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2016年春季京都大会まとめ

京都翔英の初優勝で幕を閉じた2016年の春季京都大会。
簡単ではありますが、今年の大会を振り返ってみたいと思います。

まず優勝した京都翔英。

優勝した京都翔英選手たち

優勝した京都翔英選手たち

優勝旗授与

優勝旗授与

秋季大会はベスト4でしたが、私の感想は「まだまだ未完成のチームと感じた」と失礼なことを書かせていただいていました。

しかし一冬越し、しかも監督が突如、太田監督から浅井監督へ。
ユニフォームなども一新と高校生には戸惑いも大きかったと思いますが、見事に乗り越え、「奇策を用いるチーム」から「正統派のチーム」へ変貌を遂げ、そして新体制に入り初めての大会で、見事王者・龍谷大平安も倒し悲願の初優勝を遂げました。

選手のタレント性で言えば、昨年の方が上だった印象を持っていますが、チーム力としては今年のチームの方が断然上。
バランスの取れた素晴らしいチーム、初の夏の甲子園を十分に狙っていける実力派だと思います。

次に準優勝の塔南。

準優勝の搭南選手たち

準優勝の搭南選手たち

準優勝の賞状授与

準優勝の賞状授与

一次戦は塔南の試合を見ていませんが、二次は初戦の京都文教戦からの4試合全て観戦。

秋までエースだった西原投手が全く登板しなかったのはやや残念。
ただ恐らく夏は投げてくるはずです。

春にエースとしてチームを初の決勝まで導いた築山投手、京都国際戦に完投した宮崎。
ブルペンで勢いのいいボールを放っていた、背番号11の右スリークォーター気味の投手と投手層は今年の京都で1、2位を争える内容だと思います。

打線の奮起があれば、念願の初甲子園を塔南も十分に狙っていける実力チームだと思いました。

ベスト4の2チーム。
まず龍谷大平安はこの春、やや新戦力の台頭という点では昨年より寂しい結果でした。

洛星戦での高井投手など気が早いですが、来年のチームの主力になるだろう選手達の奮起に注目したいです。
ただ、春ベスト4に終わったといっても、先のセンバツベスト4チーム。
全国クラスの実力があることに疑いの余地はありません。

戦い方によっては、他チームに対し若干の隙を見せた恰好ですが、甲子園がかかる夏で同じ轍は踏まないでしょう。
やはり夏は平安が優勝候補の筆頭として京都を引っ張ることだと思います。

そして秋に続き2季連続ベスト4の京都国際。
こちらは主力を故障で欠きながらも見事な結果。

脆さもあるチームですが、地力がしっかりとついてきました。
攻撃力の高いチームですし、投手が4~5点にしっかりと抑えていけば、十分にチャンスがある夏だと思います。

ベスト8組では日星。
こちらも秋に続き2季連続のベスト8。

今シーズンに関していえば、北部の雄・福知山成美よりも安定した結果を残し、地力がついてきたことを証明してみせました。
エースの波多野投手をはじめ、好選手が多く、勢いに乗ればこちらも十分に甲子園を射程圏に入れているチームだと思います。

さらに名門・京都外大西。
かつてのゴールデンカード「龍谷大平安戦」は延長戦にもつれこむ大熱戦でした。

秋から攻撃力の高さは十分に見せてきました。
外大西は投手を中心にした守備力次第でしょう。
2010年以来の甲子園を目指して夏、完全燃焼をして欲しいと思います。

京都廣学館も実力ある高チーム。
鹽見、岩倉両投手、野手にも赤坂選手など実力派が揃っています。
京都大会での過去最高はベスト4ですが、まずは先輩の偉業に追いつき、前人未到の領域を目指して欲しいです。

ベスト8勢最後の一チームは宮津。
こちらも河邊、上山のWエース体制で、投手力では京都上位クラス。
塔南戦では崩れましたが、一戦だけの「失敗」で評価を下げる必要は全くないでしょう。
夏に旋風を起こして欲しいと思っています。

またシード権は取れなかったものの、二次戦ベスト16のチーム、一次戦で敗退したものの、夏は侮れないチームは多数存在します。

二次戦初戦で敗れたものの、準優勝した塔南に善戦した京都文教。
エース高橋投手がしっかりしているため、夏も侮れない存在だと思います。

シード入りした京都外大西に最後まで食い下がった京都明徳も、打線も活発で総合力のあるチーム。宮脇選手の活躍も目立ちました。

一次戦では、昨春のセンバツに出場した強豪・立命館宇治に競り勝った洛星も地力があるところ見せてくれました。
夏も強豪にとって怖い存在だと思います。

先に一次戦敗退組の代表格としては、秋季準優勝の福知山成美、その秋季、ベスト8止まりながらも福知山成美を中盤まではコールド勝ちペースで試合を進めた東山。
同じく秋ベスト8進出した鳥羽、大谷などはその代表格だと思います。

他にも秋は二次戦に進出し、投手層の厚い京都学園、昨夏ベスト4で、プロ注目と言われる上野投手を擁する乙訓。
名前を挙げだすとキリがないほど、今年の京都はベスト8に入る力のあるチームが多数。

恐らく各大会ごとにその顔触れは入れ替わるものだと思います。
あと1ヵ月少しで夏も開幕。
一、高校野球ファンとして楽しみにしています。

[ 決勝 ] 京都翔英 VS 搭南

2016年5月15日、春季京都大会2次戦決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都翔英

6 阿部
7 新田
3 川本
2 石原
5 森元
8 山本
9 高野
1 瀧野
4 栄本

塔南

6 深田
8 平塚
3 島野修
1 築山
5 波多野
7 尾崎
9 長村
2 中澤
4 谷口

どちらが勝っても初の春季大会優勝になるチーム同士の対決。

試合前の搭南陣営

試合前の搭南陣営

試合前の「儀式」はなく自然体の京都翔英

試合前の「儀式」はなく自然体の京都翔英

12時ジャストにプレイボール。
両陣営がホームに集まります。

快晴の下、決勝戦開始

快晴の下、決勝戦開始

まず守る搭南はエース築山投手が先発。

搭南エース築山投手

搭南エース築山投手

投球練習からボールにばらつきがあった築山投手ですが、1回表、いきなり阿部選手にストレートの四球を与えます。
続く新田選手は三振に倒れますが、3番川本選手がレフト前ヒット。
この間に、阿部選手が3塁へ進み1死13塁と先制のチャンスを作ります。

3塁へ進む阿部選手

3塁へ進む阿部選手

ここで主砲石原選手を打席に迎えますが、築山投手がここは見逃し三振。
しかし5番森元選手がストレートの四球で2死満塁と、以前翔英が先制のチャンス。

それでも築山投手が踏ん張り、山本選手をセンターフライに打ち取り、初回、京都翔英は無得点に終わります。

チャンスの場面で山本選手はセンターフライ

チャンスの場面で山本選手はセンターフライ

1回表のチャンスを生かせなかった翔英。
1回裏の守備に就きますが、先発のマウンドはエース瀧野投手。

京都翔英エース瀧野投手

京都翔英エース瀧野投手

1回裏、投南も先頭の深田選手が四球で出塁るすと、続く平塚選手の送りバントがややショートフライ気味にピッチャー前へ。
瀧野投手ここでセカンドを狙ったか、焦ってしまったように打球処理をもたついてしまい、ランナーオールセーフとなります。

ここで3番島野選手が送り1死23塁となり、迎えた4番築山選手がセンターへ距離十分の犠牲フライを放ち、搭南がノーヒットで1点を先制します。

センターへ犠牲フライを放つ築山選手

センターへ犠牲フライを放つ築山選手

深田選手が先制のホームイン

深田選手が先制のホームイン

1点を追う翔英は、直後の2回表、1死から8番瀧野選手がセンター前ヒットで出塁しますが、続く栄本選手はピッチャー前の送りバントが投手ゴロになり、セカンドで瀧野選手がアウト。
ランナー入れ替わり2死1塁となります。

この後、栄本選手が二盗を成功させますが、1番阿部選手の当たりはセンター方向へのハーフライナー気味の打球。
これをショート深田選手が捕ったかと思いましたが、打球を弾いてしまいライト前へボールは転々と。

この間に栄本選手が還り、京都翔英、すぐさま同点に追いつきます。
(阿部選手の打球、記録はヒット)

栄本選手が同点のホームイン

栄本選手が同点のホームイン

京都翔英は続く3回表。
先頭の3番川本選手が四球で出塁すると、続く石原選手のサードゴロの間に2塁へ進塁。
1死2塁となったところで、5番森元選手がライトフェンス直撃のタイムリー3塁打を放ち2-1と翔英勝ち越しに成功します。

あわやホームランという森元選手の3塁打

あわやホームランという森元選手の3塁打

川本選手が勝ち越しのホームイン

川本選手が勝ち越しのホームイン

さらに続く山本選手がセンターへ犠牲フライを放ち、森元選手が還って3-1と搭南を突き放しにかかります。

3点目のホームを踏んだ森元選手

3点目のホームを踏んだ森元選手

2点を追う搭南。
翔英エース瀧野投手の打たせてとるピッチングの前に、凡打の山を築かされていき、宮津戦京都国際戦と好調だった打線が、前半5回を終えてノーヒットと打線が奮いません。

対する搭南の築山投手も、序盤に3点を失いましたが、中盤に向けて立ち直り両投手による小気味のいい投手戦に入っていきます。

搭南打線をノーヒットに抑えベンチに戻る翔英バッテリー

搭南打線をノーヒットに抑えベンチに戻る翔英バッテリー

中盤以降立ち直り翔英打線を抑える搭南バッテリー

中盤以降立ち直り翔英打線を抑える搭南バッテリー

初回に1点を取っているため「ノーヒットノーラン」の心配はないものの、依然ノーヒットが続く搭南は7回裏。

3番からの好打順ですが、島野選手がライトフライ、4番の築山選手が見逃し三振と簡単に2死走者無しと追い込まれますが、ここから5番波多野選手がセンター前にチーム初安打を放ちます。

搭南初安打を放った波多野選手

搭南初安打を放った波多野選手

さらに続く野崎選手もショートへの内野安打で2死12塁と搭南がチャンスを作ったところで、翔英ナインは一度マウンドに集まり「間」を取ります。

2死12塁のピンチにマウンドに集まった翔英ナイン

2死12塁のピンチにマウンドに集まった翔英ナイン

しかし2死12塁のチャンスで搭南7番の長村選手はライトフライに倒れ、無得点に終わります。

搭南は続く8回裏も、先頭8番の中澤選手がセンター前ヒットでノーアウトで出塁すると、谷口選手が送り、1死2塁とします。
さらに深田選手、平塚選手が連続ファーボールで1死満塁と一打同点のチャンスを作ります。

ここで期待のクリーンアップを迎えますが、島野選手がセカンドゴロ。
併殺崩れの間にまず中澤選手が還り2-3と1点差に詰め寄ります。

中澤選手が搭南2点目のホームイン

中澤選手が搭南2点目のホームイン

ここでさらに深田選手も一気にホームを狙いますが、ここはタッチアウト。
搭南得点は1点に終わりますが、8回を終えて2-3とその差1点に詰め寄ります。

1点差に詰め寄られた翔英は直後の9回表。
先頭8番の瀧野選手が四球で出塁すると、栄本選手の犠打で1死2塁とします。
2死後、2番新田選手がセンター前ヒットを放ち、貴重な追加点。
4-2と搭南を再び突き放します。

瀧野選手が京都翔英4点目のホームイン

瀧野選手が京都翔英4点目のホームイン

さらに川本選手がセンター前ヒットで繋ぎ2死12塁としたところで、主砲石原選手に打席が回ります。

ここでレフト前にヒット。
新田選手が一気にホームを狙いますがここはタッチアウト。
2点差で9回裏の攻防を迎えます。

チャンスで打席に迎う石原選手

チャンスで打席に迎う石原選手

新田選手がホームでタッチアウト

新田選手がホームでタッチアウト

優勝へあとアウト3つとなった翔英エース瀧野投手。
9回裏、一段とギアをあげたような投球内容。

まず先頭4番の築山選手を想いのこもったストレートで空振り三振にとると、思わず雄叫びを上げます。

続く波多野選手も空振り三振にとると、最後は野崎選手も空振り三振。
気迫の籠もった投球内容で三者三振に打ち取り試合終了。
京都翔英が初優勝を飾りました。

優勝を決め雄叫びをあげる瀧野投手

優勝を決め雄叫びをあげる瀧野投手

京都翔英、この春は危なげない内容で見事、初優勝を飾りました。
準々決勝の京都廣学館戦から3戦続けて観戦しましたが、どの試合も危なげない内容で、秋から地力をかなり上げてきたことが感じれる大会の内容でした。

夏は同じように簡単にはいかないことは、百戦錬磨のベテラン浅井監督ならば十分に想定された上で、対策を練られるでしょう。

秋ベスト4に入りながらも、突然の監督交代など、様々なことがあった今チームですが、初の夏の甲子園も十分に射程圏に入っていることを、内外に知らしめた春の大会だったと思います。

一方敗れた搭南。
ここまでの疲れもあったかと思いますが、龍谷大平安も破った京都翔英相手に最後まで食らいつく内容でした。

搭南は二次戦の、京都文教戦から4戦続けて観戦。
どの試合も相手を圧倒した内容ではありませんでしたが、悲願の初の甲子園に向けて順調に地力が上がってきていることを見せてくれました。

こちらも百戦錬磨の名将・奥本監督が率いるチーム。
この大会の結果で、甲子園に向けて「足りているところ」「力不足のところ」を十二分に認識されたのではないかと思います。

いよいよあと2ヶ月足らずで、京都に熱い夏が訪れます。
春の戦いの終わりは、同時に熱い夏のプロローグの始まりとなります。

初優勝に沸く京都翔英ナインたち

初優勝に沸く京都翔英ナインたち

京都翔英
012 000 001=4
100 000 010=2
塔南

翔 瀧野ー石原
塔 築山ー中澤

翔H10 E1
塔H3 E0

【打撃成績】

京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
6 阿部 四球 遊強襲安打(1) 一ゴロ 一ゴロ 一邪飛
7 新田 見逃三振 遊飛 空振三振 中前安打 中前安打(1)
3 川本 左前安打 四球 一ゴロ 二ゴロ併殺打 中前安打
3 寺田
2 石原 見逃三振 三ゴロ 遊ゴロ 左飛 左前安打 
5 森元 四球 右越三塁打(1) 四球 左前安打
8 山本 中飛 中犠飛(1) 遊ゴロ 投前犠打
9 高野 右飛 左前安打 左飛 空振三振
1 瀧野 中前安打 遊ゴロ 見逃三振 四球
4 栄本 投ゴロ
二盗
空振三振 左飛 三前犠打

搭南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
6 深田 四球 三ゴロ 左飛 四球
8 平塚 投ゴロ失 左飛 空振三振 四球
3 島野修 投前犠打 右飛 右飛 二ゴロ(1)
1 築山 中犠飛(1) 中飛 見逃三振 空振三振
5 波多野 一邪飛 中飛 中前安打 空振三振
7 尾崎 右飛 右飛 遊安打 空振三振
9 長村 二ゴロ 空振三振 右飛
2 中澤 投ゴロ 中飛 中前安打
4 谷口 二飛 一ゴロ 投前犠打


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
瀧野 9 3 3 6 2 2

搭南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
築山 9 10 5 6 4 4

[ 準決勝 ] 京都翔英 VS 龍谷大平安

2016年5月14日、春季京都大会2次戦準決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都翔英

8 山本
5 新田
3 川本
2 石原
6 森元
9 高野
7 浜野
1 瀧野
4 栄本

龍谷大平安

4 久保田
9 竹内
6 西川
3 橋本
5 冨田
7 岡田
2 竹葉
8 小川
1 大野

春季大会3連覇のかかる龍谷大平安と、初の決勝進出を目指す京都翔英の対戦(2012年秋に優勝経験有)。

まず守る平安の先発は背番号10の大野投手。

龍谷大平安先発の大野投手

龍谷大平安先発の大野投手

1回表の京都翔英の攻撃を、三振一つを含む三者凡退と上々の内容で抑えます。

対する翔英の先発はエース右腕瀧野投手。

京都翔英エース瀧野投手

京都翔英エース瀧野投手

1回裏の平安。
先頭1番の久保田選手が四球で出塁すると、2番竹内選手の打席で、翔英の強肩捕手石原選手から盗塁を成功させ無死2塁と先制のチャンスを作ります。

久保田選手が二盗成功

久保田選手が二盗成功

さらに1死後、3番西川選手の内野安打で1死13塁とし、主砲の橋本選手も四球で繋ぐと1死満塁と大きなチャンスを迎えます。

しかしここで5番冨田選手、岡田選手と期待の強打者が凡退し、平安先制のチャンスを逃します。

2死満塁の場面で強打者岡田選手を見逃し三振に獲った瀧野投手

2死満塁の場面で強打者岡田選手が見逃し三振

1回、2回と三者凡退が続いた京都翔英。
3回表、先頭6番の背番号19・浜野選手がレフトへ大きな当たり。
これがスタンドにまで届きチーム初安打がホームランとなり1-0と翔英が先制します。

先制ホームランの翔英・浜野選手

先制ホームランの翔英・浜野選手

1点を追う平安は、直後の3回裏。
1死後、2番竹内選手がセンター前、続く3番西川選手がレフト前に連打で12塁とチャンスを作ります。

得点圏にランナーを進める平安

得点圏にランナーを進める平安

しかし、期待のクリーンアップは、橋本選手がサードゴロ、冨田選手が空振り三振に倒れ無得点に終わります。

するとその直後の4回表、翔英は1死後、3番川本選手が一塁線へのゴロ。
これが投手前内野安打となり、2死後、5番森元選手は空振り三振に倒れますが、竹葉捕手が逸らしてしまい、振り逃げで2死12塁となります。

この場面で6番・高野選手がセンター前にヒットを放ち2-0とリードを広げます。

川本選手が2点目のホームイン

川本選手が2点目のホームイン

タイムリーヒットの高野選手

タイムリーヒットの高野選手

翔英は5回表も1死から、9番栄本選手がレフト前ヒットで出塁すると、内野ゴロとパスボールで2死3塁とし、3番川本選手がライト線にタイムリーヒットを放ち3-0とします。

川本選手がタイムリーヒットを放つ

川本選手がタイムリーヒットを放つ

栄本選手が3点目のホームイン

栄本選手が3点目のホームイン

その裏から、翔英は背番号10の高向投手へ継投。
瀧野投手はここでお役御免となります。

翔英2番手の高向投手

翔英2番手の高向投手

代わった直後の5回裏の平安の攻撃を、久保田選手に四球を出しますが、ノーヒット、奪三振1つとまずまずの内容で抑え、前半の5回の攻防を終えます。

6回表の翔英。
簡単に2死走者無しとなりますが、7番浜野選手がなんとこの試合2本目のソロホームランをまたもレフトスタンドへ叩き込み4-0と平安を突き放したところで、先発の大野投手はマウンドを降ります。

この試合2本目のソロホームランを放った浜野選手(右端)

この試合2本目のソロホームランを放った浜野選手(右端)

平安2番手の島田投手

平安2番手の島田投手

背番号11の島田投手がマウンドへあがりますが、高向選手、栄本選手2人に対しストライクがわずか1球しか入らず連続四球でマウンドを早くも、19番の増田投手へ譲ります。

平安3番手の増田投手

平安3番手の増田投手

しかし代わった増田投手も山本選手にストレートの四球を与え、2死満塁となったところで、平安は京都外大西戦に続いて、エース市岡投手をリリーフ登板させます。

平安エース市岡投手

平安エース市岡投手

このピンチに登板した市岡投手ですが、新田選手をファーストゴロに打ち取り、全国クラスの投手の貫禄を見せます。

4点を追う展開になった平安は、直後の6回裏、1死から5番冨田選手が、ボテボテの当たりながらも、投前内野安打で出塁すると、2死後、竹葉選手がセンター前に弾き返し13塁とチャンスを作ります。

しかしここで8番小川選手がセンターフライに倒れまたも無得点に終わります。

チャンスであと一本が出ない平安打線

チャンスであと一本が出ない平安打線

平安は7回裏、先頭の9番市岡選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、一矢を報います。

ソロホームランの平安市岡選手

ソロホームランの平安市岡選手

一方、翔英は市岡投手に代わってから、7回、8回とノーヒットに抑えられてきましたが、9回表、1番からの好打順。

まずは山本選手がレフト前ヒットで出塁します。
さらに犠打と内野ゴロで2死3塁とし、主砲石原選手との注目の打席を迎えます。

石原捕手が四球を選ぶ

石原捕手が四球を選ぶ

しかしここは、市岡投手、この春季大会初めての四球を与え、2死13塁とピンチを拡大させてしまいます。

この場面で、5番森元選手がレフト前にタイムリーヒットを放ち、貴重な追加点。
5-1と京都翔英が龍谷大平安をリードします。

山本選手が5点目のホームイン

山本選手が5点目のホームイン

タイムリーヒットの森元選手

タイムリーヒットの森元選手

試合はこのまま、9回裏の平安の攻撃は、2死から市岡選手が四球で出塁しますが後続が続かず、昨夏の京都大会に続いて、京都翔英が龍谷大平安を破り、春季大会は初の決勝へコマを進めました。

試合後の応援席への挨拶

試合後の応援席への挨拶

太田前監督時代の平安戦と言えば、時に高校野球らしからぬ「場外戦」でも注目を集めたこのカード。

京都廣学館戦でも感じましたが、正統派のチームに生まれ変わった新生翔英が、王者平安相手にも堂々たる横綱相撲で、試合内容も「完勝」と言っていい展開でした。

もちろんこの試合、平安はエース市岡投手でなく、2番手投手育成を目的に戦ってきたため、夏に再戦するときは同じような展開にはならないと思います。

しかし瀧野投手という投の軸。
野手陣では圧倒的な存在感を放つ石原捕手と、それぞれ軸になる選手を持ち、それぞれに層も厚いチーム。
初の夏の甲子園を十分に狙っていけるチームであることを、十分に示したと思います。

対する平安。
この春は2番手投手育成も重要な目的だったと思いますが、この大会に限って言えば夏に不安を残した大会だったと思います。

また攻撃陣もやや気になるところ。
センバツや、練習試合の疲れもあると思いますし、これが実力でないことは誰もがわかっていることですが、甲子園通算100勝まであと1勝。
この夏に達成するためにも、もう京都で負けることは許されません。

この敗戦を糧に、あと2ヶ月ほどですが、再びチーム力をピークに仕上げてくると思います。

甲子園がかかった大一番でこの両チームの激突がみらられば、新たな京都のゴールデンカードとして盛り上がっていくと信じています。

そうなることを両チームに期待したいと思います。

京都翔英
001 111 001=5
000 000 100=1
龍谷大平安

翔 瀧野、高向ー石原
平 大野、島田、増田、市岡ー竹葉

翔H9 E0
平H8 E0

本塁打
翔 浜野(1)、浜野(1)
平 市岡(1)

【打撃成績】

京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
山本 中飛 二飛併殺打 二ゴロ 四球 左前安打
新田 二ゴロ 遊ゴロ (パスボール)
四球
一ゴロ 三前犠打
谷崎
川本 空振三振 投安打 右線安打(1) 一ゴロ 二ゴロ
寺田
石原 遊邪飛 左飛 空振三振 四球 四球
森元 中飛 空振三振
(振り逃げ)
一ゴロ 右飛 左前安打(1)
高野 投ゴロ 中前安打(1) 二飛 遊ゴロ 二ゴロ
浜野 左本塁打(1) 空振三振 左本塁打(1) 二飛
大谷
瀧野 中飛 一飛
高向 四球 見逃三振
栄本 右前安打 左前安打 四球 三飛

龍谷大平安

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
久保田 四球
二盗
右飛 二ゴロ 見逃三振 右飛
竹内 遊ゴロ 中前安打 四球 一ゴロ
西川 三安打
二盗
左前安打 見逃三振 空振三振
橋本 四球 三ゴロ 中飛 空振三振
冨田 捕邪飛 空振三振 投安打 右前安打
岡田 見逃三振 二飛 一邪飛 二ゴロ併殺打
竹葉 二飛 中飛 中前安打
木村 空振三振
小川 遊安打
盗塁死
三ゴロ 中飛 右飛
大野 二飛 ()中飛
島田
増田
市岡 右本塁打(1) 四球


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
瀧野 4 4 2 2 0 0
高向 5 4 2 5 1 1

龍谷大平安

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
大野 5 2/3

[ 準決勝 ] 搭南 VS 京都国際

2016年5月14日、春季京都大会2次戦準決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都国際

4 野崎
6 西川
7 清水
2 土居
3 中西
1 柳田
9 中川湧
8 安藤
5 中尾

塔南

6 深田
8 平塚
3 島野修
9 築山
5 波多野
7 尾崎
2 中澤
4 谷口
1 宮崎

どちらが勝っても初の決勝進出となるチームの対決(搭南は2010年秋に優勝経験有)。 まず守る搭南は背番号18の宮崎投手。

搭南先発の宮崎投手

搭南先発の宮崎投手

京都国際は、1回表、野崎がストレートの四球で歩くと、西川が送り、日星戦

京都国際3番の清水選手

京都国際3番の清水選手

大活躍だった3番清水選手を迎えます。 ここも宮崎投手がストレートの四球を与え1死12塁と、国際先制のチャンスを迎えます。 ここで4番土居選手がライト前に弾き返し、まず国際が1点を先制します。

京都国際・野崎選手が先制のホームイン

京都国際・野崎選手が先制のホームイン

先制タイムリーヒットの土居選手

先制タイムリーヒットの土居選手

5番中西選手が三振に倒れ2死13塁となりますが、柳田選手のカウント2-2から土居選手が二盗を決め2死23塁とすると、柳田選手はセンター前にタイムリーヒットを放ち3-0と国際がリードをします。

2点タイムリーヒットの柳田選手

2点タイムリーヒットの柳田選手

3点をリードした京都国際の先発はエース左腕の柳田投手。

京都国際エース柳田投手

京都国際エース柳田投手

1回裏、搭南は先頭の深田選手がライト前ヒットで出塁。 続く平塚選手が犠打を決めることができませんが、3番島野選手のセカンドッゴロの間に深田選手がセカンドへ進み2死2塁とします。 ここで4番築山選手のセンター付近への飛球がレフト前へのタイムリーヒットとなり、深田選手がホームイン。 1回裏、搭南が1点を返し3-1と初回から両チームが得点を奪い合う結果となりました。

深田選手がホームイン

深田選手がホームイン

タイムリーヒットの築山選手

タイムリーヒットの築山選手

3回表の京都国際。
まず先頭3番の清水選手がライト前ヒットで出塁。
さらに、築山選手のまずい守備もあり無死2塁と追加点のチャンス。

ここで4番土居選手はセンターフライ・・・
かと思いきや、次は平塚選手がまさかの落球で無死12塁とチャンスが拡大します。

中西選手が送り1死23塁とすると、さきほど2点タイムリーヒットの柳田選手がサードゴロ。
その間に清水選手が還り4-1と国際がリードを広げます。

柳田選手のサードゴロの間に国際1点追加

柳田選手のサードゴロの間に国際1点追加

さらに続く中川選手の打席。カウント1-2からパスボールでさらに1点追加。
3回表を終わり5-1と京都国際が優位に試合を進めていきます。

土居選手が5点目のホームイン

土居選手が5点目のホームイン

早い回に反撃したい搭南は4回裏。
1死後、5番波多野選手がセンター前ヒットで出塁すると、2死1塁となり、中澤選手がレフト前ヒットで繋ぎ、8番谷口選手がセンター前にヒット。
波多野選手は一度3塁で止まりますが、安藤選手が打球処理をもたつている間にホームイン。
2-5とその差を3点差とします。

谷口選手がセンター前にタイムリーヒット

谷口選手がセンター前にタイムリーヒット

波多野選手が還り搭南2点目

波多野選手が還り搭南2点目

前半5回はこのまま5-2で京都国際がリードしてゲームは後半戦に移ります。

7回表の国際は打順よく、1番野崎選手からの攻撃。
まずライト前ヒットでノーアウトのランナーを出すと、続く西川選手が送り、1死2塁で3番清水選手を迎え、素晴らしい当たりの打球はセンター前に。
タイムリーヒットとなり6-2と京都国際が終盤で貴重な追加点をあげます。

清水選手がセンター前にタイムリーヒット

清水選手がセンター前にタイムリーヒット

野崎選手が6点目のホームイン

野崎選手が6点目のホームイン

勝負あったかと思ったこのゲーム。
直後の7回裏、搭南は1死後、1番深田選手が四球で出塁すると、平塚選手のセカンドゴロの間に2死2塁と得点圏にランナーを進めます。

ここから島野選手が四球を選び、続く築山選手の初球でダブルスチールを成功させ2死23塁とチャンスを拡大させます。

3塁へ進む深田選手

3塁へ進む深田選手

この場面で4番築山選手は四球で繋ぎ2死満塁とすると、5番波多野選手がしぶとくセンター前へ運び2点タイムリーヒット。
4-6と追い上げます。

2者還り搭南4-6と追い上げ

2者還り搭南4-6と追い上げ

タイムリーヒットの波多野選手

タイムリーヒットの波多野選手

尚2死12塁の場面で、続く6番野崎選手。
カウント1-2と追い込まれてから、ファールで粘りレフト前へタイムリーヒット。
5-6と1点差に詰め寄ります。

タイムリーヒットの野崎選手

タイムリーヒットの野崎選手

尚2死23塁となり、7番中澤選手が右中間を破る2塁打。
この回、一挙5点を挙げた搭南が土壇場で7-6と逆転することに成功します。

中澤選手が逆転タイムリー2塁打

中澤選手が逆転タイムリー2塁打

7-6と搭南が逆転

7-6と搭南が逆転

そして試合はそのまま9回表へ。
国際は期待の3番清水選手からという好打順ですが、簡単に2死走者無し。
5番中西選手も平凡なショートゴロで試合終了と思いきや、深田選手がレフト前に後逸してしまいます。

さらに代走の常岡選手が盗塁を決め2死2塁となったところで、6番柳田選手がセンター前に起死回生の同点タイムリーヒット。
京都国際が7-7の振り出しに戻します。

同点タイムリーヒットを放つ清水選手

同点タイムリーヒットを放つ清水選手

常岡選手が同点のホームイン

常岡選手が同点のホームイン

あと一人から追いつかれた搭南。
その直後の9回裏、先頭5番の波多野選手は見逃三振に倒れますが、続く野崎選手は左中間に大きな当たり。

打球はグングンと伸びてそのままスタンドへ!
劇的なサヨナラホームランとなり、搭南が8-7で勝ち、初の決勝へコマを進めました。

サヨナラホームランを放った野崎選手

サヨナラホームランを放った野崎選手

ホームラン直後の柳田投手

ホームラン直後の柳田投手

勝った搭南は話題の築山、西原Wエースではなく、宮崎投手で勝負。
昨年の春季大会にも宮崎投手は記憶にありますので、恐らく同じ選手でしょう。

体格もWエースに負けないしっかりとした体つきになってきました。
これだけの投手がまだ残っているということが、今年の搭南の層の厚さを物語ります。

ただし苦言を言えば、この試合、負けていてもおかしくないほどのミスのオンパレード。
負けが許されない夏。
今以上に一球に対する重圧も野手陣には圧し掛かってくるでしょう。
まだ決勝戦が残っていますが、守備の強化は夏までに何とかしたいところ。

しかし、負けてもおかしくない試合を勝利で飾った事実に、秋からメンタル面で随分と成長してきたと感じました。
今年の搭南にとっては春季大会の決勝戦も夏への通過点に過ぎないと思いますが、現時点での実力を惜しみなく発揮して欲しいと思います。

そして敗れた京都国際。
7回表が終わった時点では「完勝」と思っていました。
秋に続くベスト4ですが、より逞しくチームも成熟してきているように感じました。

今年のチームは悲願の甲子園初出場も決して夢ではない実力を持っていると思います。

思わずサヨナラホームランの直後、マウンドにしゃがみこんでしまった柳田投手。
この借りは夏に返してください。
再びエースナンバーでわかさスタジアムのマウンドに登った姿を楽しみにしています。

京都国際
302 000 101=7
100 100 501x=8
塔南

京 柳田ー土居
塔 宮崎ー中澤

京H9 E1
塔H14 E3

本塁打
塔 野崎(1)

【打撃成績】 京都国際

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
野崎 四球 見逃三振 一ゴロ 右前安打 四球
西川 三前犠打 投ゴロ 中飛 三前犠打 一ゴロ
清水 四球 右前安打(右失) 三ゴロ 中前安打(1)
二盗
遊ゴロ
土居 右前安打(1) 二盗 中飛失 四球 四球 見逃三振
中西 空振三振 投前犠打 左前安打 空振三振 遊ゴロ失
常岡 二盗
柳田 中前安打(2) 三ゴロ(1) 二ゴロ併殺打 中飛 中前安打(1)
中川湧 中前安打 パスボール(1)
四球
右飛 遊安打 空振三振
安藤 空振三振 左邪飛 遊ゴロ 三前犠打
中尾 遊ゴロ 二ゴロ 右飛
中島 中飛
佐藤

搭南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
深田 右前安打 投前犠打 三ゴロ 四球 左前安打
平塚 捕邪飛 一ゴロ 二ゴロ 二ゴロ 投ゴロ
島野修 遊ゴロ 左飛 遊安打 四球 右前安打
築山 左前安打(1) 遊ゴロ 遊ゴロ 四球 二飛
波多野 二飛 中前安打 右前安打
(二盗)
中前安打(2) 見逃三振
尾崎 見逃三振 右飛 空振三振 左前安打(1) 左本塁打(1)
中澤 左飛 左前安打 右飛 中二塁打(2)
谷口 二ゴロ 中前安打
中失(1)
遊ゴロ 右飛
宮崎 左前安打 中飛 右飛 中飛

【投手成績】 京都国際

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
柳田 8 1/3 14 3 3 8 7

搭南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
宮崎 9 9 6 6 7 5

[ 準々決勝 ] 京都翔英 VS 京都廣学館

2015年5月8日、春季京都大会2次戦準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都翔英

6 阿部
7 新田
8 山本
2 石原
5 森元
3 川本
9 永井
1 高向
4 栄本

京都廣学館

9 白井
8 國光
7 前野
3 岩倉
5 千代
2 赤坂
4 中山
1 鹽見
6 江口

秋の大会でベスト4と結果を出した後、突如翔英は、太田監督が退任。
東邦OBで名古屋産業大の監督や、仙台育英のコーチなどを歴任された浅井監督が新たにチームの指揮を執られました。

ユニフォームもこれまでのタテジマから、東邦をイメージするようなデザインに一新。
まさに新生翔英となったわけですが、この春、直接観戦するのはこの試合が初めてとなりました。

京都翔英、浅井新監督

京都翔英、浅井新監督

まず守る廣学館はエース鹽見投手が先発します。

京都廣学館エースの鹽見投手

京都廣学館エースの鹽見投手

1回表の翔英、先頭の阿部選手がレフト前ヒットで出塁しますが、後続が続かずに初回無得点に終わります。

対する翔英は背番号10、左の高向選手が先発します。
秋の京都国際との3位決定戦では外野でクリーンアップを任されいた選手と同じと思われます。

京都翔英、先発の高向投手

京都翔英、先発の高向投手

1回裏の廣学館は、先頭1番の白井選手が四球で出塁しますが、後続が続かずこちらも無得点。
1回は両チームともノーアウトのランナーを出しますが、得点までは結びつきません。

3回表の翔英。
まず先頭1番の阿部がショートゴロエラーで出塁すると、1死後、山本選手の打席、初球で二盗を成功させ、1死2塁とします。
さらに山本選手のセカンドゴロが進塁打となり2死3塁で、ドラフト候補の呼び名も高い主砲石原選手を迎えます。

しかし、このチャンスでは空振り三振に倒れ、翔英先制はなりません。

三振に倒れた主砲石原選手

三振に倒れた主砲石原選手

すると直後の3回裏。
廣学館は先頭9番の江口選手がライト前ヒットで出塁します。

ヒットで出塁の江口選手

ヒットで出塁の江口選手

さらに白井選手の送りバント処理を、高向投手が誤り無死12塁となります。
続く國光選手の送りバントは、3塁フォースアウトとなり1死12塁となりますが、3番前野選手がレフトオーバーの2塁打を放ち、2-0と廣学館が先制します。

廣学館2点目の場面

廣学館2点目の場面

先制タイムリーヒットの前野選手

先制タイムリーヒットの前野選手

この後さらに岩倉選手の内野安打、千代選手の四球で1死満塁となったところで、翔英は早くも継投。
背番号11の内橋投手がマウンドへ上がります。

翔英2番手の内橋投手

翔英2番手の内橋投手

一気に畳み掛けたい廣学館でしたが、6番といえ強打者の赤坂選手。
ここはサードゴロ併殺打に倒れ、2点にとどまります。

先制点を奪われた翔英は、直後の4回表、先頭5番の森元選手がライト線へ二塁打で出塁すると、続く川本選手が四球とパスボールで無死13塁と絶好のチャンスを作ります。

三塁へ進む森元選手

三塁へ進む森元選手

続く7番永井選手はショートゴロ。
6-4-3と渡って併殺打が成立した間に、森元選手がホームイン。
4回表を終わって2-1と廣学館のリードは1点となります。

併殺打の間に、森元選手がホームイン

併殺打の間に、森元選手がホームイン

序盤、廣学館の鹽見投手に抑えられた翔英打線ですが、5回表、先頭9番の栄本選手、1番の阿部選手に連打が生まれ無死12塁となります。

ここで2番新田選手がライト線へ走者一掃の二塁打を放ち、3-2と逆転に成功します。

2者が還り翔英逆転!

2者が還り翔英逆転!

逆転タイムリーヒットの新田選手

逆転タイムリーヒットの新田選手

さらに山本選手の2球目でパスボールがあり、無死3塁となると、山本選手自らレフト前へ弾き返し、この回一気に3点。
4-2とゲームをひっくり返します。

山本選手のタイムリーヒット

山本選手のタイムリーヒット

新田選手が4点目のホームイン

新田選手が4点目のホームイン

ベンチにガッツポーズで応える山本選手

ベンチにガッツポーズで応える山本選手

勢いに乗った翔英は、6回表も、鹽見投手を攻めます。
先頭、途中出場の7番高野選手がセンター前にヒットで出塁すると、内橋選手の犠打を、鹽見投手がセカンド野選。
無死12塁となります。

ここで9番栄本選手がしっかり犠打を成功させ、1死23塁とすると、1番阿部選手のファーストゴロで高野選手がホームインし5-2とします。

さらに続く新田選手がライト線二塁打で内橋選手が還り、6-2と廣学館を突き放しにかかったところで、廣学館は投手交代。
背番号11の小谷投手がマウンドへあがります。

2打席連続長打の新田選手

2打席連続長打の新田選手

内橋選手が6点目のホームイン

内橋選手が6点目のホームイン

廣学館2番手の小谷投手

廣学館2番手の小谷投手

小谷投手は代わり端、3番、山本選手を見逃し三振で、なんとか6回表の翔英の攻撃を2点で抑えます。

しかし続く7回表。
この回は翔英4番の石原選手からの攻撃ですが、四球で出塁すると、森元選手の犠打で1死2塁とします。
さらに川本選手のセカンドゴロが進塁打となり2死3塁から、7番高野選手がライト前へ弾き返し7-2とその差を5点に広げます。

ライト前タイムリーヒットを放つ高野選手

ライト前タイムリーヒットを放つ高野選手

石原選手が7点目のホームイン(右端)

石原選手が7点目のホームイン(右端)

7回裏から、翔英は背番号20の平垣内投手がマウンドへ。

翔英3番手の平垣内投手

翔英3番手の平垣内投手

先頭の7番、中山選手をショートゴロエラーで出塁させると、小谷投手の代打・岸田選手が四球。
さらに9番江口選手がレフト前ヒットで無死満塁のチャンスを廣学館が作ります。

ここで上位打線に回る廣学館ですが、白井選手のセカンドゴロ併殺打の間の1点に終わります。

白井選手のセカンドゴロ併殺打の間に廣学館1点を返します

白井選手のセカンドゴロ併殺打の間に廣学館1点を返します

廣学館は8回表から4番を打っていた背番号20の岩倉選手がマウンドへ上がります。

廣学館の岩倉投手

廣学館の岩倉投手

代わり端、先頭1番の阿部選手を四球で歩かせると、続く新田選手が3打席連続となる二塁打で、一気に阿部選手がホームインし、8-3と再びその差が5点に広がります。

阿部選手が8点目のホームイン

阿部選手が8点目のホームイン

3打席連続二塁打の新田選手

3打席連続二塁打の新田選手

8回裏から、翔英はエースの瀧野投手が4番手のマウンドへ上がります。

翔英エースの瀧野投手

翔英エースの瀧野投手

代わった8回裏は、先頭の3番、前野選手にレフト前ヒットを打たれますが、後続をしっかりと抑えて無失点に抑えます。

ベンチへ戻る翔英バッテリー

ベンチへ戻る翔英バッテリー

試合はこのまま終わり、8-3で京都翔英が勝ち、ベスト4に進出。
準決勝は龍谷大平安との対戦となりました。

まず勝った翔英。
太田翔英のカラーを一新しました。
ノックであったり、独特の守備体勢、またエースピッチャーに背番号18をつけさせるなど、個性溢れるチームでもありましたが、浅井新体制では、「オーソドックス」なチームへと変貌を遂げました。

しかし、実力は秋から見ても随分とレベルが上がっていたように思えました。
瀧野投手も最後、秋の準決勝・福知山成美戦で観たときより、ストレートの威力も増していたように思えました。

太田前監督時代だと、次戦平安戦は独特の熱さがありましたが、恐らく浅井監督は冷静に対戦されるのでしょう。

平安と互角に張り合う名門・東邦カラーで、がっぷり4つに組んだ横綱相撲を期待したいと思います。

一方敗れた京都廣学館。
中盤以降は翔英の地力が勝っていたように思えました。

しかし、ここまでの快進撃は賞賛に値するものだと思います。
また岩倉投手も鹽見投手とWエース体勢が十分取れる好投手。
この試合では打線が抑えられてしまいましたが、自慢の打線が爆発すれば、そうは失点も本来少ないチームだと思いますので、初の甲子園も十分に狙っていけるチーム力はあると思います。

今シーズンの廣学館の試合はこれで4試合目の観戦。
集大成の夏、是非期待したいと思います。

京都翔英
000 132 110=8
002 000 100=3
京都廣学館

翔 高向、内橋、平垣内、瀧野ー石原
廣 鹽見、小谷、岩倉ー赤坂

翔H10 E2
廣H7 E2

【打撃成績】

京都翔英

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
阿部 左前安打 遊ゴロ失 右前安打 一ゴロ(1) 四球
新田 中飛 右飛
(二盗)
右線二塁打(2) 右線二塁打(1) 右中間二塁打(1)
山本 遊ゴロ 二ゴロ パスボール
左前安打(1)
見逃三振 中飛
石原 四球 空振三振 三ゴロ 四球 空振三振
森元 二ゴロ 右線二塁打 左飛 捕前犠打 中飛
川本 四球 四球、パスボール 中飛 二ゴロ 二ゴロ
永井 (パスボール)
空振三振
遊ゴロ併殺打(1)
高野 中前安打 右前安打(1) 四球
(盗塁死)
高向 空振三振
内橋 三振 投犠打野選
大下 四球
平垣内
瀧野 空振三振
栄本 二ゴロ 左前安打 投前犠打 右飛

京都廣学館

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
白井 四球 投ゴロ失 二ゴロ 二ゴロ併殺打(1)
國光 投前犠打 投ゴロ 中飛 見逃三振
前野 二飛 左越二塁打(2) 右飛 左前安打
岩倉 空振三振 遊安打 中前安打 捕邪飛
千代 右飛 四球 左飛 左飛
赤坂 空振三振 三ゴロ併殺打 遊ゴロ併殺打 見逃三振
中山 左前安打 捕邪飛 遊ゴロ失 一飛
鹽見 三ゴロ 遊飛
小谷
岸田 四球 三ゴロ
江口 右前安打 遊ゴロ 左前安打 一ゴロ


【投手成績】

京都翔英

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
高向 2 1/3 4 2 2 2 2
内橋 3 2/3 1 0 0 0 0
平垣内 1 1 1 1 1 0
瀧野 2 1 0 2 0 0

京都廣学館

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
鹽見 5 2/3 8 3 4 6 6
小谷 1 1/3 1 2 1 1 1
岩倉 2 1 2 2 1 1

[ 準々決勝 ] 龍谷大平安 VS 京都外大西

2015年5月8日、春季京都大会2次戦準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

京都外大西

8 福尾
6 緒方
4 谷本
3 大黒
7 米地
5 齋藤
9 原田
2 伊藤
1 宮城

龍谷大平安

4 久保田
9 竹内
6 西川
3 橋本
5 冨田
7 岡田
2 並河
8 小川
1 西田

久しぶりに実現した京都の「黄金カード」。
先攻は京都外大西、平安の先発は先日の洛星戦での高井投手に続いて、下級生の西田投手(背番号20)。

平安先発の西田投手

平安先発の西田投手

1死から、プロも注目し始めた緒方が四球で出塁しますが、続く谷本選手がサードゴロ併殺打に倒れ、1回表、京都外大西は無得点に終わります。

ネクストバッターサークルで準備する緒方選手

ネクストバッターサークルで準備する緒方選手

一方、外大西の先発はエース右腕の宮城投手。

京都外大西エース宮城投手

京都外大西エース宮城投手

1回裏、平安は先頭の久保田選手がレフト前ヒットで出塁すると、続く竹内選手が犠打を決め1死2塁と先制のチャンスを作ります。
ここで3番西川選手がライト線へ二塁打を放ち、あっさりと平安が1点を先制します。

西川選手がタイムリー2塁打を放つ

西川選手がタイムリー2塁打を放つ

 

久保田選手が先制のホームイン

久保田選手が先制のホームイン

続く橋本選手はセカンドゴロに終わりますが、その間に西川選手は3塁へ進み、5番冨田選手がライト前タイムリーを放ち2-0と平安がリードを広げます。

西川選手が2点目のホームイン

西川選手が2点目のホームイン

ここで打席は岡田選手。
春季大会はこれが初登場ですが、背番号は17に変わっています。
センバツの明徳義塾戦で放った弾丸ホームランですっかり全国に名がしれた選手ですが、ライトオーバーの3塁打を放ち、1回を終えて3-0と平安がリードします。

平安岡田選手

平安岡田選手

しかし外大西は直後の2回表。
先頭4番の大黒選手がショートへの内野安打で出塁すると、続く米地選手もレフト前に連打。無死12塁とチャンスを作ります。

米地選手がレフト前ヒット

米地選手がレフト前ヒット

齋藤選手のショートゴロで、2塁米地、1塁齋藤選手とランナー入れ替わり、7番原田選手がまたもショートへ内野安打を放ち1死満塁の大きなチャンスが訪れ、8番伊藤選手が押し出し四球を選んで1-3と外大西が反撃に転じます。

押し出し四球で米地選手がホームイン

押し出し四球で米地選手がホームイン

さらに畳み掛けていきたい外大西ですが、続く9番宮城選手がショートゴロ6-4-3の併殺打に倒れ、2回表は1点に終わります。

直後の平安は1死後、投手の西田選手がライト線に三塁打を放ちますが、後続が続かず追加点は入りません。

三塁打の西田選手

三塁打の西田選手

初回こそ、平安打線に捕まった宮城投手ですが、3回裏は平安の攻撃を2奪三振含む三者凡退に抑えると、直後の4回表、外大西は1死後6番の齋藤選手が四球で出塁、続く原田選手のサードゴロは併殺打かと思われましたが、原田選手が残ります。

この2死1塁から伊藤選手がショートゴロエラーで出塁。
宮城選手も四球で2死満塁として1番の福尾選手へつなぎます。

ここで期待に応えレフト前へ2点タイムリーヒットを放ち、3-3の同点に追いつきます。

伊藤選手が同点のホームイン

伊藤選手が同点のホームイン

 

同点タイムリーヒットの福尾選手

同点タイムリーヒットの福尾選手

平安はここで先発西田選手を諦め、右の大野投手(背番号10)をマウンドへ送ります。

平安2番手の大野投手

平安2番手の大野投手

代わり端、緒方選手を打ち取り外大西の攻撃を、同点まで止めます。

平安は5回表途中から、下級生捕手の並河選手に代えて、レギュラー捕手の竹葉選手が出場。

そのまま前半の5回を両チーム終えますが、平安、初回に集中打で3点を取った以外は、2回以降、外大西の宮城投手の丁寧な投球の前に、安打は西田選手の三塁打1本と、完全に自慢の打線が沈黙します。

しかしグラウンド整備後、6回裏平安は先頭5番の冨田選手、続く岡田選手の連打で無死13塁とし、さらに岡田選手の二盗で23塁と絶好の勝ち越しのチャンスを作ります。

エンドランで冨田選手が3塁へ

エンドランで冨田選手が3塁へ

ここで途中出場の竹葉選手がセカンドゴロを放ち、その間に冨田選手が還り4-3と平安1点を勝ち越します。

竹葉選手のセカンドゴロで勝ち越し

竹葉選手のセカンドゴロで勝ち越し

 

冨田選手が勝ち越しのホームイン

冨田選手が勝ち越しのホームイン

しかし無死23塁の大ピンチの場面でしたが、外大西・宮城投手は最小失点の1点に抑えます。

その直後の7回表の外大西。
先頭1番の福尾選手がライト前ヒットで出塁すると、続く緒方選手がバントの構えも見せつつ強打。
右中間を破るタイムリー3塁打となり、再度外大西が4-4の同点に追いつきます。

福尾選手が同点のホームイン

福尾選手が同点のホームイン

 

同点スリーベースヒットの緒方選手

同点スリーベースヒットの緒方選手

この後、谷本選手がサードゴロのあと、大黒選手が死球で1死13塁となり、代走に松本選手が送られたところで、平安はエース市岡投手がマウンドへ上がります。

平安エースの市岡投手

平安エースの市岡投手

一打勝ち越しの絶好のチャンスで、外大西は米地選手がスクイズを試みますが、センバツでも同様のシーンを経験した市岡、竹葉バッテリーは落ち着いて外し、緒方選手を三本間に挟んでアウト。

さらに米地選手も三振に取り、平安はピンチを脱します。

米地選手のスクイズが外された場面

米地選手のスクイズが外された場面

この後、両エースが意地のピッチングで両チーム決定的な場面もなく、延長戦へ突入します。

10回表の外大西は、先頭の3番谷本選手が三振振り逃げで出塁するも、後続続かず無得点に終わります。

その直後の平安。
2死走者無し、ツーストライクと追い込まれた主砲橋本選手がセンターオーバーのスリーベースヒットで出塁します。

スリーベースヒットの橋本選手

スリーベースヒットの橋本選手

一打サヨナラの場面で続く冨田選手の打球も同じような軌道を描き、センターオーバーのサヨナラタイムリーヒットとなり、平安が5-4で熱戦を制し、ベスト4へ進出しました。

冨田選手がサヨナラタイムリーヒットを放った場面

冨田選手がサヨナラタイムリーヒットを放った場面

 

マウンドに崩れ落ちた宮城投手

マウンドに崩れ落ちた宮城投手

この試合、失礼ながら始まる前は、センバツベスト4の平安が、コールドゲームに近い点差で勝つのではと想像していました。

試合開始直後の1回裏の平安の集中打は予感的中と思いましたが、中盤以降、外大西の宮城投手の素晴らしい投球の前に、京都のゴールデンカードに相応しい名勝負になりました。

夏も対決があれば、準々決勝以降の重要な局面での対決になります。

その際は、恐らく平安は市岡投手が先発するものだと思われます。
市岡投手、この試合は完璧な内容で、さすがセンバツベスト4で、日本代表候補にもなっただけの実力者であることを見せ付けました。

外大西は、真剣勝負の場で、全国レベルの投手の球と対決できたことは大きな糧になったと思います。
この春は、確かな復活の息吹を多くの高校野球ファンに感じさせたと思います。
いよいよ勝負の夏。
外大西に大きな期待をしたいと思います。

そして平安。
この試合でも西田、大野投手と市岡投手の差がはっきりとしすぎていました。
夏、甲子園で頂点を狙っていくには、やはりあと一人先発完投能力のある投手が必須条件になってくると思います。

次の準決勝。
誰が指名されるか分かりませんが、注目をしています。

素晴らしい熱戦でした

素晴らしい熱戦でした

京都外大西
010 200 100 0=4
300 001 000 1x=5
龍谷大平安

京 宮城ー伊藤
平 西田、大野、市岡ー並河、竹葉

京H6 E1
平H10 E1

【打撃成績】

京都外大西

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
福尾 空振三振 四球
(二盗)
左前安打(2) 右前安打 空振三振
緒方 四球 右飛 遊飛 右中間三塁打(1) 空振三振
谷本 三ゴロ併殺打 空振三振 四球 三ゴロ 空振三振(振逃げ)
大黒 遊安打 右飛 投前犠打 死球
松本
平林 三振
(スリーバント失敗)
米地 左前安打 中飛 遊ゴロ (スクイズ失敗)
三振
右飛
(谷本牽制死)
齋藤 遊ゴロ 四球 遊ゴロ 見逃三振
原田 遊安打 三ゴロ
(三盗)
空振三振 左飛
伊藤 四球(1) 遊ゴロ失 空振三振 二飛
宮城 遊ゴロ併殺打 四球 一邪飛 一邪飛

龍谷大平安

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
久保田 左前安打 中飛 投ゴロ 左飛 一直
竹内 三前犠打 四球 二ゴロ失 左飛 二ゴロ
西川 右線二塁打(1) 遊ゴロ 二飛 二ゴロ 二飛
橋本 二ゴロ 空振三振 遊ゴロ 右前安打 中越三塁打
冨田 右前安打(1)  二ゴロ 左前安打 捕ゴロ 中越安打(1)
岡田 右越三塁打(1) 空振三振 右前安打
(二盗)
一ゴロ
並河 二飛 捕飛
竹葉 二ゴロ(1) 二飛
小川 二ゴロ 投ゴロ 一邪飛 見逃三振
西田 右線三塁打
大野 右飛 右飛
市岡 遊ゴロ


【投手成績】

京都外大西

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
宮城 9 2/3 10 1 3 5 5

龍谷大平安

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
西田 3 2/3 4 5 2 3 2
大野 2 2/3 2 1 2 1 1
市岡 3 2/3 0 0 6 0 0

[ 準々決勝 ] 京都国際 VS 日星

2015年5月7日、春季京都大会2次戦準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

日星

3 稲葉
8 田多
5 松田
7 上野青
2 上野宙
6 島田
1 波多野
4 澤田
9 浅野

京都国際

4 野崎
6 西川
7 清水
2 土居
3 中西
1 柳田
9 中川湧
5 中尾
8 安藤

昨秋の準々決勝の再戦となったこのカード。
その際は延長10回サヨナラ勝ちで京都国際が勝ちましたが、さて日星がリベンジを果たすのか、それとも国際が再び日星のチャレンジを跳ね返すことができるのか。

まず守る京都国際はエース左腕の柳田投手が先発。

京都国際エース柳田投手

京都国際エース柳田投手

1回表の日星。
まず先頭の稲葉選手がレフト線を破る二塁打で出塁。
続く田多選手はスリーバント失敗、3番松だ選手も見逃し三振と2死2塁となりますが、4番上野青選手が四球を選び、5番上野宙選手がセンター前に弾き返し、まずは1点を先制します。

初回の先制のチャンスで指示を出す山中監督

初回の先制のチャンスで指示を出す山中監督

センター前に先制タイムリーヒットを放つ上野宙選手

センター前に先制タイムリーヒットを放つ上野宙選手

稲葉選手が先制のホームイン

稲葉選手が先制のホームイン

さらに続く6番島田選手もセンター前に弾き返し、1回表、日星がまずは2点を先制します。

上野青選手が2点目のホームイン

上野青選手が2点目のホームイン

タイムリーヒットの島田選手

タイムリーヒットの島田選手

対する日星。
マウンドはエース左腕の波多野投手。

日星先発のエース波多野投手

日星先発のエース波多野投手

1回裏の京都国際の攻撃。
簡単に2死走者なしとなりますが、3番の清水選手が右中間を破る二塁打で出塁。反撃のチャンスを作ります。

二塁打の清水選手

二塁打の清水選手

しかしここは4番土居選手がセカンドゴロに倒れ無得点に終わります。

2回表、日星は1死後、9番浅野選手がライト前にヒットで出塁後、盗塁と稲葉選手の四球で1死12塁とすると、手堅く田多選手が犠打を決め2死23塁と追加点のチャンスを作ります。

しかしここは3番松田選手がセカンドフライに倒れ日星追加点なりません。

追加点のチャンスで凡退した日星松田選手

追加点のチャンスで凡退した日星松田選手

するとその直後、2回裏の京都国際は、1死後6番柳田選手がセンター前(左中間寄り)に二塁打で出塁すると、続く中川湧選手のレフト前ヒットで1死13塁と絶好のチャンスを作ります。

中川湧選手のヒットで、柳田選手が三塁へ!

中川湧選手のヒットで、柳田選手が三塁へ!

さらに中尾選手がストレートの四球を選び1死満塁とチャンスを広げます。
しかしここは波多野投手が踏ん張り、9番安藤選手をセカンドゴロ併殺打に打ち取り、京都国際絶好のチャンスを逃します。

ピンチの場面、併殺打で切り抜けた日星、波多野投手

ピンチの場面、併殺打で切り抜けた日星、波多野投手

ピンチの後にはチャンスあり。
3回表、日星は先頭の4番、上野青選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く上野宙選手の送りバントの処理。
京都国際の土居捕手がまさかの一塁悪送球で無死23塁と、日星絶好のチャンスを作ります。

3塁へ進む上野青選手

3塁へ進む上野青選手

この後2死23塁となりますが、8番澤田選手が四球で繋ぎ、2死満塁とすると、9番浅野選手がライト前へタイムリーヒットを放ち3-0と日星がリードを広げます。

浅野選手がライト前にタイムリーヒットを放つ

浅野選手がライト前にタイムリーヒットを放つ

上野青選手が3点目のホームイン

上野青選手が3点目のホームイン

さらに打順が1番に帰り、稲葉選手が押し出しの四球を選び、4-0と日星が京都国際を相手にリードを広げます。

上野宙選手が4点目のホームイン

上野宙選手が4点目のホームイン

完全に流れが日星かと思ったこの試合。
まさかの展開が待っていました。

直後の3回裏、京都国際は先頭1番の野崎選手が四球で出塁すると、続く西川選手のサード前への送りバント処理を、まさか松田選手がファーストへ悪送球。無死23塁となります。
ここで3番清水選手が、第一打席に続いて二塁打を今度は左中間に飛ばし、2-4と反撃に入ります。

野崎選手が反撃のホームイン

野崎選手が反撃のホームイン

タイムリー2塁打の清水選手

タイムリー2塁打の清水選手

さらに4番土居選手のショートゴロを、今度は島田選手がファーストへ悪送球、この間に清水選手が還り3-4と1点差に詰め寄ります。

清水選手が3点目のホームイン

清水選手が3点目のホームイン

なお、さきほどのエラーで3塁まで進んだ土居選手を、中西選手がレフト前タイムリーヒットで還しこの回一気に4点獲って、試合を振り出しに戻します。

土居選手が同点のホームイン

土居選手が同点のホームイン

同点タイムリーヒットの中西選手

同点タイムリーヒットの中西選手

追いつかれた日星は4回表、1死後4番上野青選手が四球で出塁すると、続く上野宙選手が左中間へヒットを放ち1死12塁と勝ち越しのランナーを得点圏に進めます。

ヒットを放つ直前、ベンチの指示を仰ぐ上野宙選手

ヒットを放つ直前、ベンチの指示を仰ぐ上野宙選手

しかし、ここは島田選手、波多野選手と後続が続かず、日星勝ち越しはなりません。

すると直後の4回裏、 先頭の8番中尾選手が四球で出塁。
犠打で進めて1死2塁から、1番野崎選手も四球で12塁とチャンスを広げます。
続く2番西川選手のスリーバント失敗で、京都国際のチャンスが潰えたかと思いましたが、この試合2打数2安打2塁打と当たっている清水選手がセンターバックスクリーンへ飛び込む特大のスリーランホームランを放ち7-4とこの試合初めて京都国際がリードをします。

センターが打球を見送る

センターが打球を見送る

スリーランホームランを放った清水選手

スリーランホームランを放った清水選手

京都国際は5回裏も、先頭6番の柳田選手がレフト前ヒットで出塁すると、中川湧選手も四球で繋ぎ無死12塁となったところで、日星は背番号10の右腕小川投手へ交代。
波多野投手はライトのポジションへ、小川投手は2番田多選手の代わりに入ります。

日星2番手の小川投手

日星2番手の小川投手

ここは小川投手が、8番中尾選手を空振り三振、柳田選手の三盗も刺して三振ゲッツーにとり、続く安藤選手も投手ゴロに打ち取り、日星がピンチを脱します。

グラウンド整備明け後の6回表、日星は途中から試合に出場していた、小川選手、加藤選手(4回から松田選手に代わり三塁を守る)、上野青選手が簡単に三人で攻撃を終えます。

直後の京都国際。
先頭1番の野崎選手が四球で出塁すると、西川選手の投手前犠打が内野安打となり無死12塁となり、この試合ここまで3打数3安打、1本塁打、2ニ塁打で5打点を挙げている3番清水選手に打席が回ります。

清水選手またも外野に特大の飛球を!

清水選手またも外野に特大の飛球を!

なんと今度は左中間にスリーランホームラン!
清水選手の2打席連続ホームランで10-4と京都国際が大量リードの展開に入ります。

2打席連続ホームランの清水選手

2打席連続ホームランの清水選手

この後さらに2死23塁とチャンスが広がりますが、ここは日星小川投手が踏ん張り6点差で7回の攻防を迎えます。

しかし、7回の日星はまたも三人で攻撃終了。
これで5回から3イニング限定で三者凡退が続きます。

流れは完全に京都国際。
7回裏、先頭の安藤選手が右中間を破る3塁打で出塁します。

3塁打の安藤選手

3塁打の安藤選手

この走者が還れば7回で7点差がつきコールドゲームが成立するという場面。
日星はまず、ライトの波多野選手に変えて佐野選手を出します。

満塁策でも取るかと思いましたが、野崎選手には初球から勝負。
これがセンター前に抜けて11-4となり京都国際がコールドで勝ち秋季に続き2季連続で京都のベスト4に進出しました。
春は8年ぶり2度目の快挙となります。

野崎選手がサヨナラヒットを放った場面

野崎選手がサヨナラヒットを放った場面

勝った京都国際には新たな「怪物」が登場しました。
清水選手。
北稜戦では4打数1安打と目立った活躍ではありませんでしたが、この試合では4打数4安打で、2本塁打、2二塁打、8打点と大爆発。

準決勝では、築山、西原投手というプロが注目するWエースの搭南が相手になりますが、そのクラスを相手にどんな打撃を見せてくれるのか楽しみで仕方ありません。

そしてエースの柳田投手。
北稜戦は横江投手のリリーフで登板。
ストレートが走っていた印象でしたが、この試合はスローカーブも何球か見せるなど変化球を中心にした組み合わせで、7回で8つの三振を奪うなど、三振が取れる投手であることを見せてくれました。

京都国際ついに念願成就かと思うような今シーズンの強さ。
夏の主役候補へ大きく羽ばたいたように思えました。

一方敗れた日星。
今シーズンは秋の京都国際戦京都廣学館戦洛星戦に続く4試合目の観戦。

これほどまでに波多野投手が打ち込まれた姿を見るのは初めてでした。
恐らく山中監督はじめ、チーム関係者もこれは予想しなかったのではないでしょうか?

しかし、春に悪い部分が全て出し切ったと、前向きに夏を迎えて欲しいと思います。
日星も秋、春と2季連続で京都のベスト8。
胸を張って「夏の優勝候補」の一角として戦って欲しいと思います。

個人的に、今年の日星はかなり強いと思っています。
夏の巻き返しを大いに期待しています。

日星
202 000 0=4
004 303 1x=11
京都国際

日 波多野、小川ー上野宙
京 柳田ー土居

日H7 E2
京H12 E1

本塁打
京 清水(3)、清水(3)

【打撃成績】

日星

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席
稲葉 左線二塁打 四球 四球(1) 投ゴロ
田多 三振(スリーバント失敗) 投前犠打 三ゴロ
小川 空振三振
松田 見逃三振 二飛 空振三振
加藤 二飛
上野青 四球 中前安打 四球 左飛
上野宙 中前安打(1) 捕ゴロ失 左中間安打
島田 中前安打(1) 空振三振 捕邪飛
波多野 見逃三振 二飛 空振三振
佐野
澤田 右飛 四球 二飛
浅野 右前安打
(二盗)
右前安打(1) 空振三振

京都国際

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
野崎 二ゴロ 四球 四球 四球 中前安打(1)
西川 遊ゴロ 三ゴロ失 三振
(スリーバント失敗)
投安打
清水 右中間二塁打 左中間二塁打(2) 中本塁打(3) 左本塁打(3)
土居 二ゴロ 遊ゴロ失(3) 四球 三ゴロ
中西 遊ゴロ 左前安打(1) (パスボール、土居2塁)
遊ゴロ
中飛
柳田 中前二塁打  遊ゴロ併殺打 左前安打
(三盗死)
四球
中川湧 左前安打 一邪飛 四球 右中間二塁打
中尾 四球 四球 空振三振
中島 左飛
佐藤
安藤 二ゴロ併殺打 三前犠打 投ゴロ 右中間三塁打


【投手成績】

日星

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
波多野 4 0/3 7 6 1 7 4
小川 2 0/3 5 2 1 4 4

京都国際

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
柳田 7 7 5 8 4 3

[ 準々決勝 ] 搭南 VS 宮津

2015年5月7日、春季京都大会2次戦準々決勝

わかさスタジアム京都

【スタメン】※球場でメモしていますので誤字などあるかもしれません

宮津

8 大西
4 廣居
9 塩見
5 橋本
3 河邉
6 今岡
1 上山
2 臼井
7 坂根

塔南

8 平塚
6 深田
3 島野修
1 築山
5 波多野
7 尾崎
2 明河
9 中川
4 谷口

夏のシード権を獲得した8チームの対決。
まずは搭南と宮津の公立対決。先攻は宮津で始まります。

まず守る搭南はエース築山投手。

搭南エース築山投手

搭南エース築山投手

1回表の宮津は、先頭の大西選手、廣居選手と続けて三振に倒れた後、3番塩見選手が四球で出塁します。
4番橋本選手の打席3球目でパスボールがあり2塁まで進塁しますが、橋本選手はセカンドゴロに倒れ無得点に終わります。

対する宮津。
エース河邊投手ではなく、背番号10の上山投手を先発させます。

宮津先発の上山投手

宮津先発の上山投手

1回裏の搭南は簡単に2死走者無しとなりますが、3番島野選手、4番築山選手がセンター前に連打を放ち2死から12塁と先制のチャンス。
ここで5番波多野選手、2-1からの4球目を、宮津臼井捕手が大きく後ろへ逸らしてしまい、この間に一気に島野選手がホームイン。
1-0と搭南が先制します。

島野修選手が還り搭南1点先制

島野修選手が還り搭南1点先制

さらに波多野選手が四球を選び2死13塁から、6番尾崎選手がライト前は弾き返し2-0と搭南がリードを広げます。

2点目のタイムリーヒットを放ち、送球間に2塁へ進んだ尾崎選手

2点目のタイムリーヒットを放ち、送球間に2塁へ進んだ尾崎選手

なお2死23塁となり、8番明河選手に死球を与え満塁とすると、9番谷口選手には押し出し四球を与え3-0とさらに搭南が追加点を挙げます。

波多野選手が還り搭南3点目

波多野選手が還り搭南3点目

さらに止まらない搭南は続く9番谷口選手のショートゴロが、敵失を招きさらに1点を追加4-0でなお満塁のチャンスが続きます。

ここで先日の京都文教戦は全打点を稼いだ1番平塚選手。
投手ゴロかと思いましたが、俊足を活かし内野安打となり5-0とさらにリードを広げます。

平塚選手が内野安打

平塚選手が内野安打

この後さらに深田選手に押し出し四球を与え、結局2死走者無しから6点を搭南が先制し1回の長い攻撃を終えます。

一方の宮津は3回表。
2死走者無しから、3番塩見選手がチーム初安打をレフト前へ放ちます。

チーム初安打を放った塩見選手

チーム初安打を放った塩見選手

この後橋本選手もレフト前へ弾き返し、12塁としますが、5番ファーストで出場の河邊選手がセカンドゴロに倒れ無得点に終わります。

2死12塁のピンチを凌いだ搭南バッテリー

2死12塁のピンチを凌いだ搭南バッテリー

その直後の3回裏、搭南は先頭6番の尾崎選手がセンターオーバーの3塁打で出塁します。

3塁打で出塁の野崎選手

3塁打で出塁の野崎選手

さらに続く7番明河選手もセンター前へ弾き返し、7-0と搭南がリードを広げます。

明河選手がタイムリーヒット

明河選手がタイムリーヒット

中盤、やや膠着状態に入ったこの試合、グラウンド整備明けの6回裏から、宮津は左腕エース河邊投手をマウンドへ送ります。

宮津エースの河邊投手

宮津エースの河邊投手

変わった6回裏は2死走者無しから、2番深田選手を四球で出塁させますが、3番島野選手を空振り三振にとり、無失点に抑えます。

そして迎える7回表。
ここまで7点差がついているため、宮津が1点以上獲らなければコールドゲームが成立します。

まず先頭の8番臼井選手が四球で出塁すると、コールドゲーム阻止へ大量得点差があるものの、坂根選手が犠打を決め1死2塁とします。
ここで1番の大西選手がレフト前へヒット。
さらに搭南・尾崎選手が打球処理をもたたついている間に、臼井選手が還り、まず1点を返します。

臼井選手が還り宮津1点返す

臼井選手が還り宮津1点返す

さらに1死2塁から、2番廣居選手の2球目でパスボールがあ1死3塁とするとライトへの犠牲フライで1点を返し2-7とします。

3塁へ進む大西選手

3塁へ進む大西選手

廣居選手がライトへ犠牲フライ

廣居選手がライトへ犠牲フライ

勢いにのる宮津は、さらに2死走者無しから、3番塩見選手が四球で出塁すると、4番橋本選手の捕手前のゴロがヒットとなり、12塁のチャンスになります。

宮津橋本選手の捕手前のゴロはラッキーな内野安打

宮津橋本選手の捕手前のゴロはラッキーな内野安打

ここで5番河邊選手がレフト前へ弾き返し、さらに1点を返し3-7と4点差に詰め寄ります。

レフト前タイムリーヒットを放った河邊選手

レフト前タイムリーヒットを放った河邊選手

3点返された搭南は直後の7回裏、先頭の4番築山選手がレフト線への二塁打で出塁すると、波多野選手の犠打で1死3塁と追加点のチャンスを作ります。

ここで6番尾崎選手がレフト前へ弾き返し、8-3と搭南が1点を追加します。

尾崎選手が8点目のタイムリーヒット

尾崎選手が8点目のタイムリーヒット

さらにこの後、四球とヒットを挟み1死満塁とし、一打でればサヨナラコールドゲームという展開になりますが、9番谷口選手が投手ゴロ併殺打に倒れます。

搭南1死満塁の場面も併殺打で追加点ならず

搭南1死満塁の場面も併殺打で追加点ならず

流れが徐々に宮津へ傾くこのゲーム。
8回表、1死後8番臼井選手がライト前ヒットで出塁します。
ここで坂根選手の投手ゴロは3-4-3の併殺打成立かと思われましたが、まさかの築山選手、セカンドへの悪送球で1死12塁となります。
2死後、廣居選手の四球で満塁となると、塩見選手の2-0からのボール球がパスボールとなり宮津が1点を返し4-8とします。

臼井選手が宮津4点目のホームイン

臼井選手が宮津4点目のホームイン

さらに搭南には信じられないプレーが。
4番橋本選手のセンターフライが、ライトと交錯してしまいまさかの落球。
走者一掃となり7-8とその差わずか1点差にまで宮津か攻め寄ります。

平凡な外野フライを搭南外野陣が落球

平凡な外野フライを搭南外野陣が落球

宮津、走者一掃で7-8と詰め寄ります

宮津、走者一掃で7-8と詰め寄ります

しかし搭南も黙っていません。
8回裏、2死走者無しから3番島野選手がレフト前ヒットを放つと、盗塁の後、連続四死球で2死満塁とすると、6番尾崎選手がこの試合4打点目となるタイムリーヒットをライト前へ放ち10-7と詰めよる宮津を突き放します。

尾崎選手がライト前にタイムリーヒット

尾崎選手がライト前にタイムリーヒット

ライト前に抜ける尾崎選手の打球

ライト前に抜ける尾崎選手の打球

築山選手が10点目のホームイン

築山選手が10点目のホームイン

脅威の粘りを見せた宮津打線ですが9回表は、2三振で簡単にあと一人とされると、9番坂根選手のセンターフライでゲームセット。
10-7で搭南が勝ちベスト4に進出しました。

激闘を終えた直後の搭南築山投手

激闘を終えた直後の搭南築山投手

まず勝った搭南は、中盤以降、やや疲れも見えた築山投手が打ちこまれるという、予想外の展開で「圧勝ペース」が一転、僅差の逃げ切り勝ちとなりました。

打線は先日の京都文教戦と打って変わり、好投手の宮津のWエースに襲い掛かり、大量10点を奪いました。

築山選手、島野選手などは体格もよく、京都を代表する好打者でもあると思います。
これからさらに難敵が待ち構えますが、2死からも粘り強く得点を重ねたことは評価できると思います。

一方でディフェンス面に課題が見つかりました。
中盤、明らかにストレートの威力も落ち、制球もままならなくなった築山投手を、守備陣がさらに足を引っ張る形になりました。

築山投手はスタミナの強化、守備陣にはさらに基本に忠実なプレーを心がけて欲しいと思います。
文教戦後の記事にも書かせていただきましたが、今年の搭南は初の甲子園を狙うことができるチームだと思っていますので、期待の裏返しで、敢えて厳しい評価をさせて頂きます。

敗れた宮津。
1回、8回とそれぞれ2死走者無しから合せて8点を失ってしまいました。
好投手の上山投手、河邊投手がここまで「ボロボロ」になることは想定していなかったのではないでしょうか?

しかし思い出すのは昨年の春季大会。
夏の甲子園で2勝を挙げ「レジェンド旋風」を起こした鳥羽。
京都すばる戦で、好投手の松尾投手が「メッタ打ち」されて大敗。

そこから夏の反攻が始まりました。
追い詰められてからの怒涛の反撃は凄まじいものがありました。

宮津も搭南同様、このチームには期するものがあると思います。
決して体つきも大きな選手たちではありませんが、名将守本監督が久々に陽の目を浴びる完成度のチームを作ってこられたと思います。

夏には河邊投手、上山投手のWエース体制は、搭南同様に相当有利に働くと思います。
足りないものをあと2ヶ月ほどですが、クリアして満開の花火を打ち上げて欲しいと思います。

一塁側応援席に勝利の報告を行う搭南ナイン

一塁側応援席に勝利の報告を行う搭南ナイン

宮津
000 000 340=7
601 000 12x=10
塔南

宮 上山、河邉ー臼井
塔 築山ー明河

宮H9 E2
塔H12 E1

【打撃成績】

宮津

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
大西 空振三振 遊ゴロ 遊ゴロ 左前安打(1) 二ゴロ
(23塁)
廣居 空振三振 遊ゴロ 左前安打 (パスボール)
右犠飛(1)
四球
塩見 四球 左前安打 空振三振 四球 (パスボール)(1)
四球
橋本 (パスボール)
二ゴロ
左前安打 一直併殺打 捕前安打 中飛失(3)
河邉 二ゴロ 二ゴロ 二ゴロ 左前安打(1) 死球
今岡 四球 左飛 右邪飛 空振三振 二直
上山 (パスボール)
四球
中前安打
(二盗)
中飛 左飛 空振三振
臼井 見逃三振 空振三振 四球 右前安打 空振三振
坂根 捕邪飛 四球 三犠打 投ゴロ失
(12塁)
中飛

搭南

選手名 第一打席 第二打席 第三打席 第四打席 第五打席
平塚 投ゴロ 投安打(1) 左邪飛 遊飛 空振三振
深田 二ゴロ 四球(1)
(牽制死)
遊ゴロ 四球 右飛
島野修 中前安打 二ゴロ 投飛 空振三振 左前安打
(二盗)
築山 中前安打 三ゴロ 二ゴロ 左線二塁打 四球
波多野 (パスボール)
四球
遊ゴロ 遊ゴロ 投前犠打 死球
尾崎 右前安打(1) 中越三塁打 中前安打 左前安打(1)
(二盗)
右前安打(2)
(牽制死)
明河 四球 中前安打(1) 二ゴロ
(尾崎2塁へ)
四球
中川 四球(1) 投前犠打 空振三振
長村 右前安打
谷口 遊ゴロ失(1) 左飛 中飛 投ゴロ併殺打


【投手成績】

宮津

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
上山 5 7 4 1 7 4
河邉 3 5 4 2 3 3

搭南

選手名 イニング 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点
築山 9 9 9 8 7 4

2016年兵庫春季大会まとめ

5月4日、全日程を終えた兵庫大会の結果をまとめました。
3回戦に勝ち残ったベスト16チームが夏の大会のシード権を獲得しました。
今春センバツ出場でベスト8へ進出した明石商業や、同じくセンバツに出場した長田は揃ってシード権を獲得しました。

【決勝戦】
明石商業 8 – 0 報徳学園

【3位決定戦】
育英 8 – 4 東洋大姫路

【準決勝】
明石商業 4 – 0 育英
報徳学園 4 – 0 東洋大姫路

【準々決勝】
明石商業 5 – 0 市川
育英 2 – 1 北条(延長14回タイブレーク)
報徳学園 6 – 3 神戸国際大附
東洋大姫路 3 – 2 姫路南

【3回戦】
明石商業 9 – 5 神港学園
市川 9 – 5 滝川
育英 5 – 0 社
北条 14 – 8 県伊丹
神戸国際大附 9 – 0 三田松聖(7回コールドゲーム)
報徳学園 8 – 0 神戸村野工業(7回コールドゲーム)
東洋大姫路 4 - 2 加古川東
姫路南 9 – 8 長田

【2回戦】
明石商業 8 – 0 小野(7回コールドゲーム)
神港学園 7 – 1 川西北陵
市川 6 – 1 飾磨工業
滝川 5 – 3 豊岡
3 – 1 西宮今津
育英 2 – 0 東播磨
北条 12 – 4 夢野台(7回コールドゲーム)
県伊丹 2 – 1 西宮南
神戸国際大附 12 – 1 須磨学園(5回コールドゲーム)
三田松聖 5 – 0 白陵
報徳学園 11 – 0 尼崎西(7回コールドゲーム)
神戸村野工業 7 – 5 姫路工業(延長11回)
加古川東 4 – 1 尼崎双星
東洋大姫路 8 – 4 市尼崎
姫路南 4 – 2 兵庫商業(延長11回)
長田 6 – 1 高砂

【1回戦】
小野 12 – 2 柏原(6回コールドゲーム)
西宮南 5 – 4 琴丘
須磨学園 7 – 6 加古川西
高砂 3 – 2 三田祥雲館(延長11回)

【地区予選】
[ 阪神地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 報徳学園 4 – 1 西宮今津
[ 準決勝 ] 報徳学園 4 – 0 市西宮、西宮今津 12 – 0 西宮甲山(5回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 報徳学園 3 – 1 関西学院※観戦記)、市西宮 6 – 4 武庫荘総合、西宮甲山 3 – 2 伊丹西、西宮今津 1 – 0 尼崎工業(延長11回)
 [ 1回戦 ] 関西学院 7 – 0 宝塚北(7回コールドゲーム)

[ 阪神地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 県伊丹 2 – 1 尼崎双星
[ 準決勝 ] 県伊丹 10 – 1 猪名川(7回コールドゲーム)、尼崎双星 2 – 1 雲雀丘学園
[ 2回戦 ] 県伊丹 7 – 0 県尼崎、猪名川 10 – 0 宝塚東(6回コールドゲーム)、雲雀丘学園 4 – 3 川西明峰、尼崎双星 4 – 3 川西緑台
 [ 1回戦 ] 県尼崎 2 – 1 尼崎稲園

[ 阪神地区Cブロック ]
[ 代表決定戦 ] 市尼崎 5 – 2 川西北陵
[ 準決勝 ] 市尼崎 2 – 1 尼崎小田、川西北陵 4 – 0 伊丹北
[ 2回戦 ] 市尼崎 6 – 3 市伊丹、尼崎小田 3 – 2 宝塚西、伊丹北 6 – 4 甲陽学院、川西北陵 4 – 3 宝塚
 [ 1回戦 ] 市伊丹 11 – 8 西宮東

[ 阪神地区Dブロック ]
[ 代表決定戦 ] 尼崎西 6 – 1 西宮南
[ 準決勝 ] 西宮南 3 – 2 甲南、尼崎西 5 – 1 仁川学院
[ 2回戦 ] 甲南 7 – 1 尼崎北、西宮南 2 – 1 鳴尾、尼崎西 8 –  4 芦屋、仁川学院 4 – 2  西宮北
 [ 1回戦 ] 尼崎北 3 – 2 県西宮

[ 神戸地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 神戸国際大附 5 – 2 滝川
[ 準決勝 ] 神戸国際大附 4 – 0 市神港※観戦記)、滝川 10 – 3 伊川谷北(8回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 神戸国際大附 15 – 0 御影(5回コールドゲーム)、市神港 7 – 5 灘、伊川谷北 4 – 1 神戸商業、滝川 9 – 0 神戸学院大附(7回コールドゲーム)
 [ 1回戦 ] 御影 3 – 2 須磨東(延長11回)

[ 神戸地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 兵庫商業 7 – 6 夢野台
[ 準決勝 ] 夢野台 3 – 0 六甲アイランド、兵庫商業 10 – 6 神戸北
[ 2回戦 ] 六甲アイランド 13 – 0 東灘(5回コールドゲーム)、夢野台 8 – 1 北須磨、兵庫商業 7 –  5 神戸、神戸北 3 – 1  葺合
 [ 1回戦 ] 東灘 5 – 2 神戸甲北

[ 神戸地区Cブロック ]
[ 代表決定戦 ] 神港学園 9 – 0 神戸村野工業(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 神港学園 9 – 0 神戸高専(8回コールドゲーム)、神戸村野工業 11 – 6 科学技術
[ 2回戦 ] 神港学園 13 – 3 須磨友が丘(6回コールドゲーム)、神戸高専 3 – 2 神戸高塚(延長13回タイブレーク)、神戸村野工業 9 –  0 星陵、科学技術 5 – 3  神戸弘陵学園(延長10回)
 [ 1回戦 ] 須磨友が丘 5 – 3 滝川第二

[ 神戸地区Dブロック ]
[ 代表決定戦 ] 育英 11 – 4 須磨学園(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 育英 1 – 0 須磨翔風(延長12回 ※観戦記)、須磨学園 1 – 0 伊川谷
[ 2回戦 ] 育英 6 – 2 兵庫工業、須磨翔風 3 – 2 神戸鈴蘭台(延長11回)、須磨学園 4 –  3 神戸第一、伊川谷 5 – 2  兵庫
 [ 1回戦 ] 兵庫工業 7 – 3 舞子

[ 播淡地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 北条 14 – 6 白陵(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 白陵 6 – 5 淡路、北条 5 – 2 明石城西
[ 2回戦 ] 淡路 4 – 2 明石南、白陵 10 – 2 吉川(7回コールドゲーム)、北条 6 –  5 淡路三原(延長10回)、明石城西 3 – 2  小野工業(延長14回タイブレーク)
 [ 1回戦 ] 淡路 6 – 2 明石高専

[ 播淡地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 東播磨 6 – 1 高砂
[ 準決勝 ] 高砂 7 – 4 三木、東播磨 2 – 0 松陽
[ 2回戦 ] 高砂 7 – 0 西脇工業(7回コールドゲーム)、三木 7 – 4 三木北、松陽 1 –  0 相生学院、東播磨 5 – 1  県農業
 [ 1回戦 ] 西脇工業 3 – 0 洲本

[ 播淡地区Cブロック ]
[ 代表決定戦 ] 社 5 – 3 加古川西
[ 準決勝 ] 社 12 – 1 加古川南(5回コールドゲーム)、加古川西 9 – 2 明石(7回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 社 1 – 0 播磨南、加古川南 8 – 3 明石北、加古川西 5 –  3 多可、明石 2 – 1  三木東(延長13回タイブレーク)
 [ 1回戦 ] 加古川北 7 – 0 播磨南

[ 播淡地区Dブロック ]
[ 代表決定戦 ] 加古川東 2 – 1 小野
[ 準決勝 ] 加古川東 7 – 0 津名(7回コールドゲーム)、小野 1 – 0 西脇
[ 2回戦 ] 津名 2 – 1 明石清水(延長12回)、加古川東 7 – 0 明石西(7回コールドゲーム)、西脇 36 –  0 柳学園(5回コールドゲーム)、小野 3 – 0  東播工業
 [ 1回戦 ] 明石清水 2 – 1 洲本実業(延長12回)、東播工業 1 – 0 高砂南

[ 西播地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 姫路工業 8 – 0 琴丘(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 姫路工業 11 – 0 神崎(6回コールドゲーム)、琴丘 3 – 1 香寺
[ 2回戦 ] 神崎 10 – 0 自由ヶ丘(5回コールドゲーム)、香寺 5 – 4 姫路、琴丘 8 – 6  姫路東

[ 西播地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 東洋大姫路 10 – 1 千種(7回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 千種 3 – 2 飾磨、東洋大姫路 3 – 2 龍野
[ 2回戦 ] 飾磨 2 – 1 佐用、千種 4 – 3 姫路別所、東洋大姫路 6 –  0 山崎、龍野 6 – 3  福崎

[ 西播地区Cブロック ]
[ 代表決定戦 ] 市川 3 – 0 姫路南
[ 準決勝 ] 姫路南 6 – 5 龍野北(延長13回タイブレーク)、市川 8 – 1 相生産業(7回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 姫路南 8 – 0 相生(7回コールドゲーム)、市川 13 – 0 網干(5回コールドゲーム)、相生産業 5 – 4  淳心学院(延長11回)
 [ 1回戦 ] 須磨友が丘 5 – 3 滝川第二

[ 西播地区Dブロック ]
[ 代表決定戦 ] 飾磨工業 9 – 1 県立大附(8回コールドゲーム)
[ 準決勝 ] 飾磨工業 2 – 1 姫路西(延長12回)、県立大附 7 – 5 姫路南
[ 2回戦 ] 飾磨工業 4 – 3 赤穂、姫路西 11 – 0 姫路飾西(6回コールドゲーム)、姫路南 11 –  4 伊和・上郡・太子、県立大附 7 – 5  夢前

[ 西播地区第二代表決定戦 ]
[ 代表決定戦 ] 琴丘 9 – 2 千種、姫路南 8 – 0 県立大附(7回コールドゲーム)

[ 但丹地区Aブロック ]
[ 代表決定戦 ] 三田松聖 4 – 1 柏原
[ 準決勝 ] 三田松聖 8 – 1 生野(7回コールドゲーム)、柏原 7 – 0 村岡(8回コールドゲーム)
[ 2回戦 ] 三田松聖 5 – 2 篠山産業、生野 (不戦勝) 氷上西、村岡 14 –  13 浜坂、柏原 7 – 0  有馬(8回コールドゲーム)
 [ 1回戦 ] 篠山産業 10 – 2 香住(7回コールドゲーム)、柏原 10 – 3 氷上(8回コールドゲーム)

[ 但丹地区Bブロック ]
[ 代表決定戦 ] 豊岡 2 – 1 三田祥雲館
[ 準決勝 ] 豊岡 2 – 1 三田学園、三田祥雲館 6 – 1 三田西陵
[ 2回戦 ] 豊岡 5 – 1 篠山鳳鳴、三田学園 7 – 4 北摂三田、三田祥雲館 6 –  2 出石、三田西陵 11 – 1  豊岡総合(5回コールドゲーム)
 [ 1回戦 ] 篠山鳳鳴 6 – 4 八鹿、三田西陵 7 – 3 和田山

[ 二次戦 ] 春季京都大会一回戦の結果

5月1日、3日に太陽ヶ丘球場、峰山球場で1回戦8試合が行われ、ベスト8が揃い、夏の大会のシードチームが決定しました。

【太陽ヶ丘球場】
5月1日

搭南 3 – 1 京都文教 ※観戦記
京都国際 4 – 0 北稜 ※観戦記

5月3日

龍谷大平安 11 – 4 洛星(8回コールドゲーム) ※観戦記
京都外大西 6 – 5 京都明徳 ※観戦記

【峰山球場】
5月1日

宮津 6 – 3 東舞鶴(延長13回タイブレーク)
日星 9 – 0 東稜(7回コールドゲーム)

5月3日

京都廣学館 6 – 1 京都八幡
京都翔英 5 – 1 北桑田

【準々決勝の組み合わせ】

搭南 - 宮津
京都国際 - 日星
龍谷大平安 - 京都外大西
京都廣学館 - 京都翔英

一次戦は波乱が多かった印象がありますが、残った8チーム。
京都国際日星龍谷大平安京都翔英の4チームが秋季大会もベスト8に残ったチーム。

その他の4チームも秋季で負けた試合を振り返ると、搭南鳥羽に9回サヨナラ負け
宮津龍谷大平安相手に7回終了時点まで1-2という大接戦(終わってみれば1-8と8回コールド負け)
京都外大西は秋季準優勝で、センバツベスト8の明石商業と、近畿大会で熱戦を繰り広げた福知山成美に1点差負け
京都廣学館日星相手に8回終わった時点では1-2という大接戦(終わってみれば1-10でスコア的には大敗)。

すべて二次戦に出場しており、ベスト16で敗退したものの、それぞれ互角に戦い敗れたチームばかり。
すなわち秋の時点からベスト8に残ったチームとは遜色のない戦いを見せていたチームばかり。

福知山成美、東山といった今シーズン前評判の高いチームや、昨夏代表の鳥羽、プロ注目の上野投手擁する乙訓、昨夏京都大会準優勝の立命館宇治などの「有名チーム」がノーシードになりましたが、今春勝ち残った8チームは決してフロックではなく、今シーズンの京都で安定した力を見せてきたチームばかりです。

実力派の勝ち残った準々決勝、搭南宮津は公立勢同士ですが、監督はそれぞれかつて指揮されていた学校(搭南奥本監督は京都成章で甲子園準優勝、宮津守本監督は峰山でセンバツ出場)で甲子園経験もあり、かつ今チームは京都きってのWエースを擁する似たようなチームカラー同士の対決。
白熱した投手戦を期待したいです。

京都国際日星は秋季大会準々決勝の再戦。
延長10回の熱戦の末、秋は国際に軍配があがっていますが、左の好投手・波多野投手や、野手陣もW上野選手や松田選手などの強打者を並べた日星に、経験豊富な土居選手、野崎選手などを擁し、投手層も厚い国際との一線は実力派同士の好勝負が期待できます。

龍谷大平安京都外大西は、京都が全国に誇るツートップの久しぶりの対決。
2年前のセンバツ優勝に、今年のセンバツベスト4に比べ、昨今、京都大会で公立相手に惜敗が続く京都外大西と近年の成績では平安が圧倒的にリードしていますが、かつてささやかれた「京都外大西は平安に強い」通りのゲームができるのか?
興味の尽きない「京都のゴールデンカード」です。

京都廣学館は今チームはゴールデン世代と早くから噂されていました。
好投手・鹽見投手や、赤坂選手などの強打の野手陣と噂どおりの実力派。
対する京都翔英は榎本世代でセンバツに出場して以来、すっかり京都のトップクラスに定着したものの、以降あと一歩で甲子園を逃しています。
今チームは秋ベスト4の後、突然太田監督が退任され、名門東邦OBで仙台育英のコーチや、名古屋産業大監督などを歴任されてこられた浅井監督が赴任。
プロ注目の石原捕手らの強打線と、廣学館の対決は見ものです。

 

準々決勝も目の離せない戦いばかり。
どんなドラマが待っているのか、ファンの一人として大いに試合を楽しませていただきたいと思います。

頑張れ京都の高校球児たち!