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[ 準々決勝 ] 乙訓 VS 塔南

2016年10月2日、秋季京都大会準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

塔南

2 中澤
8 森下
3 藤林
7 陣野
9 粟津
6 川合
5 中川
1 大江
4 谷口

乙訓

9 吉田
8 横山
7 宮田
3 大宅
2 牧
5 池田
4 松本
1 川畑
6 大上

毎年京都大会の上位に入ってくる実力派の公立対決。
最近では昨年の夏(2015年)の準々決勝でも対決(その試合は乙訓が勝利)しています。

まず守る乙訓。
エース右腕の川畑投手が先発します。

乙訓エース川畑投手
乙訓エース川畑投手

1回表、塔南の攻撃は今夏にも出場していた中澤選手、 藤林選手が打席に立つも三者凡退に終わります。

新チームの観戦はこれが初めてになりましたが、塔南。
西原、築山投手という強力な二枚看板が引退。
エースナンバーを受け継いだのは大江投手。
2014年チームのエースだった大江投手の弟さんのようです。
(参考までに2014年春季大会の綾部戦の大江投手)

塔南エース右腕の大江投手
塔南エース右腕の大江投手

1回裏の乙訓。

2番・横山選手が四球で出塁するも、続く宮田選手がサードゴロ併殺打に終わり無得点に終わります。

2回表の塔南は先頭・4番の陣野選手がレフト前ヒットで出塁、犠打で1死2塁とチャンスを作りますが、後続続かず無得点に終わります。

2塁に進む塔南・陣野選手
2塁に進む塔南・陣野選手

続く3回表も塔南は1死から9番・谷口選手がライトへ打ち上げた打球を、乙訓・吉田選手がつまづいてしまい二塁打となりチャンスを作りますが、またも後続続かず無得点に終わります。

2塁へ進む谷口選手
2塁へ進む谷口選手

対する乙訓は3回2死までノーヒットに抑えられてきましたが、9番・ 大上選手がレフト前ヒットで出塁。

チーム初安打の大上選手
チーム初安打の大上選手

すかさず二盗、さらに送球がセンターにそれて2死3塁とし、吉田選手も四球で13塁となり、ここで大上選手がホームスチールを狙うもタッチアウト。
チャンスを生かすことができません。

ホームでタッチアウトになった瞬間
ホームでタッチアウトになった瞬間

このあと、両チーム投手が踏ん張り0-0のまま前半5回を終了します。

グラウンド整備後も変わらず0-0のまま試合が進みましたが、先制したのは7回裏の乙訓でした。

1死後、3番・宮田選手が四球で出塁。
続く大宅選手がライト前ヒットで1死13塁とすると、5番・牧選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち1点を先制します。

均衡破る牧選手の先制タイムリーヒット
均衡破る牧選手の先制タイムリーヒット
宮田選手が先制のホームイン
宮田選手が先制のホームイン

さらに池田選手が犠打で繋ぎ2死23塁とすると、7番・ 松本選手がセンター前へ2点タイムリーヒットを放ち3-0とリードします。

牧選手が3点目のホームイン
牧選手が3点目のホームイン
タイムリーヒット放ち自軍ベンチにガッツポーズの松本選手
タイムリーヒット放ち自軍ベンチにガッツポーズの松本選手

直後の8回表の塔南。

先頭7番・中川選手がセンター前ヒット、さらに乙訓の守備が乱れている間に2塁へ進みます。
続く大江選手が死球で繋ぐと、谷口選手が犠打を決め1死23塁とし、1番の中澤選手のセカンドゴロの間に中川選手がホームイン。
1-3と2点差に迫ります。

中川選手がホームイン
中川選手がホームイン

しかし塔南の反撃もここまで。
最終回の9回裏も三者凡退に終わり3-1で乙訓が勝ち、ベスト4に進出しました。

塔南代打の難波選手がライトフライで試合終了
塔南代打の難波選手がライトフライで試合終了

両チームとも、前チームにはプロ注目だった本格派の投手を擁していました。
この試合、まだ球威は夏のエース陣には及ばないものの、丁寧に投げぬき投手戦になりました。

勝った乙訓ですが、立命館宇治戦で見せた攻撃力は影を潜めました。
しかし、前半やや押し気味に試合を進めた塔南の攻撃を上手くかわしながら進むと、中盤からはやや乙訓ペースの展開に。

その中で掴んだワンチャンスに一気にたたみかけ、試合を決めた集中力は、このチーム、決して大型チームというわけではありませんが面白い存在になってきました。

一方敗れた塔南はこの試合が、新チーム初観戦。
前チームもブルペンで投げていた下級生の右腕がいましたが、それが大江投手でしょうか??

いずれにしても、ストレートはお兄さんの3年生時に比べると、やや物足らない感じがしましたが、この試合は少し球が走ってなかったのでしょうか。
またこちらに関しては春季大会を楽しみにしていたいと思います。

打線は完全に川畑投手に抑えられましたが前チームから、築山選手や、島野修選手などの体格のいい打者がいなくなり、まだ中心となる選手が固まりきっていないような印象を受けました。

と言っても、中澤選手、藤林選手、谷口選手と前チームから出場し、春季大会準優勝も経験した選手達もいるので、来春に向けてまた強い塔南の姿を見せて欲しいと思います。

塔南
000 000 010=1
000 000 30x=3
乙訓

塔 大江 - 中澤
乙 川畑 - 牧

塔 H4 E1
乙 H5 E1

【打撃成績】
塔南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
2 中澤 二飛 右飛 右飛 二ゴロ(1)
8 森下 三ゴロ 中飛 一強襲安打 遊ゴロ
3 藤林 右飛 内野ゴロ 二ゴロ併殺打 遊ゴロ
7 陣野 左前安打 一ゴロ 右飛 中飛
9 粟津 投前犠打 左飛 遊直
H 難波 右飛
6 川合 左飛 四球 遊飛
5 中川 二ゴロ 左飛 中前安打
1 大江 中飛 三振
(スリーバント失敗)
死球
4 谷口 右越二塁打 中飛 投前犠打

乙訓

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
9 吉田 二ゴロ 四球 中飛 中前安打
8 横山 四球 遊ゴロ 投飛 左飛
7 宮田 三ゴロ併殺打 二ゴロ 四球 二飛
3 大宅 三ゴロ 二飛 右前安打
2 牧 二ゴロ 一ゴロ 中前安打(1)
5 池田 一邪飛 三ゴロ 捕前犠打
4 松本 一ゴロ 三直 中前安打(2)
1 川畑 三ゴロ 遊ゴロ 三ゴロ
6 大上 左前安打
二盗
本盗死
中飛 中飛


【投手成績】

塔南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
大江 8 5 3 0 3 3

乙訓

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
川畑 9 4 2 1 1 1

[ 準決勝 ] 福知山成美 VS 塔南

2016年7月24日、第98回全国高等学校野球選手権京都大会準決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

塔南

6 深田
8 平塚
3 藤林
9 築山
5 波多野
7 尾崎
2 明河
1 西原
4 谷口

福知山成美

6 笹原
3 西浦
7 田井中
8 矢野
2 深尾
9 森下リ
5 立川
1 北野
4 北尾

1988年(第70回)大会以来、28年ぶりにベスト4に駒を進めてきた公立の塔南に、秋季大会準優勝で第95回大会以来3年ぶりの夏の甲子園を目指す福知山成美の実力校同士の戦いになった準決勝第一試合。

まず守る福知山成美は背番号10の北野投手が先発します。

福知山成美先発の北野投手
福知山成美先発の北野投手

1回表の塔南。
先頭の深田選手が四球で出塁すると、犠打で送り3番藤林選手のレフト前ヒットで1死13塁と先制のチャンスを作ります。

ネクストバッターズサークルの築山選手
ネクストバッターズサークルの築山選手

しかし、藤林選手の二盗死の後、築山選手が見逃三振に終わり、塔南先制のチャンスを生かすことができません。

代わってマウンドに上がるのは、今年のドラフト候補の呼び声もある、塔南エース西原投手。

塔南エースの西原投手
塔南エースの西原投手

1回裏の福知山成美。
先頭の笹原選手がレフト前、続く西浦選手がライト前へそれぞれ初球を弾き返し、無死12塁とチャンスを作ると、犠打で1死23塁とし、4番矢野選手のカウント1-1からのパスボールで、成美が1点を先制します。

笹原選手が先制のホームイン
笹原選手が先制のホームイン

さらに矢野選手がスクイズを決め、1回を終えて2-0と成美がリードする展開となります。

矢野選手のスクイズで2点目のホームを踏む西浦選手
矢野選手のスクイズで2点目のホームを踏む西浦選手

2点を追う3回表の塔南。
先頭の8番、西原選手がセンター前ヒットで出塁すると、犠打とパスボールで1死3塁の反撃のチャンスを作ります。

3塁へ進む西原選手
3塁へ進む西原選手

続く深田選手はレフトフライを放ちますが、西原選手はタッチアップせず、続く平塚選手もセカンドゴロに倒れ、塔南またもチャンスで無得点に終わります。

4回裏の福知山成美は、1死走者無しから、4番矢野選手がライト前ヒットで出塁すると、続く5番、深尾選手が右中間への本塁打を放ち、貴重な2点を追加し、4-0とリードを広げます。

ツーランホームランで生還した深尾選手(右から2人目)

ツーランホームランで生還した深尾選手(右から2人目)
盛り上がる福知山成美の3塁側ベンチ
盛り上がる福知山成美の3塁側ベンチ

塔南もランナーは出すものの、ホームが遠く6回表も2死走者なしから、4番・築山選手がレフト前ヒットから、二盗を成功させ得点圏にランナーを進めるも、5番波多野選手がショートゴロに倒れ、またも無得点に終わります。

チャンスでショートゴロに倒れた塔南・波多野選手
チャンスでショートゴロに倒れた塔南・波多野選手

すると福知山成美は、直後の7回裏にチャンスを迎えます。

2死走者無しから9番北尾選手が、ライト前ヒットで出塁すると、続く1番笹原選手もライト前ヒットでつなぎ、2死13塁とします。

3塁へ進む北尾選手
3塁へ進む北尾選手

この後、2番・西浦選手が四球で満塁としますが、田井中選手がキャッチャーゴロに倒れ、成美は追加点をあげることができません。

しかし8回裏も成美は、先頭4番の矢野選手がレフト前ヒットで出塁。
好走塁で2塁を陥れると、続く深尾選手はピッチャー前への犠打で1死3塁と、またも絶好のチャンスを作りますが、ここで期待の森下リスム選手以下が続けず、塔南・西原投手も意地を見せ、あと一本は許しません。

森下リズム選手
森下リズム選手

4-0のまま迎えた9回表の 塔南。

3番・藤林選手がレフト前ヒットでノーアウトで出塁すると、この試合はベンチスタートだった島野修輔選手が代走で起用されます。

ここで、成美は好投してきた北野投手に代え、エース右腕の川上投手へ継投します。

福知山成美、エース右腕の川上投手
福知山成美、エース右腕の川上投手

代わり端、築山選手はフェンス一杯の、センターへの大飛球を放つもフライアウトに倒れ、1死1塁。
5番の波多野選手は四球でつなぎ、続く6番尾崎選手は遊ゴロに倒れますが、併殺は成らず2死13塁と最後まで塔南も意地を見せます。

3塁へ進む塔南・島野修輔選手
3塁へ進む塔南・島野修輔選手

しかし塔南の反撃もここまで。
7番・明河選手がセンターフライに倒れ、4-0で福知山成美が3年ぶり8回目の決勝戦へ進出しました。

まずこの試合、感じたのは成美ベンチのムードのよさ。
井本監督も名将・田所監督からバトンを受け継がれて、プレッシャーもあったでしょうが、非常に明るく、アグレッシブで大きな声をあげ、選手たちを鼓舞されてました。

ベンチから明るく指示を出される成美・井本監督(中央)
ベンチから明るく指示を出される成美・井本監督(中央)

またこの試合、塔南が3エラーを記録したのに対し、成美はノーエラー。
ノリノリの成美らしさは生きつつ、非常に緻密な野球でさすがは、龍谷大平安を4回戦で倒して勝ち上がってきた、チーム力に逞しさを感じました。

対する塔南。
夏の決勝進出、そして春夏通じて初の甲子園はまたもお預けとなってしまいました。

この試合も、非常にレベルの高い吹奏楽部の大応援もあり、試合開始前から盛り上がっていましたが、惜しくも敗退。
それでも今チームは1年生の頃から、西原選手、築山選手などを観戦しましたが、本当に驚くくらいに選手も、チームも成長し、甲子園に出ても遜色のないチーム力だったことを記録にとどめたいと思います。

KBS京都のヒーローインタビューを受ける井本監督
KBS京都のヒーローインタビューを受ける井本監督
リリーフ登板の川上投手
リリーフ登板の川上投手
惜しくもベスト4で敗退した塔南ナイン
惜しくもベスト4で敗退した塔南ナイン

塔南
000 000 000=0
200 200 00X=4
福知山成美

塔 西原 - 明河
成 北野、川上 - 深尾

塔 H5 E3
成 H8 E0

本塁打
成 深尾②

【打撃成績】

塔南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6 深田 四球 左飛 左飛 三ゴロ
8 平塚 投前犠打 二ゴロ 二邪飛 中飛
3 藤林 左前安打
二盗死
中前安打 左飛 左前安打
R 島野修
9 築山 見逃三振 一邪飛 左前安打
二盗
(川)中飛
5 波多野 中飛 空振三振 遊ゴロ 四球
7 尾崎 二ゴロ 二飛 遊ゴロ 遊ゴロ
2 明河 二ゴロ 左飛 右飛 中飛
1 西原 中前安打三直 三直 遊直
4 谷口 一前犠打 四球 見逃三振

福知山成美

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6 笹原 左前安打 見逃三振 三ゴロ失
二盗
右前安打
二盗
3 西浦 左前安打  二ゴロ 四球 四球
7 田井中 投前犠打 二ゴロ 二ゴロ 捕ゴロ
8 矢野 パスボール(1)
投スクイズ(1)
右前安打 三ゴロ失 左前安打
2 深尾 中飛 右中間本塁打(2) 一飛 投前犠打
9 森下リ 三ゴロ 死球
二盗、牽制死
捕飛
牽制死
空振三振
5 立川 三ゴロ失
二盗死
空振三振 右飛 遊ゴロ
1 北野 遊飛 右飛 左飛
4 北尾 遊ゴロ 右飛 右前安打


【投手成績】

塔南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
西原  9 8 3 3 4 4

福知山成美

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
北野 8 0/3 5 2 3 0 0
川上 1 0 1 0 0 0

[ 三回戦 ] 塔南 VS 京都成章

2016年7月16日、第98回全国高等学校野球選手権京都大会三回戦

太陽が丘球場

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都成章

8 池田
4 佐田
5 井上
7 川岸
3 茂木
9 坂矢
2 村田
6 椎原
1 佐藤

塔南

8 平塚
6 深田
7 島野修
5 波多野
1 築山
9 尾崎
2 中澤
3 藤林
4 谷口

塔南の奥本監督と言えば、1998年の第80回全国高等学校野球選手権大会に京都成章を率い、あの有名な横浜・松阪大輔投手との甲子園での決勝を戦った監督。

この試合は、かつて自らが手塩にかけたチームと雌雄を決する戦いになりました。

まず守る塔南は、今大会話題のWエース、背番号10の築山投手。

塔南先発の築山投手
塔南先発の築山投手

1回表、京都成章は2死走者無しから、3番井上選手が右中間を破る二塁打で出塁します。

二塁打を放った成章・井上選手
二塁打を放った成章・井上選手

先制のチャンスで迎えるは、2年生ながら主砲の川岸選手。
思い切って振り切った打球はレフトスタンドへ一直線。
成章が2点を先制し攻撃を終えます。

先制ツーランホームランを放った川岸選手
先制ツーランホームランを放った川岸選手

2点を先制した成章の先発は背番号10の左腕・佐藤投手。

京都成章先発の佐藤投手
京都成章先発の佐藤投手

1回裏の塔南は簡単に3人で攻撃を終了し、佐藤投手、上々の立ち上がりを見せます。

しかし春季大会準優勝の実力校・塔南は2回裏、先頭4番の波多野選手がショートへの内野安打で出塁すると、続く5番築山選手のライト前ヒットで無死23塁。さらに尾崎が死球で無死満塁のチャンスを作ります。

ここで7番中澤選手がレフト前にヒットを放ちまず1点を返し、なお無死満塁とチャンスが続きます。

レフト前タイムリーヒットを放つ中澤選手
レフト前タイムリーヒットを放つ中澤選手

この後1死満塁となりますが、9番谷口選手が押し出しの死球で2-2の同点に追いつきます。

築山選手が同点のホームイン
築山選手が同点のホームイン

さらに2死となるも、2番深田選手がフルカウントから押し出しの四球を選び、3-2と逆転に成功します。

尾崎選手が勝ち越しのホームイン
尾崎選手が勝ち越しのホームイン

逆転された京都成章は直後の3回表に反撃に転じます。

先頭の1番池田選手がサードへのセーフティバントを成功させ、さらに塔南波多野選手の暴投で2塁へ進塁すると、1死後3番の井上選手がライト前にタイムリーヒットを放ち2-2の同点に追いつきます。

京都成章、池田選手が同点のホームイン
京都成章、池田選手が同点のホームイン

さらに川岸が四球を選び、続く5番茂木も四球でつなぐと1死満塁と大チャンスを作ります。

ここで6番坂矢選手がレフト前ヒットを放ち4-3と逆転に成功、さらに続く村田選手が投手前スクイズを成功させ5-3とし尚2死23塁とチャンスが続きます。

勝ち越しタイムリーヒットの坂矢選手
勝ち越しタイムリーヒットの坂矢選手

この場面で8番椎原選手がセンター前に2点タイムリーヒットを放ち7-3と京都成章が一気に突き放しにかかります。

2点タイムリーヒットの椎原選手
2点タイムリーヒットの椎原選手

しかし塔南も直後の3回裏、先頭4番の波多野選手がライト前ヒットで出塁すると、築山選手のセンターオーバーの二塁打で1点を返し4-7と成章に食らいついていきます。

タイムリー2塁打の築山選手
タイムリー2塁打の築山選手

4回表から塔南はエース西原投手に継投。
築山選手はレフトの守備位置に移ります。

塔南エースの西原投手
塔南エースの西原投手

代わり端の4回表、京都成章は打順良く1番からの攻撃。
1死後、2番佐田選手がレフトオーバーの二塁打で出塁すると、当たっている3番井上選手のライト前ヒットで1死13塁とチャンスを拡大します。

3塁へ進む成章、佐田選手
3塁へ進む成章、佐田選手

このチャンスで迎えるのは、先制ホームランを放った川岸選手。
次は逆らわず右方向に放った打球はライトへの犠牲フライとなり、佐田選手が還り8-4と成章が、食い下がる塔南を再び突き放します。

成章川岸選手のライトへの犠牲フライ
成章川岸選手のライトへの犠牲フライ

5回表も京都成章はノーヒットで2死23塁のチャンスを作りますが、9番佐藤選手が見逃しの三振に倒れ追加点はなりません。

すると直後の5回裏の塔南、先頭2番の深田選手がショートへの内野安打で出塁、2死後、5番築山選手が左中間二塁打を放ち、深田選手がホームイン。5-8と3点差に詰めたところで前半の5回を終了します。

平塚選手が塔南5点目のホームイン
平塚選手が塔南5点目のホームイン

序盤から得点の取り合いになっていたこの試合。
グラウンド整備明けはようやく、両投手が落ち着き始め一転してこう着状態のまま、終盤を迎えます。

大きな山が来たのは8回裏の塔南。

先頭5番の築山選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く尾崎選手もライト前ヒットで繋ぎ、さらに明河選手が送り1死23塁と絶好のチャンスを迎えます。

ライト前ヒットの尾崎選手
ライト前ヒットの尾崎選手

ここで迎える西原選手。
サードゴロで、築山選手は本塁へ突入しますが、成章・村田捕手ががっちりと守りタッチアウト。

築山選手がホームでタッチアウト
築山選手がホームでタッチアウト

さらに谷口選手もセンターフライに倒れ、絶好機を得点につなげることができません。

9回表の京都成章の攻撃は1番からの好打順でしたが、三者凡退。
しかし3点差が大きくのしかかり、8回の好機をいかせなかったこともあり、勝負あったかに思えたこの試合、劇的なドラマが9回裏に待っていました。

塔南は打順良く1番からの攻撃。
平塚選手が四球で出塁すると、続く深田選手もライト前ヒットで繋ぐと、京都成章はここまで粘投した佐藤投手に代えて、センターの池田選手がマウンドへあがります。

京都成章2番手の池田投手
京都成章2番手の池田投手

代わり端、島野修選手が犠打で送り、1死23塁から波多野選手が死球で満塁のチャンスを作ります。

制球の定まらない池田投手は築山にも押し出しの死球を与え、塔南は土壇場で6-8と2点差とし、なお1死満塁のチャンスが続きます。

平塚選手が6点目のホームイン
平塚選手が6点目のホームイン

さらに尾崎選手も押し出し死球で7-8と1点差に迫り、なお1死満塁と一打逆転のチャンスを迎えます。

祈るように戦況を見守る成章ベンチ
祈るように戦況を見守る成章ベンチ

迎えるは途中出場の明河選手がライト方向に放った打球は、成章・坂矢選手の頭上を越えて、セカンドランナーの築山選手も一気にホームイン!

明河選手の逆転サヨナラ二塁打
明河選手の逆転サヨナラ二塁打

塔南が劇的な逆転サヨナラ勝ちで4回戦にコマを進めました。

塔南逆転サヨナラの場面
塔南逆転サヨナラの場面
サヨナラ勝ちに沸く塔南ナイン
サヨナラ勝ちに沸く塔南ナイン

この試合、注目は京都成章の2年生エース北山投手と、塔南の強力投手陣の戦いと考えており、投手戦を想像していましたが、不調か成章は佐藤投手を先発に。

そしてまさか塔南の築山投手が序盤に大量失点でKOされるという、思いもよらなかった打撃戦に。

両チームのこの試合に勝ちたいという思いが、最後の最後まで熱い戦いを生んだように思えました。

勝った塔南、自分達のゲームプランではなかったと思いますが、諦めない姿勢が最後に劇勝を呼び込みました。

そして敗れた成章。
金星まであと一歩でした。
しかし久しぶりに「名門ここにあり」と存在感のある戦いが出来たのではないかと思います。

今年1年間を通しても記憶に残るような、名勝負。
両チームの選手たちにスタンドからも拍手がなりやみませんでした。

京都成章
205 100 000=8
031 010 004x=9
塔南

成 10佐藤、8池田 - 村田
塔 10築山、1西原 - 中澤、明河

成 H9 E0
塔 H12 E3

本塁打
成 川岸②

【打撃成績】

京都成章

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
81 池田 空振三振 三安打 三ゴロ 右前安打
二盗死
一ゴロ
4 佐田 右飛 投ゴロ 左越二塁打 投ゴロ 空振三振
5 井上 右中間二塁打 右前安打(1) 右前安打
牽制死
投飛 右飛
7 川岸 左越本塁打(2) 四球 右犠飛(1) 右飛
7 小島
3 茂木 右飛 四球 遊ゴロ失 中飛
3 川原崎
9 坂矢 四球 左前安打(2) 投ゴロ 右飛
2 村田 投犠打 投犠打(1) 二ゴロ 二飛
6 椎原 左飛 中前安打(1) 死球
二盗
遊ゴロ
1 佐藤 一ゴロ 空振三振 見逃三振 二ゴロ
7 黒川

塔南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 平塚 二飛 三邪飛 右飛 二飛 四球
6 深田 捕邪飛 四球(1) 遊安打 中飛 右前安打
73 島野修 中飛 空振三振 空振三振 二ゴロ 捕犠打
5 波多野 遊安打 右前安打 見逃三振 二飛 死球
17 築山 右前安打 中越二塁打(1) 左中間二塁打(1) 中前安打 死球(1)
9 尾崎 死球 遊ゴロ併殺打 中飛 右前安打 死球(1)
2 中澤 左前安打(1) 遊ゴロ
2 明河 三直 投犠打 右越二塁打(2)
3 藤林 空振三振
1 西原 二飛 中飛 三ゴロ
4 谷口 死球(1) 遊ゴロ 右前安打 中飛


【投手成績】

京都成章

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
佐藤 8 0/3 11 3 4 5 7
池田 1/3 1 3 0 4 2

塔南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
築山 3 6 3 2 7 7
西原 6 3 1 2 1 1

[ 決勝 ] 京都翔英 VS 搭南

2016年5月15日、春季京都大会2次戦決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都翔英

6 阿部
7 新田
3 川本
2 石原
5 森元
8 山本
9 高野
1 瀧野
4 栄本

塔南

6 深田
8 平塚
3 島野修
1 築山
5 波多野
7 尾崎
9 長村
2 中澤
4 谷口

どちらが勝っても初の春季大会優勝になるチーム同士の対決。

試合前の搭南陣営
試合前の搭南陣営
試合前の「儀式」はなく自然体の京都翔英
試合前の「儀式」はなく自然体の京都翔英

12時ジャストにプレイボール。
両陣営がホームに集まります。

快晴の下、決勝戦開始
快晴の下、決勝戦開始

まず守る搭南はエース築山投手が先発。

搭南エース築山投手
搭南エース築山投手

投球練習からボールにばらつきがあった築山投手ですが、1回表、いきなり阿部選手にストレートの四球を与えます。
続く新田選手は三振に倒れますが、3番川本選手がレフト前ヒット。
この間に、阿部選手が3塁へ進み1死13塁と先制のチャンスを作ります。

3塁へ進む阿部選手
3塁へ進む阿部選手

ここで主砲石原選手を打席に迎えますが、築山投手がここは見逃し三振。
しかし5番森元選手がストレートの四球で2死満塁と、以前翔英が先制のチャンス。

それでも築山投手が踏ん張り、山本選手をセンターフライに打ち取り、初回、京都翔英は無得点に終わります。

チャンスの場面で山本選手はセンターフライ
チャンスの場面で山本選手はセンターフライ

1回表のチャンスを生かせなかった翔英。
1回裏の守備に就きますが、先発のマウンドはエース瀧野投手。

京都翔英エース瀧野投手
京都翔英エース瀧野投手

1回裏、投南も先頭の深田選手が四球で出塁るすと、続く平塚選手の送りバントがややショートフライ気味にピッチャー前へ。
瀧野投手ここでセカンドを狙ったか、焦ってしまったように打球処理をもたついてしまい、ランナーオールセーフとなります。

ここで3番島野選手が送り1死23塁となり、迎えた4番築山選手がセンターへ距離十分の犠牲フライを放ち、搭南がノーヒットで1点を先制します。

センターへ犠牲フライを放つ築山選手
センターへ犠牲フライを放つ築山選手
深田選手が先制のホームイン
深田選手が先制のホームイン

1点を追う翔英は、直後の2回表、1死から8番瀧野選手がセンター前ヒットで出塁しますが、続く栄本選手はピッチャー前の送りバントが投手ゴロになり、セカンドで瀧野選手がアウト。
ランナー入れ替わり2死1塁となります。

この後、栄本選手が二盗を成功させますが、1番阿部選手の当たりはセンター方向へのハーフライナー気味の打球。
これをショート深田選手が捕ったかと思いましたが、打球を弾いてしまいライト前へボールは転々と。

この間に栄本選手が還り、京都翔英、すぐさま同点に追いつきます。
(阿部選手の打球、記録はヒット)

栄本選手が同点のホームイン
栄本選手が同点のホームイン

京都翔英は続く3回表。
先頭の3番川本選手が四球で出塁すると、続く石原選手のサードゴロの間に2塁へ進塁。
1死2塁となったところで、5番森元選手がライトフェンス直撃のタイムリー3塁打を放ち2-1と翔英勝ち越しに成功します。

あわやホームランという森元選手の3塁打
あわやホームランという森元選手の3塁打
川本選手が勝ち越しのホームイン
川本選手が勝ち越しのホームイン

さらに続く山本選手がセンターへ犠牲フライを放ち、森元選手が還って3-1と搭南を突き放しにかかります。

3点目のホームを踏んだ森元選手
3点目のホームを踏んだ森元選手

2点を追う搭南。
翔英エース瀧野投手の打たせてとるピッチングの前に、凡打の山を築かされていき、宮津戦京都国際戦と好調だった打線が、前半5回を終えてノーヒットと打線が奮いません。

対する搭南の築山投手も、序盤に3点を失いましたが、中盤に向けて立ち直り両投手による小気味のいい投手戦に入っていきます。

搭南打線をノーヒットに抑えベンチに戻る翔英バッテリー
搭南打線をノーヒットに抑えベンチに戻る翔英バッテリー
中盤以降立ち直り翔英打線を抑える搭南バッテリー
中盤以降立ち直り翔英打線を抑える搭南バッテリー

初回に1点を取っているため「ノーヒットノーラン」の心配はないものの、依然ノーヒットが続く搭南は7回裏。

3番からの好打順ですが、島野選手がライトフライ、4番の築山選手が見逃し三振と簡単に2死走者無しと追い込まれますが、ここから5番波多野選手がセンター前にチーム初安打を放ちます。

搭南初安打を放った波多野選手
搭南初安打を放った波多野選手

さらに続く野崎選手もショートへの内野安打で2死12塁と搭南がチャンスを作ったところで、翔英ナインは一度マウンドに集まり「間」を取ります。

2死12塁のピンチにマウンドに集まった翔英ナイン
2死12塁のピンチにマウンドに集まった翔英ナイン

しかし2死12塁のチャンスで搭南7番の長村選手はライトフライに倒れ、無得点に終わります。

搭南は続く8回裏も、先頭8番の中澤選手がセンター前ヒットでノーアウトで出塁すると、谷口選手が送り、1死2塁とします。
さらに深田選手、平塚選手が連続ファーボールで1死満塁と一打同点のチャンスを作ります。

ここで期待のクリーンアップを迎えますが、島野選手がセカンドゴロ。
併殺崩れの間にまず中澤選手が還り2-3と1点差に詰め寄ります。

中澤選手が搭南2点目のホームイン
中澤選手が搭南2点目のホームイン

ここでさらに深田選手も一気にホームを狙いますが、ここはタッチアウト。
搭南得点は1点に終わりますが、8回を終えて2-3とその差1点に詰め寄ります。

1点差に詰め寄られた翔英は直後の9回表。
先頭8番の瀧野選手が四球で出塁すると、栄本選手の犠打で1死2塁とします。
2死後、2番新田選手がセンター前ヒットを放ち、貴重な追加点。
4-2と搭南を再び突き放します。

瀧野選手が京都翔英4点目のホームイン
瀧野選手が京都翔英4点目のホームイン

さらに川本選手がセンター前ヒットで繋ぎ2死12塁としたところで、主砲石原選手に打席が回ります。

ここでレフト前にヒット。
新田選手が一気にホームを狙いますがここはタッチアウト。
2点差で9回裏の攻防を迎えます。

チャンスで打席に迎う石原選手
チャンスで打席に迎う石原選手
新田選手がホームでタッチアウト
新田選手がホームでタッチアウト

優勝へあとアウト3つとなった翔英エース瀧野投手。
9回裏、一段とギアをあげたような投球内容。

まず先頭4番の築山選手を想いのこもったストレートで空振り三振にとると、思わず雄叫びを上げます。

続く波多野選手も空振り三振にとると、最後は野崎選手も空振り三振。
気迫の籠もった投球内容で三者三振に打ち取り試合終了。
京都翔英が初優勝を飾りました。

優勝を決め雄叫びをあげる瀧野投手
優勝を決め雄叫びをあげる瀧野投手

京都翔英、この春は危なげない内容で見事、初優勝を飾りました。
準々決勝の京都廣学館戦から3戦続けて観戦しましたが、どの試合も危なげない内容で、秋から地力をかなり上げてきたことが感じれる大会の内容でした。

夏は同じように簡単にはいかないことは、百戦錬磨のベテラン浅井監督ならば十分に想定された上で、対策を練られるでしょう。

秋ベスト4に入りながらも、突然の監督交代など、様々なことがあった今チームですが、初の夏の甲子園も十分に射程圏に入っていることを、内外に知らしめた春の大会だったと思います。

一方敗れた搭南。
ここまでの疲れもあったかと思いますが、龍谷大平安も破った京都翔英相手に最後まで食らいつく内容でした。

搭南は二次戦の、京都文教戦から4戦続けて観戦。
どの試合も相手を圧倒した内容ではありませんでしたが、悲願の初の甲子園に向けて順調に地力が上がってきていることを見せてくれました。

こちらも百戦錬磨の名将・奥本監督が率いるチーム。
この大会の結果で、甲子園に向けて「足りているところ」「力不足のところ」を十二分に認識されたのではないかと思います。

いよいよあと2ヶ月足らずで、京都に熱い夏が訪れます。
春の戦いの終わりは、同時に熱い夏のプロローグの始まりとなります。

初優勝に沸く京都翔英ナインたち
初優勝に沸く京都翔英ナインたち

京都翔英
012 000 001=4
100 000 010=2
塔南

翔 瀧野ー石原
塔 築山ー中澤

翔H10 E1
塔H3 E0

【打撃成績】

京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
6 阿部 四球 遊強襲安打(1) 一ゴロ 一ゴロ 一邪飛
7 新田 見逃三振 遊飛 空振三振 中前安打 中前安打(1)
3 川本 左前安打 四球 一ゴロ 二ゴロ併殺打 中前安打
3 寺田
2 石原 見逃三振 三ゴロ 遊ゴロ 左飛 左前安打 
5 森元 四球 右越三塁打(1) 四球 左前安打
8 山本 中飛 中犠飛(1) 遊ゴロ 投前犠打
9 高野 右飛 左前安打 左飛 空振三振
1 瀧野 中前安打 遊ゴロ 見逃三振 四球
4 栄本 投ゴロ
二盗
空振三振 左飛 三前犠打

搭南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6 深田 四球 三ゴロ 左飛 四球
8 平塚 投ゴロ失 左飛 空振三振 四球
3 島野修 投前犠打 右飛 右飛 二ゴロ(1)
1 築山 中犠飛(1) 中飛 見逃三振 空振三振
5 波多野 一邪飛 中飛 中前安打 空振三振
7 尾崎 右飛 右飛 遊安打 空振三振
9 長村 二ゴロ 空振三振 右飛
2 中澤 投ゴロ 中飛 中前安打
4 谷口 二飛 一ゴロ 投前犠打


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
瀧野 9 3 3 6 2 2

搭南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
築山 9 10 5 6 4 4

[ 準決勝 ] 搭南 VS 京都国際

2016年5月14日、春季京都大会2次戦準決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都国際

4 野崎
6 西川
7 清水
2 土居
3 中西
1 柳田
9 中川湧
8 安藤
5 中尾

塔南

6 深田
8 平塚
3 島野修
9 築山
5 波多野
7 尾崎
2 中澤
4 谷口
1 宮崎

どちらが勝っても初の決勝進出となるチームの対決(搭南は2010年秋に優勝経験有)。 まず守る搭南は背番号18の宮崎投手。

搭南先発の宮崎投手
搭南先発の宮崎投手

京都国際は、1回表、野崎がストレートの四球で歩くと、西川が送り、日星戦

京都国際3番の清水選手
京都国際3番の清水選手

大活躍だった3番清水選手を迎えます。 ここも宮崎投手がストレートの四球を与え1死12塁と、国際先制のチャンスを迎えます。 ここで4番土居選手がライト前に弾き返し、まず国際が1点を先制します。

京都国際・野崎選手が先制のホームイン
京都国際・野崎選手が先制のホームイン
先制タイムリーヒットの土居選手
先制タイムリーヒットの土居選手

5番中西選手が三振に倒れ2死13塁となりますが、柳田選手のカウント2-2から土居選手が二盗を決め2死23塁とすると、柳田選手はセンター前にタイムリーヒットを放ち3-0と国際がリードをします。

2点タイムリーヒットの柳田選手
2点タイムリーヒットの柳田選手

3点をリードした京都国際の先発はエース左腕の柳田投手。

京都国際エース柳田投手
京都国際エース柳田投手

1回裏、搭南は先頭の深田選手がライト前ヒットで出塁。 続く平塚選手が犠打を決めることができませんが、3番島野選手のセカンドッゴロの間に深田選手がセカンドへ進み2死2塁とします。 ここで4番築山選手のセンター付近への飛球がレフト前へのタイムリーヒットとなり、深田選手がホームイン。 1回裏、搭南が1点を返し3-1と初回から両チームが得点を奪い合う結果となりました。

深田選手がホームイン
深田選手がホームイン
タイムリーヒットの築山選手
タイムリーヒットの築山選手

3回表の京都国際。
まず先頭3番の清水選手がライト前ヒットで出塁。
さらに、築山選手のまずい守備もあり無死2塁と追加点のチャンス。

ここで4番土居選手はセンターフライ・・・
かと思いきや、次は平塚選手がまさかの落球で無死12塁とチャンスが拡大します。

中西選手が送り1死23塁とすると、さきほど2点タイムリーヒットの柳田選手がサードゴロ。
その間に清水選手が還り4-1と国際がリードを広げます。

柳田選手のサードゴロの間に国際1点追加
柳田選手のサードゴロの間に国際1点追加

さらに続く中川選手の打席。カウント1-2からパスボールでさらに1点追加。
3回表を終わり5-1と京都国際が優位に試合を進めていきます。

土居選手が5点目のホームイン
土居選手が5点目のホームイン

早い回に反撃したい搭南は4回裏。
1死後、5番波多野選手がセンター前ヒットで出塁すると、2死1塁となり、中澤選手がレフト前ヒットで繋ぎ、8番谷口選手がセンター前にヒット。
波多野選手は一度3塁で止まりますが、安藤選手が打球処理をもたつている間にホームイン。
2-5とその差を3点差とします。

谷口選手がセンター前にタイムリーヒット
谷口選手がセンター前にタイムリーヒット
波多野選手が還り搭南2点目
波多野選手が還り搭南2点目

前半5回はこのまま5-2で京都国際がリードしてゲームは後半戦に移ります。

7回表の国際は打順よく、1番野崎選手からの攻撃。
まずライト前ヒットでノーアウトのランナーを出すと、続く西川選手が送り、1死2塁で3番清水選手を迎え、素晴らしい当たりの打球はセンター前に。
タイムリーヒットとなり6-2と京都国際が終盤で貴重な追加点をあげます。

清水選手がセンター前にタイムリーヒット
清水選手がセンター前にタイムリーヒット
野崎選手が6点目のホームイン
野崎選手が6点目のホームイン

勝負あったかと思ったこのゲーム。
直後の7回裏、搭南は1死後、1番深田選手が四球で出塁すると、平塚選手のセカンドゴロの間に2死2塁と得点圏にランナーを進めます。

ここから島野選手が四球を選び、続く築山選手の初球でダブルスチールを成功させ2死23塁とチャンスを拡大させます。

3塁へ進む深田選手
3塁へ進む深田選手

この場面で4番築山選手は四球で繋ぎ2死満塁とすると、5番波多野選手がしぶとくセンター前へ運び2点タイムリーヒット。
4-6と追い上げます。

2者還り搭南4-6と追い上げ
2者還り搭南4-6と追い上げ
タイムリーヒットの波多野選手
タイムリーヒットの波多野選手

尚2死12塁の場面で、続く6番野崎選手。
カウント1-2と追い込まれてから、ファールで粘りレフト前へタイムリーヒット。
5-6と1点差に詰め寄ります。

タイムリーヒットの野崎選手
タイムリーヒットの野崎選手

尚2死23塁となり、7番中澤選手が右中間を破る2塁打。
この回、一挙5点を挙げた搭南が土壇場で7-6と逆転することに成功します。

中澤選手が逆転タイムリー2塁打
中澤選手が逆転タイムリー2塁打
7-6と搭南が逆転
7-6と搭南が逆転

そして試合はそのまま9回表へ。
国際は期待の3番清水選手からという好打順ですが、簡単に2死走者無し。
5番中西選手も平凡なショートゴロで試合終了と思いきや、深田選手がレフト前に後逸してしまいます。

さらに代走の常岡選手が盗塁を決め2死2塁となったところで、6番柳田選手がセンター前に起死回生の同点タイムリーヒット。
京都国際が7-7の振り出しに戻します。

同点タイムリーヒットを放つ清水選手
同点タイムリーヒットを放つ清水選手
常岡選手が同点のホームイン
常岡選手が同点のホームイン

あと一人から追いつかれた搭南。
その直後の9回裏、先頭5番の波多野選手は見逃三振に倒れますが、続く野崎選手は左中間に大きな当たり。

打球はグングンと伸びてそのままスタンドへ!
劇的なサヨナラホームランとなり、搭南が8-7で勝ち、初の決勝へコマを進めました。

サヨナラホームランを放った野崎選手
サヨナラホームランを放った野崎選手
ホームラン直後の柳田投手
ホームラン直後の柳田投手

勝った搭南は話題の築山、西原Wエースではなく、宮崎投手で勝負。
昨年の春季大会にも宮崎投手は記憶にありますので、恐らく同じ選手でしょう。

体格もWエースに負けないしっかりとした体つきになってきました。
これだけの投手がまだ残っているということが、今年の搭南の層の厚さを物語ります。

ただし苦言を言えば、この試合、負けていてもおかしくないほどのミスのオンパレード。
負けが許されない夏。
今以上に一球に対する重圧も野手陣には圧し掛かってくるでしょう。
まだ決勝戦が残っていますが、守備の強化は夏までに何とかしたいところ。

しかし、負けてもおかしくない試合を勝利で飾った事実に、秋からメンタル面で随分と成長してきたと感じました。
今年の搭南にとっては春季大会の決勝戦も夏への通過点に過ぎないと思いますが、現時点での実力を惜しみなく発揮して欲しいと思います。

そして敗れた京都国際。
7回表が終わった時点では「完勝」と思っていました。
秋に続くベスト4ですが、より逞しくチームも成熟してきているように感じました。

今年のチームは悲願の甲子園初出場も決して夢ではない実力を持っていると思います。

思わずサヨナラホームランの直後、マウンドにしゃがみこんでしまった柳田投手。
この借りは夏に返してください。
再びエースナンバーでわかさスタジアムのマウンドに登った姿を楽しみにしています。

京都国際
302 000 101=7
100 100 501x=8
塔南

京 柳田ー土居
塔 宮崎ー中澤

京H9 E1
塔H14 E3

本塁打
塔 野崎(1)

【打撃成績】 京都国際

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
野崎 四球 見逃三振 一ゴロ 右前安打 四球
西川 三前犠打 投ゴロ 中飛 三前犠打 一ゴロ
清水 四球 右前安打(右失) 三ゴロ 中前安打(1)
二盗
遊ゴロ
土居 右前安打(1) 二盗 中飛失 四球 四球 見逃三振
中西 空振三振 投前犠打 左前安打 空振三振 遊ゴロ失
常岡 二盗
柳田 中前安打(2) 三ゴロ(1) 二ゴロ併殺打 中飛 中前安打(1)
中川湧 中前安打 パスボール(1)
四球
右飛 遊安打 空振三振
安藤 空振三振 左邪飛 遊ゴロ 三前犠打
中尾 遊ゴロ 二ゴロ 右飛
中島 中飛
佐藤

搭南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
深田 右前安打 投前犠打 三ゴロ 四球 左前安打
平塚 捕邪飛 一ゴロ 二ゴロ 二ゴロ 投ゴロ
島野修 遊ゴロ 左飛 遊安打 四球 右前安打
築山 左前安打(1) 遊ゴロ 遊ゴロ 四球 二飛
波多野 二飛 中前安打 右前安打
(二盗)
中前安打(2) 見逃三振
尾崎 見逃三振 右飛 空振三振 左前安打(1) 左本塁打(1)
中澤 左飛 左前安打 右飛 中二塁打(2)
谷口 二ゴロ 中前安打
中失(1)
遊ゴロ 右飛
宮崎 左前安打 中飛 右飛 中飛

【投手成績】 京都国際

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
柳田 8 1/3 14 3 3 8 7

搭南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
宮崎 9 9 6 6 7 5

[ 準々決勝 ] 搭南 VS 宮津

2015年5月7日、春季京都大会2次戦準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

宮津

8 大西
4 廣居
9 塩見
5 橋本
3 河邉
6 今岡
1 上山
2 臼井
7 坂根

塔南

8 平塚
6 深田
3 島野修
1 築山
5 波多野
7 尾崎
2 明河
9 中川
4 谷口

夏のシード権を獲得した8チームの対決。
まずは搭南と宮津の公立対決。先攻は宮津で始まります。

まず守る搭南はエース築山投手。

搭南エース築山投手
搭南エース築山投手

1回表の宮津は、先頭の大西選手、廣居選手と続けて三振に倒れた後、3番塩見選手が四球で出塁します。
4番橋本選手の打席3球目でパスボールがあり2塁まで進塁しますが、橋本選手はセカンドゴロに倒れ無得点に終わります。

対する宮津。
エース河邊投手ではなく、背番号10の上山投手を先発させます。

宮津先発の上山投手
宮津先発の上山投手

1回裏の搭南は簡単に2死走者無しとなりますが、3番島野選手、4番築山選手がセンター前に連打を放ち2死から12塁と先制のチャンス。
ここで5番波多野選手、2-1からの4球目を、宮津臼井捕手が大きく後ろへ逸らしてしまい、この間に一気に島野選手がホームイン。
1-0と搭南が先制します。

島野修選手が還り搭南1点先制
島野修選手が還り搭南1点先制

さらに波多野選手が四球を選び2死13塁から、6番尾崎選手がライト前は弾き返し2-0と搭南がリードを広げます。

2点目のタイムリーヒットを放ち、送球間に2塁へ進んだ尾崎選手
2点目のタイムリーヒットを放ち、送球間に2塁へ進んだ尾崎選手

なお2死23塁となり、8番明河選手に死球を与え満塁とすると、9番谷口選手には押し出し四球を与え3-0とさらに搭南が追加点を挙げます。

波多野選手が還り搭南3点目
波多野選手が還り搭南3点目

さらに止まらない搭南は続く9番谷口選手のショートゴロが、敵失を招きさらに1点を追加4-0でなお満塁のチャンスが続きます。

ここで先日の京都文教戦は全打点を稼いだ1番平塚選手。
投手ゴロかと思いましたが、俊足を活かし内野安打となり5-0とさらにリードを広げます。

平塚選手が内野安打
平塚選手が内野安打

この後さらに深田選手に押し出し四球を与え、結局2死走者無しから6点を搭南が先制し1回の長い攻撃を終えます。

一方の宮津は3回表。
2死走者無しから、3番塩見選手がチーム初安打をレフト前へ放ちます。

チーム初安打を放った塩見選手
チーム初安打を放った塩見選手

この後橋本選手もレフト前へ弾き返し、12塁としますが、5番ファーストで出場の河邊選手がセカンドゴロに倒れ無得点に終わります。

2死12塁のピンチを凌いだ搭南バッテリー
2死12塁のピンチを凌いだ搭南バッテリー

その直後の3回裏、搭南は先頭6番の尾崎選手がセンターオーバーの3塁打で出塁します。

3塁打で出塁の野崎選手
3塁打で出塁の野崎選手

さらに続く7番明河選手もセンター前へ弾き返し、7-0と搭南がリードを広げます。

明河選手がタイムリーヒット
明河選手がタイムリーヒット

中盤、やや膠着状態に入ったこの試合、グラウンド整備明けの6回裏から、宮津は左腕エース河邊投手をマウンドへ送ります。

宮津エースの河邊投手
宮津エースの河邊投手

変わった6回裏は2死走者無しから、2番深田選手を四球で出塁させますが、3番島野選手を空振り三振にとり、無失点に抑えます。

そして迎える7回表。
ここまで7点差がついているため、宮津が1点以上獲らなければコールドゲームが成立します。

まず先頭の8番臼井選手が四球で出塁すると、コールドゲーム阻止へ大量得点差があるものの、坂根選手が犠打を決め1死2塁とします。
ここで1番の大西選手がレフト前へヒット。
さらに搭南・尾崎選手が打球処理をもたたついている間に、臼井選手が還り、まず1点を返します。

臼井選手が還り宮津1点返す
臼井選手が還り宮津1点返す

さらに1死2塁から、2番廣居選手の2球目でパスボールがあ1死3塁とするとライトへの犠牲フライで1点を返し2-7とします。

3塁へ進む大西選手
3塁へ進む大西選手
廣居選手がライトへ犠牲フライ
廣居選手がライトへ犠牲フライ

勢いにのる宮津は、さらに2死走者無しから、3番塩見選手が四球で出塁すると、4番橋本選手の捕手前のゴロがヒットとなり、12塁のチャンスになります。

宮津橋本選手の捕手前のゴロはラッキーな内野安打
宮津橋本選手の捕手前のゴロはラッキーな内野安打

ここで5番河邊選手がレフト前へ弾き返し、さらに1点を返し3-7と4点差に詰め寄ります。

レフト前タイムリーヒットを放った河邊選手
レフト前タイムリーヒットを放った河邊選手

3点返された搭南は直後の7回裏、先頭の4番築山選手がレフト線への二塁打で出塁すると、波多野選手の犠打で1死3塁と追加点のチャンスを作ります。

ここで6番尾崎選手がレフト前へ弾き返し、8-3と搭南が1点を追加します。

尾崎選手が8点目のタイムリーヒット
尾崎選手が8点目のタイムリーヒット

さらにこの後、四球とヒットを挟み1死満塁とし、一打でればサヨナラコールドゲームという展開になりますが、9番谷口選手が投手ゴロ併殺打に倒れます。

搭南1死満塁の場面も併殺打で追加点ならず
搭南1死満塁の場面も併殺打で追加点ならず

流れが徐々に宮津へ傾くこのゲーム。
8回表、1死後8番臼井選手がライト前ヒットで出塁します。
ここで坂根選手の投手ゴロは3-4-3の併殺打成立かと思われましたが、まさかの築山選手、セカンドへの悪送球で1死12塁となります。
2死後、廣居選手の四球で満塁となると、塩見選手の2-0からのボール球がパスボールとなり宮津が1点を返し4-8とします。

臼井選手が宮津4点目のホームイン
臼井選手が宮津4点目のホームイン

さらに搭南には信じられないプレーが。
4番橋本選手のセンターフライが、ライトと交錯してしまいまさかの落球。
走者一掃となり7-8とその差わずか1点差にまで宮津か攻め寄ります。

平凡な外野フライを搭南外野陣が落球
平凡な外野フライを搭南外野陣が落球
宮津、走者一掃で7-8と詰め寄ります
宮津、走者一掃で7-8と詰め寄ります

しかし搭南も黙っていません。
8回裏、2死走者無しから3番島野選手がレフト前ヒットを放つと、盗塁の後、連続四死球で2死満塁とすると、6番尾崎選手がこの試合4打点目となるタイムリーヒットをライト前へ放ち10-7と詰めよる宮津を突き放します。

尾崎選手がライト前にタイムリーヒット
尾崎選手がライト前にタイムリーヒット
ライト前に抜ける尾崎選手の打球
ライト前に抜ける尾崎選手の打球
築山選手が10点目のホームイン
築山選手が10点目のホームイン

脅威の粘りを見せた宮津打線ですが9回表は、2三振で簡単にあと一人とされると、9番坂根選手のセンターフライでゲームセット。
10-7で搭南が勝ちベスト4に進出しました。

激闘を終えた直後の搭南築山投手
激闘を終えた直後の搭南築山投手

まず勝った搭南は、中盤以降、やや疲れも見えた築山投手が打ちこまれるという、予想外の展開で「圧勝ペース」が一転、僅差の逃げ切り勝ちとなりました。

打線は先日の京都文教戦と打って変わり、好投手の宮津のWエースに襲い掛かり、大量10点を奪いました。

築山選手、島野選手などは体格もよく、京都を代表する好打者でもあると思います。
これからさらに難敵が待ち構えますが、2死からも粘り強く得点を重ねたことは評価できると思います。

一方でディフェンス面に課題が見つかりました。
中盤、明らかにストレートの威力も落ち、制球もままならなくなった築山投手を、守備陣がさらに足を引っ張る形になりました。

築山投手はスタミナの強化、守備陣にはさらに基本に忠実なプレーを心がけて欲しいと思います。
文教戦後の記事にも書かせていただきましたが、今年の搭南は初の甲子園を狙うことができるチームだと思っていますので、期待の裏返しで、敢えて厳しい評価をさせて頂きます。

敗れた宮津。
1回、8回とそれぞれ2死走者無しから合せて8点を失ってしまいました。
好投手の上山投手、河邊投手がここまで「ボロボロ」になることは想定していなかったのではないでしょうか?

しかし思い出すのは昨年の春季大会。
夏の甲子園で2勝を挙げ「レジェンド旋風」を起こした鳥羽。
京都すばる戦で、好投手の松尾投手が「メッタ打ち」されて大敗。

そこから夏の反攻が始まりました。
追い詰められてからの怒涛の反撃は凄まじいものがありました。

宮津も搭南同様、このチームには期するものがあると思います。
決して体つきも大きな選手たちではありませんが、名将守本監督が久々に陽の目を浴びる完成度のチームを作ってこられたと思います。

夏には河邊投手、上山投手のWエース体制は、搭南同様に相当有利に働くと思います。
足りないものをあと2ヶ月ほどですが、クリアして満開の花火を打ち上げて欲しいと思います。

一塁側応援席に勝利の報告を行う搭南ナイン
一塁側応援席に勝利の報告を行う搭南ナイン

宮津
000 000 340=7
601 000 12x=10
塔南

宮 上山、河邉ー臼井
塔 築山ー明河

宮H9 E2
塔H12 E1

【打撃成績】

宮津

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
大西 空振三振 遊ゴロ 遊ゴロ 左前安打(1) 二ゴロ
(23塁)
廣居 空振三振 遊ゴロ 左前安打 (パスボール)
右犠飛(1)
四球
塩見 四球 左前安打 空振三振 四球 (パスボール)(1)
四球
橋本 (パスボール)
二ゴロ
左前安打 一直併殺打 捕前安打 中飛失(3)
河邉 二ゴロ 二ゴロ 二ゴロ 左前安打(1) 死球
今岡 四球 左飛 右邪飛 空振三振 二直
上山 (パスボール)
四球
中前安打
(二盗)
中飛 左飛 空振三振
臼井 見逃三振 空振三振 四球 右前安打 空振三振
坂根 捕邪飛 四球 三犠打 投ゴロ失
(12塁)
中飛

搭南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
平塚 投ゴロ 投安打(1) 左邪飛 遊飛 空振三振
深田 二ゴロ 四球(1)
(牽制死)
遊ゴロ 四球 右飛
島野修 中前安打 二ゴロ 投飛 空振三振 左前安打
(二盗)
築山 中前安打 三ゴロ 二ゴロ 左線二塁打 四球
波多野 (パスボール)
四球
遊ゴロ 遊ゴロ 投前犠打 死球
尾崎 右前安打(1) 中越三塁打 中前安打 左前安打(1)
(二盗)
右前安打(2)
(牽制死)
明河 四球 中前安打(1) 二ゴロ
(尾崎2塁へ)
四球
中川 四球(1) 投前犠打 空振三振
長村 右前安打
谷口 遊ゴロ失(1) 左飛 中飛 投ゴロ併殺打


【投手成績】

宮津

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
上山 5 7 4 1 7 4
河邉 3 5 4 2 3 3

搭南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
築山 9 9 9 8 7 4

[ 二次戦 ] 搭南 VS 京都文教

2016年5月1日、春季京都大会2次戦一回戦

太陽が丘球場

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都文教

1 高橋
6 菅井
8 寺本
3 菊地
7 内藤
2 田坂
5 高木
9 渡邊
4 木村

塔南

8 平塚
4 谷口
9 長村
1 築山
3 島野修
7 中川
2 中澤
5 波多野
6 深田

秋の鳥羽戦以来の観戦になる搭南ですが、随分とスタメンを入れ替えてきました。
エースナンバーもそれ以来、雑誌などでも有名になってきている築山投手に替わりました。

京都文教戦はそのエース築山投手が先発。

搭南先発のエース築山投手
搭南先発のエース築山投手

1回表の京都文教の攻撃を三振一つを含む、三者凡退と完璧な立ち上がりを見せます。

対する京都文教はエース高橋投手が先発。

京都文教エース高橋投手
京都文教エース高橋投手

こちらも四球のランナーを許しますが、変化球のコントロールも良く、無失点と上々の立ち上がり。

2回裏の搭南は、先頭の島野選手がセカンド後方へのポテンヒットで出塁すると、犠打などで2死2塁となり、8番波多野選手がレフト前にヒットを放ち2死13塁とチャンスを広げます。

島野選手が三塁へ進塁
島野選手が三塁へ進塁

しかしここは深田選手がサードゴロに倒れ、搭南先制のチャンスは無得点に終わります。

序盤2回はランナーを出せなかった京都文教ですが、3回先頭の7番高木選手がライト前にヒットで出塁しますが、後続続かず無得点に終わります。

その直後の3回裏の搭南。
1死から谷口選手が敵失で出塁すると、3番長村選手がライト前ヒットで繋ぎ、4番築山選手の当たりはセンターオーバーかと思いましたが、文教の寺本選手のファインプレーでセンターフライ。
結局この回も搭南は得点をあげることができません。

築山選手のいい当たりはセンターフライに
築山選手のいい当たりはセンターフライに

序盤、攻撃でいいシーンが作れなかった京都文教は4回表。
先頭の2番菅井選手が死球で出塁すると、続く寺本選手の捕手ゴロで進塁します。
さらに続く菊地選手の打席でボークが宣告され、1死3塁。
この後、菊地選手も四球で1死13塁とチャンスを広げ、続く内藤選手のショートへの緩い当たりが内野安打となり、文教が1点を先制します。

菅井選手が還り文教1点先制
菅井選手が還り文教1点先制
先制タイムリーヒットの文教高木選手
先制タイムリーヒットの文教高木選手

1点を追う搭南は直後の4回裏。
2死走者無しから、8番波多野選手が四球で出塁、続く深田選手がレフト前ヒットで繋ぐと、1番平塚選手がライトオーバーの二塁打で一気に逆転に成功します。

平塚選手のライトオーバーの二塁打
平塚選手のライトオーバーの二塁打
深田選手が還り搭南逆転!
深田選手が還り搭南逆転!
逆転二塁打の平塚選手
逆転二塁打の平塚選手

京都文教も続く5回表、先頭の9番木村選手が四球で出塁すると、1死後、菅井選手がサード前への犠打がセーフティバントとなり1死12塁と同点のチャンスを作りますが、ここは築山投手が後続を断ち、文教は無得点に終わります。

ピンチを切り抜けベンチに帰る搭南バッテリー
ピンチを切り抜けベンチに帰る搭南バッテリー

6回裏の搭南は1死後、7番中澤選手が敵失で出塁すると、2死後、深田選手は打撃妨害を取られ出塁、平塚選手のサードゴロがエラーとなり2死満塁と追加点のチャンスを作りますが、続く谷口選手がレフトフライに終わり、無得点に終わります。

搭南チャンスで谷口選手がレフトフライに倒れ無得点
搭南チャンスで谷口選手がレフトフライに倒れ無得点

一方の京都文教打線、グラウンド整備後、6回から8回までランナーを出せずに、完全に搭南築山投手に抑えられてしまいます。

8回裏の搭南、1死後、8番波多野選手がサードへの内野安打で出塁すると、続く深田選手が送り、先制タイムリーを放った1番平塚選手を迎えます。

ここで平塚選手がセンター前へ弾き返し貴重な追加点を奪い3-1と搭南のリードは2点に広がります。

平塚選手、この日3打点目のタイムリーヒット
平塚選手、この日3打点目のタイムリーヒット
搭南3点目のホームイン
搭南3点目のホームイン

意地を見せたい京都文教ですが、9回数表も三人で攻撃を終え、3-1で搭南が勝ちベスト8入り。
夏の大会でのシード権を獲得しました。

最後まで逆転を信じ、元気に声を出す文教ベンチ
最後まで逆転を信じ、元気に声を出す文教ベンチ

中盤やや京都文教打線に、飲まれかけた築山投手ですが、中盤以降はパーフェクトピッチング。
終わってみれば被安打4、奪三振9、与四死球3の内容で1失点、完投勝利を挙げました。

築山投手を初めて見たのは1年の秋。
京都国際戦でしたが、あの時はキャッチャーで、チームの主軸を打つ強打者でした。

あれから2年たったこの試合、エースとして、そしてプロも注目し始めた投手になっていたとは、高校生というのは分からないものです。

この試合、優勝候補の一角にある搭南ですが、打線が完全に抑えられてしまいました。
次戦は、同じく公立ですが好投手・河邊を擁する宮津戦。

搭南にはもう一人、プロも注目する好投手・西原とWエース体制。
1点を争う好ゲームが予想されますが、このチーム。
奥本監督も期するものがあると思います。
これからの戦いにも大いに期待しています。

一方敗れた京都文教。
以前、福岡投手のいた平安戦を観戦した以来でしたが、この試合搭南相手にも互角の戦いを見せてくれました。

中盤にもう1点挙げていれば、この試合どちらに転んだか分からないほどの展開でした。

高橋投手は、相手の築山投手ほどのストレートを持っているわけではありませんが、目測130台前半のストレートをより早く感じさせる変化球のキレ、コースもよく搭南打線を被安打7としっかりと抑えました。

夏に向けて台風の目になれるだけの力のあるチームであることがよく分かりました。
打線は、この築山投手クラスになると、やはり終盤以降手も足も出ない状況になりましたが、夏の前に真剣勝負で対戦できたことは大きな糧になると思います。

攻略方法は簡単ではないと思いますが、夏に文教旋風が見れることを期待させてくれる内容だったと思います。

試合終了後の整列
試合終了後の整列

京都文教
000 100 000=1
000 200 01x=3
塔南

京 高橋ー田坂
塔 築山ー中澤

京H4 E3
塔H7 E0

【打撃成績】

京都文教

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
高橋 左飛 空振三振 見逃三振 一ゴロ
菅井 見逃三振 死球 三安打 空振三振
寺本 二飛 捕ゴロ 空振三振 遊ゴロ
菊池 二ゴロ 四球 右飛 空振三振
内藤 投ゴロ 遊安打(1) 遊飛 二ゴロ
田坂 三ゴロ 投ゴロ 二ゴロ 見逃三振
高木 右前安打 右前安打 三飛 遊ゴロ
渡邊 投ゴロ
(二盗)
中飛 空振三振
木村 遊飛 四球 見逃三振

搭南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
平塚 二ゴロ 中飛 右越二塁打(2) 三ゴロ失 中前安打(1)
谷口 四球 一ゴロ失
(三盗)
一ゴロ 左飛 遊ゴロ
長村 左飛 右前安打 空振三振 死球
築山 空振三振 中飛 右飛 右飛
島野修 二安打 空振三振
藤林 三ゴロ 二ゴロ
中川 投前犠打 空振三振 見逃三振
島野陽 中飛
尾崎
中澤 中飛 二直 三ゴロ失 三ゴロ
波多野 左前安打 四球 中飛 三安打
深田 三ゴロ 左前安打 打撃妨害 投前犠打

【投手成績】

京都文教

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
高橋 8 7 3 5 3 3

搭南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
築山 9 4 3 9 1 1

鳥羽 VS 塔南

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

2015年9月21日、秋季京都大会2次戦二回戦

太陽が丘球場

塔南

8 尾崎
6 深田
9 島野
3 藤林
7 築山
1 西原
5 木野村
2 明河
4 谷口

鳥羽

6 上原
4 奥村
8 伊那
7 松下
9 徳澤
1 杉沢
3 吉岡
2 大友
5 上山

鳥羽先発のエース杉沢投手
鳥羽先発のエース杉沢投手

新チームの公式戦は先日の京都学園戦に続き2試合目となる、今夏甲子園で2勝をあげた「レジェンド」鳥羽。
先発はエースの杉沢投手です。

夏の経験者が多く残った同じ公立の強豪塔南との対戦は、初回塔南がノーアウトのランナーをヒットで出すも併殺打で無得点に終わります。

塔南の先発西原投手
塔南の先発エース西原投手

西原投手は丁度1年前の秋季大会。
京都国際戦以来の観戦です。

1年たって西原投手、ストレートも力強くなりました。
今シーズンの京都を代表する右腕の一人だと思います。

1回裏の鳥羽、エラーのランナーを2塁へ進めますが、後続断たれ無得点に終わります。

2回裏、鳥羽はこの回先頭の5番徳澤選手のセンターへの当たりは平凡なセンターフライかと思いましたが、太陽が直接目に入ったか、完全に打球を見失い2塁打にしてしまいます。

鳥羽はさらに1死3塁とチャンスを広げ7番吉岡選手を迎え、痛烈なライナーを放ちますが、サードのほぼ正面となり、飛び出したサードランナーも戻れず併殺打となり先制のチャンスを逃します。

序盤3回は両チームともチャンスは掴むものの、あと一本が出ず無得点で終わります。

4回表の塔南は無死走者無しから、5番築山選手がレフト線に痛烈な2塁打を放つと、続く西原選手の当たりは、鳥羽も太陽か、打球を見失いレフトオーバーの2塁打となり1点を先制します。

塔南1点先制
塔南1点先制

塔南は続く5回表も、この回先頭の8番明河選手が四球で出塁。
鳥羽のまずい守備も重なり1死23塁となったところで2番深田選手の当たりはライトへの犠牲フライとなり、貴重な追加点をあげ2-0とリードします。

塔南深田選手の犠牲フライ
塔南深田選手の犠牲フライ
塔南2点目のシーン
塔南2点目のシーン

前半5回は塔南エースの西原投手が、今夏甲子園に出場した鳥羽を相手に2奪三振、被安打2、無失点と上々の内容で抑え、塔南ペースでゲームが進みます。

鳥羽はグラウンド整備が明けた6回裏。
先頭の8番大友選手がレフト前ヒットで出塁すると、犠打とヒットで1死13塁とし2番奥村選手のセンターへの犠牲フライでまずは1点を返し、塔南2-1鳥羽とします。

ホームに還る鳥羽大友選手(背番号13)
ホームに還る鳥羽大友選手(背番号13)

追い上げられた塔南は、直後の7回表、1死から3連打で1死満塁と攻めると、2番深田選手へ。
ここでこの試合2打点目となる犠牲フライをレフトへ放ち、3-1と再度塔南がリードを広げます。

塔南3点目のホームイン
塔南3点目のホームイン

しかし直後の7回裏、塔南にミスが続きます。
まず先頭の4番松下選手を内野ゴロ失策で出塁を許すと、続く徳澤選手死球与無死12塁。
ここでさらに杉沢選手の打席で、塔南明河キャッチャーのセカンドへの牽制球が大きくセンターへそれる間に無死23塁と、鳥羽はノーヒットでビッグチャンスを得ます。

西原投手も踏ん張り、2者連続三振で2死までこぎつけますが、8番大友選手にレフト前へ同点タイムリーを浴び、試合は振り出しに戻ります。

同点タイムリーの大友選手
同点タイムリーの大友選手

8回は両チームチャンスは作りますが、あと一本が出ないまま、試合は9回裏の鳥羽の攻撃を迎えます。

1死後、7番吉岡選手が左中間に2塁打で出塁すると、先ほど同点タイムリーの大友選手へは敬遠の四球を与え1死12塁と鳥羽が一打サヨナラの場面を迎えます。

さらに代打高田選手のライトへの浅いフライが敵失を生み、1死満塁とサヨナラ勝ちの絶好のチャンスが訪れます。

ここで再三の好守備を見せ、かつここまで4打数2安打の1番上原選手が放ったライトへの打球は、打った瞬間「サヨナラ犠牲フライは確実」と思いましたが、なんと打球はそのままライトスタンドへ!

劇的な幕切れで鳥羽がベスト8に進出し、夏春連続甲子園へまた一歩近づきました。

サヨナラ満塁ホームランで生還する上原選手
サヨナラ満塁ホームランで生還する上原選手

勝った鳥羽ですが、京都学園戦に続き厳しい戦いになりました。
この試合目だったのは、この上原選手でしたが、ショートの守備での安定性も光りました。

対する塔南がチームとして4失策、対して鳥羽はノーエラーでした。
同じような実力を持ったチーム同士の戦いは、目立たない地味なコツコツとしたゲームメイクが必須ですね。

エースの杉沢投手ですが、球威はそこそこあります。
しかし、ストレートを武器に力で抑え込むような投手ではなく、この数年の鳥羽らしく打たせてチーム全体でアウトを重ねていくスタイル。
まだまだ近畿大会にでるまではあと2勝が必要。
次戦は、夏の準々決勝の再戦となる京都翔英との戦い。

一戦一戦逞しくなってきた鳥羽が、この後どんな戦いを見せてくれるか楽しみです。

一方の敗れた塔南。
肝心なところでの守備の乱れが致命傷になりました。

選手個々の力ではむしろ鳥羽を上回っていたのではないでしょうか?
今チームは奥本監督も密かに甲子園を狙っていらっしゃるチームではないかと思っています。
試合終了後、ベンチでは監督の声でしょうか、コーチでしょうか・・・
激しい怒声が聞こえていました。

この悔しさを乗り越えて、夏の甲子園を目指して欲しいと思います。

塔南 000 110 100=3
鳥羽 000 001 204x=7

塔 H9 E4
鳥 H7 E0

塔南 VS 東山

2015年5月4日、春季京都大会2次戦一回戦

太陽が丘球場

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

東山

4 立原
6 松下
2 村井
7 川間
1 吉川
3 安田
5 徳田
9 田中
8 秋森

塔南

8 藤原
7 松本
2 松山
3 島野
5 築山
4 木野村
9 尾崎
6 深田
1 竹田

塔南は秋の2次戦、京都国際戦以来の観戦でした。
当然、その時の印象が強かったチームですが、一冬越してそのチームは別のチームのように大きくメンバーも変わっていました。

東山エースの吉川投手
東山エースの吉川投手

その塔南の初回、先頭の藤原選手が内野ゴロのあと、松本選手のセカンドゴロを東山がエラーで出塁します。
その後、松山選手がセンター前にヒットで1死12塁のチャンスで主砲・島野選手に回りますが三振、秋はホームランを打っていた印象が残っている築山選手が投ゴロで無得点に終わります。

ところで秋は築山選手キャッチャーで松山選手がサードでしたが、今日の試合は二人のポジションが入れ替わっていました。

塔南エースの竹田投手
塔南エースの竹田投手

秋は西原投手がエースでしたが、今日は竹田投手がエースナンバー。
ストレートは昨夏のエース大江投手のように目測ですが、130前半程度はコンスタントに出す投手です。

1死後、松下選手がヒットで出塁。
続く3番村井選手はライト線へのタイムリー2塁打を放ち東山が先制します。

先制タイムリーの東山・村井選手
先制タイムリーの東山・村井選手

2回表、3回表と塔南はチャンスを作りますが、東山・吉川投手が粘って無得点。
すると3回裏の東山にビッグチャンスが訪れます。

1死後、松下選手が内野安打で出塁すると、続く村井選手はライト前にヒット!
ここで松下選手が3塁を狙いますがサードタッチアウトで2死1塁となります。
しかし、東山はここから川間選手がセンター前にヒットで2死12塁、さらに吉川投手が四球で満塁のチャンスを迎えます。
しかし、このチャンスは安田選手が投ゴロでチャンス生かせず無得点に終わります。

この回2度のピンチを防いだ後、塔南にチャンスが生まれます。

先頭の尾崎選手のショートゴローがエラーとなり出塁、深田選手が犠打で1死2塁となります。2死後、1番打者の藤原選手がライト前にヒットで13塁とチャンスを広げ、松本選手が同点タイムリーを放ちます。
しかし藤原選手がサードでタッチアウトとなりこの回は同点とまり。

タイムリーヒット直後の松本選手
タイムリーヒット直後の松本選手

さらに塔南は5回表にもチャンスを作ります。
1死後、島野選手がレフト前にヒットで出塁、続く築山選手がライトオーバーの2塁打で23塁とします。

2塁打の築山選手
2塁打の築山選手

ここで木野村選手は投ゴロでサードランナーがタッチアウトとなりますが、ランナー残って2死23塁の場面。ここで7番の尾崎選手が左中間破るタイムリー3塁打で2点を勝ち越します。

塔南勝ち越しのシーン
塔南勝ち越しのシーン

さらに7回表でした。
先頭の島野選手がショートのエラーで出塁します。築山選手の内野ゴロは併殺打崩れとなり、ランナー代わって1死1塁で木野村選手は犠打で2死2塁とします。
ここで、さきほど勝ち越しタイムリーの尾崎選手がまたもセンターオーバーのタイムリー3塁打で1点を追加します。

2打席連続3塁打の尾崎選手
2打席連続3塁打の尾崎選手

さらに深田選手がのレフト前タイムリーでこの回2点を追加し、5-1とリードを広げます。

対する東山は7回裏、先頭の田中選手がライト前ヒットで出塁しますが、続く秋森選手がショートへの併殺打で2死となります。
しかしここから、1番打者の立原くんがセンターオーバーの3塁打で出塁、さらに松下選手がレフト前にタイムリーを放ちで1点を返します。

生還する立原選手
生還する立原選手

この回の最後、当たっていた塔南尾崎選手が右中間に落ちそうな当たりを好捕し、足を痛めてしまいそのまま交代になってしまいました・・・
その後の情報がないので心配です。

8回裏から塔南は2番手の宮崎投手をマウンドへ。

塔南2番手の宮崎投手
塔南2番手の宮崎投手

先頭の川間選手を三振にとった後、吉川投手に四球を与え、安田選手は敵失で出塁、東山は1死12塁のチャンスを迎えます。
ここで徳田選手がセンター前ヒットで1死満塁も、田中選手が三振、秋森選手はショートゴロでまたも満塁機を生かすことができません。

東山は万事休すかと思いましたが、続く9回裏も東山はチャンスを作ります。
まず先頭の立原選手がショートエラーで出塁、松下選手もセカンドがトンネル。連続エラーで無死13塁となりクリーンアップを迎えます。
ここで村井選手はいい当たりのセンターフライで1死13塁。
続く川間選手のゴロはまたもショートのエラーを招き1点を返し、3-5と2点差となり、1死12塁で代打・田渕選手を迎えます。

東山3点目!
東山3点目!

しかしその田渕選手は三振で2死12塁。
安田選手はファーストゴロでゲームセットとなり、塔南が昨春に続きベスト8進出。
夏の京都大会でシード権を獲得しました。

塔南は冒頭で触れたとおり、昨秋とは全く別のチーム。
奥本監督、一冬越していいチームを作ってこられました。
前日、京都すばる VS 鳥羽乙訓の福知山成美戦と京都を代表する強豪公立チームを観ましたが、それらと比べても全くヒケを取らないチームだと思います。

正直秋に観たときは、今シーズンの塔南はやや厳しいかなと感じましたが、夏に向けても非常に楽しみなチームの一つだと思います。

対する東山。
昨夏の経験者も残っているチームで、今年は久々に甲子園も意識できるチームでは?
と思っていましたが、あまりにもチャンスを逃しすぎましたね・・・
あと吉川投手。
ストレートも力強く好投手なのですが、塔南に完全に捕まっていました。
甲子園を意識するなら、この後は平安や成美などを相手にすることになると思いますので、夏に向けて課題をクリアして、久々に強い「ガシ高」を見せて欲しいと思います。

塔南 000 120 200=5
東山 100 000 101=3

京都国際 VS 塔南

2014年9月21日、秋季京都大会2次戦2回戦
太陽が丘球場

【スタメン】※球場でメモってますので誤字などあるかもしれません

塔南

6 井上裕
8 井上大
4 島田
5 松山
2 築山
7 川口
3 芦田
1 西原
9 荒木

京都国際
8 谷村
4 野崎
6 金本
2 土居
9 木村
7 柳
1 永井
3 高山
5 八若

実力校同士の一戦。
国際は前チームの大黒柱・佐田君が抜けましたが、夏に平安戦で投げていた速球派のサウスポー・永井君が残りました。

一方公立の強豪塔南はエース大江君や、強打者・木曽田君が抜けて本当に若返ったチームです。

京都国際永井投手
京都国際永井投手
塔南西原投手
塔南西原投手

 

試合は初回に国際が土居君、木村君の連続長打で2点を先制。
その後、両チームチャンスはあるものの得点奪えず4回表。
塔南築山君のソロホームランで1点返します。

続く5回表には井上大君の犠牲フライ、4番松山君が押し出し死球で塔南逆転(塔3-2国)

7回表にもこの試合当たっていた島田君のタイムリーで1点を追加し塔南がリードを広げたまま最終回へ。

9回裏2死23塁の場面で国際は谷村君が起死回生のツーベース。
同点に追いつきます。

10回表、塔南も2死13塁のチャンスがありましたが無得点。
11回表も塔南じゃ1死23塁と攻め立てますが無得点。

ピンチの後にチャンスありで、11回裏、国際は2死満塁。
ここで野崎君がライト前タイムリーでサヨナラ!
ベスト8へ進出。

今シーズンの京都国際は手強そうな印象を受けました!

塔南 000 120 100 00=4
国際 200 000 002 01x=5