Category Archives: 2016年秋季大会

秋季京都大会を振り返って(1)

2016年の秋季京都大会を振り返ってみたいと思います。

まず大会としては、古豪・東山が22年ぶり9回目の優勝で幕を閉じました。
一次戦から、京都国際、鳥羽、立命館宇治をそれぞれ撃破し、二次戦に入っても峰山、福知山成美龍谷大平安京都翔英と昨今の京都大会上位常連校との対戦が続きましたが全勝。
文句なしの戦績で文字通り「自力優勝」を決めました。

140キロを越す投手陣や、大型のスラッガーが秋時点では不在でしたが、チームワークの良さ、次の塁を狙う姿勢、そして熱さが今チームは目立っての復活でした。

優勝旗を受け取る長谷川選手

閉会式で優勝旗を受け取る東山ナイン

最近の東山のイメージと言えば、打線の元気なチームという印象を持っていますが、今チームも打線は活発なチーム。
すでに近畿大会の初戦で報徳学園に敗れ、久しぶりのセンバツ出場はほぼ絶望となりましたが、「かわす」投球が、東山に関わらず、今秋の京都には目立った印象があります。

近畿大会では、京都翔英、龍谷大平安とも投手陣が打たれ、それぞれ初戦敗退。
決して140キロ超のストレートが全てとは思いませんが、力勝負にも打っでれる力強さをこの冬に、各チームに加わることを期待したいと思います。

そして今秋、衝撃が走ったのは近畿大会後に、京都翔英の浅井監督が急にお亡くなりになられました。

昨秋は太田前監督でベスト4ながらも、突然の監督交代劇。
いろいろな事があったかもしれませんが、浅井監督就任後は、周知の通り、春季大会優勝、夏の甲子園初出場と素晴らしい躍進。

プロ野球楽天に入団した石原捕手、瀧野投手などの主力が抜けた今チームも、阿部主将を中心に素晴らしいチームワークで準優勝。
来春以降さらに「浅井カラー」を出していかれることを楽しみにしていましたが、一高校野球ファンとして寂しく、残念としか言えません・・・

謹んでお悔やみを申し上げます。

今秋も京都翔英を準優勝に導かれた浅井監督

今秋も京都翔英を準優勝に導かれた浅井監督

今秋の京都翔英は、先に触れた石原捕手が引退しましたが、夏の甲子園を経験した阿部選手、川本選手、新田選手らを中心に変わらず打線は強力。

この秋の時点では京都最強の打力ではなかったかと思います。
しかし攻撃力とすれば、走塁面での課題も感じました。
2塁にランナーを置きながら、1安打でホームに戻れないといったシーンも目立ちました。

加えて瀧野投手が抜けた後、中心になる投手が作れなかったようにも見えました。
クローザーとして阿部選手が大車輪の活躍を求められるチームだと思いますが、春にはエースナンバーを引き継いだ内橋投手らが、さらに力強く成長していることを期待したいと思います。

その2へ続く

秋季京都大会を振り返って(2)

優勝した東山、京都翔英と共に近畿大会へ進んだのは、3位の龍谷大平安でした。

一人閉会式に参加した平安・山本主将

3位の表彰を受ける平安・山本主将

秋季大会4連覇のかかったこの大会は、準決勝・東山戦に敗れその夢は達成できませんでした。
近畿大会でも大阪桐蔭に初戦でコールド負けを喫し、5年連続のセンバツ出場は絶望的となりました。

今大会は、今春センバツベスト4の立役者、市岡投手や、橋本選手など投打の主力が引退し、1年生を多く使った若いチームでした。

二次戦が始まった頃の小寺投手は、奪三振も多く安定感抜群でしたが、終盤は疲れもあったでしょうが、精細を欠く場面も目立ちました。
控えの島田投手含め、春にはパワーアップし夏の甲子園で通算100勝を目指して欲しいと思います。

打線もセンバツ明徳義塾戦で弾丸ライナーのホームランを放った岡田選手が残っています。
チーム全体がまだ大人しく、3年生になる世代がもっと元気にチームを引っ張って、強い平安を見せて欲しいと思います。

そしてベスト4にもう一チーム残ったのは効率の乙訓。

準々決勝・塔南戦での乙訓ベンチ

準々決勝・塔南戦での乙訓ベンチ

印象に残っているのは一次戦、同志社国際を破り二次戦進出を決めた後の立命館宇治と鳥羽の試合。
何名かの乙訓の保護者の方も観戦されていたのですが「(立宇治と鳥羽に)当たらなくて良かった」とこぼされていました。

関係者の方も一戦一戦成長していくチームに驚かれたのかもしれません。
しかし、準決勝3位決定戦は勝っていてもおかしく内容。
近畿大会へ出場した3チームと大きな力差はないほど、チーム力は大きく成長しました。

しかし、「あと一歩」が続くのも乙訓のイメージ。
来春はその壁を越え、悲願の甲子園を掴んで欲しいなぁと思いますし、それを期待できるチームだと思いますので期待したいと思います。

その3へ

秋季京都大会を振り返って(3)

ベスト8組で印象に残ったのは、まず北嵯峨。
かつて北嵯峨を夏の甲子園でベスト8に導き、以後鳥羽、立命館宇治の監督としても甲子園に出場された、京都を代表する名将・卯瀧監督の息子さんが監督に。

元気のいいチームで一次戦は敗者復活からの勝ちあがりでしたが、京都翔英戦も最後まで抵抗してみせるなど、春以降も京都を盛り上げてくれそうな雰囲気を感じるチームでした。

北嵯峨の卯瀧新監督

北嵯峨の卯瀧新監督

福知山成美も能力の高いチーム。
今チーム、恐らく夏も活躍した藤山投手がエースナンバーを背負う予定だったと思いますが、直前で故障のためこの秋はベンチ入りならず。

東山戦しか観戦していませんが、打線は京都翔英にも匹敵する実力があると思いますし、ここに藤山投手が戻り、この秋主戦を務めた中島投手らと強力な投手陣が作れれば、一躍、夏の甲子園の有力チームに躍り出ることも十分ありえる布陣だと思います。

そして、この秋話題性十分。
現時点において、21世紀枠での甲子園出場の可能性もある進学校の洛星。

好投手・水江投手を中心に、前評判の高かった大谷を倒すなど「洛星旋風」を起こしました。

ベスト8進出を決めた直後の洛星・水江投手ら

ベスト8進出を決めた直後の洛星・水江投手ら

築山投手、西原投手という強豪私立でも滅多にない程の豪華投手陣を誇った塔南も、その両投手が引退。
新たに大江投手がエースを引き継ぎ、ベスト8まで勝ちあがりました。

まだまだ攻撃力や、スケールは前チームと比べると物足りなさもありますが、逆に言えば伸びしろの大きいチームだと思いますので、来春を期待したいと思います。

その4へ

秋季京都大会を振り返って(4)

ベスト8以外のチームで総合力が高そうに感じたのは立命館宇治。
二次戦初戦での乙訓戦
個人的にはまさかのコールド敗退でした。

一次戦から3試合観戦しましたが、攻撃のリズム・型をしっかりと持っていますし、夏も経験した玉田投手もそうは打たれない好投手だと思います。

ただ春への課題とすれば、その玉田投手を中心とした投手陣でしょうか。
東山、鳥羽、乙訓などの実力チームには捉えられていました。
夏に甲子園に戻るためには上位チームにも負けないスケールアップが必要と思います。
総合力は高く個人的には、この秋優勝候補と見ていただけに、期待を込めて春を楽しみに待ちたいと思います。

京都成章も気になるチーム。
一次戦の洛星戦では力の差を見せてのコールド勝ちを収めていただけに、二次戦、力を発揮しきれなかったことは残念でした。

このチームも北山投手、川岸選手など前チームの経験者も多くまた、北村投手と言ったさらに若い世代にも有望な選手がいますので、春以降の巻き返しに期待したいと思います。

洛星に敗れ話題を持っていかれましたが、大谷も力のあるチームでした。
本城選手という中心選手もいますし、春以降の巻き返しは十分にあるチームだと思います。

峰山は12名の部員数ながらもチーム一丸となって、二次戦も初戦を勝ちベスト16まで勝ち上がりました。

峰山の新エース森投手

峰山の新エース森投手

そしてその峰山に敗れた洛西も毛利投手が夏から残り、春以降に楽しみが持てるチームだったと思います。

京都学園は例年「投高打低」のイメージがありましたが、今チームは竹中投手という好投手だけでなく、打線も活発なチーム。
京都翔英戦はあと一歩のところで「金星」を逃しましたが、名門復活へ期待が持てるチームだと思います。

立命館も夏を経験している多田投手ら、体格も良くスケールは大きそうなチーム。

その立命館に一次戦敗れながらも、京都外大西を破って二次戦にコマを進めた桂も、変則的な左腕・岡投手など面白いチームだと思います。

また一次戦で敗退したチームの中でも鳥羽はスケールの大きさを感じたチームでした。
島部投手はこの秋不調でしたが、ブルペンで見たその球威は威力も十分。
この冬の成長次第では、十分に夏の甲子園を狙える実力があると思いますので期待をしたいと思います。

また面白いチームと思ったのは同志社国際。
今チーム、ポテンシャルの高い選手も多く所属していますので、強豪チームにとって侮れない存在になってくるのではと思います。

また前チームから緒方選手等、主力が多く引退し新しいチームに生まれ変わったのは京都外大西も同様。
一次戦の洛東戦のみの観戦でしたが、打線は変わらず活発なチームでした。

一部では、近畿大会で3チームとも初戦で敗退したことを受け、今年の京都はレベルが低い・・・等とも言われてはいますが、決してそうは感じなかったこの秋でした。

まだまだ経験の浅いチームが例年より多く、手探りで戦っている感じが非常に強く感じました。
この冬の過ごし方一つで、この秋とは見違えるようなチームが春には出てくると思います。

また一部では、新たに強化に乗り出すチームなどの噂も現時点であったりもします。

来春、この秋とはまた勢力図も書き換わる可能性も高い、「戦国京都」。
グラウンドで元気な球児達のプレーを見れることを楽しみにしています。

[ 決勝 ] 早稲田実業 VS 日大三

2016年11月3日、秋季東京都大会決勝

神宮球場

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

スターティングメンバー

日大三

5 井上
8 長谷川
1 櫻井
7 比留間
3 金成
6 日置
9 岡部
4 金子
2 津原

早稲田実

7 福本
8 横山
3 清宮
5 野村
9 小西
2 雪山
4 橘内
1 中川
6 野田

試合開始前から、清宮選手など大注目だったこの一戦。
当初14時試合開始(六大学新人戦のため14時半に途中で変更)、12時半にチケット販売開始でしたが、9時半頃ですでに大行列でした。

裁判が始まる前グレート近い、スタジアムniの外に、ランク

チケット発売数時間前でも球場周辺にはこの大行列

東京は優勝チームがセンバツに選出される流れになっているため、事実上勝った方が甲子園を決める夏の予選のような緊張感のある試合。

11年ぶり10回目の優勝を目指す早稲田実業か、6年ぶり13回目の優勝を目指す日大三か。

試合前ノックを受ける清宮選手(左端)

試合前ノックを受ける清宮選手(左端)

日大三名将・小倉監督のノック

日大三名将・小倉監督のノック

先攻・日大三、後攻・早稲田実業でプレーボール。
まず守る早稲田実業は背番号18の右腕、中川選手が先発。

早稲田実業先発の中川選手

早稲田実業先発の中川選手 

1回表、日大三の攻撃。

先頭・井上選手がレフト線へ二塁打で出塁すると1死後、3番・櫻井選手の打席でパスボールがあり、1死3塁とチャンスを広げます。
櫻井選手は四球で繋ぎ、1死13塁から、4番・比留間選手のセカンドゴロの間に1点先制を先制します。

井上選手が先制のホームイン

井上選手が先制のホームイン

尚2死1塁から、5番・金成選手がライト前ヒットでチャンスを広げますが、日置選手がセンターフライに倒れ、この回は1点に終わります。

左が金成選手、右が清宮選手

左が金成選手、右が清宮選手

替わって守りにつく日大三の先発は、背番号8の櫻井投手。

日大三先発の櫻井投手

日大三先発の櫻井投手

1回裏の早稲田実業の攻撃は、140キロ超のストレートと、変化球を武器に2つの三振を含む、三者凡退に抑え上々の立ち上がりを見せます。

注目の清宮選手は空振りの三振に倒れます。

第一打席の清宮選手

第一打席の清宮選手

1点を追う早稲田実業は2回裏。

先頭・4番の野村選手が四球で出塁すると、パスボールと犠打で1死3塁とすると、6番・雪山選手のセカンドゴロがフィルダースチョイスを誘い1-1の同点に追いつきます。

野村選手が同点のホームイン

野村選手が同点のホームイン

3回表の日大三。

2死から櫻井選手、比留選手が連続で出塁すると、金成選手がショートへの内野安打で繋ぎ2死満塁としますが、ここは日置選手がショートゴロで無得点に終わります。

日大三の「怪物」金成選手

日大三の「怪物」金成選手

4回表も日大三は7番・岡部選手のセンター前ヒットや犠打などで、2死3塁とチャンスを広げたところで、早稲田実業は早くも背番号10の左腕・赤嶺投手へ継投し、ピンチを脱します。

早稲田実業の赤嶺投手

早稲田実業の赤嶺投手

ピンチの直後の4回裏・早稲田実業の攻撃。

先頭・4番の野村選手がショートへの内野安打で出塁すると、犠打と6番・雪山選手のライト前ヒットで1死13塁とします。

三塁へ進む野村選手

三塁へ進む野村選手

このチャンスで7番・橘内選手が右中間を破る走者一掃の二塁打を放ち2点を勝ち越し、3-1と早稲田実業がこの試合、初めてリードします。

タイムリー2塁打の橘内選手

タイムリー2塁打の橘内選手

さらに赤嶺選手が犠打で送り、2死3塁とすると9番・野田選手のファーストへの内野安打で1点を追加。
4-1とリードを広げます。

タイムリー内野安打の野田選手

タイムリー内野安打の野田選手

しかしその直後の5回表の日大三。

1死後、3番・櫻井選手が四球で出塁すると、4番・比留間選手のレフト前ヒットで1死12塁とすると、5番・金成選手がライトスタンドへ同点のスリーランホームラン!
4-4の同点に追いつきます。

スリーランホームランの金成選手

スリーランホームランの金成選手

5回裏の早稲田実業の攻撃。

2死走者無しから4番・野村選手がサードへの内野安打を放ちますが、この打席で櫻井投手は144キロを計測するなど6回を終えた時点ですでに9つの奪三振を奪います。

7回裏も櫻井投手が圧巻の投球。

先頭・1番の福本選手がライト前ヒットを放つも、横山選手を空振り三振に取ると、清宮選手を126キロの変化球で4打席連続で三振に取り、1年生の4番・野村選手も空振り三振に終わり、3者連続三振。

7回で12奪三振を奪う投球内容を見せます。

野村選手を三振に取った櫻井投手

野村選手を三振に取った櫻井投手

直後の8回表の日大三。

2死から7番、岡部選手がセンター前ヒットで出塁すると、途中出場の8番・大西選手もライト前ヒットで2死13塁とチャンスを作りますが、津原 選手がショートゴロに倒れ無得点に終わります。

三塁に進む岡部選手

三塁に進む岡部選手

4-4のまま迎えた9回表の日大三の攻撃。

早稲田実業は背番号16の石井投手へ継投します。

早稲田実業の3番手、石井投手

早稲田実業の3番手、石井投手

先頭1番・井上選手が四球で出塁すると、犠打と櫻井選手も四球で12塁。
4番の比留間選手が遊ゴロで2死12塁となったところで、この試合、ホームランを含む4打数3安打と当たっている5番・金成選手を迎えます。
ここでレフィト線へ走者一掃のタイムリー2塁打を放ち、日大三が6-4と土壇場で2点のリードを奪います。

6点目のホームを踏む比留間選手

6点目のホームを踏む比留間選手

3塁まで進んだ金成選手

3塁まで進んだ金成選手

勝負あったかと思われたこの試合。
ドラマは9回裏に待っていました。

先頭9番の野田選手がレフト前ヒットで出塁すると、1番・西田選手が左中間を破る三塁打でまず1点を返します。

3塁打の西田選手

3塁打の西田選手

続く横山選手が四球を選び、無死13塁となったところで、打席は注目の3番・清宮選手。

2球目でパスボールがあり早稲田実業、劇的な同点に追いつきます。

清宮選手の打席で同点のパスボール

清宮選手の打席で同点のパスボール

なお無死2塁で、清宮選手は5打席連続の三振に終わりますが、続く4番・野村選手がなんとライトスタンドへサヨナラ本塁打!

8-6で早稲田実業が劇的なサヨナラ勝利と、11年ぶり10回目の優勝。
そして来春の選抜出場をほぼ確定させました。

サヨナラホームランでホームに戻る野村選手

サヨナラホームランでホームに戻る野村選手

この試合、「清宮効果」もあったかと思いますが、試合開始前から地方大会ではまず見られない盛り上がり。

試合が決まった瞬間もまるでプロ野球の試合のような盛り上がりでした。

昨秋もたまたま日大三の試合を観戦しましたが、その試合にも野手として出場していた櫻井選手は140キロ超のストレートを操る主戦投手としてチームを引っ張りました。

そして野手では5番の金成選手。
こちらも2年生野手。清宮選手に注目度は負けているかもしれませんが、劣らずプロ注目の「怪物」だと思います。

勝った早稲田実業。
清宮選手一人のチームでないことを証明してみせた試合でした。
全員で櫻井投手を攻略し、執念で試合を逆転しました。

来春の選抜までには、この試合だけを見る限りでは、投手を中心にしたディフェンスもさらにレベルアップが必要になってくるかと思いますが、甲子園に「主役」が帰ってくることが待ち遠しいです。

日大三
100 030 002=6
010 300 004x=8
早稲田実

日 櫻井8 - 津原
早 中川18、赤嶺10、16石井 - 雪山

日H10 E0
早H10 E0

本塁打
日 金成③
早 野村②

【打撃成績】
日大三

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
5 井上 左線二塁打 二ゴロ (赤)一ゴロ 左飛 (石)四球
87 長谷川 空振三振 二ゴロ 投ゴロ 見逃三振 一前犠打
1 櫻井 パスボール
四球
四球 四球 一ゴロ 四球
73 比留間 二ゴロ(1) パスボール
四球
左前安打 遊ゴロ 遊ゴロ
3 金成 右前安打 遊安打 右越本塁打(3) 二ゴロ 左線二塁打(2)
8 八木
6 日置 中飛 遊ゴロ 二ゴロ 中飛 遊飛
9  岡部 中飛 中前安打 三邪飛 中前安打
4 金子 左前安打 三前犠打 三振
4 大西 右前安打
2 津原 三ゴロ併殺打 中飛 遊ゴロ 遊ゴロ

早稲田実業

選手名 第一打席 第二打席 第三f打席 第四打席 第五打席
7 福本 見逃三振 見逃三振 空振三振 右前安打
二盗
左中間三塁打(1)
R9 西田
8 横山 右飛 一ゴロ 一ゴロ 空振三振 四球
3 清宮 空振三振 空振三振 見逃三振 空振三振 パスボール(1)
空振三振
5 野村 四球 遊安打 三安打 空振三振 右越本塁打(2)
97 小西 パスボール
投前犠打
投前犠打 三ゴロ 中飛
2 雪山 二ゴロ野選(1) 右前安打 空振三振 四球
4 橘内 中前安打 右中間二塁打(2) 三ゴロ 二ゴロ
1 中川 空振三振
1 赤嶺 旧三十犠 空振三振(振り逃げ)
H 須能 見逃三振
1 石井 見逃三振
6 野田 遊ゴロ 一安打(1) 遊ゴロ 左前安打


【投手成績】

日大三

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
櫻井 8 1/3 10 3 15 8 7

早稲田実業

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
中川 3 2/3 5 3 1 1 1
赤嶺 4 1/3 4 1 2 3 3
石井 1 1 2 0 2 2

[ 決勝 ] 東山 VS 京都翔英

2016年10月9日、秋季京都大会決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

スターティングメンバー

京都翔英

9 新田広
7 田中
6 阿部
2 川本
7 新田大
3 岡田
5 大谷
4 瓜田
1 高田

東山

3 田中
8 宮口
9 増田
5 長谷川
7 高倉
6 村井
2 大杉
1 小山
4 木村

22年ぶりの優勝を目指す東山。

この秋、目だった東山試合前の「儀式」

この秋、目だった東山試合前の「儀式」

4年ぶりの優勝。
さらには2016年の春、夏、秋と3シーズン連続での京都チャンピオンを目指す京都翔英の決勝戦。

いつもと異なり、試合前に円陣組む翔英ナイン

いつもと異なり、試合前に円陣組む翔英ナイン

まず守る東山は1年生右腕・背番号10の小山投手が先発します。

東山先発の小山投手

東山先発の小山投手

1回表の京都翔英。

2死走者無しから、 阿部選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く川本選手もライト前ヒットを放ちますが、阿部選手が三塁を狙いタッチアウト。
チャンスを広げることができません。

替わって守りにつく京都翔英は、背番号11。
右横手投げの高田投手が先発。

京都翔英先発の高田投手

京都翔英先発の高田投手

1回裏の東山の攻撃は三者凡退と、高田投手、上々の立ち上がりを見せます。

2回表も京都翔英は先頭、5番・新田大選手のセンター前ヒットなど、2本のヒットが出ますが、攻撃がちぐはぐで無得点に終わります。

すると直後の2回裏の東山。

先頭・4番の長谷川選手が四球で出塁すると、連続内野ゴロで3塁まで進み、2死13塁と先制のチャンスを広げますが、8番・小山選手がライトフライに倒れ無得点に終わります。

3塁へ進塁した長谷川選手

3塁へ進塁した長谷川選手 

東山は4回、5回もチャンスを作りますが、あと一本が出ずに無得点。
対する京都翔英は、3回、4回、5回は無安打と、東山の小山投手に上手くかわされたまま、両チーム無得点で前半の5回を終了します。

6回裏の東山の攻撃から、京都翔英は2番手に背番号10、左腕の坂田投手を送ります。

翔英2番手の坂田投手

翔英2番手の坂田投手 

代わり端、先頭3番・増田選手がセンター前ヒットを放つと、犠打と内野ゴロで2死3塁としますが、村井選手がサードゴロに倒れ、東山またもチャンスを生かすことができません。

3塁まで進んだ増田選手

3塁まで進んだ増田選手

好投を続ける、東山の小山投手でしたが、7回表・ 京都翔英、1死走者無しから、5番・新田大選手に投手強襲ゴロで、一時ベンチに下がり治療を受けますが、7回を投げきり被安打5、与四死球1つ、無失点と素晴らしい投球内容を見せてくれます。

依然0-0のまま迎えた7回裏・東山。

2死走者無しから9番・木村選手が死球で出塁すると、1番・田中選手が劇的なレフトオーバーの本塁打を放ち2点を先します。

先制ホームランの田中選手

先制ホームランの田中選手

8回表の京都翔英の攻撃から、東山はエース金和投手へ継投。

代わり端、三者凡退に抑えます。

東山エースの金和投手

東山エースの金和投手

対する翔英も、8回裏からエース内橋投手が登板し、三者凡退と2-0のまま、最終回の京都翔英の攻撃を迎えます。

翔英エースの内橋投手

翔英エースの内橋投手

9回表の京都翔英。

先頭2番・田中選手がセンター前ヒットで出塁します。

ヒットで出塁の翔英、田中選手

ヒットで出塁の翔英、田中選手

この場面で、東山はマウンドで円陣を組み、気合を入れ直します。

東山マウンドで円陣

東山マウンドで円陣

2死から5番・新田大選手がライト前へヒットを放ち、12塁と同点のランナーを出しますが、翔英の攻撃はここまで。
最後は岡田選手がセンターフライに終わり無得点に終わり試合終了。

東山が22年部ぶり9回目の優勝を飾りました。

優勝が決まり、歓喜にわく東山ナイン

優勝が決まり、歓喜にわく東山ナイン

田中選手の一振りで投手戦になった決勝戦は幕を閉じました。
前チームの原投手、主砲・安田選手のような投打の絶対的な軸があったチームではなかったと思いますが、チーム力の高さが際立った東山が久しぶりに京都の頂点に立ちました。

1年生の小山投手も、序盤こそ翔英打線に捉えられていましたが、3回以降はほぼ完璧な投球内容。
奪三振0ですが、完全に翔英打線が打たされていました。

そして京都翔英。
夏の甲子園に出場したため、新チーム結成が遅れましたが、甲子園経験メンバーも残り相変わらず高いチーム力、打撃力を見せてくれました。

この後、両チームとも、それぞれ兵庫2位の報徳学園、奈良1位の智辯学園に近畿大会初戦で敗れたため、来春センバツはほぼ絶望となりましたが、まだまだ伸びしろのあるチームだと思いますので、厳しい冬を乗り切り、さらにパワーアップした姿を両チームとも来春に見れることを期待しています。

京都翔英
000 000 000=0
000 000 20x=2
東山

翔 高田、坂田、内橋 - 川本
東 小山、金和 - 大杉

翔 H7 E2
東 H7 E0

本塁打
東 田中②

【打撃成績】
京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
9 新田広 一直 右飛 中飛 右飛
7 田中 右飛 四球 中飛 中前安打
6 阿部 中前安打 一ゴロ 中飛 空振三振
2 川本 右前安打 二飛 二ゴロ 中飛
7 新田大 中前安打 二ゴロ 投ゴロ 右前安打
3 岡田 二ゴロ併殺打 二ゴロ 右前安打 中飛
5 大谷 左前安打 遊ゴロ 投飛
4 瓜田 遊直 遊飛 (金)三振
1 高田 右飛
H 野口 左飛
1 坂田
H 林ヶ谷 遊飛
1 内橋

東山

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
3 田中 三ゴロ 中前安打
二盗
左前安打 左越本塁打(2)
8 宮口 三邪飛 見逃三振 遊ゴロ 捕ゴロ
9 増田 中飛 左飛 中前安打 (内)二ゴロ
5 長谷川 四球 左前安打 投前犠打 二ゴロ失
7 高倉 二ゴロ 捕ゴロ併殺打 遊ゴロ 遊ゴロ併殺打
6 村井 二ゴロ 左前安打 三ゴロ
2 大杉 死球 牽制悪送球
空振三振
左飛
1 小山 右飛 (坂)一ゴロ
H 大西 空振三振
1 金和
4 木村 三飛 右前安打 死球


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
高田 4 3 2 2 0 0
坂田 4 4 1 1 2 2
内橋 1 0 0 0 0 0

東山

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
小山 7 5 1 0 0 0
金和 2 2 0 2 0 0

[ 3位決定戦 ] 龍谷大平安 VS 乙訓

2016年10月9日、秋季京都大会3位決定戦

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

スターティングメンバー

8 松本
6 大本
3 前田
7 岡田
5 松田
9 金本
4 木村
2 田島
1 小寺

乙訓

9 吉田
8 横山
5 池田
3 大宅
2 牧
7 宮田
4 松本
1 川畑
6 大上

今年は京都が近畿大会へ3校出場できるため、この試合に勝ったチームが京都3位で近畿大会へ出場できる、選抜への夢を繋ぐ大一番です。

まず守る乙訓はエース右腕の川畑投手。

乙訓エースの川畑投手

乙訓エースの川畑投手

1回表の龍谷大平安の攻撃。

先頭・松本選手がレフト前ヒットで出塁すると、犠打と前田選手のショート後方へのポテンヒットで1死13塁とチャンスを迎えると、4番・ 岡田 選手が四球で繋ぎ満塁とします。

ここで、松田選手が右中間を破る2点タイムリー二塁打を放ち、まず平安が2点を先制します。

松田選手の先制タイムリー二塁打

松田選手の先制タイムリー二塁打

なおも平安は1死満塁のチャンスを作りますが、ここは後続が続けず2点に終わります。

替わって守りにつく龍谷大平安は、前日の東山戦でも140球近くを完投した1年生エース小寺投手が先発します。

平安のエース右腕、小寺投手

平安のエース右腕、小寺投手

1回裏の乙訓。

1死後、2番・横山選手が左中間へ二塁打を放つと、池田選手の四球。4番・大宅選手のライト前ヒットで1死満塁とチャンスを作ります。

大宅選手のライト前ヒット

大宅選手のライト前ヒット

この場面で5番・牧選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち、まず1点を返しさらに1死満塁と乙訓のチャンスが続きます。

牧選手のタイムリーヒット

牧選手のタイムリーヒット

さらに2死となった後、7番・松本選手は押し出しのデッドボールとなり、2-2の同点に追いつきます。

池田選手が同点のホームイン

池田選手が同点のホームイン

同点に追いつかれた直後の2回表、龍谷大平安。

先頭9番・小寺選手がデッドボールで出塁すると、1死後、連続四球で1死満塁となり、主砲・岡田選手を迎えます。

龍谷大平安、主砲の岡田選手

龍谷大平安、主砲の岡田選手

しかし結果はまさかのセカンドゴロ併殺打に倒れ、平安、絶好の勝ち越しのチャンスを生かすことができません。

 

2-2の同点のまま迎えた5回表の龍谷大平安。

1死後、この試合2安打と当たっている5番・松田選手がレフトオーバーのソロホームランを放ち、均衡を破り3-2と平安が1点を勝ち越します。

平安松田選手の勝ち越しホームラン

平安松田選手の勝ち越しホームラン

乙訓はここで背番号11の右横手・赤井投手へ継投します。

乙訓2番手の赤井投手

乙訓2番手の赤井投手

このあと、さらに7番・木村選手のセンター前ヒットなどで2死満塁とすると、1番松本選手が押し出しの四球を選び、さらに1点を追加。
4-2と平安が2点をリードし前半の5回を終了します。

金本選手が4点目のホームイン

金本選手が4点目のホームイン

6回表の龍谷大平安の攻撃から、乙訓は3番手に背番号10の左腕・冨山投手をマウンドへ送ります。

乙訓3番手の冨山投手

乙訓3番手の冨山投手

代わり端、4番・ 岡田選手にはセンターの頭上を越えそうな、大飛球を打たれますが、横山選手の好プレーでアウトにするなど、平安の攻撃を三者凡退に打ち取ります。

4-2のまま迎えた8回裏の乙訓。

2死走者無しから4番・大宅選手はショートゴロエラーで出塁。
さらに続く牧選手の初球でパスボールがあり2塁へ進塁すると、またも
牧選手もショートゴロエラーで大宅選手がホームイン。
4-3と龍谷大平安のリードは1点となります。

大宅選手がホームイン

大宅選手がホームイン

9回表、龍谷大平安はノーヒットながら、2死23塁とチャンスを作るも無得点に終わると、直後の9回裏、乙訓が平安に襲いかかります。

まず先頭8番・冨山選手の代打・背番号16の中川選手がレフト前ヒットで出塁します。

ヒットで出塁の中川選手

ヒットで出塁の中川選手

続く大上選手の犠打、吉田選手の四球で1死12塁と一打同点の場面。
初回に二塁打を放っている、2番横山選手を迎えますが、カウントノーボール、2ストライクから中川選手がキャッチャーからの牽制死2死1塁となります。

万事休すと思われたこの場面で、横山選手の打球は左中間を破りそうな打球したが、松本選手の超ファインプレーに拒まれて試合終了。
4-3で龍谷大平安が勝ち、近畿大会への出場を決めました。

試合終了の瞬間

試合終了の瞬間

勝った平安。
この試合は、これまで奪三振の山を築いてきた小寺投手でしたが、さすがに連日の100球越えの投球で苦しい試合内容になりました。
龍谷大平安にはもう一人1年生に有望株で島田投手がいますが、この大会では登板無し。

春までの楽しみに取っておきたいと同時に、平安復活のためには同学年の小寺、島田投手でWエース体制が取れるほどに投手力をまずは底上げすることではないかと思います。

そして乙訓。
前日の京都翔英戦に続く最終回の粘りでしたが、あと一歩及ばず近畿大会出場はなりませんでした。

ただこの大会通じて、最も成長したチームはこの乙訓ではなかったかと思います。
主戦投手の川畑投手、冨山投手共、1年生。
あと一歩に終わったこの冬の悔しさをバネに、さらに飛躍した姿を春に見せて欲しいと思います。

龍谷大平安
200 020 000=4
200 000 010=3
乙訓

平 小寺 - 田島
乙 川畑、赤井孝、冨山 - 牧、薪谷

平 H7 E2
乙 H7 E0

【打撃成績】
龍谷大平安

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 松本 左前安打 守備妨害 四球 四球(1) 三飛
6 大本 捕前犠打 四球
パスボール
左飛 右飛 遊ゴロ
3 前田 遊安打 四球 三ゴロ (冨)右飛 四球
牽制死
7 岡田 四球 二ゴロ併殺打 左飛 中飛 二ゴロ
5 松田 右中間二塁打(2) 中前安打
二盗死
左越本塁打(1) 空振三振 四球
9 金本 死球 見逃三振 (赤)死球 左飛 死球
4 木村 右飛 二ゴロ 中前安打 遊ゴロ 投前犠打
2 田島 中飛 三直 一ゴロ 四球 中飛
1 小寺 死球 左中間二塁打 四球 右飛

乙訓

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
9 吉田 中飛 左飛 遊飛 二ゴロ 四球
8 横山 左中間二塁打 二ゴロ 空振三振 見逃三振 中飛
5 池田 四球 中飛 投ゴロ 二ゴロ
3 大宅 右前安打 三ゴロ 中前安打 遊ゴロ失
2 牧 中前安打(1) 二ゴロ 投前犠打 パスボール
遊ゴロ失(1)
4 吉雄
7 宮田 右飛 中前安打 遊ゴロ 中前安打
4 松本 死球(1) 一前犠打 遊邪飛
H2 薪谷 三ゴロ
1 川畑 三ゴロ 空振三振
1 赤井
1 冨山 空振三振
H 中川 左前安打
捕牽制死
6 大上 投ゴロ 三ゴロ 二ゴロ 一前犠打


【投手成績】

龍谷大平安

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
小寺 9 7 3 4 3 2

乙訓

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
川畑 4 1/3 6 4 1 3 3
赤井 2/3 1 3 0 1 1
冨山 4 0 4 1  0 0

[ 準決勝 ] 京都翔英 VS 乙訓

2016年10月8日、秋季京都大会準決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

スターティングメンバー

京都翔英

9 新田広
7 田中
6 阿部
2 川本
7 新田大
3 岡田
5 大谷
4 山本
1 内橋

乙訓

9 吉田
8 横山
5 池田
3 大宅
2 牧
7 宮田
4 松本
1 冨山
6 大上

初優勝し、センバツに出場した2012年の以来、秋季大会の決勝進出がかかり、そして浅井監督就任後、春季大会、夏の大会と京都では無敗が続く京都翔英と、秋は初の決勝進出を目指す公立の乙訓の対戦。

まず守る乙訓は背番号10の左腕、冨山投手。

乙訓先発の冨山投手

乙訓先発の冨山投手

1回表の京都翔英は、2死から3番・阿部選手がライト線にヒットで出塁しますが、後続続かず無得点に終わります。

ヒットの阿部選手

ヒットの阿部選手

替わって守りにつく京都翔英は、エース内橋投手が先発。

翔英エースの内橋投手

翔英エースの内橋投手

1回裏の乙訓。

先頭の吉田選手がセンターへヒット、さらに翔英の守備の乱れをつき、2塁へ進塁。無死2塁とチャンスを作ります。

続く横山選手が犠打で送ると、3番池田選手がセンターへ犠牲フライを放ち、1点を先制します。

吉田選手が先制のホームイン

吉田選手が先制のホームイン

1点を追う展開になった京都翔英は、直後の2回表。

先頭5番・新田大選手が四球で出塁すると、岡田選手がセンター前ヒットでチャンスを広げると、犠打で1死23塁と一打逆転のチャンス。

三塁へ進んだ新田大選手

三塁へ進んだ新田大選手

ここですかさず、 山本選手のセカンドゴロの間に同点に追いつきます。

新田大選手が同点のホームイン

新田大選手が同点のホームイン

さらに2死3塁の場面で9番・内橋選手がファーストへの強襲ヒットを放ち田中選手が勝ち越しのホームイン。
2-1と翔英が逆転に成功します。

タイムリーヒットの内橋選手

タイムリーヒットの内橋選手

1点リードのまま迎えた5回表の京都翔英。

先頭9番・内橋選手がセカンドへの内野安打で出塁すると、1死後、2番・田中選手が左中間を破る二塁打を放ち1死23塁と絶好の追加点のチャンスを作ります。

二塁打の田中選手

二塁打の田中選手

しかしこのチャンスで、期待の3番・阿部選手、4番・川本選手が凡退し無得点に終わり2-1のまま前半5回を終了します。

5回裏に冨山投手に代打(伊佐選手)が送られていましたので、6回表から、乙訓はエース右腕の川畑選手がマウンドへ上がります。

乙訓のエース川畑投手

乙訓のエース川畑投手

次の1点が重要になったこの試合、動いたのは7回表の京都翔英。

先頭8番・山本選手がライトオーバーの三塁打で出塁します。

三塁打の山本選手

三塁打の山本選手

ここで翔英は内橋投手に代えて、背番号19の林ヶ谷選手を代打に送り、期待に応えライト前へタイムリーヒット。
3-1と2点差にリードを広げます。

代打、林ヶ谷選手のタイムリーヒット

代打、林ヶ谷選手のタイムリーヒット

直後の7回裏の乙訓の攻撃から、翔英はショートの阿部選手がマウンドへあがります。

翔英抑えの阿部選手

翔英抑えの阿部選手

8回表、京都翔英は先頭4番・川本選手がライト前ヒットで出塁すると、続く新田大選手の投手前犠打を、川畑投手がファーストへ暴投し無死23塁と絶好の追加点のチャンスを作ります。

三塁へ進む主砲・川本選手

三塁へ進む主砲・川本選手

しかしこの絶好のチャンスで、翔英は後続続かず無得点に終わります。

すると、直後の8回裏の乙訓。

1死から1番・吉田選手がレフト前ヒットで出塁すると、2死から3番・池田選手がレフトオーバーの二塁打で吉田選手がホームイン。
2-3と1点差に迫ります。

タイムリー2塁打の池田選手

タイムリー2塁打の池田選手

試合はジリジリと乙訓の流れへ。

9回裏の乙訓。

先頭の6番・宮田選手がレフト前ヒットで出塁します。

ヒットで出塁の宮田選手

ヒットで出塁の宮田選手

ここで送るかと思われた乙訓は積極的な攻撃。
続く松本選手には強行策。さらにランナーもスタートを切って、一気に勝負を決めにかかりますが、打球は無常にもショート正面に。

併殺打に倒れ、そのまま試合終了。
京都翔英が3-2で決勝進出と、近畿大会への進出を決めました。

まず勝った京都翔英。
チャンスはありましたが、それらを生かせず、それが終盤の接戦につながりました。

新チームは、抑え投手の役割も持つ阿部選手が中心のチームでしょう。
打線は鋭い当たりを上位から下位まで飛ばす力があるだけに、走塁含め、効果的な得点力アップが勝って尚且つ、今後の課題になってくるかと思います。

一方敗れた乙訓。
終盤の勢いはお見事。
最終回の攻撃に関しては、送るという選択肢を押される方もいるかと思いますが、勝つための選択。やむをえなかったと思います。

ここまで勢いに乗って勝ち進んできましたが、前チームの上野投手のような絶対的な精神的な支柱はまだいないと思います。
チーム力の高さが今チームの特徴ですが、さらなるレベルアップと、悲願の甲子園へは個々の力アップにも期待したいと思います。

京都翔英
020 000 100=3
100 000 010=2
乙訓

翔 内橋、阿部 - 川本
乙 冨山、川畑 - 牧

翔 H9 E2
乙 H7 E3

【打撃成績】
京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
9 新田広 右飛 中飛 右飛 二ゴロ併殺打 二ゴロ
7 田中 遊飛 二ゴロ失 左中間二塁打 二ゴロ失 一ゴロ
6 阿部 右線安打 一前犠打 二飛 二直
2 川本 中飛 二ゴロ 空振三振 右前安打
7 新田大 四球 二ゴロ (川)中前安打 投ゴロ失
3 岡田 中前安打 死球
捕牽制死
二ゴロ併殺打 一直
5 大谷 投前犠打 三ゴロ 三ゴロ 二飛
4 山本 二ゴロ(1) 一ゴロ 右越三塁打 投ゴロ
1 内橋 一強襲安打(1) 二安打
H 林ヶ谷 右前安打(1)
4 瓜田 右飛

乙訓

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
9 吉田 中前安打
中失
二飛併殺打 死球
三盗死
左前安打
8 横山 投前犠打 右飛 三振
(スリーバント失敗)
中飛
5 池田 中犠飛(1) 遊ゴロ 遊飛 左越二塁打(1)
3 大宅 中前安打 左飛 パスボール
四球
四球
2 牧 三ゴロ 遊ゴロ (阿)一ゴロ 右飛
7 宮田 右飛 中前安打
牽制死
遊ゴロ失 左前安打
4 松本 右飛 投ゴロ 右飛 遊直併殺打
1 冨山 空振三振
H 伊佐 四球
1 川畑 空振三振
H 薪谷 左飛
6 大上 中前安打 投ゴロ 中飛


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
内橋 6 4 2 2 1 1
阿部 3 3 1 1 1 1

乙訓

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
冨山 5 5 1 1 2 2
川畑 4 4 0 0 1 1

[ 準決勝 ] 東山VS 龍谷大平安

2016年10月8日、秋季京都大会準決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

東山

3 田中
8 宮口
9 増田
5 長谷川
7 高倉
6 村井
2 大杉
1 金和
4 木村

龍谷大平安

8 松本
6 大本
3 前田
7 岡田
5 松田
9 金本
4 木村
2 田島
1 小寺

龍谷大平安が勝てば4年連続で秋季大会決勝進出。
対する東山は勝てば20年ぶりの決勝進出をかけた大一番。
勝ったチームは近畿大会への出場が決まります。

まず守る龍谷大平安はエース小寺投手。

平安エースの小寺投手

平安エースの小寺投手

1回表の東山。

先頭の田中選手がまずライト前ヒットで出塁すると、続く宮口選手が左中間を破る三塁打を放ち、いきなり1点を先制します。

田中選手が先制のホームイン

田中選手が先制のホームイン

さらに増田選手が四球で繋ぐと、4番・長谷川の投手ゴロで、宮口選手を三本間に挟まれますが、平安守備陣が乱れホームイン。
この後、さらに無死満塁とさらなるチャンスを作りますが、ここは平安小寺投手が踏ん張り無得点に終わりますが、初回、いきなり2-0とリードします。

宮口選手がホームイン

宮口選手がホームイン

2点を追う龍谷大平安は直後の1回裏。

東山はエース右腕の金和投手が先発。

東山エースの金和投手

東山エースの金和投手

1死から2番・大本選手がライト前ヒットで出塁。
2死後、4番・岡田選手がファーストへの強襲ヒットで12塁とすると、5番・松田選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち1点を返します。

松田選手がセンター前にタイムリーヒット

松田選手がセンター前にタイムリーヒット

大本選手がホームイン

大本選手がホームイン

2-1で迎えた3回表の東山。

先頭3番・増田選手がセンター前ヒットで出塁すると、犠打で繋ぎ、4番・高倉選手がレフト前ヒットで1死13塁と追加点のチャンスを作りますが、盗塁失敗に、村井選手はキャッチャーへのファールフライに終わり無得点に終わります。

2死3塁の場面で村井選手は捕邪飛に倒れる

2死3塁の場面で村井選手は捕邪飛に倒れる

すると直後の3回裏の龍谷大平安。

1死から1番・松本選手がライトオーバーの三塁打で出塁します。

松本選手が3塁打

松本選手が3塁打

この後2死から連続四死球で2死満塁としますが、5番・松田選手が空振り三振に倒れ、同点のチャンスを生かすことができません。

この試合、東山の元気の良さが目立ちましたが、それを象徴するシーンが、5回表の攻撃時にありました。

2死から4番・長谷川選手が頭部への死球で、一旦ベンチに下がり臨時代走で増田選手が出塁。

5番・高倉選手の打席で、他の都道府県では聴く機会がありますが、京都では平安以外が演奏したことを聴いたことがなかったのですが、平安のチャンステーマ「怪しいボレロ」を東山応援団が演奏(ブラスバンドは不参加なので、口ラッパ)。

無得点には終わりますが、東山の勢いが現れたシーンでした。

試合は2-1で東山がリードしたまま、終盤の7回表。
平安の小寺投手も100球近い球数になってきています。

先頭9番の木村選手がセンター前ヒットで出塁、1死後、2番の宮口選手が送り、2死2塁となります。

続く増田選手の打席、3ボール2ストライクから、小寺投手の牽制悪送球があり3塁へ進塁すると、セカンドへの内野安打で木村選手がホームイン。
3-1とリードを広げます。

タイムリー内野安打の増田選手

タイムリー内野安打の増田選手

さらに4番・長谷川選手のレフトへの飛球を、平安・岡田選手が完全に見失いタイムリーヒットになって、増田選手が4点目のホームイン。
4-1と3点差にリードを広げます。

盛り上がる東山ベンチ

盛り上がる東山ベンチ

3点のビハインドとなった平安は、直後の7回裏の攻撃が始まる前にベンチ前で円陣を組みますが、無得点に終わります。

攻撃前に円陣を組む平安ナイン

攻撃前に円陣を組む平安ナイン

試合はこのまま、8回、9回の龍谷大平安の攻撃は三者凡退に終わり4-1で東山が勝って20年ぶりの決勝進出と、近畿大会への出場を決めました。

まず勝った東山。
とにかく試合開始前から、元気の良さが目立ちました。
平安よりも大きな声で、存在感を見せ付けました。

福知山成美戦同様の大胆な守備シフト、そして金和投手の変化球主体のピッチングに強打の龍谷大平安打線はわずか5安打と完勝といえる内容でした。

そして敗れた龍谷大平安。
昨年の今頃に比べてチームの完成度がまだまだだと感じました。

打線はセンバツでも活躍した岡田選手や、西武ライオンズで活躍するOBの炭谷選手のいとこにあたる1年生の松田選手、前田選手など体格もいい選手が並びますので、これからのチームとしての完成度に期待していきたいです。

東山
200 000 200=4
100 000 000=1
龍谷大平安

東 金和 - 大杉
平 小寺 - 田島

東 H10 E0
平 H5 E3

【打撃成績】
東山

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
3 田中 右前安打 空振三振 遊ゴロ 捕邪飛 空振三振
8 宮口 左中間三塁打(1) 投飛 空振三振 一前犠打 中前安打
牽制死
9 増田 四球 中前安打 左飛 牽制悪送球
二安打(1)
遊飛
5 長谷川 投ゴロ野選(1) 投前犠打 頭部死球 左線安打(1)
7 高倉 打撃妨害 左前安打
二盗死
 遊ゴロ 左飛
6 村井 投ゴロ併殺打 捕邪飛 右飛 見逃三振
2 大杉 四球 空振三振 見逃三振 中前安打
1 金和 空振三振 左前安打 二ゴロ 投前犠打
4 木村 投ゴロ 投ゴロ 中前安打 遊飛

龍谷大平安

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
8 松本 投ゴロ 右越三塁打 遊ゴロ 中飛
6 大本 右前安打 左飛 一飛 空振三振
3 前田 左飛 死球 一ゴロ 中飛
7 岡田 一強襲安打
三盗死
四球 二ゴロ 中飛
5 松田 中前安打(1) 空振三振 中前安打 三ゴロ
9 金本 投飛 四球 左飛 捕邪飛
4 木村 三ゴロ 捕前犠打 三ゴロ 左飛
2 田島 投飛 左飛 四球 中飛
1 小寺 投ゴロ 二飛 投前犠打


【投手成績】

東山

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
金和 9 5 3 2 1 1

龍谷大平安

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
小寺 9 10 2 7 4 4

[ 準々決勝 ] 京都翔英 VS 北嵯峨

2016年10月2日、秋季京都大会準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都翔英

7 新田広
9 田中
6 阿部→1
2 川本
8 新田大
3 岡田
5 大谷
4 松本→H宮川→4 瓜田
1 内橋→H林ヶ谷→1 高田→1 坂田→6 山本

北嵯峨

9 尾崎
6 小西
1 浅田→3→1
2 細辻
3 佐藤→1 延廣→7 西村直
8 俣野
4 大槻
5 中嶋
7 服部→1→3 高橋

昨秋に続く秋季大会連続ベスト4入りを目指す京都翔英に、名門復活を目指す公立の北嵯峨の戦い。
まず守る北嵯峨はエース浅田投手が先発します。

北嵯峨エース浅田投手

北嵯峨エース浅田投手

1回表の京都翔英。

先頭・ 新田広選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く 田中選手もセンター前へ連打。
阿部選手はストレートの四球を選び無死満塁とすると、4番・川本選手がセンター前へ2点タイムリーヒットを放ち、先制します。

川本選手の先制タイムリーヒット

川本選手の先制タイムリーヒット

田中選手が2点目のホームイン

田中選手が2点目のホームイン

さらに新田大選手のファーストゴロが敵失を誘い無死満塁とすると、6番・岡田選手がライト前ヒットで1点を追加し、3-0なお満塁となったところで北嵯峨は、背番号11の延廣投手へ継投。
浅田選手はファーストへ回ります。

北嵯峨2番手の延廣投手

北嵯峨2番手の延廣投手

岡田選手のタイムリーヒット

岡田選手のタイムリーヒット

代わり端7番・大谷選手を投手ゴロ併殺打に打ち取り、2死23塁としますが、続く・ 松本選手がレフト前へ2点タイムリーヒットを放ち、1回表を終わり5-0と京都翔英が大量リードを取ります。

京都翔英、初回に一気に5点目のホームイン

京都翔英、初回に一気に5点目のホームイン

代わって守備につく京都翔英はエース右腕、内橋投手が先発。

京都翔英エースの内橋投手

京都翔英エースの内橋投手

1回裏の北嵯峨の攻撃を三者凡退と、内橋投手上々の立ち上がりを見せます。

2回表も 京都翔英は先頭1番・新田広選手がライト前ヒットで出塁すると犠打と外野フライで2死3塁とすると、先制タイムリーヒットを放った主砲・川本選手がライト前へ弾き返し、1点を追加。
6-0と大きくリードを広げます。

川本選手のタイムリーヒット

川本選手のタイムリーヒット

対する北嵯峨は直後の2回裏。

先頭4番の細辻選手がライト前ヒットで出塁すると、犠打と内野ゴロで2死3塁とします。

チーム発案だの細辻選手

チーム発案だの細辻選手

このチャンスで7番・大槻選手がセンター前ヒットを放ち、北嵯峨まず1点を返します。

タイムリーヒットの大槻選手

タイムリーヒットの大槻選手

さらに中嶋選手もセンター前ヒットで繋ぐと、9番・服部選手がセンター前へヒット。
この打球処理を翔英・新田大選手の処理が遅れた間に大槻選手がホームに戻り2点目。
2回を終わり2-6と、翔英のリードは4点と変わります。

服部選手のタイムリーヒット

服部選手のタイムリーヒット

大槻選手が2点目のホームイン

大槻選手が2点目のホームイン

序盤から激しく点の奪い合いになってきたこの試合。
3回表も京都翔英は1死から7番・大谷選手がショートへの内野安打で出塁すると、盗塁と外野フライで2死3塁とします。

ここで早くも先発の内橋投手に、背番号19の林ヶ谷選手が代打。
延廣投手が痛恨のボークを宣告され7点目が入ります。
(林ヶ谷選手はライトオーバーの二塁打)

ボークで大谷選手がホームイン

ボークで大谷選手がホームイン

3回裏の北嵯峨の攻撃から、翔英は背番号11の高田投手へ継投します。

翔英2番手の高田投手

翔英2番手の高田投手

代わり端、2死走者無しから、4番・細辻選手、5番・延廣選手にセンター前へ連打を浴び12塁とピンチを背負いますが、ここは俣野選手がいい当たりながらも、ショートライナーに倒れ、北嵯峨は無得点に終わります。

俣野選手の打球はショートライナー

俣野選手の打球はショートライナー

しかし北嵯峨は4回裏。

先頭7番・大槻選手がセンター前ヒットで出塁すると、パスボールと犠打で1死3塁のチャンスを作ります。
ここで9番服部選手はライトへの犠牲フライを放ち1点を追加。
3-7とします。

服部選手がライトへの犠牲フライ

服部選手がライトへの犠牲フライ

この後、5回は両チームとも1点づつを追加し合い、8-4で京都翔英がリードして前半5回を終了します。

グラウンド整備明けの6回表の京都翔英。

先頭2番・田中選手がライト線へ二塁打で出塁すると、北嵯峨は背番号10、レフトを守っていた服部投手が3番手のマウンドにあがります。

北嵯峨3番手の服部投手

北嵯峨3番手の服部投手

翔英は代わり端、阿部選手がライト前へ運び無死13塁とすると、当たっている主砲・川本選手がライトオーバーの二塁打で1点を追加、9-4とリードを広げます。

川本選手がタイムリー2塁打

川本選手がタイムリー2塁打

しかし、その後の大ピンチは凌いだ格好の北嵯峨は、直後の6回裏。

先頭8番・中嶋選手が四球で出塁。

ここで翔英は背番号10の坂田投手へ継投します。

翔英3番手の坂田投手

翔英3番手の坂田投手

服部選手が四球で繋ぐと、1番・尾崎選手はレフト前ヒットを放ち無死満塁とします。

3塁へ進む中嶋選手

3塁へ進む中嶋選手

ここで小西選手がスクイズを決め、まずは1点を返し、さらに1死23塁とします。

小西選手のスクイズ

小西選手のスクイズ

さらに浅田選手のセカンドゴロが敵失を誘い1点を追加。
6-9と3点差に迫り、続く細辻選手が四球で繋ぎ1死満塁となったところで、翔英は4番手にショートの阿部選手をマウンドへ送ります。

服部選手が6点目のホームイン

服部選手が6点目のホームイン

翔英4番手の阿部投手

翔英4番手の阿部投手

代わり端、途中出場の5番・西村直選手のショートゴロの間にさらに1点。
この回3点目となり7-9と2点差にまで迫っていきます。

尾崎選手が7点目のホームイン

尾崎選手が7点目のホームイン

しかし京都翔英も負けてはいません。
直後の7回表。

1死走者無しから、1番・新田広選手が四球で出塁すると、田中選手、阿部選手とレフト前へ連打で1死満塁とすると、川本選手がフルカウントから押し出し四球を選び1点を追加。
10-7とします。

川本選手が押し出しの四球を選ぶ

川本選手が押し出しの四球を選ぶ

さらに続く新田大選手がレフトへ犠牲フライを放ち、11-7とすると、続く6番・岡田選手がレフトオーバーの二塁打を放ち12-7と再度5点のリードとします。

岡田選手がタイムリー二塁打

岡田選手がタイムリー二塁打

5点差のまま迎えた9回表、京都翔英は先頭4番・川本選手がライト前ヒットで出塁すると、1死後、岡田選手がライト前ヒット。
さらに大谷選手がファーストへ犠打を試みますが、これが内野安打となって1死満塁となります。

ここで途中出場の8番・瓜田選手がライトへの犠牲フライを放ち1点を追加するとさらに敬遠四球などで2死満塁と攻めます。

ここで1番・新田広選手は押し出し四球えを選び1点を追加。
さらに2番・田中選手もセンター前へタイムリーヒットを放ち2者生還。
この回一気に4点とって16-7安打となったところで、北嵯峨は再度エース浅田投手を4番手のマウンドへ送ります。

田中選手が2点タイムリーヒット

田中選手が2点タイムリーヒット

壮絶な打撃戦となったこの試合でしたが、9回裏の北嵯峨は三者凡退に終わり16-7で京都翔英が勝ち、2年連続で秋の大会ベスト4進出が決まりました。

両チーム合せて35安打を打ち合いましたが、まず勝った翔英。
前戦の京都学園戦で感じたとおり、打撃力は夏のチームにヒケを取らないレベルだと思います。

課題は投手力。
恐らくこのチームは最後が阿部投手に任せるのが勝ちパターンになってくるのでしょうが、そこまで内橋投手らがしっかりと繋いでいけるか。
ここはこの秋季期間中はさずがに厳しいと思いますので、冬から春にかけての成長に期待したいところです。

対する北嵯峨。
「イケイケ」のムードが出てくると、「格上」のチーム相手でも、むしろ飲み込んでしまうような雰囲気が出てくるのは、2013年、春準優勝で、夏ベスト8だった頃のチームにも似たようなものを感じます。

課題はこちらも投手力を中心としたディフェンス面。
冬を越えて、浅田投手が一回りスケールアップしてくると、このチーム、なかなか面白い存在になってきそうな予感を感じた、この秋の飛躍だったと思います。

京都翔英
511 011 304=16
020 113 000=7
北嵯峨

翔 内橋、高田、坂田、阿部 - 川本
北 浅田、延廣、服部、浅田 - 細辻

翔 H24 E3
北 H11 E1

【打撃成績】
京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席 第六打席 第七打席
7 新田広 中前安打 右前安打 三邪飛 空振三振 四球 三前犠打 四球(1)
9 田中 中前安打 三前犠打 中飛 右線二塁打 左前安打 捕飛 中前安打(2)
61 阿部 四球 右邪飛 右前安打 (服)右前安打 左前安打 二飛 (浅)遊直
2 川本 中前安打(2) 右前安打(1) 二飛 右越二塁打(1) 四球(1) 右前安打
8 新田大 一ゴロ失 遊ゴロ 左前安打 敬遠四球 左犠飛(1) 遊邪飛
3 岡田 右前安打(1) 二ゴロ 見逃三振 右飛 左越二塁打(1) 右前安打
5 大谷 (延)投ゴロ併殺打 遊安打
二盗
中二塁打 右前安打 四球 一安打
二盗
4 松本 左前安打(2) 中飛 投前犠打 右飛
H 宮川 見逃三振
4 瓜田 右犠飛(1)
1 内橋 見逃三振
H 林ヶ谷 ボーク(1)
右越二塁打
1 高田 投前スクイズ(1)
1 坂田
6 山本 三邪飛 中前安打 四球

北嵯峨

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
9 尾崎 一ゴロ 三ゴロ 遊安打 左前安打 二ゴロ
6 小西 遊ゴロ (高)二ゴロ 三ゴロ 投前スクイズ(1) 遊飛
131 浅田 左飛 空振三振 三ゴロ失 二ゴロ失(1) 遊飛
2 細辻 右前安打 中前安打 左線二塁打 四球 空振三振
3 佐藤
1 延廣 投前犠打 中前安打 遊ゴロ(1)
7 西村直 (阿)遊ゴロ(1) 遊ゴロ
8 俣野 二ゴロ 遊直 三振
(スリーバント失敗)
一邪飛 遊飛
4 大槻 中前安打(1) 中前安打 空振三振 投ゴロ 一ゴロ
5 中嶋 中前安打 パスボール
三前犠打
四球 左飛
71 服部 中前安打(1) 右犠飛(1) (坂)四球 右二塁打
3 高橋


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
内橋 2 4 0 0 2 2
高田 3 0/3 5 1 3 2 3
坂田 1 /3 1 2 0 2 2
阿部 3 2/3 1 0 1 1 0

北嵯峨

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
浅田 0/3 4 1 0 3 4
延廣 5 1/3 9 0 3 5 4
服部 3 1/3 11 6 1 8 7
浅田 1/3 0 0 0 0 0