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2016年兵庫春季大会まとめ

5月4日、全日程を終えた兵庫大会の結果をまとめました。
3回戦に勝ち残ったベスト16チームが夏の大会のシード権を獲得しました。
今春センバツ出場でベスト8へ進出した明石商業や、同じくセンバツに出場した長田は揃ってシード権を獲得しました。

【決勝戦】
明石商業 8 – 0 報徳学園

【3位決定戦】
育英 8 – 4 東洋大姫路

【準決勝】
明石商業 4 – 0 育英
報徳学園 4 – 0 東洋大姫路

【準々決勝】
明石商業 5 – 0 市川
育英 2 – 1 北条(延長14回タイブレーク)
報徳学園 6 – 3 神戸国際大附
東洋大姫路 3 – 2 姫路南

【3回戦】
明石商業 9 – 5 神港学園
市川 9 – 5 滝川
育英 5 – 0 社
北条 14 – 8 県伊丹
神戸国際大附 9 – 0 三田松聖(7回コールドゲーム)
報徳学園 8 – 0 神戸村野工業(7回コールドゲーム)
東洋大姫路 4 - 2 加古川東
姫路南 9 – 8 長田

【2回戦】
明石商業 8 – 0 小野(7回コールドゲーム)
神港学園 7 – 1 川西北陵
市川 6 – 1 飾磨工業
滝川 5 – 3 豊岡
3 – 1 西宮今津
育英 2 – 0 東播磨
北条 12 – 4 夢野台(7回コールドゲーム)
県伊丹 2 – 1 西宮南
神戸国際大附 12 – 1 須磨学園(5回コールドゲーム)
三田松聖 5 – 0 白陵
報徳学園 11 – 0 尼崎西(7回コールドゲーム)
神戸村野工業 7 – 5 姫路工業(延長11回)
加古川東 4 – 1 尼崎双星
東洋大姫路 8 – 4 市尼崎
姫路南 4 – 2 兵庫商業(延長11回)
長田 6 – 1 高砂

【1回戦】
小野 12 – 2 柏原(6回コールドゲーム)
西宮南 5 – 4 琴丘
須磨学園 7 – 6 加古川西
高砂 3 – 2 三田祥雲館(延長11回)

【地区予選】
[ 阪神地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 報徳学園 4 – 1 西宮今津
[ 準決勝 ] 報徳学園 4 – 0 市西宮、西宮今津 12 – 0 西宮甲山(5回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 報徳学園 3 – 1 関西学院※観戦記)、市西宮 6 – 4 武庫荘総合、西宮甲山 3 – 2 伊丹西、西宮今津 1 – 0 尼崎工業(延長11回)
 [ 1回戦 ] 関西学院 7 – 0 宝塚北(7回コールドゲーム)

[ 阪神地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 県伊丹 2 – 1 尼崎双星
[ 準決勝 ] 県伊丹 10 – 1 猪名川(7回コールドゲーム)、尼崎双星 2 – 1 雲雀丘学園
[ 2回戦 ] 県伊丹 7 – 0 県尼崎、猪名川 10 – 0 宝塚東(6回コールドゲーム)、雲雀丘学園 4 – 3 川西明峰、尼崎双星 4 – 3 川西緑台
 [ 1回戦 ] 県尼崎 2 – 1 尼崎稲園

[ 阪神地区Cブロック ]
[ 代表決定戦 ] 市尼崎 5 – 2 川西北陵
[ 準決勝 ] 市尼崎 2 – 1 尼崎小田、川西北陵 4 – 0 伊丹北
[ 2回戦 ] 市尼崎 6 – 3 市伊丹、尼崎小田 3 – 2 宝塚西、伊丹北 6 – 4 甲陽学院、川西北陵 4 – 3 宝塚
 [ 1回戦 ] 市伊丹 11 – 8 西宮東

[ 阪神地区Dブロック ]
[ 代表決定戦 ] 尼崎西 6 – 1 西宮南
[ 準決勝 ] 西宮南 3 – 2 甲南、尼崎西 5 – 1 仁川学院
[ 2回戦 ] 甲南 7 – 1 尼崎北、西宮南 2 – 1 鳴尾、尼崎西 8 –  4 芦屋、仁川学院 4 – 2  西宮北
 [ 1回戦 ] 尼崎北 3 – 2 県西宮

[ 神戸地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 神戸国際大附 5 – 2 滝川
[ 準決勝 ] 神戸国際大附 4 – 0 市神港※観戦記)、滝川 10 – 3 伊川谷北(8回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 神戸国際大附 15 – 0 御影(5回コールドゲーム)、市神港 7 – 5 灘、伊川谷北 4 – 1 神戸商業、滝川 9 – 0 神戸学院大附(7回コールドゲーム)
 [ 1回戦 ] 御影 3 – 2 須磨東(延長11回)

[ 神戸地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 兵庫商業 7 – 6 夢野台
[ 準決勝 ] 夢野台 3 – 0 六甲アイランド、兵庫商業 10 – 6 神戸北
[ 2回戦 ] 六甲アイランド 13 – 0 東灘(5回コールドゲーム)、夢野台 8 – 1 北須磨、兵庫商業 7 –  5 神戸、神戸北 3 – 1  葺合
 [ 1回戦 ] 東灘 5 – 2 神戸甲北

[ 神戸地区Cブロック ]
[ 代表決定戦 ] 神港学園 9 – 0 神戸村野工業(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 神港学園 9 – 0 神戸高専(8回コールドゲーム)、神戸村野工業 11 – 6 科学技術
[ 2回戦 ] 神港学園 13 – 3 須磨友が丘(6回コールドゲーム)、神戸高専 3 – 2 神戸高塚(延長13回タイブレーク)、神戸村野工業 9 –  0 星陵、科学技術 5 – 3  神戸弘陵学園(延長10回)
 [ 1回戦 ] 須磨友が丘 5 – 3 滝川第二

[ 神戸地区Dブロック ]
[ 代表決定戦 ] 育英 11 – 4 須磨学園(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 育英 1 – 0 須磨翔風(延長12回 ※観戦記)、須磨学園 1 – 0 伊川谷
[ 2回戦 ] 育英 6 – 2 兵庫工業、須磨翔風 3 – 2 神戸鈴蘭台(延長11回)、須磨学園 4 –  3 神戸第一、伊川谷 5 – 2  兵庫
 [ 1回戦 ] 兵庫工業 7 – 3 舞子

[ 播淡地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 北条 14 – 6 白陵(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 白陵 6 – 5 淡路、北条 5 – 2 明石城西
[ 2回戦 ] 淡路 4 – 2 明石南、白陵 10 – 2 吉川(7回コールドゲーム)、北条 6 –  5 淡路三原(延長10回)、明石城西 3 – 2  小野工業(延長14回タイブレーク)
 [ 1回戦 ] 淡路 6 – 2 明石高専

[ 播淡地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 東播磨 6 – 1 高砂
[ 準決勝 ] 高砂 7 – 4 三木、東播磨 2 – 0 松陽
[ 2回戦 ] 高砂 7 – 0 西脇工業(7回コールドゲーム)、三木 7 – 4 三木北、松陽 1 –  0 相生学院、東播磨 5 – 1  県農業
 [ 1回戦 ] 西脇工業 3 – 0 洲本

[ 播淡地区Cブロック ]
[ 代表決定戦 ] 社 5 – 3 加古川西
[ 準決勝 ] 社 12 – 1 加古川南(5回コールドゲーム)、加古川西 9 – 2 明石(7回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 社 1 – 0 播磨南、加古川南 8 – 3 明石北、加古川西 5 –  3 多可、明石 2 – 1  三木東(延長13回タイブレーク)
 [ 1回戦 ] 加古川北 7 – 0 播磨南

[ 播淡地区Dブロック ]
[ 代表決定戦 ] 加古川東 2 – 1 小野
[ 準決勝 ] 加古川東 7 – 0 津名(7回コールドゲーム)、小野 1 – 0 西脇
[ 2回戦 ] 津名 2 – 1 明石清水(延長12回)、加古川東 7 – 0 明石西(7回コールドゲーム)、西脇 36 –  0 柳学園(5回コールドゲーム)、小野 3 – 0  東播工業
 [ 1回戦 ] 明石清水 2 – 1 洲本実業(延長12回)、東播工業 1 – 0 高砂南

[ 西播地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 姫路工業 8 – 0 琴丘(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 姫路工業 11 – 0 神崎(6回コールドゲーム)、琴丘 3 – 1 香寺
[ 2回戦 ] 神崎 10 – 0 自由ヶ丘(5回コールドゲーム)、香寺 5 – 4 姫路、琴丘 8 – 6  姫路東

[ 西播地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 東洋大姫路 10 – 1 千種(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 千種 3 – 2 飾磨、東洋大姫路 3 – 2 龍野
[ 2回戦 ] 飾磨 2 – 1 佐用、千種 4 – 3 姫路別所、東洋大姫路 6 –  0 山崎、龍野 6 – 3  福崎

[ 西播地区Cブロック ]
[ 代表決定戦 ] 市川 3 – 0 姫路南
[ 準決勝 ] 姫路南 6 – 5 龍野北(延長13回タイブレーク)、市川 8 – 1 相生産業(7回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 姫路南 8 – 0 相生(7回コールドゲーム)、市川 13 – 0 網干(5回コールドゲーム)、相生産業 5 – 4  淳心学院(延長11回)
 [ 1回戦 ] 須磨友が丘 5 – 3 滝川第二

[ 西播地区Dブロック ]
[ 代表決定戦 ] 飾磨工業 9 – 1 県立大附(8回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 飾磨工業 2 – 1 姫路西(延長12回)、県立大附 7 – 5 姫路南
[ 2回戦 ] 飾磨工業 4 – 3 赤穂、姫路西 11 – 0 姫路飾西(6回コールドゲーム)、姫路南 11 –  4 伊和・上郡・太子、県立大附 7 – 5  夢前

[ 西播地区第二代表決定戦 ]
[ 代表決定戦 ] 琴丘 9 – 2 千種、姫路南 8 – 0 県立大附(7回コールドゲーム)

[ 但丹地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 三田松聖 4 – 1 柏原
[ 準決勝 ] 三田松聖 8 – 1 生野(7回コールドゲーム)、柏原 7 – 0 村岡(8回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 三田松聖 5 – 2 篠山産業、生野 (不戦勝) 氷上西、村岡 14 –  13 浜坂、柏原 7 – 0  有馬(8回コールドゲーム)
 [ 1回戦 ] 篠山産業 10 – 2 香住(7回コールドゲーム)、柏原 10 – 3 氷上(8回コールドゲーム)

[ 但丹地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 豊岡 2 – 1 三田祥雲館
[ 準決勝 ] 豊岡 2 – 1 三田学園、三田祥雲館 6 – 1 三田西陵
[ 2回戦 ] 豊岡 5 – 1 篠山鳳鳴、三田学園 7 – 4 北摂三田、三田祥雲館 6 –  2 出石、三田西陵 11 – 1  豊岡総合(5回コールドゲーム)
 [ 1回戦 ] 篠山鳳鳴 6 – 4 八鹿、三田西陵 7 – 3 和田山

報徳学園 VS 関西学院

2016年4月3日、春季兵庫大会阪神地区Aブロック二回戦

鳴尾浜臨海公園野球場

【スタメン】※球場から発表がありませんので正式な情報は不明です。

報徳学園

背番号9(福元or佐藤?)
背番号8(阿部?)
背番号2(金丸?)
背番号3(新免?)
背番号4(小松田?)
背番号6(河野?)
背番号5(福元or庄田?)
背番号7(田村?)
主島

関西学院

背番号9
背番号5
背番号7
背番号3
背番号8
背番号6
背番号4
背番号2
背番号11

先行は報徳学園。
関西学院の先発は背番号11の右腕。

関西学院の先発右腕

関西学院の先発右腕

報徳学園は線番号9の選手がライト前にヒットで出塁。
昨秋の近畿大会通りであれば福元選手でしょうか?
続く打者が連続サードゴロでランナーは3塁へ進塁。
2死3塁のチャンスに背番号3の選手。
恐らく昨秋の近畿大会では3番を打っていた新免選手でしょうか。
空振り三振に倒れ無得点に終わります。

一方の報徳学園の先発はエース左腕の主島投手。

報徳学園エースの主島投手

報徳学園エースの主島投手

関学先頭の背番号9の選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く背番号5の選手が犠打で1死2塁とします。
さらに背番号7の選手のプッシュ気味のショートへのセーフティバントが決まり1死13塁とチャンスが拡大。
ここで4番・背番号3の選手がライト前にタイムリーを放ち、関学がまず1点を先制します。

関学先制の場面

関学先制の場面

関学先制打を放った4番打者

関学先制打を放った4番打者

立ち上がり苦しむ主島投手に対し、関学は続く背番号6の選手がレフト前にヒットで1死満塁とさらにチャンスを拡大します。
しかしここは主島投手が粘り、後続を断って関学初回の攻撃は1点に終わります。

2点を追う報徳は3回表、この回先頭の9番主島選手がセンター前にヒット。
関学のセンターが打球をやや後ろに逸らしてしまった隙に一気に2塁を陥れます。
さらに続く背番号9の選手が2打席続けのヒットをレフト前へ運び、無死13塁とチャンスを広げます。

3塁に進塁する主島選手

3塁に進塁する主島選手

ここで2番の背番号8の選手(恐らく阿部選手)が三振に倒れますが、1塁走者が盗塁を決め1死23塁とします。
さらに続く3番打者の捕手(恐らく金丸選手)がセンター前に2点タイムリーを放ち、報徳が逆転に成功します。

逆転タイムリーヒットを放つ報徳・金丸(?)選手

逆転タイムリーヒットを放つ報徳・金丸(?)選手

セカンドランナーが還り報徳逆転!

セカンドランナーが還り報徳逆転!

報徳は4回表にも、この回先頭の6番・背番号4の選手(恐らく小松田選手)がライト前ヒットで出塁。
この後、犠打や関学の失策などで2死13塁と追加点のチャンスを迎えますが、主島選手がセカンドゴロに倒れ無得点に終わります。

直後の4回裏、関学は2死走者無しから、7番の背番号4の選手が四球を選ぶと、続く背番号2の選手がセンター前にヒットでチャンスを拡大させます。
ここで先発投手の背番号11の選手に代打で背番号19の選手が登場しますが、ライトフライに倒れ無得点に終わります。

5回表から関学は背番号10の左腕投手がマウンドへ。

関学2番手の背番号10の左腕

関学2番手の背番号10の左腕

しかしこの回先頭で、この試合当たっている背番号9の選手(福元or佐藤?)がレフト前に3本目のヒットを放ち続く、背番号8の恐らく阿部選手の打席で盗塁を決められると、関学は早くも3番手の背番号18の右腕がマウンドに上がります。

関学3番手の背番号18の右腕

関学3番手の背番号18の右腕

内野ゴロで1死3塁となり2死後、4番の恐らく新免選手がセンター前に弾き返し報徳が3-1とリードを広げます。

打球処理の間に2塁へ進む3点目のタイムリーを放った新免(?)選手

打球処理の間に2塁へ進む3点目のタイムリーを放った新免(?)選手

2点のビハインドに変わった関学ですが、直後の5回裏、2死から3番、4番の背番号7、背番号3の選手に連打が生まれ2死13塁としますが、続く背番号8の選手が投手ゴロに倒れ無得点に終わります。

7回表から関学は背番号20の右腕が4番手のマウンドに上がります。

関学4番手の背番号20の右腕

関学4番手の背番号20の右腕

主島選手から始まる打順を3人で打ち取ると、7回裏、関学は大きなチャンスを作ります。

1番からの好打順で背番号9の選手がセンター前にヒットで出塁。
続く打者の犠打が失敗しますが、3番の背番号7の選手がセーフティバントを決め12塁とします。
さらに4番、背番号3の選手の打席、カウント1-1からのボール球を後ろに逸らし1死23塁。

関学背番号9の選手が3塁へ!

関学背番号9の選手が3塁へ!

自身も四球を選び1死満塁と関学が大きなチャンスを迎えます。

ピンチにマウンドに集まる報徳ナイン

ピンチにマウンドに集まる報徳ナイン

しかし続く背番号6の選手をファーストフライに打ち取り、さらに途中出場の背番号17の選手が見逃し三振に倒れ、関学、絶好のチャンスを生かすことができません。

関学は9回表からエースナンバーの右腕が5番手のマウンドに上がります。

関学5番手のエースナンバーを背負った右腕

関学5番手のエースナンバーを背負った右腕

9回表、報徳の7番から始まる打線を3人打ち取ると、最終回の関学の攻撃を迎えます。

1番からの好打順でしたが、背番号9の選手が見逃し三振に倒れ、続く背番号5の選手がセンターフライと簡単に2死ランナー無しとなります。
迎えるは3番の背番号7の選手、しかしここも空振りの三振に倒れ、報徳学園が3-1で阪神地区Aブロックの準決勝へコマを進め、関西学院は夏の大会をノーシードで迎えることが決まりました。

勝った報徳学園。
このチームは秋の武庫荘総合戦北大津戦に続いて3試合目の観戦。
いずれも主島投手が先発完投していますが、この試合は被安打10、奪三振5つ、与四死球は2つと、観戦した試合の中では、一番内容が悪かったように思います。

心なしかストレートの伸びも北大津戦より鈍いような印象を受けました。
しかしそれでも終盤は関学に得点までは与えないというオーラを出していたのはさすが今秋、プロ注目と言われるだけの好投手たる所以でしょうか。

報徳学園は夏甲子園を目指すチームだと思いますので、敢えて勝ちゲームで苦言を言えば、秋からの打線の強化でしょう。
この試合も7安打と関学の5人の投手陣に抑えられた印象。
これから始まるさらなる強豪との戦いでは攻撃力の強化が必須だと感じました。

一方ドラフト候補とも言われる主島投手。
この試合が一番調子が悪かったように思えますが、それでも最小失点に「ノラリクラリ」と抑えてしまうのがこの投手の真骨頂でしょうか。

主島投手が大量失点というシーンは想像しづらいため、いかに援護点を取れるかが報徳にとって最大の課題ではないかと思います。

対する関西学院。
タラレバになりますが、初回のチャンスであと1点を取りたいところでした。
実力的には、夏の甲子園、兵庫代表の有力候補である報徳学園と互角に戦ったわけですから、底力は十分持っていることを証明したと思います。

夏に向けての課題とすれば、この試合5投手を繰り出しましたが、強豪相手でも一人で投げきれる軸になる主戦投手を確立すること。
投打の軸がしっかりとしてくれば地力は十分にあることを証明しましたし、また名門報徳を上回るスタジアム全体を巻き込むだけのファンを持っているチーム。
これも夏の大一番では流れを引き寄せる大きな要因になってくるのではと思いました。

夏に向けて兵庫の名門2チーム、報徳学園、関西学院。
残された課題を解決するためにも、悔いのない日々を過ごして欲しいと思います。

試合終了後の整列

試合終了後の整列

報徳学園
002 010 000=3
100 000 000=1
関西学院

報 主島
関 背番号11→10→18→20→1

報H7 E0
関H10 E2

神戸国際大附 VS 市立神港

2016年4月2日、春季兵庫大会神戸地区Aブロック準決勝

神戸総合運動公園サブ球場

【スタメン】※球場でアナウンスを聞き取っただけのため、聞き間違いなど多数あると思いますが、ご了承をお願いします。

4月5日、他のサイトにスタメン掲載されていたので、そちらを参考に一部訂正させて頂きました。
名前を誤っていた選手の方、申し訳ございません・・・

市神港

9
8 大内
2 角田
7 トガワ?
3 ヨシカワ?
4
6 イケダ?
1 山城
5 加藤

神戸国際大附

5 森田
6 森本
4 妹尾
3 神野
9 町田
8 小原
7 松下
1 平内
2 荒邦

昨秋の兵庫大会はまさかのベスト8にも残れず敗退となった実力校・神戸国際大附が登場。

まず守る国際の先発はエースナンバーの右腕・平内(へいない)投手。

神戸国際大附エースの平内投手

神戸国際大附エースの平内投手

上背もある右の本格派。
いかにも馬力のある速球で1回表の神港の攻撃を三者三振と素晴らしい立ち上がりを見せます。

対する市立神港の先発は山城投手。

市立神港エースの山下投手

市立神港エースの山城投手

ストレートの速度は平内投手ほどではありませんが、キレのいい変化球とストレートで強打の国際打線を相手に、2死から2つの四球で12塁のピンチを招きますが、ヒットは許さず無失点。
こちらもまずまずの立ち上がりを見せます。

続く2回裏の国際。
この回先頭の6番小原?選手がレフト前にヒットを放つと、犠打等で2死3塁とまたもチャンスを掴みます。
しかしここも9番の荒邦?選手がショートゴロに倒れ、無得点に終わります。

直後の3回表、神港は先頭の7番イケダ?選手がライト前にチーム初安打で出塁すると、1死後9番加藤選手の投手ゴロが内野安打となり、1死12塁とチャンスが広がります。
さらに背番号15の1番打者の打席。カウント1-1からの2塁への牽制球が外野に抜けてしまう間にそれぞれランナーは進塁。
1死23塁と市立神港が先制の絶好のチャンスを掴みます。

3塁へ進む市立神港のイケダ?選手

3塁へ進む市立神港のイケダ?選手

しかしここで平内投手が後続を連続空振り三振に取り、国際がピンチを脱します。

するとその裏、先頭の1番森田選手がレフト線へ2塁打を放ち、国際がチャンスを作ります。

2塁打の神戸国際大附・小原?選手

2塁打の神戸国際大附・森田選手

続く森本選手が送り1死3塁となったところで、3番の妹尾?選手のセカンドゴロの間に森田選手が還り、国際が1点を先制します。

神戸国際大附1点先制

神戸国際大附1点先制

さらにこの回、2死23塁と追加点のチャンスを作りますが、ここは神港の山下投手が小原?選手をセカンドフライに打ち取り、最小失点で切り抜けます。

国際は5回裏も1死後、2番の森本選手がセンターオーバーの3塁打で出塁すると、2死後、4番の神野?選手のレフト前タイムリーヒットで2点目を挙げ、前半を折り返します。

タイムリーヒットの神戸国際大附の4番打者

タイムリーヒットの神戸国際大附の神野選手

6回裏も国際がチャンスを作ります。
この回先頭の6番小原?選手が敵失で出塁。続く松下選手の犠打で進塁すると、8番平内選手のレフト前ヒットで1死13塁のチャンスを作ります。

ここでダブルスチールをしかけますが、小原?選手は2塁からの送球でタッチアウトとなります。

ホームでのクロスプレーはタッチアウト

ホームでのクロスプレーはタッチアウト

チャンスを逃したかと思われた国際でしたが、ここで9番のアラガキ?選手がレフト線に2塁打を放ち3点目を挙げることに成功します。

タイムリー2塁打のアラガキ?選手

タイムリー2塁打の荒邦選手

対する市立神港は7回表、2死から四球のランナーを出すものの、この回も2つ三振を奪われ、国際の好投手・平内投手を攻めることができません。

8回裏も国際は、この回先頭の5番松田選手の内野安打、続く代打・カタオカ?選手のライト前ヒットで無死12塁。
犠打で1死23塁から、平内選手がレフト前タイムリーヒットを放ちセカンドランナーは本塁でアウトになりますが4-0とリードを広げます。

神戸国際大附5点目は成らず

神戸国際大附5点目は成らず

2塁へ進む4点目タイムリーを放った平内選手

2塁へ進む4点目タイムリーを放った平内選手

4点を追う市立神港は最終回の表。
この回先頭の2番大内選手が四球で出塁します。
この後、盗塁と、外野フライの間に2死ながらも3塁まで進塁。

3塁へ進んだ大内選手

3塁へ進んだ大内選手

しかし反撃もここまで、続く打者を平内投手が15個目の三振に打ち取りゲームセット。
4-0で神戸国際大附が、このブロックの代表決定戦に進出しました。

ゲームセットの瞬間

ゲームセットの瞬間

この試合の前に行われた、育英と須磨翔風戦で両チームのエースピッチャーが素晴らしい投手戦を見せましたが、それに触発されるかのように、神戸国際大附の平内投手が素晴らしいピッチング。

まさに「ねじ伏せる」ような内容で被安打3、奪三振15、与四死球は3つで完封勝利。
今年の兵庫は好投手が多いと聞きますが、この平内投手も間違いなくプロに注目される逸材でしょう。

一方打線の方はやや課題を残しました。
ビッグイニングを作るチャンスが何度かありましたが、神港山下投手の粘りのピッチングの前に「沈黙」。

これからの相手はさらなる好投手も待ち受けてくると思いますし、また夏に向けても打線の調子を上げていって欲しいなあと感じました。

対する市立神港。
5回を終えた時点で0-2と僅差のゲーム展開は、恐らく思い描いたベストな展開だったのではないかと思います。

悔やまれるのは3回表のビッグチャンス。
この日の平内投手から連打は難しかったと思いますので、何かしかけてもよかったのかもしれません。

しかし強豪相手にこの内容はまずまずではないでしょうか?
夏に向けて手ごたえも残ったのではないかと思います。
市立神港も投手を中心にまとまった、決して侮れない好チームだなぁと印象に残ったゲームでした。

市神港
000 000 000=0
001 011 01x=4
神戸国際大附

神 山城 ー 角田
国 平内 ー 荒邦?

神H3 E1
国H10 E1

育英 VS 須磨翔風

2016年4月2日、春季兵庫大会神戸地区Dブロック準決勝

神戸総合運動公園サブ球場

【スタメン】※球場でアナウンスを聞き取っただけのため、聞き間違いなど多数あると思いますが、ご了承をお願いします。

須磨翔風

7
4
8
3 中野
1 才木
9 キタムラ?
2 安田 ?
6 ナカ?
5

育英

8 中塚
6 矢野
4 梅本
3 藤本
7
2 藤原
1 山本
9 石川
5 馬場?

どちらのチームもセンバツは出場していませんが、共に今秋のドラフトでプロ注目とされる投手がいる中でのハイレベルな戦いが期待できる一戦。

まず守るは夏の全国制覇(1993年)の経験がある、名門育英。

エース左腕の山本投手がマウンドに。

育英・山本投手

育英・山本投手

立ち上がりは2三振を奪う三者凡退と絶好のスタート。

対する須磨翔風は右の本格派・才木投手がマウンドへ。

須磨翔風の才木投手

須磨翔風の才木投手

こちらも威力あるストレートを主体に、3番の梅本選手にはセンター前に運ばれますが無失点と上々の立ち上がりを見せます。

2回裏の才木投手は、育英の5番から始まる攻撃を三者三振に奪い、素晴らしい投球を見せ付けます。

序盤3回は、才木投手、山本投手の素晴らしい投げあいとなり、才木投手が5奪三振、山本投手も4奪三振で、それぞれ許したヒットも才木投手が1案だ、山本投手にいたってはパーフェクトピッチングを見せます。

4回表2死走者無しまで、須磨翔風打線をパーフェクトに抑えてきた育英山本投手ですが、3番打者の背番号8の選手と、4番の中野選手に連続四球を与え2死12塁のピンチを迎えます。

2死12塁のピンチを迎えた山本投手

2死12塁のピンチを迎えた山本投手

しかしここは5番打者の才木投手を気合で空振り三振に打ち取りピンチを脱します。

一方の育英打線は、4回裏、5回裏と続けて1安打づつを放ちますが、大きなチャンスは作れず無得点に終わり、前半5回を終えて須磨0-0育英と投手戦の様相を見せます。

ここまでのところ、須磨の才木投手は被安打3、奪三振は8つ、与四死球は1つとさすがと言った内容。

対する育英の山本投手も被安打はなんと0、奪三振は5つ、与四死球は2つとこちらも完璧な内容で後半戦を迎えます。

5回2死までノーヒットの須磨翔風打線でしたが、ようやく背番号4番の選手がレフト前に初安打。さらに背番号8の選手もライト前につないで2死12塁と攻めますが、4番中野選手がカウント2-2からの8球目の気迫のこもったストレートを見逃し三振に倒れ先制することができません。

須磨翔風打線、初安打のシーン

須磨翔風打線、初安打のシーン

須磨翔風は7回表に絶好のチャンスを迎えます。
この回先頭の5番、才木選手が右中間を破る3塁打を放ち無死3塁とします。

3塁打の才木選手

3塁打の才木選手

しかし続く背番号9の選手の打席で、カウント0-2からのボール球に飛び出してしまい、三本間に挟まれアウト。
絶好の先制機を逃してしまいます。

挟殺プレーでアウトになった才木選手

挟殺プレーでアウトになった才木選手

育英は9回裏に1死2塁のチャンスを作りますが、4番の藤本選手、続く背番号7の選手が連続で空振り三振に倒れチャンスを生かせません。

延長に入る両投手ともに二桁10奪三振づつと素晴らしい投げあいを見せてくれます。

両チーム決め手に欠く中、延長12回表、須磨翔風は1死から4番中野選手のレフト線への2塁打でチャンスを作ります。

2塁打の須磨翔風・中野選手

2塁打の須磨翔風・中野選手

そして続く5番の才木選手がセンター前に弾き返し、一気に中野選手はホームを狙いますが、ここは育英の中継プレーが勝りホームでタッチアウト。
なかなか須磨翔風は決定的なチャンスをモノにすることができません。

ホームに滑り込む中野選手(タッチアウト)

ホームに滑り込む中野選手(タッチアウト)

ピンチを凌いできた育英はその裏。
この回先頭の4番藤本選手が、ライト前へのポテンヒット。
これを須磨の守備陣が打球処理を躊躇している間に2塁を陥れ、無死2塁のサヨナラのチャンスを作ります。

さらに続く背番号19の選手の犠打で1死3塁とサヨナラのチャンス。
ここで2番藤原選手の打球はショート手前で大きく弾み、本塁が間に合わないと判断し、とっさに一塁へ送球。

その間に藤本選手が還って劇的なサヨナラ勝ちで育英がこのブロックの決勝戦へコマを進めました。

劇的なサヨナラの瞬間

劇的なサヨナラの瞬間

延長12回を投げぬいた両投手。
まずは勝ち投手になった育英・山本投手は被安打5、11奪三振、与四死球は3つで完封勝利。

対する須磨翔風邪・才木投手は被安打5、10奪三振、与四死球2つとこちらも完璧な内容。
どちらも勝たせたいと思うゲームでしたが、試合が決まった瞬間、春季大会とは思えず、まるで夏の大会のように須磨の選手が泣き崩れていたのが印象的でした。

タラレバを言えば、須磨翔風が先に先制するチャンスを作って、中盤以降はやや押し気味に試合を進めていただけに、好機に一本が出なかったことが最後まで響きました。
最後のショートの判断はやむを得なかったと思います・・・

勝った育英は、この試合は完全に才木投手に攻撃陣が押されていましたが、山本投手も気迫溢れるピッチングで、須磨打線を抑えました。
次戦に勝てば二次戦出場となり、選抜代表の明石商業等の強豪と力比べが始まります。

今日のような僅差のゲームが待っているかもしれませんが、名門育英復活に向けて戦って欲しいと思います。

そして須磨翔風。
ゲームが終わったあと知りましたが、神戸市立の公立高校だったんですね。
決して恵まれた環境ではないかもしれませんが、今年のチームはチャンスだと思います。

激戦区の兵庫を勝ち抜くのはたやすいことではないと思いますが、今日の悔しさを夏必ず果たしてください。

両チームの熱闘に球場からも温かい拍手が鳴り止まない好ゲームでした。

素晴らしいゲームでした。試合後の整列

素晴らしいゲームでした。試合後の整列

須磨翔風
000 000 000 000=0
000 000 000 001x=1
育英

須 才木 – 安田
育 山本 – 藤原

須H5 E1
育H5 E1