Category Archives: 2016年夏の甲子園

[ 全試合結果 ] 第98回全国高等学校野球選手権

【 決勝 】
8月21日(日)
作新学院 7 – 1 北海
(作新学院は54年ぶり2回目の優勝、北海は初めての決勝進出)

【 準決勝 】
8月20日(土)
作新学院 10 – 2 明徳義塾
北海 4 – 3 秀岳館

【 準々決勝 】
8月18日(木)
秀岳館 4 – 1 常総学院
明徳義塾 3 – 0 鳴門
北海 7 – 3 聖光学院
作新学院 3 – 1 木更津総合

【 3回戦 】
8月17日(水)
聖光学院 5 – 2 東邦
作新学院 6 – 2 花咲徳栄
木更津総合 2 – 0 広島新庄
北海 4 – 1 日南学園

8月16日(火)
明徳義塾 13 – 5 嘉手納
秀岳館 6 – 1 いなべ総合
鳴門 11 – 9 盛岡大附
常総学院 7 – 4 履正社

【 2回戦 】
8月15日(月)
日南学園 6 – 4 市和歌山
花咲徳栄 6 – 3 樟南
広島新庄 7 – 1 富山第一

8月14日(日)
いなべ総合 7 – 2 山梨学院
常総学院 8 – 3 中京
東邦 10 – 9 八戸学院光星
履正社 5 – 1 横浜

8月13日(土)
木更津総合(千葉) 2 – 0 唐津商(佐賀)
明徳義塾(高知) 7 – 2 境(鳥取)
盛岡大附 11 – 8 創志学園(岡山)
鳴門 5 – 2 智弁学園

8月12日(金)
聖光学院(福島) 5 – 3 クラーク国際(北北海道)
北海(南北海道) 2 – 1 松山聖陵(愛媛)
作新学院(栃木) 3 – 0 尽誠学園(香川)
秀岳館(熊本) 6 – 1 常葉菊川(静岡)

8月11日(木)
嘉手納(沖縄) 10 – 3 前橋育英(群馬) ※観戦記

【 1回戦 】
8月11日(木)
富山第一(富山) 1 – 0 中越(新潟) ※観戦記
日南学園(宮崎) 7 – 1 八王子(西東京) ※観戦記

8月10日(水)
広島新庄(広島) 2 – 1 関東一(東東京)
樟南(鹿児島) 9 – 1 京都翔英(京都)
市和歌山(和歌山) 8 – 2 星稜(石川)
花咲徳栄(埼玉) 6 – 1 大曲工(秋田)

8月9日(火)
八戸学院光星(青森) 5 – 4 市尼崎(兵庫)
山梨学院(山梨) 5 – 3 長崎商(長崎)
横浜(神奈川) 7 – 1 東北(宮城)
常総学院(茨城) 11 – 0 近江(滋賀)

8月8日(月)
いなべ総合(三重) 5 – 3 鶴岡東(山形)
中京(岐阜) 12 – 4 大分(大分)
履正社(大阪) 5 – 1 高川学園(山口)
東邦(愛知) 19 – 9 北陸(福井)

8月7日(日)
鳴門(徳島) 3 – 2 佐久長聖(長野)
智弁学園(奈良) 6 – 1 出雲(島根)
盛岡大附(岩手) 8 – 6 九州国際大附(福岡)

[ 一回戦 ] 嘉手納 VS 前橋育英

2016年8月11日、第98回全国高等学校野球選手権一回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

嘉手納(沖縄)

8 幸地
9 仲井間
3 大石
2 知花
5 比嘉
6 古謝
1 仲地
7 大城
4 新垣

前橋育英(群馬)

7 石川
9 浅見
5 飯島
6 小川
8 丸山
1 佐藤
2 森田
3 伊藤
4 長谷川

夏は初出場(春は1回)の沖縄・嘉手納と、3年前の第95回大会に高橋光成投手(現西武ライオンズ)を擁し、初出場初優勝して以来の夏の甲子園(春は1回)で、今春関東大会を優勝している群馬・前橋育英の対戦。

まず守る前橋育英はエース右腕、佐藤投手が先発。
1回表の嘉手納は2死から、3番大石選手がライト前ヒットで出塁しますがチャンス広がらず無得点に終わります。

対する嘉手納もエース右腕、仲地投手が先発。

1回裏の前橋育英の攻撃を四球一つだしますが、無安打無得点で上々の立ち上がりを見せます。

130台中盤のストレートを交え力強い投球の佐藤投手に、MAXは130キロ(この日の掲示板で)ほどでも打たせてとる仲地投手。
両者が持ち味を発揮しながら迎えた3回表の嘉手納の攻撃。

先頭8番、大城選手がレフト線への二塁打で出塁すると、犠打で1死3塁の先制のチャンスを作ると、1番、幸地選手がカウント1-1からレフト前への先制タイムリーヒットを放ちます。

この回、なお2死満塁と嘉手納チャンスを広げますが、ここは前橋育英、佐藤投手が踏ん張り1点止まりに終わります。

1点を先制された直後の3回裏の前橋育英。

先頭8番の伊藤選手がレフト前ヒット、さらにその打球を嘉手納・大城選手が後逸する間に3塁まで進みます。
このチャンスに続く長谷川選手もレフト前へ放ち1-1の同点に追いつきます。

この後2死走者無しとなりますが、2番の浅見選手が投手前のセーフティバントを成功させると、二盗、さらにキャッチャーからの送球が逸れ3塁まで進むと、続く飯島選手のショートへの内野安打の間にホームインし2-1と前橋育英がすかさず逆転に成功します。

飯島 浅見が二盗、ボールセンターに逸れて3塁!遊安打、ファースト暴投→勝ち越し!

4回裏も前橋育英は、先頭5番丸山選手がライト線二塁打で出塁、3塁まで進むも無得点に終わります。

すると直後の5回表、嘉手納は先頭の9番・新垣選手がレフト前ヒットで出塁すると、犠打と仲井間選手のライト前ヒットで1死13塁のチャンスを作りますが、3番大石選手のサードゴロで新垣選手がホームでタッチアウト、さらに続く12塁の場面でも4番・知花選手がファーストゴロに倒れ、こちらも無得点に終わります。

中盤、流れが行ったり来たりの展開の中、前橋育英は5回裏、先頭9番の長谷川選手がセンター前ヒットで出塁すると、犠打で進塁、2死後、3番飯島選手のレフト前タイムリーヒットで、長谷川選手がホームイン。3-1とリードを広げます。

さらに続く小川選手の左中間を破る二塁打で、飯島選手がホームインしたかと思いましたが、小川選手がサードでタッチアウト。
ホームインは認められず3-1で前橋育英がリードし前半5回を終了します。

流れは完全に前橋育英かと思いましたが、育英にとっては大きな落とし穴が7回表に待っていました。

嘉手納は9番新垣選手がショートへの内野安打で出塁すると、幸地選手、仲井間選手も内野安打で続き無死満塁とすると、3番大石選手はストレートの押出し四球を選び2-3とその差を1点差とします。

さらに4番・知花選手はカウント3ボール1ストライクからレフト前へ逆転タイムリーを放ち4-3としたところで、前橋育英は背番号10の吉沢投手へ継投します。

代わり端、無死12塁の場面。5番・比嘉選手のショートライナーでセカンドランナー大石選手がアウトで2死1塁。
ピンチを脱したと思いましたが、嘉手納はさらに6番・古謝選手がセンター前ヒット、仲地選手もレフト前ヒットでつなぎ2死満塁とすると、大城選手には3ボール1ストライクから、133キロのストレートをライト前に運ばれ5-3とされると、打者一巡し、続く9番・新垣選手もライト前にタイムリーを放ち6-3とリードを広げます。

前橋育英2番手の吉沢投手も、確認した中でMAX141キロとストレートに力のあるピッチャーですが、どうしてもカウントを悪くしてしまい、続く1番幸地選手には、フルカウントから137キロストレートをレフトフェンス直撃の走者一掃二塁打を打たれ、9-3と嘉手納が一気に8点の猛攻で逆転・大量リードの展開に移ります。

前橋育英はここで背番号11の皆川投手へ継投。
この投手もストレートに力のある投手で、2番、仲井間選手へはこの日、最速の144キロのストレートで投手ゴロに打ち取り、長い嘉手納の攻撃がようやく終了します。

流れは一気に嘉手納。
8回表も先頭3番の大石選手、続く知花選手が連続四球で出塁。
1死後、6番古謝選手がレフト前ヒットで1死満塁とします。

仲地選手がレフトフライに倒れますが、大城選手のショートゴロエラーで1点を追加し、10-3とさらにリードを広げます。

9回表の嘉手納の攻撃。
前橋育英はセンターを守っていた、背番号8の右腕、丸山投手を4番手のマウンドへ送ります。

この投手も確認した中ではMAX138キロと力のあるボールを投げ込み、さすが春の関東王者の片鱗を見せます。

嘉手納は2死から2番・仲井間選手がレフト前ヒットで出塁。
大石選手が四球で繋ぐと、知花選手が投手への強襲安打を放ち2死満塁としますが、ここは比嘉選手がファーストゴロに倒れ、追加点を挙げることができません。

思わぬ大差がついた前橋育英。
9回裏の攻撃で、嘉手納はライトを守っていた背番号9、右の仲井間投手がマウンドへあがります。

前橋育英は9番・長谷川選手に代えて、背番号15の島崎選手が、恐らくこの日最速の138キロのストレートをライト前にヒットを放ちますが、最後は浅見選手が132キロのストレートに空振り三振を喫し、試合終了。

思った以上の点差がついてしまった試合ですが、嘉手納の選手たちは決して身体は大きくありませんが、力のあるボールを投げ込む前橋育英投手陣に対し、決してムリに長打を狙うわけでなく、コツコツとヒットを絡めて、一気の8得点を奪った7回表の攻撃は見事の一言。

一塁側の大応援で、一気に球場を飲み込んでいき、前橋育英の強力投手陣を文字とおり飲み込んでいった印象でした。

対する前橋育英。
力は十分にあるところを見せましたが、7回の嘉手納の勢いを止めることが出来なかったことが全てとなりました。

出てくる投手が、次から次へと140キロ近いストレートを投げ込み、さすがは春の関東王者であるところを見せ、また3塁側の前橋の大応援団、力のあるブラスバンドも応援合戦で花を添えてくれましたが、あと一歩及ばす、第95回大会の再現とはならず、2度目の夏の甲子園は初戦敗退となりましたが、また新チームも、2番手以降に投げた力のある3投手が残るようですし、注目をしたいと思います。

嘉手納
001 000 810=10
002 010 000=3
前橋育英

嘉 仲地、仲井間 - 知花
前 佐藤、吉沢、皆川、丸山 - 森田

嘉 H19 E3
前 H10 E2

【打撃成績】

嘉手納

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席 第六打席
8 幸地 遊ゴロ 左前安打(1) 投犠打 一安打 左越二塁打(3) 三ゴロ
91 仲井間 空振三振 遊ゴロ 右前安打 遊安打 (皆)投ゴロ 左前安打
3 大石 右前安打 打撃妨害 三ゴロ 四球(1) 四球 四球
2 知花 空振三振 右前安打 一ゴロ 左前安打(2) 四球
本憤死
投強襲安打
5 比嘉 左飛 投ゴロ 二ゴロ (吉)遊直併殺打 遊飛 一ゴロ
6 古謝 遊ゴロ 中飛 二直 中前安打 左前安打
1 仲地 二ゴロ 四球 中前安打 左前安打 左飛
9 松田
7 大城 左線二塁打 三ゴロ併殺打 二飛 右前安打(1) 遊ゴロ失(1)
4 新垣 一犠打 左前安打 遊安打 右前安打(1) 三振

前橋育英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
7 石川 空振三振 空振三振 犠打
1 吉沢
1 皆川 四球
9 三ツ井 空振三振
989 浅見 遊ゴロ 投安打
二盗
左飛 死球 空振三振
5 飯島 四球 遊安打(1)
遊失
左前安打(1)
本憤死
左飛
6 小川 中飛 空振三振 左中間二塁打 空振三振
81 丸山 投飛 右線二塁打 中飛 二ゴロ
17 佐藤 空振三振 遊ゴロ
本盗死
死球 右前安打
2 森田 三ゴロ 遊邪飛 遊ゴロ併殺打 遊ゴロ
3 伊藤 左前安打
左失
四球 二ゴロ (仲)中飛
4 長谷川 左前安打(1)
二盗死
中前安打 左飛
H 島崎 右前安打
R 堀口


【投手成績】

嘉手納

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
仲地 8 9 5 5 3 2
仲井間 1 1 0 2 0 0

前橋育英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
佐藤 6 0/3 11 2 2 4 5
吉沢 0 2/3 5 0 0 5 4
皆川 1 1/3 1 2 0 1 0
丸山 1 2 1 1 0 0

[ 一回戦 ] 富山第一 VS 中越

2016年8月11日、第98回全国高等学校野球選手権一回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

中越(新潟)

6 斉藤隆
8 大越
9 坂井
3 西山
7 串田
5 坂上
1 今村
4 岡田
2 広川

富山第一(富山)

8 宝達
6 佐々木
4 岩城
2 狭間
5 河原
9 山下
3 松井
7 谷口
1 中津原

2年連続10回目の新潟代表・中越(春は未出場)と、3年前の第95回大会で県勢40年ぶりの夏甲子園でベスト8に進出し、今回が2度目(同じく春は未出場)の富山第一の、北信越勢同士による初戦となりました。

まず守る富山第一はエース右腕、中津原投手。
130キロ台後半のストレートを持つ本格派です。

1回表の中越、1死後、2番大越選手のレフト前への低い飛球を、富山第一、谷口選手が頭から飛び込むも、捕球しきれずに二塁打となります。
しかし、いきなり迎えた先制のチャンスでしたが、クリーンアップの坂井選手、西山選手が続けて見逃し三振に倒れ、無得点に終わります。

次に守る中越。先発はエース左腕の今村投手。
ストレートのMAXは130に届くかといったあたりですが、キレのいい変化球を主体に、打たせてとる技巧派の投手です。

1回浦の富山第一は、3人とも内野ゴロに倒れ、無得点。
中越今村投手は持ち味を発揮し、上々の立ち上がりを見せます。

2回表も中越は2死から7番・今村選手がショート内野安打で出塁しますが、盗塁失敗で結果三人で攻撃を終えます。

その裏、富山第一は先頭4番・狭間選手がセカンドゴロエラーで出塁すると、犠打でセカンドへ進みますが、後続が続かずに無得点に終わります。

この後、両投手がそれぞれ持ち味を発揮し、前半5回を富山第一・中津原投手は被安打2、中越・今村投手はノーヒットピッチングの快投で、0-0のままで後半へ移ります。

グラウンド整備明けた6回表の中越。
先頭8番の岡田選手がレフト前ヒットで出塁します。

このタイミングで富山第一内野陣は一度マウンドに集まった後、広川選手の犠打、さらに斉藤選手のセカンドゴロの間に走者3塁へ進みます。

先制の絶好のチャンスでしたが、大越選手は1ボール2ストライクから、131キロの内角のストレートに見逃し三振!
中越は無得点に終わります。

富山第一は直後の6回裏、2死から9番・中津原選手には、背番号13の本瀬選手が代打(結果セカンドゴロ)コールされ、7回表から背番号10の森圭名投手がマウンドへ上がります。

森投手も130キロ台後半(確認していた中ではMAX139 キロ)の力のあるストレートを武器に、7回表、1死から4番・西山選手に、その力ある138キロのストレートをレフト前に運ばれますが、2三振を奪う力投で、中越の攻撃を無失点に抑えます。

依然、無安打が続く富山第一は8回裏。
1死後、7番松井選手のセカンドゴロ失策で走者を出すと、続く谷口選手が四球で1死12塁と得点圏にランナーを出します。

2死となって1番の宝達選手も四球で2死満塁。
無安打の状況続くも、今村投手もややストライクとボールがはっきりしてくるようになり、緊迫の場面を迎えます。

ここで2番佐々木選手はカウント、1ボール1ストライクから、強烈なセンター返し!かと思いましたが、今村投手、バランスをやや崩しながらもこの打球を好捕。
富山第一は絶好の先制のチャンスを逃します。

しかし、ノーヒットノーラン続く状況ながらも、やや流れは富山第一か。
9回表の中越の攻撃を三人で仕留めると、直後の9回裏。

1死後、4番・狭間選手がセンターオーバーの二塁打を放ち、遂にチーム初安打を放つと、続く河原選手が3ボール1ストライクから、左中間を破るヒットを放ち、劇的なサヨナラ勝ち。

9回1死までノーヒットノーランの快投を見せていた今村投手は、熱投報われず敗戦投手となってしまいました。

この試合、タイプの全く異なる投手同士でしたが、本当に一球一球目を離せない見事な投手戦。
試合終了時には両チームに温かい拍手が鳴り止まない好ゲームでした。

結果論としていえば、中越は8回の攻撃。
無死から坂上選手のヒットで無死1塁と攻めながらも、三振ゲッツーと最悪の結果に終わってしまったことが悔やまれます。
ここで、送って1死2塁で勝負に出れなかったのかと・・・

しかしこの場面も、森投手がカウント3ボール2ストライク。
一球が持つ意味が非常に大きな場面で、最高の結果を残した精神力も素晴らしいものがありました。

そして最終回にノーヒットノーランに抑えられていながらも、1死から連続長打で試合を決めた野手陣の粘りも見事でした。

2016年夏、地方大会から何試合か観てきましたが、通しても印象に残る素晴らしい試合でした。

中越
000 000 000=0
000 000 001x=1
富山第一

中 今村 - 広川
富 中津原、森圭名 - 狭間

中 H5 E2
冨 H2 E0

【打撃成績】

中越

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6 斉藤隆 中飛 三邪飛 二ゴロ 一飛
8 大越 左二塁打 遊ゴロ 見逃三振 右飛
9 坂井 見逃三振 中飛 (森)見逃三振
3 西山 見逃三振 空振三振 左前安打
二盗死
7 串田 遊ゴロ 遊ゴロ 空振三振
7 斉藤海
5 坂上 二ゴロ 二ゴロ 左前安打
二盗死
1 今村 遊安打
二盗死
二ゴロ 空振三振
4 岡田 二ゴロ 左前安打 見逃三振
2 広川 一ゴロ 一犠打 左飛

富山第一

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
8 宝達 投ゴロ 一ゴロ 左飛 四球
6 佐々木 三ゴロ 一ゴロ 三ゴロ 投直
4 岩城 遊ゴロ 四球
牽制死
四球
二盗
中飛
2 狭間 二ゴロ失
三盗死
捕飛 四球 中越二塁打
5 河原 捕犠打 二ゴロ 左飛 左中間二塁打(1)
9 山下 空振三振 一ゴロ 見逃三振
3 松井 中飛 空振三振 二ゴロ失
7 谷口 二ゴロ 二ゴロ 四球
1 中津原 見逃三振
H 本瀬 二ゴロ
1 森圭名 一飛


【投手成績】

中越

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
今村 8 1/3 2 5 4 1 1

富山第一

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
中津原 6 3 0 4 0 0
森圭名 3 2 0 4 0 0

[ 一回戦 ] 日南学園 VS 八王子

2016年8月11日、第98回全国高等学校野球選手権一回戦

阪神甲子園球場

【スタメン】
※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません
※大会主催者より球場の写真を掲載することを禁止されていますので写真はありません

日南学園(宮崎)

8 長原
5 芳賀
4 前田
7 益田
9 濱本
2 萩原
6 石嶋
3 石田
1 森山

八王子(西東京)

7 山口
6 竹中
8 椎原
9 保條
5 小野田
3 川越
4 石塚
2 細野
1 早乙女

大会第5日の第一試合、2年ぶり8回目(春は4回)の出場の宮崎・日南学園と、春夏通じて初出場の西東京・八王子の初戦。

日南学園、八王子ともエース左腕の森山(日南)投手、早乙女投手(八王子)が先発。

1回裏の八王子は無死から、先頭の山口選手が四球で出塁しますが、盗塁失敗で結果三者凡退。
両投手、立ち上がりは上々の内容を見せます。

2回表の日南学園は1死から、5番の濱本選手が両チーム通じて初安打となるレフト前ヒットで出塁。
2死後、7番の石嶋選手がライト前ヒットで2死13塁とチャンスを作りますが、石田選手がサードフライに倒れ無得点に終わります。

一方の八王子は4回裏、2死走者無しから3番・椎原選手がライト前ヒットで出塁すると、4番・保條選手もレフト前ヒットで12塁のチャンスを作りますが、小野田選手がショートゴロで先制のチャンスを生かせません。

すると直後の5回表、日南学園は先頭の6番・萩原選手がレフト前ヒットで出塁すると、続く石嶋選手もライト前ヒットで無死13塁とすると、続く石田選手がセカンドゴロ。
4-6-3と渡り併殺打が成立する間に、萩原選手が先制のホームを踏み、1-0と日南学園がリードする展開になります。

球速は130キロ前後の両エースですが、尻上がりにその打たせてとるピッチングが冴え、八王子・早乙女投手も5回を1失点と好投しましたが、6回表から、八王子は背番号11、右の米原投手へ継投します。

ストレートの速度は甲子園のバックスクリーンの表示で141キロが表示された米原投手ですが、無死から長原選手を四球で歩かせると、続く芳賀選手のレフト前ヒットで無死12塁と、日南学園がチャンスを作ります。

1死後、4番の益田選手がライト線を破る走者一掃のタイムリー2塁打を放ち3-0と日南学園がリードを広げると、続く濱本選手もレフト前ヒットで1死13塁とします。
勢いに乗る日南学園は続く萩原選手の当たりはセカンドのファールフライですが、判断よく益田選手がホームに戻り4-0とします。

さらに石嶋選手の内野安打などで2死23塁の場面で、8番石田選手がレフト前ヒットで2者を迎え入れて、この回、一気に5点。
日南学園が6-0とリードを広げます。

日南学園は7回表も2死から、3番・前田選手が四球で出塁すると、4番・益田選手がセンターオーバーのタイムリー2塁打で1点を追加7-0としたところで、八王子は背番号10、左の奥本投手へ継投、次の1点は防ぎます。

しかし、八王子は森山投手の前に8回を終えてヒット4本、3塁も踏むことができず、西東京大会で東海大菅生、創価、早稲田実業といった実力校を倒してきた打線が沈黙してしまいます。

試合はそのまま迎えた9回裏、日南学園は背番号10、右の速球派、上野投手へ継投します。
確認できたMaxでは137キロを計測しますが、八王子は1死から3番・椎原選手が四球で出塁すると、4番の保條選手がライト前ヒットで繋ぎ無死13塁とこの試合初めて3塁にランナーを出すと、途中出場の加藤選手のショートゴロの間に、椎原選手が還り1点を返しますが、反撃もここまで。

7-1で日南学園が勝利しました。

この試合、両先発投手の打たせてとるピッチングが冴え、中盤まで1-0と緊迫したゲーム展開になりましたが、結果的には八王子の継投策が裏目に出てまさかの大量得点差ゲームとなってしまいました。

八王子は初回の無死1塁のチャンスも、やや中途半端に見えたスタートで盗塁失敗があり、最後まで乗り切れず、実力を出し切れぬままに敗れたようにも見えました。

一方の日南学園。
今年のチームにはかつての寺原投手(現ソフトバンク)のような超規格外の選手は見当たりませんが、チーム一丸となって、相手の隙をつくのはさすが甲子園、百戦錬磨の名門チーム。

点差は最後やや開いてしまいましたが、両チーム見所もしっかりとあり、素晴らしい試合だったと思います。

日南学園
000 015 100=7
000 000 001=1
八王子

日 森山、上野 - 萩原
八 早乙女、米原、奥村 - 細野

日 H13 E0
八 H5 E0

【打撃成績】

日南学園

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
8 長原 中飛 右前安打
二盗死
(米)四球 中飛 左前安打
1 上野
5 芳賀 左飛 二ゴロ 左前安打 三直 三犠打
4 前田 一ゴロ 左飛 左飛 四球 二ゴロ
7 益田 二ゴロ 遊直 右線二塁打(2) 中越二塁打(1) 四球
9 濱本 左前安打 左飛 左前安打 (奥)空振三振 中飛
2 萩原 左飛 左前安打 二邪犠飛(1) 遊ゴロ
6 石嶋 右前安打 右前安打 パスボール
三安打
二盗
右飛
3 石田 三飛 二ゴロ併殺打(1) 左前安打(2) 左前安打
18 森山 二ゴロ 一ゴロ 二飛 一邪飛

八王子

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
7 山口 四球
二盗死
一ゴロ 遊ゴロ 遊ゴロ
6 竹中 一ゴロ 遊ゴロ 中飛 (上)一ゴロ
8 椎原 空振三振 右前安打 左飛 四球
9 保條 三ゴロ 左前安打 二ゴロ 右前安打
5 小野田 遊ゴロ 遊ゴロ 遊ゴロ
5 加藤 遊ゴロ(1)
3 川越 遊ゴロ 遊ゴロ 一ゴロ 二飛
4 石塚 見逃三振 三ゴロ
4 櫻井 遊ゴロ
2 細野 中前安打
捕牽制死
四球 三ゴロ
1 早乙女 投ゴロ 左前安打
1 米原
1 奥村 遊ゴロ


【投手成績】

日南学園

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
森山 8 4 2 2 0 0
上野 1 1 1 0 1 1

八王子

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
早乙女 5 5 0 0 1 1
米原 1 2/3 6 2 0 6 6
奥野 2 1/3 2 1 1 0 0