレフト前タイムリーヒットで2点を返します。

福元選手が2点タイムリーヒット
福元選手が2点タイムリーヒット

しかしその直後の大阪桐蔭は、3番吉澤選手のセンター前ヒット、4番三井選手のライトオーバーの2塁打で無死23塁のチャンスを作ります。

ここで先制タイムリーを放った古寺選手がレフト前に2点タイムリーを放ち、再び9-2と7点差のリードを広げます。

吉澤選手がまず8点目のホームイン
吉澤選手がまず8点目のホームイン
2点タイムリーヒットの古寺選手
2点タイムリーヒットの古寺選手

9-2と7点差で迎えた7回表の智辯学園。
この回、1点でもあげないとコールドゲームが成立する場面で、途中出場の中村選手がサードへの内野安打で出塁すると、続く8番青木選手の捕手ゴロで1死2塁となります。

ここで9番岡澤選手が右中間を破る2塁打で1点を返します。

タイムリー2塁打の岡澤選手
タイムリー2塁打の岡澤選手

続く太田選手のレフト前ヒットで13塁とすると、2番、納選手のヒットで4-9と5点差までその差を縮めます。

タイムリーヒットの納選手
タイムリーヒットの納選手

この後、さらに2死から大橋選手の四球で満塁となりますが、5番福元選手がセンターフライに倒れ、この回の反撃は2点に終わります。

8回表にも中村選手の2塁打などでチャンを作った智辯学園ですが、反撃はここまで。

9-4で大阪桐蔭が勝ちベスト4へ進出。
大阪桐蔭は2年連続のセンバツ出場をほぼ当確させました。

初戦の近江兄弟社戦に続いての大差勝利となった大阪桐蔭。
力ずくで勝負を決めてしまう強さはさすがの一言。

しかし勝ちゲームの中、やや気になったのはエースの高山投手。
5回までは被安打1、奪三振7と完璧な内容でしたが、後半は奪三振も2つ。
連打を浴びてコールド勝ちを逃す結果となりました。

力のある智辯学園が相手ですので、ある程度仕方がないという点。
また序盤で大量リードになってしまったため、緊張感が続かなかったなどもあるかと思いますが、準決勝以降の課題でもあるように思えました。

もちろん、「天下の大阪桐蔭」だけに見る目が厳しくなってしまうだけで、他のチームであれば、本日の試合もナイスゲームの一言ですが・・・

対する智辯学園。
なんとかコールド負けを逃れたのは、センバツの選考では大きな意味を持つと思います。

序盤で大量失点になった村上投手でしたが、ベンチも控え投手をブルペンに向わせず、村上投手への信頼が厚いことが伝わる内容でした。

打線も中盤以降は見せ場を作り、特にコールドゲーム成立がかかった7回表の攻撃は見事。
スタンドの名物「ジョックロック」が秋の皇子山を沸かせてくれました。

センバツはほぼ当確と思いますが、本日の反省をいかし来春、さらに強くなった智辯学園をまた観戦したいと思います。

智辯学園
000 002 200=4
106 002 00x=9
大阪桐蔭

智 村上 ー 石田、岡澤
桐 高山 ー 栗林

智 H8 E2
桐 H13 E0

大阪桐蔭 VS 近江兄弟社

2015年10月18日、秋季近畿大会1回戦

皇子山球場

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

近江兄弟社(滋賀2位)

9 西田
5 松原
2 安食
1 阪部
3 上田
6 森田
8 辻
7 伊藤
4 森澤

大阪桐蔭(大阪2位)

6 中山
4 永廣
5 吉澤
7 三井
3 古寺
8 川中
9 越智
2 栗林
1 高山

まず守る大阪桐蔭の先発はエース左腕の高山投手。

大阪桐蔭エースの高山投手
大阪桐蔭エースの高山投手

1回表の近江兄弟社は1死から、2番松原選手がレフト前ヒットで出塁しますが、安食選手がショートゴロ併殺打で無得点に終わります。

対する近江兄弟社もエース右腕の阪部投手が先発します。

近江兄弟社のエース阪部投手
近江兄弟社のエース阪部投手

1回裏の大阪桐蔭は、先頭の中山選手が四球で出塁しますが、後続が断たれて無得点に終わります。

直後の2回表の近江兄弟社。
1死後、5番の上田選手が左中間を破る2塁打で出塁します。

2塁打の上田選手
2塁打の上田選手

さらに連続四死球で1死満塁のビッグチャンスを作ると、8番伊藤選手がスリーバントスクイズを成功させ、1点を先制します。

近江兄弟社が先制した場面
近江兄弟社が先制した場面

なお1死満塁と近江兄弟社がチャンスを作りますが、ここは大阪桐蔭の高山投手が2者連続三振でピンチを脱します。

大阪桐蔭は直後の2回裏に反撃します。
この回先頭の5番古寺選手が四球で出塁すると、続く川中選手がライト線へ2塁打で無死23塁のチャンスを作ります。
さらに越智選手が四球を選び無死満塁で、8番栗林選手がレフト線へ2塁打を放ち、2-1と逆転に成功します。

大阪桐蔭逆転の場面
大阪桐蔭逆転の場面
逆転タイムリーヒットの栗林選手
逆転タイムリーヒットの栗林選手

さらに9番高山選手がライト線に2塁打を放ち、4-1と大阪桐蔭がリードを広げます。

2点タイムリーの高山選手
2点タイムリーの高山選手

すかさず近江兄弟社は背番号11の松田投手に継投します。
阪部投手はファーストの守備位置に入ります。

近江兄弟社2番手の松田投手
近江兄弟社2番手の松田投手

しかし、代わった矢先、永廣選手が犠牲フライで1点を追加し、なお1死3塁。
続く3番吉澤選手がレフト線へ2塁打を放ちこの回、一気に6点をあげ大阪桐蔭が6-1と大きく序盤からリードする展開となります。

タイムリー2塁打の吉澤選手
タイムリー2塁打の吉澤選手

大阪桐蔭は続く3回裏も、先頭の6番川中選手がセンター前ヒットで出塁。続く越智選手が四球を選び、無死12塁と追加点のチャンス。
栗林選手が送ると、9番高山選手のセカンドゴロの間にさらに1点を追加し、7-1とリードを広げます。

大阪桐蔭7点目のホームイン
大阪桐蔭7点目のホームイン

なおランナーを3塁に残し、1番中山選手のセンター前タイムリーで8点目を奪います。

タイムリーヒットの中山選手
タイムリーヒットの中山選手

完全に勢いづいた大阪桐蔭打線は、続く2番永廣選手がレフトオーバーの2塁打でさらに1点を奪います。

タイムリー2塁打の永廣選手
タイムリー2塁打の永廣選手

止まらない大阪桐蔭。
続く3番吉澤選手にもレフト前タイムリーが生まれ、10-1とリードをさらに広げます。

大阪桐蔭10点目のホームイン
大阪桐蔭10点目のホームイン

ここで近江兄弟社は先発した阪部投手が再びマウンドへ。

しかし2死12塁となって、5番古寺選手がセンター前ヒットで1点を追加。
ついにこの試合10点差の試合展開となりました。

結局、4回表の近江兄弟社は三者連続三振に取られるなど、終わってみては5回で8奪三振を奪われ、大会規定により11-1で大阪桐蔭が勝利しました。

大阪桐蔭、高山投手は立ち上がりこそやや不安定な顔を覗かせましたが、終わってみれば見事な内容でした。

打線も相変わらずの破壊力で、滋賀2位の近江兄弟社を圧倒。
センバツ出場へ一歩前進しました。

対する近江兄弟社。
上手く1回を乗り切ったと思いましたが、さすが全国クラスのチーム相手に一気に飲み込まれてしまった印象。

しかし大阪桐蔭という掛け値なしの強豪と戦ったことで、より一掃全国を意識することも出来たと思います。

滋賀学園がすでにベスト8入りを決めているだけに、これでセンバツは厳しくなりましたが、春以降より一掃スケールアップして夏の甲子園を目指して欲しいです。

近江兄弟社
010 00=1
065 0x=11
大阪桐蔭

近 阪部、松田、阪部 ー 安食
大 高山 ー 栗林

近 H2 E0
大 H10 E0

大阪桐蔭 VS 東海大菅生

2015年3月21日、1回戦

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

大阪桐蔭
5 中山
4 永廣
6 福田
8 青柳
9 藤井
2 谷口
7 原田
3 吉澤
1 田中

東海大菅生
6 江藤
8 小川
1 勝俣
5 伊藤
7 本橋
3 馬場
9 小磯
2 齋藤
4 落合

昨秋大阪チャンピオンというより、昨夏全国チャンピオンの大阪桐蔭と、秋季東京チャンピオンで勝俣君というスターを擁する東海大菅生の一回戦注目の好カード!

初回から140キロ超えの速球を投げ込む噂の勝俣君。
しかし、この勝俣君に初回からキバをむく大阪桐蔭打線は、藤井くんのややつまりぎみのレフト前タイムリーで先制!
さらに押し出しで初回2点を先制します。

対する田中投手はほとんど130キロにも満たないストレートですが、キレよく菅生打線を抑えていきます。

3回表の大阪桐蔭。
4番打者の青柳くんが四球、盗塁で無死2塁!
ここで福田くんがレフトオーバーのタイムリー3塁打!桐蔭打線はまだ止まらず7番原田くんがセンターオーバーのタイムリー3塁打で4-0!なお1死3塁!!
ここで吉澤くんがレフト線へタイムリー2塁打!3回終わり一気に、5-0と大阪桐蔭が大量リードします。

続く4回表も永廣くん、青柳くんの2塁打で1点追加し6点差つけたところで、注目の勝俣投手はKO。
2番手に山口君がマウンドへあがります。

それでも止まらず5回には永廣くんのセンターオーバーのタイムリー3塁打で2点を追加します。

対する東海大菅生は5回終わってわずか1安打。
完全に田中投手のキレのある投球に押さえ込まれます。

勝俣選手も野手に代わってからも自慢のバッティングで貢献しますが、得点には結びつきません。

9回裏も勝俣君、代打澤田君のヒットで2死12塁とするも、無得点。
結局8-0で大阪桐蔭の強さが際立ったゲームになりました。

大阪桐蔭は藤浪、森のような看板選手は今のところいませんが、それでも全員がハイレベルなチーム。
夏春連覇に向けて好発進です!

東海大菅生は一度生観戦したいチームでしたが、非常に強いチームだと思います。
この試合に関して言えば、大阪桐蔭が強すぎましたね・・・
夏さらに逞しくなって甲子園に戻ってきて欲しいチームです!

桐蔭 203 120 000=8
菅生 000 000 000=0

天理 VS 大阪桐蔭

2014年10月25日、秋季近畿大会準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

★近畿大会は選手別の写真を撮り損ねていました・・・

天理
8 船曳
7 齋藤
6 貞光
3 坂口
9 富木
5 川崎
4 前久保
1 森浦
2 堤田

大阪桐蔭
5 中山
4 永廣
6 福田
8 青柳
9 藤井
3 吉澤
7 濱田
2 谷口
1 田中

tenri

 

近畿大会準々決勝最後の試合。
ここまで立命館宇治、奈良大附、龍谷大平安がベスト4でセンバツをほぼ当確させています。
準決勝進出最後の1チームはどちらか?
優勝候補とも言われる両雄の激突になりました。

1回表、天理は船曳君の大飛球がありましたが三者凡退に終わります。

2回裏、大阪桐蔭は1死13塁のチャンスをつかみますが無得点。

3回表は天理が2死2塁のチャンスも無得点。
その裏の桐蔭は1番打者の中山君が大飛球を放ちますがいずれも無得点に終わり、序盤を終了し0-0と両雄譲りません。

4回表、天理は貞光君の2塁打をきっかけにチャンスを作り、川崎君のレフト前タイムリーで2点を先制。
天理2-0大阪桐蔭と天理が主導権を握ります。

5回裏には大阪桐蔭が永廣君のタイムリー2塁打で1点を返し、天理2-1大阪桐蔭で前半5回を終了。

しかし、この試合は前々日が仕事で会社泊まり・・・
二日続けの観戦疲れがドッときたため、無念の観戦中断となりました。

この後両チーム1点を追加しあいゲーム終了となり、天理がベスト4でセンバツをほぼ当確とさせました。

大阪桐蔭もほぼセンバツ当確と思いますが、両者甲子園でも上位を争える実力を持っていると思います。

天理 000 201 000=3
桐蔭 000 010 001=2

大阪桐蔭 VS 日高中津

2014年10月25日、秋季近畿大会1回戦

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

★近畿大会は選手別の写真を撮り損ねていました・・・

日高中津
7 増田
9 庄司
6 仲
5 岡崎
3 北村
8 早田
4 西出
2 中原
1 栗栖

大阪桐蔭
5 中山
4 永廣
6 福田
8 青柳
9 藤井
7 濱田
3 原田
2 谷口
1 田中

2014年夏の甲子園優勝チーム大阪桐蔭が近畿大会に登場。
相手は甲子園経験もある和歌山の日高中津

toin

1回裏、大阪桐蔭の先頭中山君の2塁打、福田君の犠飛でまずは1点を先制。

夏の甲子園でも活躍した桐蔭田中君は上々の立ち上がり。
2回裏、大阪桐蔭は2死3塁で谷口君、またも中山君の2塁打などで一挙に4点先制。

3回裏からは日高中津は2番手の岩崎君に投手交代。
しかし桐蔭の攻撃はとまらず無死満塁のチャンス!
ここでも3点を追加し、すでに8-0と大量リード。

4回裏も大阪桐蔭主砲の青柳君のホームラン性のあたりはフェンス上段にあたるタイムリー2塁打などで2点を追加し10点差をつけます。

5回表も日高中津は無得点に終わり5回コールドで大阪桐蔭がベスト8進出!

ほぼセンバツ代表に当確でしょう。
大阪桐蔭の選手は体格もよく、さすが日本一のチームだなというオーラを持っていますね。

日高中津 000 00=0
大阪桐蔭 143 2x=10